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24枠の順番から言うと、本来は小松未歩になるのだが、前回でGIZA3強アーティストの話を書いたので、愛内とガーネットクロウについて書いてから小松について書くことにする。
(23時:小松未歩分追加)
▽続きを読む▽
●愛内里菜
本調子から程遠いものの、何とか「ORANGE☆NIGHT」で復調の兆しを見せた愛内。だが、売上げ的には最悪でGIZAの切り込み隊長、対メディア戦略の先鋒としての役割を果たせているかと言うと、疑問がある。既にアルバム・シングル共に年間売上げベスト100にも入れないなど、彼女を取り巻く環境はかなり厳しいとしか言いようがない。
彼女も倉木同様、そろそろGIZA看板の地位から退いた方がいい、というのが私の見解である。といっても、以前と比べてファッションも落ち着き、彼女本来のスタイルの良さとかわいさが出ていることもあり、今はそれほどネガティブな印象はない。
明確に立っているキャラクター、抜群の歌唱力とライブパフォーマンスはGIZAの重要な武器と今後も成りえる。また、今のBeing/GIZAアーティストで音楽番組以外にも出演できる唯一の人物であることと、数多くの番組出演で培ってきたテレビコネクションも最大限に評価できよう。 今後は、その力を自分の活動だけでなく、後輩への指導や組織のバックアップのために使ってほしいと思う。
結局唯一の不満であり今後の重要なポイントとなるのは「楽曲」の質とその方向性。それさえ何とかなれば、元来の実力の高さもあり、これからも十分に存在感を示すことができると思う。だが、それが出来なければ、実力者である彼女であっても、淘汰の流れからは逃れられないだろう。
出来れば初期の頃のようなビーイング的哀愁ハードロック・ハードポップの路線で行ってほしいのだが。上木や星田がやっている本格的なハードロック・メタル路線だけは断じてNG。流石の愛内でもこの両者には勝てないし、単なる才能の無駄遣いでしかない。
だが、この楽曲こそが今のGIZAにとって最も克服が難しい問題になっているのが・・・。
●ガーネットクロウ
現時点で、長期に渡り高水準の曲を安定供給できている数少ないGIZAアーティストであるガーネットクロウ。しかし、最近の彼らにはどうにも釈然としないものを感じずにはいられない。評価は出来るのだが、「最高・最強」という観点からは決して満足していない。率直に言ってそういう心境である。そしてこの思いは、ここ最近の宇多田とFayrayの楽曲を聴くことにより一層増すことになった・・・。
初期のころのように聴いていて息苦しくなるような感じ・・・〜真冬の早朝のような冷たさ、真夜中の海のような漆黒の暗さ、吹きすさぶ風の中どこまでも続く平原を漂っているかのような荒涼感〜、そういったものを生み出す卓越したメロディーワークと孤高の歌唱、練られた編曲・・・。
簡単に言うと、最近の曲に「極まった感」や「圧倒的なもの」を感じないのである。
その大きな理由は、アニメタイアップであろう。当たり前だが、こういったタイアップにおいては、前衛的な曲や変則的な展開をする長尺曲は出せようがない。
ガーネットクロウに関しても、倉木や愛内と同様、売上はもう下げ止まりのところまで来ている。今、彼らのCDを買っている人は、おそらくタイアップだの番組出演だの関係なくCDを必ず購入する人でほとんどを占めるであろう。そして、それ以上にガーネットクロウに対し、他のアーティストでは決して味わえない「最強最高・孤高」の楽曲を何よりも求めているように思う。決して売上枚数の多さや、商業マスコミに取り上げてもらうようなことや、アニメソングとしてお気楽に聴ける楽曲ではない。「水のない晴れた海へ」「未完成の音色」「夢みたあとで」「Holy ground」レベルの楽曲なのである。
よって、商的な意味で彼らにお安いアニメタイアップなどをつけることは逆に彼らの音楽性〜特にアルバムのそれ〜を損なう可能性が高く必要がない。必要なのは、GIZAが彼らを商的な制約から解き放ち、彼らが最高の音楽を作り出せる環境をきちんと与えることである。彼らをGIZAの看板アーティストたらしめているのは、売上以上に楽曲の完成度と世界観なのだから。そのことを忘れないでほしい。
欧州のポップスやプログレ、民族音楽にも通ずる音楽性があることや、また、メンバーの研鑽を考えると、いっそのこと北欧やイギリスにでも派遣したほうがいいのではないだろうか。さらにプロデューサーにヨーロッパ人を起用したり、大胆にオーケストラを導入したりしてもいいだろう。
とにかく、聴き手・ファンの存在など無視してもらってもかまわないから、最高の環境で自らの感性が赴くままに最高の音楽を追い求めてほしいというのが、彼らに対する改革案であり要望である。
宇多田やFayray、熊木杏里が既に市場を無視するが如くのすさまじい楽曲を送り出している今、もし今年においてもガーネットクロウが変にタイアップを意識した無難な曲作りを続けるのであれば、私の彼らに対する気持ちは確実に薄まることだろう。
再びファンをうならせる楽曲をまざまざと見せつけ、「最強神話」を継続していただきたい。
●小松未歩
今までどおりマイペースのリリース活動をするのと、大賀を編曲に付けないのを堅守してもらえば、彼女に関して言うことはない。歌が後もう少し上手くなってほしいとも思わないでもないが・・・。
Being/GIZAを考える上では、岩田さゆりへの楽曲提供を増やしてほしいように思う。
専業作曲家として活動するのもありかもしれない。
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| 2006/01/31 00:50|エンタメ問答|トラックバック:0|コメント:8|▲
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さて、今回から本論に入っていく。基本的にGIZA24枠順で述べていく予定であるが、話の関係上多少動かしたりまとめたりとするので、あらかじめご了承いただきたい。
やはり何をするにしてもまず重要となるのは、2000年以降から一向に変わっていない倉木・愛内・ガーネットクロウの3強体制である。ここをどうするか、どう変えていくかが一つ大きなポイントだと言える。よって、ここは結構分量を使って述べていく。
で、今回は倉木麻衣について。
▽続きを読む▽
●倉木麻衣
ここ2年で著しく売上げ・人気ともに低下し、既にトップアーティストとは言えなくなった倉木。Being/GIZAの問題はいっぱいあるが、その中でもかなり深刻且つ大きなものが、この倉木及び倉木を取り巻く問題であろう。
ここ数年の低迷振りと、そのさなかに送り出された楽曲を見聴きして思うのは、今の彼女はアーティストとして「壁にぶち当たっている」、というよりも、「限界に達してしまったのでは」ということ。もっと簡単に且つあえてきつい言葉で言うと、現状のままであるのなら、今の業界では「もはや通用しない」ということである。
そう考えるのにはいくつか理由があるが、まとめると、
1・曲が悪いときに自らの歌唱で繕えない 2・4シングル連続アップテンポのポジティブ系ソング 3・意味不明なバンド編成や2の項目に象徴される戦略的な意味不明さ 4・詞のレベルの低下
結局は、現時点で紛れもないGIZAナンバー1アーティストであるにも関わらず、それにふさわしい待遇を受けておらず、さらに倉木もその地位にふさわしい実力・魅力を発揮できていない、ということだ。
まず、楽曲が良くない。最新曲「ベストオブヒーロー」も含め、単調なメロディーと倉木のもたついた感のある歌唱に、年不相応で深みの感じ取れないポジティブシンキング系詞&安っぽい英詞が乗っかるという構図ばかりのここ2年程の曲は、あまりに聴き応えがない。倉木だけのファンならこれでもいいのだろうが、「より良い音楽」をと思っている私のような者としては、申し訳ないけど、注目に値する楽曲・長きにわたり愛せていける楽曲では到底ない。これをレーベルを代表する最強アーティスト、他社としのぎを削っていかなければならない立場に居るアーティストの曲として本当にふさわしいものなのか、一度冷静に考えてみる必要があるだろう。
そして、このように楽曲がイマイチな状況において彼女自身にそれを低減させる歌唱技術がない、というのもlここ2年において強く感じた点である。
確かに以前に比べると歌唱技術は著しく向上したが、それはあくまで彼女の過去と比べての話。単純な技術勝負で言えば、他社のR&B系アーティストはおろか、竹井・滴草とGIZAの後輩アーティストにすら及んではいない。(新人の絢香や信近エリにすら勝てていない)。
そして、ライブでの歌唱を聴くに、今後恐らく技術面での飛躍的な成長はないだろう。
優れた曲の魅力を増加させる能力には長けているが、完成度の低い曲をマシにする能力が彼女にはない、というのが持論。良くも悪くも曲にあわせた歌唱が出来る倉木の柔軟性と控えめな性格が故にもたらされた問題であろう。
元々彼女は歌唱技術ではなく声質の良さと楽曲の良さ、そしてその両方の相乗効果による魅力の提示で本格的な歌唱技術を持つ歌い手たちを葬り去ってきた。彼女の歌唱の良さ「だけ」が光るここ4シングル表題曲や5thアルバム曲は、倉木というアーティストの特性や実力を考えたとき、方向性・設計理念が間違っているとしか思えない。
そして、このことに拍車をかけるように戦略面においてもずさんさが目立つ。4シングル連続アップテンポのポジティブ系楽曲という戦略はあんまりだろう。「Time after Time」以降哀愁漂う本格バラード曲を1作も出していないのは、いったい何故なのだろうか。
さらに、既にR&B色や洋楽的ポップス色が薄まり、より洋邦問わない普遍的なポップス路線へとなりつつあるにも関わらず、バックに「黒人ミュージシャン」を付け、ライブにおいてセットであるかのような扱いをしているのも疑問。それでも凄まじく演奏が上手いのならまだいいのだが、実際はそうでない。このような形態をとることに何のメリットがあるのか。簡潔明瞭で納得のいく説明をしていただきたいと思う。
とどめはセルフプロデュースによる詞レベルの著しい低下。「荷造りベイベー」といった安っぽく、意味不明な詞を書いてしまう倉木と、それをまかり通らせてしまうGIZA共に論外であろう。はっきり言うが、このレベルの詞で対外的に「通用する」とGIZAや倉木本人が本気で思っているとしたら、心の底から悔い改めて欲しいと思う。
結局低迷した状況で倉木が露呈したのは、アーティストとしてのマンパワーの弱さ。彼女を魅力的なものとし、成功をもたらした柔軟性や素朴さ、クセのなさといったことがことごとくマイナス要素として今自分自身に跳ね返ってきている、とも言うべき状態になっている。 そして何よりの問題は、こういう状態でもあるにも関わらず彼女をトップアーティスト、看板アーティストとして扱っているGIZAの戦略にあろう。
と、散々酷いことを書いてきたが、ではいったい今後彼女をどうすればいいのだろうか。
まずはセルフプロデュースを止めさせ、さらに作詞に関しきちんと校正者・指導者をつけること。それ以上にGIZAの「トップアーティスト」「看板アーティスト」として彼女を扱うのを辞めることである。肯定的な言葉で言うと、「トップアーティストとしての使命から解放させる」となるか。
それだけでなく彼女にはもっと世間に揉まれ、世間を知ることも必要であろう。単身で渡米して音楽を勉強するなり、他社のアーティストと親交を深めるなり、積極的にテレビ出演するなどして、もっと様々な経験を積み、自身により磨きをかけた方がいいのではないだろうか。デビュー以来常に組織からナンバー1の扱い〜「箱入り娘」「井の中の女王」的扱いを受け続ける状態では、今後の飛躍・成長を考える上で、もはや足かせにしかならないだろう。
既に宇多田や矢伊田、椎名林檎といった倉木とほぼ同時代にデビューしたアーティストらはデビュー時とは違う音楽性を確立した、ないしは確立させつつある。売上は激減したし、賛否両論も多々うずまいているが、その存在感をシーンで十分にアピールできてはいる点では今の倉木と決定的な違いがあるように思えてならない。
ここ数年の低迷により、確実にファン数が絞り込まれた今だからこそ、もう少し曲制作に時間をかけるとともに、もっと思い切ったことをやった方が彼女にとっていいのではないだろうか。いや、逆に言うと、そうしない限り今後生き残っていけないとすら思う。
何とか1stや3rdあたりの水準にまで戻っていただきたいのだが・・・。
次回は愛内里菜とガーネットクロウ。
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| 2006/01/30 01:48|エンタメ問答|トラックバック:0|コメント:13|▲
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●AREA51 「ANKH」 82点
ジャンル:メロディックスピードメタル クラシカルメタル 北欧メタル

1.Invitation 2.Extend Wings 3.Domain 4.Fate 5.Sky Above Clouds 6.Alea Jacta Est 7.Ankh 8.The Last
<問題点・注意点> 1・ボーカルの歌唱がまだまだ甘い 2・もう少し曲展開がシャープであれば 3・どうしても楽曲パターンが似通ってしまう
▽続きを読む▽
一般的には全くといっていいほど認知されていないが、一部のクサメロ、メロディックスピードメタル(通称:メロスピ)愛好家の間では徐々に名が知れ渡ってきているAREA51。多分活動歴は結構あるのだろうが、今作は2004年に女性ボーカルであるKate Cain(日本人です)を迎えて以降初の作品であり、メジャー1stアルバムでもある。 メンバーの大半がX−JAPANやイングヴェイ・マルムスティーンといったアーティストの影響を受け音楽活動を始めたこともあり、音楽性に関しては、もろに80年代のメロスピやクラシカルメタル。 クラシカルな旋律を織り交ぜた早弾きギターと、それと融合するキーボード、ハイトーンボーカル、ツーバスどこどこのドラミング、それらがもたらす疾走感と躍動感、1〜2曲目のつなぎ、インスト曲の挿入・・・。まごうことなき様式美溢れるメロディックメタルの世界。余りに基本や型に忠実且つお約束過ぎて意外性や個性には欠けるが、楽曲から「貪欲にこのジャンルの音楽を極めていこう」という徹底的な熱意や美意識を感じ取れるのには大いに好感が持てる。 そういうこともあって演奏に関してはかなりのものがある。特にギター担当の石野は、Bonnと同じく音楽学校 MI JAPAN の GIT-DX 科講師を務めているだけあって、その実力は折り紙つき。終始叩き込まれるクラシカルな美旋律と早弾きは、この手のジャンルが好きであるのなら涎ものであろう。 また、ギターと並びこの手のジャンルにおいて重要となるキーボードに関してもかなり良い。チェンバロ風味の音色で奏でられるバロック的な旋律は、正直にいってかなりクサく、さらにクサイ詞との相乗効果によりさらにクサくなるのだが、これまたこの手のジャンルが好きな人にとっては大満足の出来の良さであろう。多々繰り広げられるギターとのインストバトルにはカタルシスを感じずにはいられない。特に80年代メロディックメタルブームを肌で感じ取った人ほどこの思いが強くなるように思う。 メロスピの教科書的展開を見せる3曲目や美旋律と展開美がさえる大曲である5・6曲目は本場のアーティストと比べてもそうひけをとるものではないだろう。日本語によってクサさが増幅される点を除いては・・・。 ボーカルのKateに関しては、X-JAPANのTOSHIをフェイバリットボーカルとしてあげているだけあり、歌唱スタイルがかなり似ている。奥井香の声を甲高くしてTOSHIの歌い方にした、という感じ。ただ、幕張のコスプレイベントや秋葉のメイド喫茶にいそうな「ちょっとイケていない女性」という感じの容貌とファッションは音楽性とかみ合っていないように思う・・・。 全体的には、演奏も楽曲も高水準で非常に優れた作品だと言える。が、まだまだ改善の余地もあると思う。その改善が、マニアの領域でしか語られないこのジャンルをメジャーへと押し上げる原動力にもなると思うのだが・・・。 まずはボーカルの歌唱。伸びやかで力強い歌唱はいいのだが、最高音域での歌唱がまだまだ弱く、やや聴き苦しい。体や喉に負担をかけず且つ効果的に声を出していける歌唱スタイルを今後は突き詰めて欲しい。 また、演奏はいいのだが、歌メロに関してはややメリハリに欠け曲ごとの差異を感じ取れないのはマイナス材料。どうしてもこの手のジャンルは「黄金パターン」とも言うべき曲調や演奏になりがち。マイナーの領域から脱却し世間に存在を知らしめるには、このジャンルならではの魅力を維持しつつ一般層にも受け入れられるキャッチャーな歌メロの更なる追求が必要だろう。今後の精進に期待したい。 イングヴェイやストラトヴァリウス、ソナタ・アークティカ、X-JAPANといったアーティストが好きであるのならお勧めの作品。 <追記> 今作の試聴は こちらで出来ます。 CDの入手に関しては一部特約店かHMVのネット通販、及び公式サイトからしか出来ないのでご注意ください。 ・こちらもお勧め ●Aphasia 「WILD AND INNOCENT」 ガールズメロスピバンド。SHOW-YAやピンクサファイアの後継者的存在。この手のジャンルをやる女性にありがちなマッチョさがなく、しなやかさ・柔らかさを感じるのが特徴。疾走感と美旋律は中々のもの。 ●大鴉 「asymmetry」 沖縄出身の女性ボーカルメロスピバンド、大鴉(タイア)の1stメジャーアルバム。従来のメロスピ系グループとは違い、沖縄や日本の民族音楽の旋律やリズム感を盛り込んだプログレッシブな要素を見せるのが特徴。ボーカルの歌唱も演奏もかなりのものがありますね。近々購入予定。
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| 2006/01/29 16:28|アルバムレビュー|トラックバック:0|コメント:0|▲
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以前の予告どおり、「Being/GIZAアーティスト死論・暴論」という強烈な見出しでの連載を開始する。
予告でも書いたのだが、本当はこの話を書くつもりはなかった。だが、
1・GIZAアーティストの不振 2・各社で進む世代交代とそれに伴う有力新人アーティストの登場 3・GIZAの販売戦略に対する不信感
といったことがそれを許さなかった・・・。
▽続きを読む▽
1990年にB・Bクイーンズの曲を聴き、1991年にZARDと出会いファンとなって以降、PAMELAH・FEEL SO BAD・GARNET CROW・小松未歩らとビーイングのアーティストは自分の音楽ライフにとって重要極まりない位置を占め続けてきた。それは、2005年の音楽総評各賞の内容 (こちら)やベストアルバム20のうちの上位ランキング (こちら)を見ても、何ら変わっていない。だが、その内実に関してはどうか? 既に女性アーティストシーンでは再編とも言うべき動きが進行している。 この辺のところは、繰り返し述べてきたことだが、シーンを築いていった20世紀デビューアーティストが売上げの低迷や音楽性の変化などにより、その大半がシーンの一線から退く・ないしは距離を置く形となった。代わりに21世紀にデビューした10代・20代前半の若手アーティストがシーンを形成するようになってきている。が、21世紀最初の10年が既に折り返しているにも関わらず、現段階で宇多田・浜崎に次ぐシーンの牽引者をどこも送り出せていない点と、ハード系、洋楽ポップス・R&B、王道バラードの3陣営が拮抗し潰しあいになっている点が、シーン全体の低迷・混迷の様相をもたらしているのだが・・・。 もっと分かりやすく言うと、どこも覇権を握っておらず、シーンの流れがどこへと傾いていくのか予断を許さない状況であると現時点では言えるだろう。 そういった状況・事情がありワーナー、ソニー、東芝EMI、キングレコード、ユニバーサル、ドリーミュージックといった大手各社においては、2005年あたりから以前にも増して新人を積極的に送り出すようになった。ナナムジカ、YUI、ハイカラ、高橋瞳、大竹佑季、愛名、植村花菜、Joelle、久嶋美さち、絢香、信近エリ・・・。絶大とはいえないものの、それがある程度成果を出しているのと、水準以上の実力・魅力を持っているアーティストであるのは間違いないだろう。時代は確実に動いているのである。 しかし、Being/GIZAはどうなのだろうか。すばらしい才能・魅力を持っているアーティストをきちんと売り出せているのか、それをするための努力をきちんとしているのか・・・。その点に関し大きな疑問・不満がある。例えば、上木彩矢・竹井詩織里・星田紫帆らに対する扱い、特に上木・星田両名が未だにインディーズであることが全く理解できない。 一方で、既に限界に達しているアーティストや無理に売り込む必要のないアーティストを未だに売り出そうとなけなしの資金とコネを積極的に注ぎ込んでいる・・・。 売上げもあり、資金が潤沢であれば、別に数多くのアーティストを送り出そうと、凄まじい実力・魅力に秀でていないアーティストを送り出そうと一向に構わない。だが、現実はGIZAトップアーティストである倉木でさえ、シングル年間総売上げでトップ100に入れない、アルバムでもトップ50に入れないという深刻な状況なのである。かつてからずっと応援し続けた者として「何やってるんだ」「売る気があるのか」と思わずにはいられない。 しかも、こういった状況が改善の兆しを見せるどころか、より悪くなってきてもいる。既にBeing/GIZAのアーティストは、倉木や愛内、ガーネットクロウといった面々を除き、一般リスナーにその存在すら知られていないマイナーアーティスト以下の認知度。2003年まではこのような状況ではなかったのに、何故わずか数年でこうなってしまったのか。Being/GIZAはこの事実を真摯に受け止めると共に、その理由に関してしっかりと考え、少しでも状況が改善するように対処してしかるべきだろう。 もちろん、全く無為無策ではないだろうし、やることなすことすべてを否定する気はない。だが、全体的に考えると各種サイトやブログ・mixiなどにおいて以前よりBeing/GIZAの販売戦略に対する不満の意見が以前よりも確実に増えているのではないだろうか。少なくとも私個人はかつてないほどの不満・不信を抱いている。もし、現状のままでいくのなら、恐らく今年はBeing/GIZAとの決別の年になる可能性が非常に高いだろう。 もはや生ぬるい方法や中途半端な戦略では今のBeing/GIZAを取り巻く状況を好転させることは出来ないと考える。よって、ここで一Being/GIZAファンとして、「明日からできること・単なる管理人の妄想」関わらず管理人独自の改革案を 1・世代交代 2・アーティスト削減 3・音楽性 4・販売戦略 といった点をキーワードにして、各アーティスト事に述べていく。かなり辛らつな意見になるが、Being/GIZAファンだからこそ言わずにはいられない一意見として受け止めていただけたら幸いである。
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| 2006/01/29 15:58|エンタメ問答|トラックバック:0|コメント:2|▲
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何だか意味不明な見出しとなりましたが・・・。
ここで言う「顔が安定しない」は、「見る度に顔の雰囲気が変わって印象が固定しない」を意味します。
まあ、例えば、美人なのかそうでないのか、細いのか太いのかはっきりしない人と言ってもいいでしょう。
ということで、普段テレビやら雑誌を見ていてこのように感じる女性有名人をサクサクとあげつつ、解説をつけていきます。
特に順位などはつけませんが、基本的に上にある人ほどこのように感じている、というように捉えていただければと思います。
結構酷い表現が出てきますが、そこら辺のところは「毎度のこと」ということでご容赦下さい。
▽続きを読む▽
●米倉涼子
自分にとって「顔が安定しない女性有名人」不動の1位ですね。美人なのは間違いないのでしょうが、時折ものすごく変に見えてしまうことがありますね。それとキツくみえたりそうでなかったりもします・・・。 未だに彼女の顔を頭の中でうまくイメージできません。
●上戸彩
米倉涼子と並び、「顔が〜」のトップ2を形成しているのがこの上戸彩。ものすごくかわいく見えるときもあれば、ものすごい変顔に見えるときもあり・・・。 頻繁に髪型を変えることがその理由の一つだと思います。似合う似合わないが露骨に出てしまいますね。
余談ですが、彼女の場合顔だけでなく演技も安定感がないように思います。作品によって出来不出来が結構激しいです。
●石原さとみ
最近はテレビ雑誌は青少年誌のグラビアにも結構露出していますが、彼女もかなり顔が安定していないように思います。「N’sあおい」においてもグラビアにおいても、カットごとに「美人」に見えるときがあれば不細工に見えるときもあり見ていて混乱してきます。
その理由をいろいろ考えた挙句、「口の写り」が大きなポイントではないかとの結論に至りました・・・。口がすぼまって丸く写っているときはほぼダメですね。逆にキュッと口を結んで口が横広になると、見栄えが良くなります。
●長谷川京子
彼女も結構その時々の見た目の変化が激しいように思います。細いのかぽっちゃりしているのか、美人なのか3枚目なのか・・・。 肌の白さ・綺麗さはすばらしいのですが・・・。
●内田恭子
ウッチーも安定しませんね。童顔に見えたりえらく老けて見えたり・・・。さらに胸の大きさも安定しませんね。パットを入れている説が昔からありますが・・・。
●長澤まさみ
私が大好きまさみ様も見た目がまだ安定していません。彼女の場合「顔が太りやすい」というのがその大きな理由だと思います。出ている作品や写真によって結構変わってきますね。
個人的にダメ例がドラマ「逃亡者」、いい例が映画「タッチ」「世界の中心で愛をさけぶ」。
まあ、彼女の場合はころころ変わる表情と、それによっていまいちキャラがつかめないのが魅力でもありますが・・・。
他にもきっと「安定しない人」はいると思いますが、皆様いかがお考えでしょうか。
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| 2006/01/28 21:58|その他|トラックバック:0|コメント:0|▲
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●HIGH and MIGHTY COLOR 「一輪の花」
▽続きを読む▽
1・一輪の花 ★☆ 作詞・作曲・編曲:HIGH and MIGHTY COLOR
疾走感のあるメロディックメタル曲。「Pride」以降、アルバムも含めメタルファンとして到底容認できない曲ばかりを発表し続けてきたハイカラ。でこの新曲、テレビで演奏しているのを聴いて「今回はマシかな」と思い聴いてみたのだが・・・。「Pride」以降では最もマシなシングル表題曲と思うものの、総論としては今までとさして変わらない。
「君は君だけしかいないよ 代わりなんて他にいないんだ 枯れないで一輪の花」って、まるで某ジャニーズグループの代表曲を連想させる詞の内容はさておき、メタル的見地から考えたとき、楽曲にはやはり問題が多々ある。
まず、マーキーとヤローボーカル共に相変わらず脆弱。マーキーはサビ高音の歌唱が全く安定していない。声もしっかりしていないし。ヤローはノーマル歌唱・デスヴォイス歌唱ともに貧弱さと汚さばかりが目立つ。特に後者に関しては酷すぎる。これをデスヴォイスと言うのは、メタル好き・デスメタル好きとしての良心が許さない。Dark Tranquilitiyのミカエル・スタンネを始め、デスメタルボーカリストに対して失礼だろう。ヤローにいたってはこの程度の歌唱しか見せられないのであれば、ボーカルをやる必要はない。
また演奏陣もあいも変わらずダメ。ツーバス、ツインギターという構成であるにも関わらず音が薄いし迫力に欠ける。何のためのこの編成か皆目理解しかねる。やはりその中でも、以前から言い続けているように特にギターが酷い・・・。
ソロは結構弾けているのだが、ツインギターである必然性を感じられないし、毎度のことリフのダサさと弱さとがお話になんない。元メガデスのギタリストで、今は相川七瀬のバックアップをはじめ日本メインで活動しているマーティー・フリードマンが、「リフはメタルの魂」と言っているように、このジャンルにおいてはソロ以上にリフが重要。ソロなくしてもメタルは成立するが、リフなくしては成立しない。これが基本。その基本部分に関して今の彼らは余りに雑で且つ貧弱。
それと全体的に同一旋律の繰り返しが多く、「Pride」にあったような展開美がないのも痛い。良かったのはサビで感じられた疾走感のみ。
2・Warped Reflection★★☆ 作詞・作曲・編曲:HIGH and MIGHTY COLOR
表題曲よりはテンポが遅いものの、それなりに疾走感のある曲。 出だしのヤローボーカルでいきなりテンションが下がったが、それ以降に関しては結構良かったと思う。
高音域での力強い歌唱ではあからさまに問題があるものの、この曲のように哀愁漂う歌謡曲の要素を感じさせる曲においては、マーキー生来の声質の良さが存分にはえる。サビ部分での歌唱は見事だと思う。ただ、その後のヤロー声でその良さの余韻に浸るのを妨げられてしまうのがどうにも・・・。
<総評>
カップリングはマシだったが、表題曲はさぱ〜り。レンタル屋の紹介文では「メロディアスとテクニカルの粋を極めたヘヴィーミュージック」云々と書かれていたが、はっきり言って詐欺・誇大広告。
2曲目のような曲ではそれなりに魅力的に思えるが、メロディックメタルやデスメタル的楽曲をやると、ダサさとセンスのなさしか感じない。
今ではメタルやデスメタル的音楽性を融合させたヘヴィー・ミュージックやミクスチャー系の旗手みたいな扱いになっているが、申し訳ないけど勘弁してほしい。産地や銘柄を偽って販売された食品を「本物」と思って食べている・食べさせられているのと同じ。こんなに不幸なことはない。メタル好き、メロデス好きとして断じてそう思わずにはいられない。一度正真正銘本物のデスメタルやメロディックデスメタル、メロディックスピードメタルを聴かれることをお勧めする。
「メロディアス、テクニカル、へヴィネス」が何なのかを知りたくば、さしずめ初期のメタリカやメガデス、Dark Tranquilitiyの作品あたりでも聴いていただきたい。または、川島だりあが率いていたFEEL SO BADの「AFFCT ON YOUR BRAIN」でもいいだろう。
とにかくこのグループが凄い・かっこいいという幻想から一刻も早く解放されてほしいと願わずにはいられない。
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| 2006/01/28 18:02|シングルレビュー|トラックバック:0|コメント:0|▲
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・評価:75点/100点
2004年、トニー・ジャー主演の「マッハ!!!!」の鮮烈な登場により、格闘アクション映画の盟主である中国からそのトップの地位を奪い、一躍世界から注目を浴びるようになったタイアクション映画界。それから約1年の月日を経て再びぶったまげの衝撃作品である今作を送り込んできた・・・。「空いた口がふさがらない」という言葉は、この作品を形容するためにあると言っても決して言いすぎではないだろう・・・。
といっても、今作は「マッハ!!!!」とは何の関係もない。ヒットしたマッハのご威光にあやかりたい、という浅はかな魂胆丸見えのタイトルはいただけない。こんなせこいことせずとも今作は十二分に凄いのに。
▽続きを読む▽
ストーリーはいたって簡単。
タイの麻薬王を捕まえるために仲間である先輩刑事と一緒に潜入捜査に従事した主人公。麻薬王を捕まえることが出来たものの、先輩刑事は命を落としてしまう。そのことを心底悔い続ける彼は、少しでもその気持ちを晴らそうと、テコンドーの有力選手である妹と、その仲間であるセパタクロー、サッカー、体操、ラグビーらの有力選手らと共に辺境にある貧困村を慰問する。
しかし、彼がそこで安らぎを得ることは出来なかった・・・。武装したテロリストが村を強襲してきたからだ。村人すべてを人質にし、その命と引き換えに麻薬王を釈放させる、というわけだ。
相手が女子供・老人だろうと関係なく、情け容赦なく繰り広げられる殺戮と惨劇・・・。まさに地獄絵図。怒りに震えた主人公は村人と共にテロリストと戦うことを決意する。壮絶な戦いの火蓋が切って落とされた・・・。
となる。まあ、ひねりも何もないのだが・・・。
とにかく麻薬王を捕まえる出だしから凄すぎる。囮捜査が敵にばれるや否や瞬時に敵を射殺。その後に繰り広げられるカーチェイスもとにかく人間の限界を超越した肉弾アクションで・・・。トレーラーを駆使したアクション場面をはじめ、一歩間違えば「死」か「廃人」のどちらかの道を歩まされるの間違いなしというぐらいの体、いや命の張りよう。よく「映画に命かけてます」「体張ってます」的クサイ言葉を聞くが、これこそがそう言うに足るものだろう。 つかみで完全にビビッてしまった。「ポリスストーリー」へのリスペクトを感じる例の場面には、ジャッキーファンなら思わずにんまりしてしまうはず。
その後は、典型的タイ辺境貧困村の描写やら仏教文化の描写やらで少したるくなるのだが、そう思い始めたが否や、主役と共に慰問に訪れた他のスポーツ選手が、己の肉体と培った経験とを駆使した誰にもマネできない超絶技巧の肉弾アクションで敵を屠っていく。もう凄い、ただただ凄い。見ているこちらが「もういいよ、やめてよ」と懇願したくなってくるほどに凄い。
格闘アクションに関しては、アメリカのそれやジャッキー作品にあるような洗練さやコミカルさ、爽快さなどは全くない。しかし、そういった作品にはない「目を背けたくなるような痛さ」と「すさまじい暴力性・凄惨さ」、「人間の身体が持つ無限の可能性」を強烈に感じさせる・・・。
これほどまでの超絶、本物のアクションを見てしまうと、もはやCGやワイヤーバリバリのアクション映画には何の感動も覚えなくなる。どんなに創意工夫を凝らしても本物のアクション・暴力・破壊の前では、それはただのインチキに過ぎないから・・・。ストーリーやキャラ設定に関しては完全にB級・3流であるが、この手の映画ではどうでもいいことであるし、この壮絶アクションを前に不満に思う方がどうかしている。
今作も「マッハ!!!!」と同様、アクション映画史に燦然と刻まれるべき大傑作である。アクション映画のファンならば、ジャッキー作品のファンであるのなら、何が何でも見に行くべき。
しかし、最終的には点数は抑え目にした。アクション面ではともかく映画的な面白さという点で「マッハ!!!!」やジャッキーの代表作と比べると劣っているところがあったからなのだが・・・。
まずとにもかくにも凄惨すぎ。上記にあるが、老人だろうが子供だろうが女性だろうが情け容赦なく殺されるし、壮絶な消耗戦の様相を見せる村人VSテロリストの戦闘シーンは余りにも凄惨すぎ。否が応なくテンションが下がる。
このようなアクション映画においては、人の命の大切さや道徳観、倫理観などを説く必要はない。もちろん主人公が何故戦うのかの動機付けやテロリストの非道さを観客に意識付けるためにもある程度の残虐描写は必要だ。が、これはいくらなんでもやりすぎ。アクション映画ならではのかっこよさや爽快さをもっと出して欲しかった。カップルで見に行ったら、その凄惨さを前に確実に気分が盛り下がること間違いない。デートの選択肢として今作を見に行くのは絶対に避けたほうがいい。
マッハの成功にも関わらず、今作の愛知県での上映数が指の数ほどもないのには、きっとここら辺の事情があったからと考える。業界関係者やスポンサーに露骨にウケなさそう・・・。
また、登場人物が多すぎて見せ場が必然的に少なくなってしまったのは残念だった。全体としてはいいものの、個々の超絶神技をもっと見たいという欲求がどうしても抑えられなかった。
あとは、効果音と作風がお堅いことの2つか・・・。 前者は壮絶なあたりを見せる割に音がしょぼい。ジャッキーの作品を見てもっと勉強してほしい。
後者に関しては、仏教国で敬虔な国民性ということもあり、どうにもお堅くコミカルさがないのが痛い。ナショナリズムやタイの文化を押し出すのは一向に構わないのだが、作品から漂いすぎる真面目さがアクション作品としての爽快さを確実に削いでしまっている。
と、アクション映画オタクとしていくつかの不満があったものの、今作は世界のアクション映画の最先端を行っているのが、アメリカでも日本でも中国でも韓国でもなく、このタイであることを絶対的に示す傑作。ジャッキーやリー・リンチェイらの加齢によって増幅された「格闘アクション映画に対する飢え」をこの上なく満たしてくれることだろう。
こちらは前作「マッハ!!!!」の方です。格闘アクション映画の歴史を変えた大傑作。今作には格闘アクション映画に求められしすべての魅力が詰まっています。この手の作品が本当に好きであるのなら、100点以外の評価点はありえないでしょう。タイ人に対する畏敬の念と、「ムエタイは格闘技ではなく殺人術」という認識で涙が出てきますね・・・。
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| 2006/01/27 00:35|映画評|トラックバック:1|コメント:0|▲
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新年がはじまり、早くも最初の一月が終わろうとしている最近。年度の変わり目である春に向けてのライブやらイベントやらの情報を数多く見受けるようになりました。
▽続きを読む▽
まずは竹井さん。
●2月3日(金) @HMV横浜VIVRE 18:00から ●2月4日(土) @HMV新宿SOUTH 15:00から ●2月11日(土・祝) @TOWER RECORDS名古屋近鉄パッセ店 14:00から ●2月19日(日) @TOWER RECORDS難波店 16:00から とインストアライブの予定が決まっております。今のGIZAにおいて彼女は最も「まともにまともな活動」をしている人ですね。こういった地道な努力はいつか花開くものです。業界誌からの評価も高いので、今の彼女に必要なのは良質の楽曲とすばらしい歌を一人でも多くの人に聴いてもらう、ということですね。パン工場で引きこもっていてもらちがあきません。
で、ついに、ついに待望の1stソロライブでござい↓
3/17(金)Knave(大阪・南堀江) open 18:00 / start 19:00 ARTIST:竹仲絵里 / 竹井詩織里 o.act:田野崎 文 前売り¥2500 当日¥3000 (※入場時にドリンク代別途\500必要) チケット発売:1月28日(土)ぴあ、ローソンチケット及び、Knaveにて
詳細は以上になります。竹井さん、獅子奮迅の活動振りですね。これはすばらしいですよ。毎度毎度同じ観客が大半を占め、さらに同じBeingGIZAのアーティストとのセッションばかりのパンライブではやはり緊張感に欠けますし、経験に乏しくなってしまいます。他のレコード会社のアーティストと同じ舞台を共有することは、何にも替えがたい経験だと思いますね。竹仲さんファンにも竹井さんの歌唱と曲とをアピールする絶好のチャンス。両名とも今売り出し中のアーティストで業界誌からの評価・評判もよく、しかも美人で、そして苗字が「竹」つながりで美声の持ち主・・・。両名の飛躍につながればと願わずにはいられませんね。
さて、一方のFayray姐さんですが、本日名古屋でラジオ出演&HMV名古屋栄店でのイベント出演と大忙しでありました。
イベントでは、当然Fayray姐さんを間近で見ることが出来たのですが、もうめちゃめちゃ綺麗ですね〜。足も長いし細い。流石元人気モデル!!10代の女性にはない妖艶な魅力とでもいいましょうか、とにかくクールビューティーぶりに圧倒されましたね。景徳鎮の白磁のような白くて透明感のある肌と色気たっぷりの表情がタマリマセンワ。彼女が登場するや否や姐さんと同じ世代・若い女性関係なく悲鳴があがりましたね。観客も7割以上が女性だったのではないでしょうか。今まで男性ばっかりのイベントばっかりなので、驚きでした。それだけ姐さんが女性に支持されていることの何よりの証明でしょう。低音でややぶっきらぼうな話し方もかっこよすぎ。他の人だったら間違いなく顰蹙買うでしょうが、姐さんはとても様になっています。
イベントは、ラジオ・イベント共に、FM−愛知の名物パーソナリティーの方からインタビューを受けるという形式だったのですが、一つサプライズがあります。 ま、それは置いといてやり取りを聴いていてアルバムをめぐる驚愕の真実が次々と明らかになりましたね。
1・「Nostalgia」は16歳の時に作った曲
唖然としましたね。人の創造主は何と不平等なんでしょうか・・・。それにしてもこの曲を16歳の時に作ってしまうなんて・・・。選ばれた人ってこういう人を言うのでしょうね。ありえん。 こんな音楽的センスを持つ人がデビューの後「浅倉プロデュース」を受ける意味って・・・、どこをさがしてもないわな。
2・アルバム製作は1ヶ月
緻密なサウンド構成と卓越した演奏を誇るアルバムを1ヶ月で作ってしまったなんて・・・。おいおいですよ、まったく。
3・譜面はだめ
意外なことに楽譜はダメみたいで。自分の耳を頼りに作曲しているそうで。本当に意外です。それどころか地図や取説も寄せ付けないらしい。 アバウトっす。
4・美声・美人の歌姫はお肉が好き
姐さんもどうやら肉がお好きのようで。竹井さんといい植村さんといい、美声・美貌の源は「お肉」のようですね。ちなみに姐さんは手羽先大好きとのこと。いや〜申し付けていただければ、いつでもおいしいお店をご案内いたしますですよ。
今日の格言:歌姫を目指している若人はお肉を食うべし!!
以上、バツ丸のアホアホ雑記でした。それでは!!
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| 2006/01/26 20:52|ライブ・イベントレポート|トラックバック:1|コメント:0|▲
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●三井徹 他 「ポピュラー音楽とアカデミズム」 音楽之友社
▽続きを読む▽
今回で最後。前回書けなかった増田聡の「パクリ」に関する論を簡単に記して終わりとする。
「パクリ」という問題は、それこそ芸術の歴史とともに常に付きまとうものであろう。日本の歌謡曲の歴史を見ても、「〜が〜のパクリだ・似ている」という話が尽きたことはない。しかし、ここ数年、今まで以上に「パクリ」について注目されることが多くなっているように思う。
それにはいくつか理由があると思うが、一つはネットやブログ時代となって気軽に自分の意見が言えるようになったことと、オレンジ・レンジ・大塚愛・浜崎あゆみといった人気アーティストの有名曲・ヒット曲に関し「パクリではないか」と疑惑が持ち上がり、人々がパクリに対し今まで以上に敏感になったこととがあろう。
しかし、この論稿の著者である増田氏はこのような「パクリ論議」に対し結構冷ややかな姿勢をとっている。主観的な憶測による水掛け論に終始しているだけ・好きなアーティストへの権利侵害であるとの認識ばかりで冷静な判断を欠いている、と結構手厳しい。
そもそも、完全なオリジナルなんてものが存在するのかと、「オリジナル第一主義」への疑義を強く示している。
内容的には結構興味深く、なるほどなと思うところもあったのだが、如何せん以前「その音楽の〈作者〉とは誰か リミックス・産業・著作権 」(みすず書房)の書評でも書いたことでもあるのだが、文章が難解でしかも普通では意味がわからないような言葉を平気で使っていることもあり、全体的に読みづらく不親切。典型的お堅い学術書という感じで・・・。読み手への配慮が欠けている。 率直に、パクリの論議が一向に不毛さから抜け出せないのは、聴き手の認知の領域でしか話が進んでいないから、という風に書けばよいのに・・・。
話がそれたが、世間的なパクリ議論はともかく、学術的見地においては、仮に曲や歌唱がどれだけ「似ている」ように思えても、本人が「パクリ」と認めるか、明らかな剽窃行為が制作の段階で存在している場合以外は「パクリ」とはみなされない。
だから、いたるところで音源の比較や譜面の提示によって行われがちな「パクリ」検証なるものは、学術的な意味を持ってはいない、ということだ。比較ではパクリは検証できない・・・、これが基本的なスタンスとなるようだ。
まあ、このことに関しては、異論反論多々あるだろうけど。
しかし、いまやネットやブログの影響はすさまじく、現にこういったものによって評判を落としたりクレジットを変更させられたりということがあることから、もはや作り手やアーティストはこのことを重々承知しておかなければならないのは間違いないと思う。
ところで、パクリに対する個人的な姿勢はというと、「あまり気にしないようにしている」になるか・・・。あからさまに、「これはちょっと」と思うような時以外はあまりあれこれと言わない様にはしている。
皆様はいかがお考えだろうか・・・。
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| 2006/01/26 18:00|読書評|トラックバック:0|コメント:2|▲
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●Fayray 「光と影」 97点
ジャンル:プログレッシブロック 70年代ロック
 (2005/01/25)
1.Home 2.Pain 3.close your eyes 4.Nostalgia 5.光と影 6.波 7.Spotlight 8.Shame 9.Angel 10.愛燦燦
<問題点・注意点>
1・作風がほぼプログレになったこともあり、ピアノを主軸としたアダルトなポップスを彼女に求めている人にはまず受け入れられない
2・内面の葛藤やダークな心象風景の描写をメインとした詞と、それを浮き立たせるチクチクしたサウンド構成は聴き手を選ぶ
3・高音ファルセットを多用した歌唱も聴き手を選ぶ 4・美空ひばりのカバーである最終曲はいらなかったかも・・・
▽続きを読む▽
ついに来てしまったか、この領域に・・・。これが、今作を聴いた率直な感想である。 日本でも有数の女性シンガーソングライターであり、ピアノ系バラードの名手でもあったFayray。 新たな音楽を求めるため今までの人生を過ごしてきた日本を離れ、単身ニューヨークへと渡り、現地のミュージシャンと共にまさに「裸一貫」とも言える状態から丹念に作り上げてきた今作。それは、過去の作品の要素を内包しながらも、そのどれもと一線を隔す、それどころかJ−pop的なアルバム構成からも一線を隔すとんでもないものとなった・・・。 以前から彼女はアルバムオリジナル曲においてプログレからの影響を強く感じさせる楽曲をやっていたことと、カバーアルバムでキング・クリムゾンの曲をカバーしたこともあり、今作は「プログレ曲メインの作品」になるだろうと予想をしていた。公式サイトでの試聴を経、その予想を確信へと変えたのだが・・・。しかし、製品版はそんなものを遥かに超越していた・・・。「プログレ的」「プログレメイン」ではなく、「プログレそのもの」の作風であったからだ。 穏やかなロック調のサウンドを基盤としながらも、早1曲目から浮遊感漂う生楽器の音色とギターの歪んだ音色とFayrayの気だるい歌唱とにより構築される、何とも言いようのない陰影美と構築美とを放つ異様且つ深遠でそして雄大な音世界が聴き手を巧みにダークな心象世界へと導いていき、絶大なプレッシャーを与えていく・・・。何だこの妙に落ち着かない感じは、何だこのひりひりとする感触は・・・。 そう、キング・クリムゾンやピンク・フロイドらの作品を聴いたときに感じたのと同じ感触・・・。その道を究めしもののみが聴き手に感じさせることのできる歓喜と恐怖、そして狂気である。 ピンク・フロイドの名盤であり20世紀最高アルバムの一つ、「THE DARK SIDE OF THE MOON」を髣髴させる「光と影」というタイトル。作品を通して数多く聴かれるスライドギターの音色。浮遊感漂う鍵盤楽器の音色、1分半〜2分ほど続くイントロ・アウトロの演奏。そして哲学的深さやシニカルな魅力に溢れている詞・時計の音を連想させる旋律の盛り込み。スキャット・ファルセットを多用したFayrayの歌唱・・・。まさにプログレッシブロック足る要素で溢れている。 鋭利で渋すぎるギターとドラムが秀逸な2曲目や4曲目。前奏・後奏が凄まじい5・6・9曲目などはその典型であろう。 そこには、「ピアノを主軸としたアダルトな洋楽系バラードアーティスト」という姿もJ−pop的なセオリーも存在しない。優れたミュージシャンと共に貪欲に自らの音楽を追い求めたその姿と、その結果として「本職のプログレ名アーティストに全く引けをとらない圧倒的な完成度を有した楽曲」があるのみである。それは、今の様々な音楽の土台となった70年代ミュージシャンや楽曲に対する敬意を感じさせながら、Fayrayならではの妖艶な魅力と息苦しくなるほどの内面葛藤とに満ち満ちている・・・。 Fayrayの優れた想像力、それを具現化する作編曲能力、歌唱力、表現力、Fayrayを支えるサポートメンバーの卓越した演奏技術・・・、それらの存在及び、それらの高度な一体感があってこそ初めて可能となる究極の音楽世界・・・。 特に優れたリズム感といぶし銀の表現付けを見せ付けるマーク・リボウのギターは凄まじい。もちろんそれ以外の楽器演奏も編曲もケチのつけようがないほどに良い。作編曲とプロデュースすべてを担当したFayrayと、彼女をサポートしたダギー・バウンの恐るべき製作能力であろう。 すべてが高レベルの楽曲であるが、特に凄まじいのが聴き手の神経をチクチクと刺激し且つロック的な硬質サウンドが強烈な2・4・8曲目と、民族音楽からの影響を感じさせる、エレクトリックオルガンと管弦楽器が紡ぐアンビエントな後奏がイキ過ぎている9曲目には、頭のネジ飛んでいったんじゃないかとすら思うほどに圧倒された・・・。 今作をして彼女は他のアーティストとの比較を全く意味なきものとする至高の領域へと到達したように思う。かなり昔から凄いアーティストとは思っていたが、まさかここまでやってくれるとは・・・、正直に言うが完全に想定外であった。 ただ、美空ひばりのカバーである最終曲はいらなかったように思う。できれば「faith」や「feel」のようなプログレ大曲で締めていただきたかったのだが・・・。さすれば99点か100点をつけたのだが。 但し、この音楽性が故に聴き手は今まで以上に絞られるのは必死。自らの内に問いかけすぎた難解で息苦しい詞も露骨に聴き手を選ぶ。プログレに全く興味がなく、かつての恋愛の描写を中心としたアダルトなピアノバラードを求めている人にとっては完全に聴く意欲がそがれる作品であろう。残念ではあるが、どうしようもない。 しかし、最強・最高を追い求めている人に一度は聴いていただきたいと心から思える作品である。 だが、こんなトンでもない作品出してこれからいったい彼女はどうするのだろうか・・・? <追記>クレジットを見るに、完全にGIZAとの関係が切れてしまった。彼女の性格や音楽性を考えるにこの結果は容易に想像がついたのだが、それでも残念でならない。まあ、今のGIZA製作陣など彼女にとっては足手まとい以外の何者でもないだろうが・・・。 そしてもう一つ。今作はプログレからの影響がある云々どころかプログレそのものの音楽性であるのに、どの音楽雑誌のレビューを見てもそのことを言及しているものがない。勉強不足もいいところだろう。音楽性を正確に伝えられないでどうする。
| ・アーティスト評価 |
歌唱力 | 10 (→) |
| 作曲 | 10 (↑) |
| 編曲 | 10 () |
| 独創性 | 10 (↑) |
| 安定性 | 9 (→) |
| 格 | 10 (→) |
| 総合 | 10 (↑) |
| 熱中度 | 10 (↑) |
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| 2006/01/25 01:24|アルバムレビュー|トラックバック:1|コメント:3|▲
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●三井徹 他 「ポピュラー音楽とアカデミズム」 音楽之友社
▽続きを読む▽
前回の書評最後に記した、東谷護の「戦後日本ポピュラー音楽史の構築へむけて」と、増田聡の「パクリ」再考〜美学的分析について簡単に解説していく。
まずは東谷。個人的に今最も影響を受けている研究者の一人。J−popを巨視的且つ多角的な視点で捉えることに関し、今この人が一番優れているのではとすら思っている。
内容に関してだが、音楽研究において、「音楽」や「アーティスト」を対象にしてだけに行われがちな各種研究を批判し、音楽を生み出す生産装置や音楽を受け取る人々についても着目しなければならないということを厳しく説いている。
それらが、人々の音楽に対する認識・評価というものを変えてしまうことが往々にしてあるから、というのが、その理論的支柱となっているのだが・・・。
そのうちの大きなものとしていくつか例が上げられているのだが、その中でも興味深く且つ大きなものとして、「アメリカとの関係」と「その音楽を受容するときの時代背景・世代」がある。
まずは前者。
日本とアメリカとの関係やアメリカ音楽の存在が日本人にもたらした「アメリカ音楽至上主義」「邦楽・J−pop差別主義」とも言える思想が、J−popの音楽的評価を不当に下げ、さらにJ−pop研究を遅らせてきた事実がある。 さらに、依然として日本のシーンがアメリカンのシーンからの影響を大きく受けていることもあり、人々の音楽認識において決してはずすべきではない、とともに、過剰に意識しぎるがゆえの問題についても書かれていた。
後者に関しては、小田和正に対する世代ごとの認識の違いや、戦後直後の曲で美空ひばりの代表曲でもある「りんごの歌」に対する一般的な見解と実情とを例に出しつつ、後年の評価がアーティストや楽曲に対する過去の評価や認識さえも変えてしまう可能性があることを示した。
今後もカバーアルバムやトリビュートアルバムといったものがリリースされ、その元となる昔の曲に関する評価がされることがあることからも、いつどういった経緯で「あるアーティストやある音楽」が受け入れられ、評価されたのか、またそれがどのような影響を与えたのかということに関しても考えなければならない、ということだ。
続く・・・。
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| 2006/01/25 00:18|読書評|トラックバック:0|コメント:0|▲
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ブログ始めて約2ヶ月あまり。当初からカテゴリーとして存在していた「女子アナ」ですが、未だに1度もやっておりませんでした(汗
最近お堅い記事かレビューに偏った内容になっていましたので、ここでガス抜きの意味もかねておバカな記事も書きたいな〜ということで。
で、ちょうど今日、ヤフートピックスにおいて「女子アナ人気投票」なる記事があったので、それを紹介しつつその結果に関する勝手極まりない意見を述べていきます。
なお結果に関してはこちらをご参照ください。
▽続きを読む▽
ご覧いただければお分かりかと思いますが、「フジテレビ」と「日本テレビ」所属のアナが圧倒的に強い、という結果に。
しかし、驚きなのは、高島やウッチー、中野といったビックネームに混じり、やけに目立っている「滝川クリステル」。
いや、驚きましたね〜。女性からの支持は何と1位!! ハーフならではのエキゾチックな美貌と熱烈なカトリック信者というのがポイント高かったのでしょうかね。そういえば「劇団ひとり」ってクリステルさんの熱烈なファンだったような。私は特にファンでも何でもないのですけど、彼女にいじめて欲しいと思っている殿方も決して少なくないようで・・・。
(そういえばついでですが、彼女って他のアナウンサーのように「名字+アナ」「名字+さん」で呼ばれることって少ないですよね。「内田アナ」「高島さん」といったように・・・。皆彼女のことを話すとき、大概は「クリステル」とあつかましくも「名前」を呼び捨てにしますよね?)
恐るべし!!クリステル。 今年入社7年目の29歳になりますが、今や遅咲きのブレイク寸前!! とても一昔前に「何故か共同テレビに飛ばされた人」とは思えませんね。本当の意味では彼女は「局アナ」ではない。
ただ、結果を見て「まだまだ見る目が甘いな〜」と偉そうにも思ってしまいます。というか、自分がひいきにしている人があまり入っていないことに対する不満がありまくりなんですが・・・。
個人的にはテレビ朝日最強3人娘である市川寛子・大木優紀・前田有紀が入っていないのが不満ありあり。それと、テレビ東京の亀井京子、日本テレビの鈴江奈々も・・・。代わりといっちゃなんですが、政井マヤが入っているのがイマイチ理解できません。某アナの代わりに「あるある」に出て知名度があがったからなのか?
平井理央に関しては、「組織票なんじゃないの〜」と思ったりもする。ゴールデン番組や有名番組にそれ程出ていないし、関東圏以外では見れない番組多いですし・・・。
下平さやかも不思議なんだよね〜。レギュラー番組なんかあったけ? ウッチャンとの一件以降、殆ど露出がなかったはずなのですが・・・。ただ、名前知っているアナウンサーの名前を書いただけなのでは?
ちなみにバツ丸が最も好きな女子アナは、フジテレビ系列朝の報道バラエティー番組「めざにゅ〜」メイン司会担当の杉崎美香。その次は「めざましテレビ」の4代目お天気お姉さんの皆藤愛子。この両名はともに美女か「ミス〜」か有力な地方アナを集めまくる事務所で有名な「セントフォース」に所属しているフリーアナです(文章的に矛盾していますけど)。後は上にもありますように、市川・大木・前田の3アナと日本テレビの西尾由佳理&鈴江奈々あたりになりますか。
恐らくあっという間に春が来て、人事異動+新人アナのお披露目となりますね。すばらしい女子アナが出てくれればと思います。
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| 2006/01/24 21:39|女子アナ|トラックバック:0|コメント:6|▲
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●Joelle 「Lucky Maria」 76点
ジャンル:洋楽ポップス R&B
 (2006/01/18)
1.ラッキー・マリア 2.Eternity 3.夕陽が沈んだら私達も夜になろう 4.And I Love You For It 5.By your side 6.Under Celestial Skies 7.ラッキー・マリア(TRICK VERSION)
<問題点・注意点> 1・繊細で優雅な歌唱は人によっては「物足りない・個性がない」と感じる可能性あり 2・ミニアルバムでカバー曲が2曲入っていることから、彼女の魅力を全部出し切れているとは言えない 3・1曲目の「トリックバージョン」の収録
▽続きを読む▽
アメリカユタ州(ケント・デリカットと同じ!!?)出身、ハーフでユニバーサルレコード所属の新人、Joelleの1stミニアルバム。 ハーフ&アメリカで生まれ育つといった経歴を見るに、如何にもってな感じの洋楽ポップス・こてこてR&Bをやっていると思われがちだが・・・。 「こてこてなR&B曲を圧倒的な歌唱技術や声量で押し込んでいく」のではなく、端正なビジュアルから連想されるそのまんまの、透明感溢れる声質と繊細な歌唱とで穏やかな曲をしっとりと聴かせる、という感じ。よってタイプとしては、倉木麻衣やmelody.、伊藤由奈といった歌い手に近いものがあると言える。しかし、特に高音域での声質の綺麗さと、日本語・英語両方での歌唱のうまさ、そしてこの両面を生かした歌唱表現のうまさに関してはこの3者を凌駕しているとすら思う。 楽曲に関しては、彼女の美しく且つ優雅な歌唱の魅力を丁寧に守り立てる実に堅実な作りとなっている。圧倒的な曲や派手さで一回聴いただけで強烈な印象を感じるような曲はないが、この手のジャンルにありがちな「完成度のばらつき」=「シングルだけが良くてあとはどうも・・・」といったことはない。よって、苦なく通して聴くことが出来た。 中でも面白いのは、かの名曲「アヴェ・マリア」のカバーである1曲目。大胆にもポップ調の編曲が施されたことにより、本来の宗教音楽的厳粛さを感じさせながら、適度な軽快さやなじみやすさ、心地よさを感じさせる仕上がりになったのは、今までになく新鮮であった。彼女の歌唱の魅力を存分に活かせられた好曲だろう。 しかし、結果としては、文章の調子に反し若干点数を抑え気味にした。もちろん、それにはいくつか理由がある。但し、これらは問題や欠点と言うよりも、聴き手の思考や嗜好によって大きく変わるように思う。 繊細で柔らかい歌唱と穏やかな楽曲メインの構成は、聴きやすくなじみやすいのは確かであるが、同時に大人しすぎる・たるい・聴き応えがない・無個性などと感じる人もきっと居ることだろう。 またミニアルバムということもあり、数少ない曲と曲種で彼女の魅力を余すことなく出し切れていないのも、点数を抑えた大きな理由となってしまった・・・。歌唱技術も声も優れているので、出来れば6曲目のようなダークな曲をはじめ、他のジャンルの曲も聴きたかったように思う。 そして最後は「1曲目のショートバージョン」を収録したこと。いくら「トリック」に使用されたとはいえ、ただでさえ収録曲数が少ないミニアルバムではやってほしくなかった。 まあ、とりあえずの「顔見せ」といった感じで今作を捉えれば、 総じて良く出来た作品だと思う。私のように「洋楽ポップス」や「こてこてR&B」が苦手な人や、melody.、伊藤由奈、倉木麻衣といったアーティストらが好きな人は、一度聴いてみてもいいのではないだろうか。 今後フルアルバムでどれほどのものを見せられるかが活動継続の大きなポイントになると思う。そこで今作と比べ物にならないものを見せ付けない限り、下手をするとただの「いいアーティスト」で終わってしまう可能性がなきにしもあらず・・・。
| ・アーティスト評価 |
歌唱力 | 8 () |
| 作曲 | -- () |
| 編曲 | 7 () |
| 独創性 | 7 () |
| 安定性 | 7 () |
| 格 | 6 () |
| 総合 | 7 () |
| 熱中度 | 6 () |
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| 2006/01/24 19:42|アルバムレビュー|トラックバック:0|コメント:0|▲
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えっと些細なことで恐縮ですが、若干サイトのレイアウトを変更しました。プチチェンジなので恐らく誰もお分かりにはならないでしょうが・・・。
▽続きを読む▽
右サイドバー「その他コンテンツ」のところに 「・月別CD DVD購入&試聴記録 」を設けました。 備忘録とアフィリエイトを兼ねるとともに、記事があっという間に流れるブログの特性もあるので、とりあえず見聴きした作品を月別に整理して見やすくしようという実に浅はかな理由で設けてみました。ご覧いただけたら幸いであります。聴いてはいるものの、時間やその他もろもろの理由によってレビューしない作品も掲載いたしますし・・・。 あ、ついでにもう一つ。エンタメ問答の次の長期連載を「Being/GIZAアーティスト死論・暴論」と決めました。 タイトルから容易に推測できると思いますが、かなりエゲツない内容になります、はい。過去最悪レベルの。 当初はこんな内容のものを書こうとは全く思っていなかったのですけどね・・・。 上木&星田ライブを見たのと、大竹佑季や植村花菜を筆頭とした他社有力新人のアルバムの出来がかなり良かったのが、その理由としてありますね。積もりに積もった感情が一気に噴出してしまいましたね。 私にとって2006年はBeing/GIZAとの決別の年になるやもしれません。それどころか、この会社そのものが無くなるんじゃないかとすら、最近では思っております。そうならないがための「明日からすぐ出来そうなものから単に妄想に過ぎないものまで関係なく管理人独自の改革案」を容赦なく書いていきたいと思います。
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| 2006/01/23 23:36|その他|トラックバック:0|コメント:0|▲
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●三井徹 他 「ポピュラー音楽とアカデミズム」 音楽之友社
▽続きを読む▽
本書籍は、日本におけるポピュラー音楽研究の第一人者であり、金沢大学の教授であった三井徹の退職を記念して、ポピュラー音楽研究に携わる様々な研究者の論稿を集め・編集したものである。 話が少しそれるが、今サイト・ブログ・mixiといったツールの発達により、それこそプロの研究家から素人、果ては中高生に至るまで何でもかんでも評論しまくる「1億総評論家時代」とも言うべき状況になったと言えるだろう。 しかし、そういった状況の中、サイトやブログ運営〜特に芸術評論系のそれ〜の各種評論やレビューにおいて、錯綜しまくる情報に流されず自分の意見・考えをきちんと出していくことがかなり大事なことなのではと常々思っている。 それを、きちんと出していくためには、結局のところ知識・経験・想像力・人間性などといった作り手の「人間力」「持っている引き出しの多さ」といったものが重要な要素となるのではないだろうか。 そして、それらを培う上で有用なのは、ネットなどの情報ではなく、最終的には、きちんとした学術研究を収録した「書籍」であると今でも確信している。 そういうことや、曲がりなりにも「評論もどき」のサイト・ブログをやってきている(きた)こともあってか、サイト運営を始めてから「音楽評論」、特に「J−pop」のそれに関する本を探し、定期的に読むようにしているのだが・・・。 残念ながら満足する成果を得られていないのが実情である。 この書籍に関しても、その論稿の大半がアメリカ音楽、ジャズと、海外音楽の研究やかなり限定された領域に関する専門的な研究という結果に・・・。日本の音楽が海外から大きな影響を受けている実情があるとはいえ、日本の音楽やそれに関わるものを対象とした研究がそれほどなかったのは残念でならない。 こういう状況自体が、日本における「J−pop研究」の未成熟さを端的に示していると言えるだろう。1988年に「J−pop」なる言葉が登場したのだが、特定のアーティストや特定の音楽に対する研究ばかりで、J−popを全般を総論史的に網羅したものや要所要所をきちんと押さえたと思えるような書籍、そうしようとしている書籍は非常に少ない。 それは、この書籍の論稿の一つにも書かれているが、依然としてクラシックやジャズ、アメリカ音楽といったものを「本物」の音楽とみなし、一方で「J−pop」を「偽者」「低級」とみなす差別思想が研究者、そして読み手であるわれわれの心のどこかしらにあるからではないだろうか。 と、話がだいぶ長くなったが、収録された論稿のうち、個人的に大変面白く且つサイト・ブログ運営の上で大変示唆に富んでいたのは、恐らく日本で数少ない「J−popを総合的に幅広い視点で研究」している研究者の一人である東谷護の「戦後日本ポピュラー音楽史の構築へむけて」と、増田聡の「パクリ」再考〜美学的分析の試みの2つ。逆に言うとこの2つ以外は殆ど楽しめなかった。で、この2つの内容についてだが、長くなりすぎたのでいずれまた、ということで・・・。 <J−pop研究関連書籍>Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 だれが「音楽」を殺すのか?
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| 2006/01/22 20:23|読書評|トラックバック:0|コメント:0|▲
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2005年のシーンを代表する有力新人で今年の飛躍が期待されるキングレコードの植村花菜。 彼女は、私の幼少時の生活圏であった兵庫県川西市生まれということもあり、インディーズ時代に少し話題になり始めたころから密かに注目していました・・・。 最初はそういったどうでもいいような動機で注目していたのですが、気づいたら彼女の歌唱と曲にかなり惹きつけられ、いつの間にかCDを買い、私的音楽総評の「優秀新人賞」に選出するまでのファンになってしまいましたね。今、「いい新人アーティスト教えて」と尋ねられたら間違いなく彼女の名前を出すでしょう。
と、その彼女のインストアライブが本日矢場の松坂屋名古屋本店南館1Fオルガン広場において開催されるということで、がんばって見に行って来ました。
ということでご報告を。非常にすばらしいライブでしたね。
<セットリスト>
1・ミルクティー 2・大切な人 3・キセキ 4・恋の魔法 5・いつも笑っていられるように
▽続きを読む▽
ライブ開始は14:00から。13:30に会場に着いたのだが、予想に反し用意された座席はほぼ満杯で立ち見もちらほらいるという状況。 というのは、リハーサルで彼女が既に歌っていたからなのだが・・・。
流石日曜のデパートだけあって、老若男女幅広い層の人がいた。果たして植村の楽曲は受け入れられるのか? 失礼ながらそんな心配をしてしまった。しかし、その心配は無用だったようだ。
以前にいった竹井詩織里のインストアライブと同様、リハーサルの歌唱で足を止める人が続出した。それだけの何かを彼女が持っているということであろう。
で、初めて見る彼女はというと、「細!!」「スタイルいい」「美人」。
ここ最近のジャケや本人のブログ写真では「ちょい太ってる?」「顔まん丸!!」との印象ばっかり。本人も体重の増加を自覚しているのか、某音楽雑誌で「カナり簡単ダイエット」なるコラムを連載しているぐらいなのだが・・・。 減量に成功したのか、それとも「元々太っていなかった」のか定かではないが、流石に過去にモデルもやり雑誌の表紙を飾ったことがあるだけのスタイルのよさ。ひざから上は細いし、足も長い。それでいて出るとこはしっかりと出ている。背も161センチと高すぎもなく低くもなく、とまさに理想の体型。はなからありえないJJやCamCanモデルよりも彼女の方がずっと親近感がわく。
と、体にばかり目が行ってしまったが、肝心要の歌唱も実にすばらしかった。
1・ミルクティー
自ら奏でる心地よいアコギのバッキングに乗せ伸びやかで力強い歌唱が会場中に響き渡る。 念入りにリハーサルをやったこともあり、歌唱の調子は良いようで高音音ファルセットのところも全く問題なく歌いきる。
それにしても、CDと全く遜色ないどころかそれ以上のものを見せる歌唱の安定感はすばらしい。歌とギター1本でも十分に聴かせるに足る技量を持っていることを見事に示した。正直に言ってここまで歌えるとは思ってもいなかったのだが。数限りなく行ってきた路上ライブで鍛え上げられたからであろう。テクノロジー先行のアーティストにはない、アーティスト自身の強いマンパワーをひしひしと感じさせられた。
2・大切な人
記念すべき彼女のメジャーデビュー曲であり、彼女の代表曲として間違いなく君臨し続けるであろう良曲。 芯の通った力強く、それでいて伸びやかな歌唱が存分に冴え渡る。高音のファルセット部分「たいせつなひと〜」のところは絶品。
ただ、歌唱に関しては文句なしだったのだが、亀田編曲による秀逸なストリングスがあってこそのこの曲。アコギと歌唱というシンプルな構成では曲の魅力を十分に伝え切れていなかったように思う。 録音音源でもいいから、バックの演奏を流したほうが良かったのではないか。
3・キセキ
軽快なギターのバッキングとほんのり哀愁を感じさせる植村の歌唱が好きな人に対する切ない思いを表現する佳曲。
前2曲と同様、高音部分での歌唱が安定していて非常に良い。
4・恋の魔法
軽快なリズムと伸びやかな歌唱、恋をし始めた頃の絶頂の気分を簡潔明瞭な言葉で綴った詞が聴いていて爽快な良曲。 今までずっと携えていたギターを置き、本日唯一のマイクを持っての歌唱となる。 ただ、今回のライブの中ではちょっと出来が良くなかったような。 ギターを持っていないと本人落ち着かないのだろうか?他の曲と違って少し安定感を欠いていたように思う。
とはいえ、曲調もあり手拍子が沸き起こるなどそれなりの盛り上がりを見せた。ウケは良かったように思う。
動き回る彼女のミニスカから見える足がなやましい・・・。
5・いつも笑っていられるように
今回唯一のアルバムオリジナル曲。最初は非常に淡々とした展開であるが、徐々に盛り上がっていく歌唱と演奏が切ない雰囲気を演出していく。 歌唱はもう完璧と言うほかなく、観客もうっとりと聞惚れていたように思う。
MCに関しては、流石関西人とも言うべき兵庫弁での軽快トークが結構面白かった。自らボケて自らボケる。関西人の多くが生活環境と文化と人生経験とによって培っているであろうものを惜しみなく出してくれた。話のネタをちゃっかり自分のCDの宣伝へと結びつける商魂逞しい一面も見て取れて・・・。
<総評>
シンプルな構成ながら彼女の優れた歌唱技術と楽曲の良さとを存分に堪能できたすばらしいライブであった。そして、それと同じくらいに歌を歌うのが・音楽が本当に好きなのだな、ということと飾らない人柄の良さを強く感じ取れたのは、今回の大きな収穫であった。派手さとか奇抜さとかはないが、聴いていて何だか応援したくなる。彼女は聴き手をそういう気にさせるアーティストである。キングレコードはいいアーティストを採ったと思う。がんばって今年は飛躍の年にしていただきたい。出来れば次回は小ホール以上の規模の会場でライブを見たいと思う。
そのときは、「腹ペコブキウギ」「虹色の風」あたりの曲もやってほしい。
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| 2006/01/22 15:32|ライブ・イベントレポート|トラックバック:1|コメント:2|▲
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●大竹佑季 「眠る孔雀」 86点
ジャンル:王道バラード 民族音楽 プログレッシブポップ トラッド
 (2006/01/18)
1.眠る孔雀 2.tell me how~終わりのない旅へ~ 3.都会の羊 4.tasogare 5.空の出口 6.或る悲しみ 7.虹のつづき 8.scarborough fair(民族音楽のカバー) 9.天使が舞い降りてくる日 10.赤い運命(カバー) 11.ありがとうあなた(カバー)
<問題点・注意点> 1・バラード曲だらけ〜1stのようにアップテンポの曲がほしかった 2・カバーである最終2曲は不要かと 3・シングル曲が弱い
▽続きを読む▽
昨年5月1stミニアルバム「Greensleeves」でデビューした東芝EMIの新鋭大竹佑季の2枚目のアルバムであり、初のフルアルバム。前作から7ヶ月ぐらいしかたっていないことと、先行シングルである「tell me how」「天使が舞い降りてくる日」の出来〜特に編曲に満足していないことがあり、今作の出来に不安が少なからずあったのだが・・・。 大竹の飛躍的な歌唱の成長と彼女が所属している東芝・ホリプロ両陣営の力の入れようを強く感じ取れる見事な作品に仕上がった。恐らく今後の女性アーティストシーンを考える上で一つの指標と成りうる作品ではないだろうか。 楽曲に関しては、方向性としては基本的に前作の延長線上にあるといえるのだが、より民族音楽路線への傾倒を強めたのが大きな特徴である。 イギリス民謡のカバーである7曲目を筆頭に、パーカッションとピアノの旋律がトラッド色を生み出している1曲目、中国の伝統楽器であるニ胡の旋律が凄まじい郷愁を演出する3曲目、ティンフルートとヴァイオリンの音色が東洋・西洋音楽の両要素を感じさせる4曲目、と様々な伝統音楽の要素を感じ取ることが出来る。 また、民族音楽やトラッドとの親和性が高いこともあってか、プログレッシブロック的な音作りになっているのも今作の特徴であろう。キンキンとした電子音がふんだんに挿入され、陰や鬱さを感じさせる6曲目やカバーである7曲目はその典型である。もはや叙情派プログレと言ってもいいかもしれない。 とはいえ、柴咲や一青窈など、既に民族音楽の要素を取り入れた音楽をやっている女性アーティストは少なくない。が、そのスケールの大きさ、作りこみの凄まじさ等に関しては、菅野よう子・新居昭乃・平原綾香といった超一級のアーティストぐらいしか匹敵できる存在がいないと思えるぐらいに素晴らしい。はっきり言って「やりすぎ」と言いたくなるぐらいに・・・。楽曲製作に関し、レーベルを無視してkokia、熊木杏里、吉俣良、鈴木正人、日本フィルハーモニーオーケストラ、広沢タダシ、と実力者を惜しみなく起用しただけはある。今10代の女性アーティストでここまで強力なバックアップを得ている者は恐らくいないだろう。ホリプロと東芝の力があってのものか・・・。 だが、有力陣らが故のこだわりによる作りこみすぎた編曲は、ともすれば「歌い手の魅力を埋没させる」というマイナスの結果に働いてしまう危険性を常にもたらしてしまう・・・。実際、前作や先行シングルでは編曲があまりに装飾華麗すぎて、大竹の歌唱を圧迫し曲の質を下げてしまっていた。 しかし、その反省があったかどうかは定かではないが、今作ではシングル2曲目を除き、豪勢ではあれど大竹の歌唱を全面に押し出した作りになっている。よって、飛躍的に進化成長を遂げた大竹の歌唱が存分に映えている。 それにしても大竹の歌唱はすばらしい。前作では甘さがぬぐえなかったが、今作では彼女の持ち味であるかわいさ・やわらかさはそのままに声量と表現力が格段に進化した。この手のジャンルの第一人者である平原や一青窈と比べてもそれ程遜色ないだろう。わずかな期間でよくぞここまで成長したものだ。 伸びやかさや透明感にも秀でた彼女の歌唱は、伝統的な音楽の要素を含んだ楽曲と非常に相性が良く、楽曲の魅力を大きく増大させている。既に歌唱そのものが必殺の武器になっているとすら言えよう。 結論として今作は、声質・歌唱・曲・編曲など音楽を構成するすべての要素において非常に高水準の作品と言えるだろう。 だが、高水準だからこそ、作品に存在する少しの問題を大きな問題として認識せざるを得なかったのは、今作の最も痛い点であった。 売るためとは言え、「赤いシリーズ」のリメイクドラマに使用されたカバー曲である最終2曲の収録には疑問がある。それまでの曲と違い歌謡曲的な色合いがありやや浮いているからだ。そうするのであれば、中盤あたりに前作にあったような躍動感のあるアップテンポナンバーを1曲でもいいから入れて欲しかった。全曲バラードという構成は、人によっては大きな減点材料となろう。 そして、シングル「天使が舞い降りてくる日」の収録。悪くはないのだが、そのほかのシングルとアルバムオリジナル曲と比べると、2ランクぐらいダウンの感が否めない。最終カバー2曲と合わせ後半の尻すぼみを生み出した元凶になってしまった。 この点のところがもう少し何とかなれば、大台をつけるに値する作品であったのだが・・・。 しかし、このジャンルにおいて間違いなく最高峰のものであろう。今後同系列のアーティスト、及びそれを抱える事務所は今作を嫌でも意識せざるを得ないのではないか。今作に匹敵する編曲か、全く違う方法論で同レベルの魅力を出すよう勤めないと、彼女を超えるのは難しいだろう。今年のシーンの動きを占う上で、結構重要な作品になると私は考えている・・・。 今後はよりトラッドやプログレ方面へと進んで欲しいと思う。
| ・アーティスト評価 |
歌唱力 | 9 () |
| 作曲 | -- () |
| 編曲 | 10 () |
| 独創性 | 9 () |
| 安定性 | 8 () |
| 格 | 8 () |
| 総合 | 9 () |
| 熱中度 | 8 () |
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| 2006/01/21 18:38|アルバムレビュー|トラックバック:1|コメント:2|▲
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再び姉御登場。星田「TRAGIC LOVE」で大いに盛り上がったこともあってか、既に会場はかなりの興奮状態で、彼女が登場するや否や盛大な歓声が飛んでくる。思わず彼女も「今日のお客さんあっつい〜」と言う始末。 そりゃ〜、熱くなりますワナ。
と言うことで、怒涛の後半戦開始!!
▽続きを読む▽
12・CRAZY
2ndアルバム1曲目を飾るスピーディーなハードロックナンバー。CD音源以上にジャズっぽい雰囲気を出している大楠のキーボードが小気味良くていい。もちろん、見せ場である中間奏でもばっちしきめてくれた。 上木の歌唱も休憩を挟んだとは思えないほどに冴え渡り、ノリノリの体の動きと合わせ観客を容赦なく盛り上げていく。 う〜む、文句なしにかっこいい。
13・always
愛する人への素直な気持ちつづった詞とそれを歌い上げる上木の切ない歌唱が印象的なハードロック・ラウドロックバラード。 じっくりとかみ締めるように歌い上げていく彼女の姿はとても美しい。堅実なプレイで上木の歌唱と曲とを守り立てる大賀・古賀両名のギターも良かった。
それにしても、本当に歌が上手いな彼女は・・・。
(こうやって聴いていると、1stアルバムも本当にすばらしい作品。家に帰ってから引っ張り出して聴いてみたが、以前の点数は過小評価もいい所だった。)
14・tear,
間髪いれずに畳み込むように怒涛のギター旋律が奏でられていく・・・。星田「TRAGIC LOVE」と並び今回のライブで聴きたいと思っていた「tear,」だ。
出だしからCD音源よりも音が詰められ、テクニカルさと変則さを増した大賀のギターに引き込まれる。かなり上手い。やはり彼にはセッションギタリストとして存分に働いてもらったほうが良いだろう。
前曲が少し大人しめということもあってか、一気に会場が盛り上がる。私もここぞとばかりにヘッドバッキング&手の突き上げのオンパレード。ただただ本能の赴くままに体を動かしていく。
鋭い眼光を見せ付けながら縦横無尽に舞台上を動き回り、激情赴くままに歌い上げていく彼女の姿は圧巻以外の何者でもない。ハードロック・メタルをやるために生まれてきた歌姫と言っても言い過ぎではないだろう。凄まじく上手いのだが、技術云々を超え聴き手の本能をいたく刺激し、アドレナリンを分泌させる力強さ、ほとばしる激情がそれ以上にたまらない。昨年からへヴィーなアプローチを試みるアーティストがそれなりに出てきてはいるが、その誰もが持ち合わせていないロック・ハードロックの真の醍醐味と言えるこの魅力を彼女は余すことなく見せ付ける。
そして、それのみならず、イントロや中間奏のように複雑で緻密な展開美を見せるのがすばらしい。申し訳ないが、彼女を前にしてはソニー系列をはじめとした同系ジャンルのアーティストは全く相手にならない。格が違いすぎる。
・MC 彼女のMCにより、「tear,」が実はテンポ216とかなり速い曲であることが判明する。Xの代表曲とほぼ同じくらいの速さ。最近ではこんなに速い曲は希少といってもいいのではないか?
そして、3月ぐらいにニューアルバムを出す、と言う衝撃ニュースが・・・。会場が歓声に包まれる。これは大いに期待していいだろう。早く来い3月!!
15・Deep
MCで構築された歓声をそのまま維持させるが如く始められたこの曲。緩やかなテンポとうねるようなサウンド構成が凄まじいラウドロックバラードだ。前曲と並び2ndアルバムのハイライトを構築する曲であり、今回のライブにおいてもその役割を見事に果たしたと言える。
頻繁に体を揺らしながらひたすら観客をあおり、自らをも鼓舞していくパフォーマンスもさることながら歌唱が尋常ではなかった。
CD音源よりけだるさを増幅させつつ、エロスと攻撃性を増幅させた歌唱が凄まじすぎる。限界知らずのパワー歌唱。「上木爆発」と称すのが適当だろう。 気づいたら回りの人のことを考えずに体をひたすら動かしまくっていた。アツイ、体が熱い!!
16・Fat Mama〜17・TO...heaven
鋭さのあるカバー曲で観客のテンションを維持する。そして、畳み掛ける歌唱とザクザクと刻まれていくギターリフがたまらなくかっこいいこの曲へと一気になだれ込んでいく・・・。
切り刻むかのようにメロを歌い上げていく上木の歌唱も相変わらずキレキレ。
「強がる者とそれをみてあざ笑う者たち その両者も本当は代わらない弱いもの 脳裏のよぎる天と地の真実のまやかし」 と詞のセンスもすばらしい。言葉の選び方、言葉の切り方が非常に面白いはめ方、強烈なメッセージ性・・・、作詞家としても非凡だ。
ビジュアル、詞、歌唱技術、メロディー、演奏・・・。各々が皆高レベルであるだけでなく、それぞれが見事に融合している。そして、それらが上木彩矢という天才の個性・存在を紡ぎだしていく。
18・☆☆シュビドゥビバ☆☆
上木の反骨精神とユーモラスさとを見せ付ける愉快痛快豪快なパンクロックナンバー。
激しく動き回りながらけだるさとノーテンキさとを存分にこめた歌唱で、既に絶頂としか言いようのない会場の雰囲気をさらに盛り上げていく。何という貫禄だろうか。これが20歳の娘なのか!?
「シュビドゥビバ」の部分においては、大合唱のみならず、大ジャンプの雨嵐。皆理性を失っている。恥も外聞もかなぐり捨て、私も負けずに飛びまくる(ごめんよB氏)。ライブでこんなにキレたのは本当に久しぶりだ。間違いなく本日一番の盛り上がりであった。
●アンコール
・MC かねてよりモデルとして何回か登場したパンク・ゴスロリファッション専門誌「KERA」3月号の特集で彼女の作ったコサージュが掲載されるとのこと。 大塚愛、中島美嘉、YUI、中ノ森文子といったアーティストをはじめ、女性アーティストの女性誌への積極的な露出が頻繁に増えている。もはや女性誌への掲載は戦略上非常に重要だと言ってもいいだろう。だが、今のBeing/GIZAでそれが出来ているのはこの上木だけ。頼むから今の縁を切らずに今後もがんばっていただきたい。
19・愛のバクダン(B’z)
今日本中を見渡しても、B’zの曲をここまで上手く歌える女性アーティストは彼女以外殆どいないだろう。
20・Fat Lip(カバー曲)
再びほっしー登場。ここで上木が星田のことを褒め称える。ちょっと照れたほっしーが何だかかわいい。
ほほえましい二人のやり取りに会場が盛り上がりすぎたのに反応して、思わず上木が「セイ、セイ、セイ」と言う始末。姉御HGである。
こうやって見ていると、弾けた不良的キャラである姐御と優等生的なほっしーは実に対照的。しかし、ともにロッカー、ハードロッカーとして優れた資質と魂とを持ちあわせたアーティストであることを、このカバー曲での歌唱で存分に見せ付けてくれた。二人が一緒に歌っているところは鳥肌もの。
<上木編総評&全体評>
歌唱技術の高さにも驚いたが、それ以上に迫力に満ち溢れた強烈な存在感と鋭い体さばきに裏打ちされた立ち振る舞いに圧倒された。理論理屈ぬきで脳天直下で聴き手の本能を刺激し、鼓舞させる楽曲と歌唱、そして天才のみが持ちえるロッカーとしての天性の魅力とパフォーマンスは紛れもなく本物で、現時点で業界最高最強レベルと言ってもいい。 「ハードロックをやるために生まれてきた天才」〜それが彼女にふさわしい言葉ではないだろうか。
間違いなく川島だりあや相川七瀬の後継者としてふさわしい存在だと思うのだが・・・。世間的にはへヴィーミュージックの旗手としてハイカラのマーキーや中ノ森文子、木村カエラ、高橋瞳らに目が向きがち・・・。はっきり言って誰一人として上木にかなうものはいないだろうに。
そして、現時点では上木に負けるものの、星田もすばらしい。 上木と違って現時点で完成されておらず、さらにハードロックの枠を広げていける可能性を秘めている点に大いに期待できる。 さしあたって高音域での歌唱の安定とバラードの充実に努めていただきたい。
選曲・演奏・歌唱とほぼ文句なしで、今まで見に行ったライブの中でも間違いなく最高峰の名演と位置づけても良いほどにすばらしいライブであった。だが、それが故にライブ本編と関係ないところで凄まじい不満を感じずにはいられない。
「何故こんなちんけなライブハウスでこの2人がちまちまと歌ってなきゃならないのか」と・・・。
今のGIZAを見渡してこの2人より優れた楽曲とライブパフォーマンス能力を持ったアーティストがいったい何人いるのだろうか?
楽曲ではガーネットや小松がいるが、両名ともライブではこちらの両名に及ばない。愛内はライブパフォーマンスでは匹敵するが、楽曲は全く相手になっていない。大野愛果はソロでは活動していないし・・・。
かろうじて竹井が匹敵するぐらいだろう。それ以外のメンバーに関しては言及するまでもない。
どこの会社に行っても即戦力として活躍できる実力・魅力があるにも関わらず、インディーズ扱い。一向にちんけなパン工場から卒業できないのがもどかしすぎる。大きな会場で一人でも多くの人にこの二人のパフォーマンスを見ていただきたくて仕方がない。
しかし、GIZAは彼女らをメジャーデビューさせるどころか、ガーネットクロウと愛内、三枝らを「パンライブ逆戻りさせてのバレンタインライブ」とアホアホなことばかりやっているだけで・・・。 どんなに実力や魅力があっても、その存在が活動を継続していけるぐらいに世間に知られなければ何の意味もない。いったいアーティストを何だと思っているのだろうか、この会社は。
既に業界においては、浜崎・宇多田といった20世紀デビュー組が支配する時代が終わり、男性アーティスト優位時代を経て、次世代の覇権をめぐる激烈な争いが繰り広げられている。以前にも記したが、今は王道バラード、へヴィーミュージック、洋楽ポップスと主要ジャンルが拮抗し、そのいずれに流れが傾くのか全く分からない状況になっている。よって、そういった状況において少しでも優位に立とうと、各社とも新人のデビューに力を入れていることは、ソニー、東芝、ビクター、ワーナー、キングレコードら大手が排出した新人を見れば一目両全である。
もう時代の流れを作っているのは中堅、ベテランではなく、21世紀になってからデビューした10代、20代前半の若手アーティスト。未だに倉木、ガーネットクロウ、愛内を柱としているGIZAは完全に流れに乗り遅れているとしか言いようがないだろう。これら中堅どころの売上げを維持するために貴重な若手が犠牲になっている・・・。これが今のGIZAの実態・・・、恥ずべき実態である。
ということで、近々「GIZA改革私論(仮)」を書く予定。
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| 2006/01/21 15:49|ライブ・イベントレポート|トラックバック:0|コメント:0|▲
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後半に向けて上木自身も体力を温存する必要があってか、あっさりと立ち去る。ついでに大賀ちゃんも退場。
代わりに星田が入ってくる。半そで姿にロングマフラーを巻いた姿は結構笑えた・・・。一昔前の中田を見ているようで・・・。 しかし、彼女のルックスに関しては、当初思っていたよりもずっと美人だったので一安心。体もものすごく細い。 その後しばらくたって橋下弁護士、もとい、io時代からのパートナーであるBonnが入場。
ここでかなり遅いながらも、ほっしーから新年のご挨拶及び、上木さんに負けないように熱い選曲にするとのMCが入る。MCに対する観客の反応も良い。熱烈なほっしーファンがどうやらいるようだ。
▽続きを読む▽
●星田紫帆7.ほどけた指1曲目は予想通りアルバムの1曲目を飾るこの曲。ニルヴァーナやCOCCOからの影響がかなり強く出ているグランジテイストの曲であるが、この両者ほどにしつこさ、どろどろ感、重さがなく、さらに詞の内容の割りに比較的あっさりと聴けるのは、星田のストレートな歌唱と癖のない声質があるからだろう。しかし、だからといって没個性的でも軟弱でもなく、ハードロック魂を安定した歌唱でしっかりと見せ付けるのは大したもの。 CDとは比較にならないほど迫力と緊迫感、シャープさにあふれる演奏もよく、観客を大いに盛りあげていく。 恐らく今後も不動の1曲目として君臨し続けるのではないだろうか。良く出来た曲である。 8.終わらない願い同じくグランジテイストがあるものの、こちらはバラード曲。際限なき人間の欲と自らの夢を綴った詞を力強く、それでいて哀愁たっぷりに歌い上げていく。やや高音部分で力不足さを感じたが、それでも十二分に聴かせてくれた様に思う。 ただ、この2曲、何故だか分からないが音のバランスがイマイチ良くなく、ドラムの音がかなり前面に出てしまっていた。おかげで時折星田の歌唱がうずもれてしまう時があったのは残念。状態の良くない耳がかなり痛くなってしまった・・・。 9.爪痕マイギターを装着しつつMC開始。ありがたいことに何とここで新曲が披露されることに。 作曲はBonn。 「楽曲を聴いてドロドロっと感じがしたので、歌詞もドロドロッとしました」と話す彼女の姿が何となくかわいらしく思えてしまったのは私だけだろうか・・・。 曲に関しては、もの悲しいキーボードの旋律と力強いバックの演奏、そして星田のストレートな歌唱が冴え渡る哀愁ハードロックバラード大曲。以前に比べると、課題であったバラード曲での表現も飛躍的に成長したようで、安心して聴いていられる。バラードを歌わせても既に1級の魅力を見せられることを感じられたのは今回の大きな収穫だったと言える。 それにしてもこの曲、非常に出来が良い。ギター演奏のみならず、Bonnの作曲家としての実力の高さを示した曲と言えるだろう。曲の雰囲気から昼ドラの主題歌として起用されたら結構ウケるように思うのだが・・・。 春ごろに発売されるであろう2ndアルバムに対する期待が早くも高まってきた。 10.まなざしCDと遜色ない伸びやかで安定した歌唱を披露する。相当歌いなれているようだ。 ・MC「早いもので次の曲がラストです」と言う星田のMCをかき消すかのように鳴らされるBonnのギターリフ。そう、それは星田ファンであるなら、誰もがライブで聴きたいと思っているであろう、星田を代表する屈指の名曲「TRAGIC LOVE」のリフ・・・。その瞬間、観客のテンションが一気に高まり、あちこちから奇声・歓喜の声がほとばしる。 同伴していたA氏もB氏も喜びの余り奇声を上げつつ、手を突きあげ、足でリズムを取り、ヘッドバッキングをし、と既に戦闘準備は万全!! 待っていたよ、この瞬間を・・・。 11.TRAGIC LOVEシャープなBonnのリフに呼応するかの如く、ひたすら観客は手を突きあげていく。 一方それに応える星田の歌唱は、若干声量不足の面が否めなかったものの、前回のライブよりははるかに出来が良く、楽曲を大いに盛り上げていく。 しかし、そんな細かなこと関係なく、この曲がもたらす疾走感、躍動感、哀愁、ハードさ何もかもがとにかくかっこよすぎ!!やはりこの曲はすばらしい。 「ハードロックの真髄、ここに有り!!」 それを前に私はただただヘッドバッキングをし、インチキ英語発音でがなるだけしか出来なかった・・・。 この曲の醍醐味の一つであろうBonnの早弾きもお見事。中間奏部分もさることながら後奏はそれ以上にキレキレで・・・。さすがMIジャパン講師。 しかし、この曲ですら、彼の実力の一端を示すに過ぎない。本気の演奏をしているBonnを見たくば こちらをご覧いただきたい。 (「audio&video」をクリックし、下の方にある「Journey To The End」をご覧下さい。) <星田紫帆総評>流石に天才上木と比べると歌唱面では劣るところがあったが、それでもかなり優れた歌唱を聴かせてくれたと言っていいだろう。 課題であったバラード曲に関しても今回はしっかりと歌えていたし、何より新曲の出来がすばらしかった。 Bonnという製作パートナー兼帯同ギタリストがいる限り大崩はしないと思える安心感があるのも、彼女の大きな武器である。 ストレートで癖のない歌唱を存分に活かし、哀愁と力強さと疾走感に溢れる正統派ハードロックを今後も妥協することなく追及していただきたいと切に願う。 ●星田紫帆 「終わらない願い」 星田の1stミニアルバム。彼女の優れた資質が如何なく出ています。6曲目「TRAGIC LOVE」は必聴!!
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| 2006/01/21 01:04|ライブ・イベントレポート|トラックバック:0|コメント:2|▲
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いつものとおりサイダーの挨拶が終わるや否や、バックメンバーが登場する。
今回は、ギターが大賀・古賀の「賀コンビ」。やっぱりBonnは出てこなかったか・・・。
メンバーがひとしきり入場した後で、颯爽と姉御が登場。派手なメイクと衣装は毎度の事ながら、アップにまとめた髪には意表を突かれた。
しかし、率直に言って彼女はやはり美人。肌艶もよろしい。が、一度素の顔を見てみたいものだ。
当然の如く響くヤローどもの歓声。が、私の頭の中には「姉御、かっこええな〜」と「1曲目何だろうな」しかなかった・・・。
▽続きを読む▽
1.Demolition Man(デフ・レパードのカバー?)
誰の曲かは分からないが、とにかく力強いハードロックナンバー。まさか1曲目にカバー曲が来るとは思いもしなかった。
どのアーティストでも1曲目に関しては、緊張や体が慣れていないこともあってか、歌唱が硬くなったり萎縮したりするのが常である。しかし、今回彼女にはそれが全くなかった。出だしから力強い歌唱で問答無用に聴き手を引っ張っていく。 彼女の実力に関しては、かねてよりいろんなところから絶賛の意見を見聞きしていたこともあり、今更ながら驚くことはないだろうと思っていた。しかし、それは大きな間違いであったようだ。 これは天分か?それとも事前にかなり歌いこみをしていたからなのか? どちらにしても1曲目で彼女が「只者」ではないことを存分に思い知らされた・・・。
2.A constellation
1stアルバムのリーダートラックとも言うべき完成度誇るハードロックバラード曲。2曲目でこの曲とは・・・。
CD音源にあった荒々しさはそのままに、甘さを完全に消失させ、余裕をもって表情豊かに歌い上げていく。ライブでの歌唱の上手さに関しては、先日大絶賛した竹井詩織里と同レベルか、ひょっとしたらそれ以上だと言えるだろう。早くも「背筋ゾクゾクモード」のスイッチが入る。
3.Amaze -迷宮-〜4.NEED YOU
「20歳になったし、はっちぇっけぶりだけではないじっくりと聴かせる上木を今年は見て欲しい」とのMCを実践するかのように、2曲続けて2ndアルバムのバラード曲を披露する。
前者に関してはやや早めの編曲が施されていたように思うが、自らが作曲したこともあってか、感情の乗せ方が尋常ではなかった。
後者に関しては、優れた歌唱技術と表現力を以って、失恋に打ちひしがれる主人公の心理を描いた詞を観客に見事に突きたてていく・・・。 ギター演奏の一部がタッピングだったとは・・・。
アレンジや作曲センスはグタグタだが、演奏に関しては中々のものがある大賀ちゃんであったのだ。
・MC 観客から「あやや〜」と奇声が飛ぶ。しかし、某有名アイドルと同じ呼び名にご立腹遊ばし、「あややはダメ」っと一刀の下に切り捨てる。どうやら禁句のようだ・・・。
バラード曲が続いたこともあってか、ここで「アホアホな面も見せておかなければ」ということで次の曲。
5.SAY!!WHO!!!!!
4thアルバムでもかなりの魅力を放つ愉快痛快爽快なパンク曲であるこの曲を披露する。会場のテンションも一気にヒートアップ!!
この曲でついに出ました「アンプに足乗せ」。今、アンプに足を乗せる姿がここまで様になる歌い手は、川島だりあ・相川七瀬・OLIVIAくらいなものだろう。 ダンスをしていたという経歴を存分に活かした舞台上での体の動きも見事で観客をしたたかに煽っていく・・・。 努力・修練では決して身につけることの出来ない「ハードロッカー、メタラー」としての天性の資質が為せる技であろう。動作の一つ一つがとにかくかっこよい。
しかし、中間奏部分やDメロ部分、コミカル且つシニカルな詞を見るに、荒々しさや力強さだけではないテクニカルで知的な面があるのも上木の大きな魅力と言えよう。派手な外見から軽薄さやバカさを感じないではないが、実際の彼女はかなり頭が切れるように思う。
6.I WANT YOU BACK
曲に関してはよく分からないのだが、前曲で盛り上げた雰囲気を損なわない力強いハードロック曲だった。
バラード曲が続くなど、上木にしては大人し目であった前半。しかし、「今年はじっくりと聴かせる」を目標にしていることから考えると、恐らく彼女の計算どおりであろう。案の定、後半に向けて体力を温存するようにとのお達しが・・・。
それでも前半での彼女のパフォーマンス振りには圧倒された。だが、そうであっても、それが上木の実力すべてを見たわけではないことは、このとき知る由もなかったのだが・・・。
続く・・・。
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| 2006/01/20 21:02|ライブ・イベントレポート|トラックバック:0|コメント:0|▲
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本日は耳鳴りによる体調不良をおしてパンライブに行ってきました。いつもは漫画喫茶で寝泊りするのですが、今日は運良く終電に乗れまして先ほど帰ってきたところです。
しかし、留まるにしろ日帰りにしろ、老いた体にはこたえますわい。 ということで、今回は序論的な内容〜ライブまでの行動〜にとどめておきます。詳細なレポは出来れば土日のうちに仕上げられたらと思いますね。 ま、先に結論から言っておきますと、とてもすばらしいライブでした。今まで見てきたライブの中でもかなり良かった方になりますね。苦労して行った甲斐があるというものです。
注意: 先日書評を途中やりの状態でアップし、続きを今日作成する、という流れでしたが、予定を変更してパンライブレポをしばらくやっていきます。ご了承ください。
▽続きを読む▽
2時発の近鉄電車に乗って難波へGO!!
しっかし、最近睡眠不足と仕事&ネットでの疲労もあってか、本を読んでいる途中にいつの間にか寝てしまっていた。目が覚めたら奈良のあたり・・・。雪がうっすらと積もっていてびっくりした。と思ったらまたまた熟睡。次に目が覚めたときは、もう難波到着直前だった。寝つきがあまり良くなく、さらに神経質な私には珍しいことだ・・・。
4時過ぎに難波着。今回同伴するA氏とB氏と毎度毎度の「約束場所」としているところに4時半ごろ到着。すると既にA氏の方が先に到着していた。
椅子のそばにおいてあるかばんから見えるのは麗しきあのお方の「ポスター」か・・・。
私が来てしばらくした後にB氏も到着。A氏と同様、「ポスター」を持っていた。3人してこのお方の美しさからは逃れられないらしい。
しばし、歓談タイム。音楽談義やブログ談義に華が咲く。今日のライブ出演者である上木&星田両名には悪いが、主な話は来週にニューアルバムを発表するFayray姐さんのこと。そして、あれやそんなのビーイングアーティストたちのこと・・・。前者はともかく、後者はとても表には出せません罠。日ごろ抱いている思いをお互いにぶつけまくる。それと貴重な情報交換や今後の予定の確認も行う。しかし、お互いもういい年なので、中々思うように計画を立てられないのが辛い。それと、最近いろいろあったので以前よりだいぶやつれてしまって・・・。ああ、若いときに戻りたい!!
あっという間に歓談タイムも過ぎ、パン工場へ出陣!!
もう、正直に言うが、上記にあるように頭の中はFayray姐さんのことばかりで、チケットを取得したときとは違い、ライブに対するモチベーションが少し下がっていた。
しかし、考えてみれば、GIZAの新鋭ではあるものの現時点でビーイング女性アーティスト最強とも言える上木・星田両名・・・。やはり只者ではなかった。私の不信ぶりを粉砕するどころか、改めてこの両名に対する強い思いを確認し、それを強めるとともに、この両名に対し「インディーズ」という意味不明な扱いをし続けているGIZAへの不信が際限なくあふれ出す結果になった。
次回では、この最たる理由となった両名の見事なライブパフォーマンスについて詳細に記していく。
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| 2006/01/20 01:00|ライブ・イベントレポート|トラックバック:0|コメント:0|▲
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●北原愛子 「TANGO」

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1・TANGO ★★☆ 作詞:北原愛子 作曲:徳永暁人 編曲:MissTy
愛子様お得意のラテンポップナンバー。終始鳴っているアコーディオンの音色がかもし出す軽快なリズムと哀愁が結構いい感じなのだが・・・。試聴で聴いたときは好印象だったが製品盤を聴いたら何だかそうは思えなくなってしまった。
かなりノリノリな感じの曲だと思っていたのだが、通して聴くとえらくあっさりしているというか、終盤のサビ繰り返し以外それほど盛り上がれない。 リズム感やメロディーに勢いをあまり感じないのだ。特にBメロ部分が・・・。上手くいえないけど何かもたついているような気がする。 徳ちゃん、手抜きじゃないの〜。
2・しあわせに☆ ★★ 作詞:北原愛子 作曲:間島和伸 編曲:小澤正澄
ミドルテンポでやや力強目のバラード曲。電子音とたるいギター、押さえ気味のキーボードの旋律が退廃感を出している。恋愛中心の詞がメインの愛子様には珍しく、殺伐とした社会を風刺した内容になっているのが面白い。
ただ、作曲が間島ということもあってか、曲展開が良く言えば「渋い」、悪く言えば「たるい」感じになっているのは毎度のこと。 詞もやや詰め込み気味で総じて印象が薄い。ただ愛子様の歌唱が響き渡っているだけというか・・・。
3・永遠へとかかる虹の橋 ★☆ 作詞:北原愛子 作曲:當眞健司 編曲:小澤正澄
結婚する友人に向けて送った曲とのこと。サンバのリズム感も感じさせるさわやかなギターポップ曲。 しかし、ギターの演奏とバックのパーカッションが何だかかみ合っておらず聴いていて心地よくない。 それ以上に同じような旋律の繰り返しが多く、終始抑揚にかけるメロディーと均質的な歌いまわしがいただけない。申し訳ないが、これはカップリングとしても厳しい出来だ。
<総評>
新年早々DVDの発売、間髪入れないシングル発表、そしてジャケ写の良さもあり、「ようやくGIZAが愛子様に本腰入れ始めたか」と思い、この曲に期待していたのだが・・・。
表題曲はまあ合格範囲だがカップリング曲の出来はお世辞でも良いとは言えない。両曲ともメロディーが単調で、それが愛子様のそれほど上手くない歌唱を完全に引っ張ってしまっている。
おいおい、勘弁してくださいよ。「虹色に光る海」以降どうも与えられる楽曲が「シングル」として対外的に通用するものではなくなっているが、今回もそれを継続しただけになったようだ。
今のGIZAの製作能力を考えれば今回の結果も容易に分かることなのだが、それでも悲しい。
それが、「楽曲がどんなに酷くても応援し続けることを決めた唯一絶対の例外である愛子様」であってもだ・・・。
ビジュアルが凄まじいので、それさえ取り上げてもらえば万に一つの可能性で売り出せていけるかも、と思ってはいたが、この程度の曲しか出せないのであれば、それも不可能だと思う。
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| 2006/01/18 01:10|シングルレビュー|トラックバック:1|コメント:0|▲
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● 中島美嘉 「BEST」 75点
 (2005/12/07)
1.AMAZING GRACE (05) 2.STARS (new vocal '05) 3.CRESCENT MOON 4.WILL 5.RESISTANCE 6.愛してる 7.Love Addict 8.FIND THE WAY 9.雪の華 10.SEVEN 11.朧月夜~祈り 12.LEGEND(Main) 13.桜色舞うころ 14.GLAMOROUS SKY
<問題点> 1・新録シングルの存在とその出来 2・「OUR SURVIVE」「火の鳥」といったシングル曲が未収録 3・適度にアップテンポの曲があるものの、基本的にバラード中心の構成は個人的に辛い
▽続きを読む▽
知名度と人気、組織力とを駆使した豪華製作陣を介して良質な楽曲を送り出してきた中島美嘉。技術的には未熟な点が依然としてあれど、妙に耳を引く歌唱もあり、何だかんだといいながらもそれなりに評価し、聴いていた・・・。 元々これといったカラーがなく、シングル曲の水準がそれなりに高く、シングル曲を上回るようなアルバムオリジナル曲がないことから、今回のベストアルバムに結構期待をしていたのだが・・・。思っていたほどに良いとは思えないでいる。 う〜む、何でだろうか・・・。 まず、彼女の初期の曲であり、彼女の魅力が出ていると言える1・2曲目を新録にしていることがある。人によって評価が分かれると思うが、綾戸智絵とのセッションはピアノがやや出すぎていて(当然であるが)あまり好きにはなれなかった。やはり当初のバージョンを収録したほうが良かったように思う。2に関しても同様。本来のテイクを収録した上で、おまけで新録を入れたほうが良かったような・・・。 そして、もう一つは、適度にアップテンポの曲が配されていたとはいえ、基本的にバラード中心の構成であるということ。よって、1曲1曲として聴くにはいいのだが、通して聴くとどうしても緊張感がなくなってしまう。 (以前他事争論 118と 119でも書いたのだが、同一曲種が多いベストアルバムにどうにも苦手。) また、「火の鳥」や「OUR SURVIVE」の2曲が収録されなかったのも疑問。3曲目を入れるのであれば、こちらを入れたほうが良かったのでは? 今作の評価から話がそれるが、結局のところこのベストアルバムを超えるオリジナル曲を出せていないこと。それと同じくらいに、アーティストとしての確固たる支柱や音楽に対する拘りを彼女に見て取れないということ。そして何より、ベストアルバムを聴いてしまうとオリジナルアルバムを聴くのを勧められないことが、中島の問題であろう。 だが、一方で、音楽に対する執念や歌を通して表現することへのこだわりを感じさせず、サクッと聞き流せるのが彼女の魅力でもあるのだが・・・。問題と長所は表裏一体・・・。 とはいえ、優良な楽曲が詰まった作品ではあるし、レンタルでも間違いなく置かれている作品でもあるので、興味のある方は是非聴いていただきたい。
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| 2006/01/17 19:49|アルバムレビュー|トラックバック:0|コメント:4|▲
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今度はアルバムです。
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●アルバム編★1月18日●真中潤 「Sky High」 ○ ビーイング系新レーベルZAZZYより送り出された新人、真中潤の1stミニアルバム。172センチの長身にハーフのようなルックスと今までのビーイング美人とは感じが違いますね。 音楽性は、ストレートなハードロックですが、星田さんとは違ってUKロック風味がありますね。それと、演奏がかなりしっかりしているようで。 彼女に力を入れているのは分かりますが、ビーイング全体の戦略を考えるとどうなんでしょうかね。 上木・星田・愛内・三枝・北空といった面々と少しずつジャンルがブッキングしていますよ。ロック路線、バンド路線でお互いに潰しあいになるような気が、というかもうなっているか・・・。 抜群のルックス・スタイルもあり、メディアに露出さえできれば人気を得ることも出来るように思いますが、それが出来ない現状では所詮ないものねだりに過ぎないでしょう。 試聴は こちら ●Joelle 「Lucky Maria」 ○ アメリカ ユタ州ソルトレイク・シティ生まれ。 アメリカ人の父と日本人の母との間に育つ。 物心ついた頃からジャズやブルースが大好きな父親のピアノに合わせて歌を歌い始め、6歳で彼女自身もピアノを始める。 という経歴の持ち主。ユニバーサル所属のようで。 歌唱は高音が繊細且つ綺麗で、この手の経歴&ジャンルにありがちなくどさや聞き苦しさがないのはいいですね。日本語の発音に殆ど問題がないのもポイント高いです。 試聴は こちら ●大竹佑季 「眠る孔雀」 ◎ 東芝の新鋭、大竹佑季の通算2枚目で初のフルアルバム。成長する大竹の歌唱と装飾華麗な電子音との間に生じる違和感が心配だったのですが、どうやら大丈夫そう。 音楽的にはよりトラディッショナルな路線へと近づいているように思います。いい感じに仕上がっているのではないでしょうか。 試聴は こちら ★1月25日●Fayray 「光と影」 ◎◎ 最新シングルにおいて「プログレ」という名の別世界へと旅立ってしまったFayray姐さん。ニューアルバムもそれを示す仕上がりになっています。今までのピアノバラード中心の構成から70年代ロック・プログレ的構成へと大きく変化をしています。試聴音源を聴く限りこれはかなりの傑作になる予感をひしひしと感じますね。発売が待ち遠しすぎます。 2006年を代表する名盤になる予感あり。 試聴は こちら ★2月1日●竹井詩織里 「The note of my twenty years」GIZA最高の歌姫、しおりんこと竹井詩織里が送り出すカバーアルバム第3弾。彼女のフェイバリットアーティストである70年代アーティストの曲を中心とした彼女らしい選曲になっていますね。ただ、これでカーペンターズの「イエスタディワンスモア」や「SING」「Top of the World」あたりが収録されていれば・・・。
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| 2006/01/17 00:51|未分類|トラックバック:0|コメント:0|▲
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さ〜て、毎月恒例?の「早聴き小僧」、今月もやっていきますよ!!
まずはシングルから!!
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●シングル編★1月18日●北原愛子 「TANGO」 ○ どうやら今年は積極的な活動を見せてくれそうな愛子様のニューシングル。愛子様らしいノリノリのラテンポップスになっております。 ジャケ写に関しては間違いなく今までで最高。このためだけにCD購入しても惜しくはございません。初回には何とポスターが一部店で特典としてつくようなので、愛子様信者はマストフラゲ!! プロモ映像も最高です。もう愛子様の美しさを表現する言葉はありませぬ・・・。 試聴は こちら ●YUI 「TOKYO」 ○ ソニーを支えていくであろう引き語り系ロック・ハードロックアーティストYUIの4thシングル。YUIの繊細で憂いを帯びた歌唱が光る切ないロックバラードです。ロック然としていた今までの曲とはちょっと感じが違いますね。相変わらず流麗なメロディーが良いです。 試聴は こちら ●奥華子 「魔法の人」 ○ 昨年夏メジャーデビューをしたキーボード引き語り系アーティスト奥華子の2ndシングル。 相変わらず哀愁漂うメロディーとキーボード演奏、やや甘めの歌唱が冴えに冴え渡っています。いいですね。 試聴は こちら ●Miz 「Bittersweet」 ○ 前シングルでアメリカンロック路線に走り、ぱっとしなかったMiz。今作は、荒涼感と鋭さがあり、Mizの伸びやかで力強い歌唱が存分に活かされる「北欧ロック」ナンバーになっています。あ〜、良かった良かった。 ただ、ジャケ写に関してはここ最近と同じくぱっとしないな〜。 試聴は こちら ●1月25日●熊木杏里 「戦いの矛盾」 ◎ 至高且つ孤高の天才アーティスト、熊木杏里10ヶ月ぶりのニューシングル。曲名からして凄そうです。フォークソングにおける重要表現主題であった「戦争」をこの21世紀で23歳の彼女がどのように描き出していくのか、本当に楽しみですね。2006年の重要曲となりそうです。 「沖縄」に行ったときに感じたことを表現したカップリング曲にも期待。怒涛のあんりこ節炸裂か!!? ●竹仲絵里 「サヨナラ サヨナラ/garbera」 ○ GIZAアーティスト以外で「本当に美人だな〜この人」と思う数少ないアーティスト、竹仲絵里のニューシングル。映画「ギミーヘブン」の主題歌として使用されるようですね。 力強く感情の乗った歌唱とギターの演奏がいいですね〜。 試聴は こちら ●2月1日●久嶋美さち 「リタの場合」 ○ 日本では珍しいブリティッシュハードロックを聴かせてくれたドリーミュージックの新鋭久嶋の2ndシングル。といっても音源がまだないのでどのような曲種になるのか全く不明ですが・・・。ドリーミュージック、更新遅すぎだぞ!! ま、期待しましょう。 ●絢香 「I believe 」 △ ワーナー所属の新人アーティストで、間違いなく2006年の音楽シーンの動きを占う上で重要なアーティストになろう絢香のデビュー曲。竹野内豊、チェ・ジウ主演のドラマ「輪舞曲」の主題歌として使用されています。研音所属俳優が主役をやるドラマで研音所属アーティストが主題歌を歌う・・・、お約束のパターンですな。 「めざましテレビ」をはじめ、まだデビュー前にも関わらず各所からヨイショされまくりの彼女。確かに年齢にそぐわない圧倒的な歌唱力はすばらしいのですが・・・。 表題曲に関しては、サビ以外の部分がややもたついた感じがしてよくないですね。典型的ダメ洋楽バラードの予感が・・・。歌唱技術で何とか持たせている感が否めません。ロック調のカップリング曲の方が今のところ好印象です。 こういう抜群の歌唱力を持つアーティストだからこそ、楽曲をより重視していただきたいですね。でないと、歌唱と曲との違和感が露骨に浮き立ってしまうので。 第二の小柳ゆきにならないことを切に願っております。 試聴は こちら ●竹井詩織里 「桜色」 ○今年も積極的に活躍してくれそうなしおりんの今年初シングル。久しぶりの非大野作曲曲ということかなり期待していたのですが・・・。 曲はまずまずなのですが、シングル表題曲としては地味すぎるのが良くもあり悪くもありますね。厳しいです。凡メロディーを彼女の歌唱力で無理やり引っ張り良曲に仕立て上げた感が今のところ否めないです。なまじFayray姐さんの凄まじい歌唱を聴いてしまった後なので、歌唱の実力・魅力はともかく曲と歌との相乗効果に関し、両者の間に決定的な差を感じずにはいられませんでした。 カップリングに期待しましょう。 試聴は こちら
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| 2006/01/16 20:18|未分類|トラックバック:0|コメント:0|▲
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先日やったドラマ評の続きをやります。今回で終わりです。
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●「輪舞曲・ロンド」 △
竹野内豊とチェ・ジウ主演ドラマ。別に無理にアジア全域を舞台にしたり、韓国人俳優を使ったりする必要はないように思うのだが・・・。 ストーリーは、やはりシリーズ「インファナル・アフェア」のパクリだった。屋上のシーンや竹野内の服装、潜入といったテーマが被っているし、短いカットを入れまくるカメラワークもそうだ。
ただ、そういったこと関係なくドラマの構成に疑問がある。現時点では「韓国や韓国人俳優と絡ませる」構成に必然性や論理性を感じないからだ。
ドラマを見る前までは、てっきり竹野内演じる役の父親を殺したのが「韓国人マフィア」で、それが日本進出を果たした今、韓国滞在の経験があり、韓国語に堪能で、父親のあだ討ちに執念を燃やす彼が組織に潜入し、思いを果たす、という筋書きだと思っていた。そうであれば、韓国人キャストや設定に意味があるからだ。が、実際は、父親を殺したのは日本人が率いる日本のマフィア組織。竹野内演じる役は韓国語を全く話せない。だったら別にオール日本人のキャストでいいではないか。話題性を取るために韓国人俳優を起用したとしか現時点では思えない。作中でかなり韓国語が飛び交う点がドラマの流れにもたつきを生み出してしまってもいるし・・・。 竹野内、チェ・ジウ、そして組織の3者の関わりをこれからの展開できちんと説明できないと、かなりグタグタな作品になりそうな予感がある。
●「小早川伸木の恋」 △
唐沢寿明主演、柴門ふみ原作の医療&恋愛ドラマ。
実は私の大の苦手なものとして、柴門ふみ&弘兼憲史夫婦の漫画がある。生理的に受け付けないというか・・・。
ま、それは別にして、今のところドラマとしてはそれなりに見れるのだが・・・。役者もかなり豪華で。個人的に紺野まひるが以前よりだいぶ綺麗になっていたのがうれしかった。
ただ、原作を見るに「夫婦ダブル不倫&ベッドシーンの頻度が高い」という流れになることから、果たしてテレビでやっていけるのだろうか。おそらくかなりの変更があることだろう。実際、紺野まひる演じる不倫相手の女性は原作では44歳になっているし・・・。 何か話が進めば進むほどグタグタになっていきそうな予感あり。
●「けもの道」 △
「黒革の手帖」で味をしめたのか、再び米倉涼子主演・松本清張原作の「のし上がっていく女性」を描いたドラマ。
悪くはないのだが、結局話の流れが殆ど読めてしまうのと、黒革の手帖との違いをあまり感じられない点がマイナスになった。仲村トオルを出演させたのも、何だかわざとらしいし・・・。
松本清張だったら他にもっと面白い作品があると思うのだけどな〜。
●「夜王・YAOH」 △
一回特番でやって結構好評だったので連続ドラマ、となった王道パターンの作品。 主役の松岡はともかく、天下の悪役「北村一輝」様を始め脇役はしっかりしているし、原作がそれなりに読める作品なので安心して見てられる。
まあ可も負もない作品なので、暇なときは香里奈さん目当てに見ますわ。
●「氷壁」 ◎
現時点で今回唯一の◎評価のドラマ。恐らく日本を代表する山岳小説といってもよい作品であろう。原作が原作なだけに、また、ドラマの割には映像の作りが結構しっかりしていることもあり、予想以上に楽しめた。 複雑に絡んでいく利害関係と愛憎が今後どのようになっていくのか、楽しみだ。
●「白夜行」 ○
天才東野圭吾が送り出した名作の数々の中でも最高傑作と誉れ高い「白夜行」。その作品の特性・構成上、ドラマ化は無理だという意見が大半で、番宣での映像をめぐって番組放送前にも関わらず各所でパッシングの雨嵐が吹き荒れたという稀に見る問題作となった。
このドラマをどう評価するかに関しては、かなり難しい。
まず、原作一番最後の場面を最初に持ってくるという、「種明かしをしてからマジックを見せる」にも等しい作品構成をどう捉えるかにあろう。 そして、もう一つ。原作では暗示の形でしか示されていない主役両名の関係を「しっかり・くっきり」描いているのかにも・・・。
この辺のところは原作の醍醐味であり、今作を傑作たらしめた重大要素なので、きっと激烈な賛否両論意見で渦巻くことだろう。
今のところは「難題に対する意欲的な挑戦」ということで高評価にするが・・・。この先の展開がどうなるか注意深く見守っていきたい。
それにしても綾瀬はるかってものすごく綺麗になったし、急に風格がついたよな〜。驚いたよ。
●「喰いタン」 ×××
原作は、あの「ミスター味っ子」「将太の寿司」で有名な寺沢大介の作品。 はっきり言ってクソだな、このドラマ。よくもまあこんなものが企画としてとおったものだと思う。内容があまりに酷すぎ。
事件現場にある食べ物を平気でつまんだり、警察を騙って現場に入ったり、刑事がバカすぎたり、と描写や設定のほとんどが幼稚すぎ。現実ではありえない、出来ない「フィクション」ならではのストーリー、設定というのは当然あっていいのだが、それはあくまでも「フィクション作品としての面白み、論理性」があってのもの。
それと、漫画やアニメだからこそ有効で許せる表現や設定・ストーリーを実写作品にするときには、如何にそれらが持つバカっぽさを低減させるのかが重要なのだが、その点に関し今作は全く以って配慮がないと言わざるを得ない。低減させるどころか、さらにバカっぽさを増幅させているだけ。
最近の土10時枠は比較的マシな作品をやっていたと思うのだが、それも今回で終わりだな。東山もよくこんな役を引き受けたものだ。さすがの女優、アイドル好きの私も市川実日子のためだけに貴重な1時間を無駄にし、精神的苦痛を味わう気には到底なれない。
●「時効探偵」 △
まさかテレビ朝日土曜深夜のおふざけ番組に、日本映画界の宝?である麻生久美子お姉さまが出演されるとは・・・。びっくりだわさ。 こっちも「喰いタン」同様、おふざけなミステリー。しかし、こっちは役者陣がしっかりと演技しているし、おばかながらもそれなりに筋が通っているのでまだ見ることが出来た。謎解きまでにきちんと推理の判断材料となる情報を提示してもいるし。まあ賞賛は出来ないが・・・。
<総評>
近年まれに見るダメさ加減。◎がたった一つで後は×と△だらけとは・・・。ある意味視聴者確保のためにしっかりと魅せなければならないはずの第一話でこのていたらくさ・・・。う〜む、情けない。
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| 2006/01/16 13:23|ドラマ・テレビ番組評|トラックバック:1|コメント:0|▲
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●五人一首 「内視鏡世界」 90点
ジャンル:プログレッシブメロディックデスメタル
 (2005/07/22)
1.常闇回廊 2.ナレノハテ 3.斜眼の塔 4.人媒花 5.無礙の人 6.赫い記憶
<注意点> 1・1曲目のイントロ以外すべて大曲 2・一つの頂点を極めしあまりに禍々しく変態な音楽なので取り扱いご注意 3・ジャケと歌詞カードは反対開きなので力任せにあけようとして壊さないように 4・詞世界は難解で全く以って理解不能 5・ドリーム・シアターと陰陽座が好きで且つ、デスメタル・メロディックデスメタルへの耐性があり、水木しげるや梅津かずお、伊藤淳二、果てまた仏教思想に対する理解及び慣れ、といった諸所の条件をクリアできる人向け 6・普通のポップス、ロックを聴いている家族・友人・恋人の前で安易に聴かないようにしましょう かなりのリスクを伴うこと必死
今回のレビューは、ジャンル・作風が故にいつもよりも数多くの専門用語、固有名詞が登場する。「歌姫バカ一代」時代からこのようなものを極力使用せずにレビューを書くのを一つの目標にしてきたが、今回はそれが極めて困難なのであらかじめご了承いただきたい。
▽続きを読む▽
今まで数限りなく、それこそ何千枚とCDを聴いてきたが、これほどまでにイカレタ且つ強烈な個性・世界観を有した作品を耳にしたことがない。わけわかんなくて頭の中ぶっ飛んでしまっている・・・。聴けども聴けども、頭の中に渦巻く混沌が低減するどころか一層広がり、気づいたら彼らの作り出す音楽世界に完全に閉じ込められてしまっていた・・・。釈迦の手のひらでもてあそばれている孫悟空といった感じか・・・。
このブログをご覧になっている方の95%以上がその名をご存知ないだろうが(私もつい最近知った)、この五人一首というグループは、97年にデビューしたプログレッシブデスメタルバンド。その筋の通の間ではカルト的人気を誇っているバンドである。
まず、一言で彼らの音楽性を表現すると、「ドリームシアター+陰陽座+水木しげる+仏教思想」が渾然一体となったプログレッシブデスメタル(プログレッシブメロディックデスメタル)になるのではないだろうか。
97年の結成から唯一残っているメンバーであり、キーボード・ピアノ奏者で曲作りを担当している百田がドリーム・シアターに衝撃を受けてプログレメタルをやり始めたことと、他のメンバーも相当なドリーム・シアターフォロアーだったこともあり、演奏・サウンドそのものは、まさに「ドリーム・シアター直系」ともいうべきものとなっている。テクニカルで高密度、そして変則拍子を多用した複雑且つ劇的で知的な展開美・・・。時折、1st・2ndあたりのドリーム・シアターを連想させる「お約束の展開パターン」には、彼らのファンであれば無条件で反応してしまうだろう。この演奏技術、サウンドの練りこみ具合・・・、尋常ではない。
ドリーム・シアターの劇的な登場以来、彼らと同質のサウンドを追求したグループが、それこそ1流アーティストから3流アーティストに至るまで腐るほど登場してきたわけだが、この五人一首はその中でも極めて高水準で本家と比較しても殆ど遜色ない程のレベルに達していると言えるだろう。正直に言って、日本のグループでこれほどのものを聴かせてくれる卓越した技術と思考の持ち主が存在していたという一点だけでも、個人的にかなり衝撃的であった。
しかしながら、今作にかなりの高得点をつけたのは、このことがあったからでは当然ない。
本家との決定的な違いは、より攻撃性を増したピアノ・キーボード旋律、デスヴォイスの使用、といった音楽的なこともさることながら、それ以上に超ハイレベルな演奏とそれに立脚したサウンド構築と詞とによって表現される音楽世界にある。それこそが、今作ならびにこのグループに対する評価の高さ、圧倒的な個性、そして異様さの肝になったと言えよう。
曲と演奏を通して描かれるのは、水木しげるや梅津かずお、伊藤淳二、高橋美由紀といったような作家が描く魑魅魍魎・ホラーの世界、及び、輪廻転生・諸行無常・といった極めて仏教的な思想。「陰陽座」もこの手のものを表現の題材にしているが、その徹底具合や強烈さ、難解さ、異様さにおいて全く相手になっていない。正直に言って、ボーカルの松岡あの字の書く難読漢字と仏教用語とで構成された詞はあまりに難解すぎて個人的にさっぱり分からないのだが・・・。
しかし、それがドリーム・シアター的プログレメタル然とした屈強なバックの演奏技術とサウンド構築、そして何より、強烈なデスヴォイスと「陰陽座」の黒猫ばりの妖艶で伸びやかなクリーンボイスを変幻自在に駆使する松岡の凄まじい歌唱と合わさることにより、他にはない極めて摩訶不思議で、古代日本的で、異様で、超個性的で、妖しげで禍々しく、それでいて極上の美しさ・甘美さすら内包した「究極」とも言える音楽を作り上げた・・・。
整然としたサウンド構成と異様な詞世界との微妙な違和感が実に気持ち悪い。気持ち悪くて仕方がないのだが、それ以上にその気持ち悪さ・異様さが故に引き込まれてしまう・・・。
松岡の妖艶なクリーンボイスが光る4曲目の妖しげなまでの美しさといったら、形容する言葉が思いつかない。
但し、今まで個人的に聴いてきた作品の中でも最も「聴き易さなじみやすさと無縁」の作品で、その異様さ特異さもあるので、少なくともデスメタル・プログレメタル・プログレッシブロックに対する理解があるなど、上記で示した条件を複数満たせる人以外は手を出さないほうが良いだろう。
言い方はかなり悪いし、本人たちにはかなり失礼な言にもなるが、五人一首の音楽はどうあがいても表舞台に出てこれないものである。普通の音楽ライフを過ごす人が一生聴かなかったとしても何ら問題がない。
しかし、今作には、巷にあふれかえる音楽に飽き、「究極」「至高」「唯一無二」を求めるようになった特異な音楽観の持ち主が、その一つの終着点とするにふさわしすぎるものであると言える。
日本のデスメタル、プログレメタルのレベルが低いと思っている人、究極の音楽を追い求めている人には、手に取っていただく価値のある作品だと私は確信している。
<追記> ただ、どうなんだろうな。個人的にはあの字嬢のクリーンヴォイス中心の構成にしてもらってもいいと思うのだが・・・。しかし、そんなこと彼ら自身は望んでいないか。五人一首でもなくなるだろうし・・・。
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| 2006/01/16 01:07|アルバムレビュー|トラックバック:0|コメント:4|▲
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とりあえず邦楽編は今回でラストです。いずれ気が向いたときに洋楽編&応用編らしきものをやれればと思いますね。
▽続きを読む▽
●大竹佑季 「Greensleeves」 プログレ度:★★☆ 聴きやすい度:★★★★ お勧め度:★★★☆シンセや管弦楽器をふんだんに用いた重厚な音像で奏でられる西欧の民族音楽的なスケールを持つ楽曲・・・。 叙情派プログレが民族音楽との親和性が強いことからも、大竹の楽曲にはプログレッシブな側面があると言える。 現時点ではアイドル的なかわいい歌唱が前面に出ていることもあるが、そういったものがなくなり、より深みのある歌唱が出来るようになれば、よりそういった側面を出すことが出来るだろう。いっそのことトラッド・フォークといった方面に進んだ方が良いのかもしれない。 ネックとなるのは、電子音で装飾しすぎのサウンド構成。進化成長している彼女の歌唱とそれとの違和感が、少しずつではあるが出てきているように思う。今が修正どころ。 ●書上奈朋子 「BAROQUE/バロック」 プログレ度:★★★★ 聴きやすい度:☆ お勧め度:★☆日本音楽コンクール作曲部門3位入賞後、東京芸術大学音楽学部作曲科卒業と輝かしい実績を持つ音楽エリートである書上奈朋子。以前は「エキセントリックオペラ」として活動(Nステに出演したこともあったような)。今では、映画サントラ製作や、女性コーラスグループ「アンサンブルプラネタ」のプロデュースをするなど精力的な音楽活動をしている。詳しくは こちら今作はその彼女の記念すべきソロ第一作。彼女の音楽的支柱になっているクラシックを柱に様々なジャンルの音楽を渾然一体とさせた分類不可能な前衛的音楽をやっている。というか、プログレすら超越しているような気も・・・。 ただし、聴きやすさ馴染みやすさとは究極的にかけ離れた音楽。管理人でも1曲目しかまともに聴けない・・・。 ●ルルティア 「Water Forest」 プログレ度:★★★★ 聴きやすい度:★★★★★ お勧め度:★★★★ビョークのような反復フレーズを多用した重厚なサウンドを基盤とし、それにシンセや管弦楽器をふんだんに活用した民族音楽的要素を加味させたものに、エンヤや新居巨匠やKOKIAにも通ずる幻想的な歌唱と自省的で自然信仰の要素を感じさせる深遠な詞とが融合した音楽。実にプログレッシブである。 <とりあえずの結論>プログレに慣れるためには、プログレメタルか民族音楽の要素が濃い叙情派プログレの作品を先に聴くべし。いつになるかは分かりませんが、洋楽編、及び応用編をやれたらと思います。
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| 2006/01/15 00:01|その他|トラックバック:0|コメント:2|▲
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●mihimaruGT 「mihimalife」 73点 ジャンル:ヒップポップ
mihimalife(初回限定盤DVD付き)
 (2005・12・21)
1.Theme of mihimalife 2.ユルメのレイデ 3.Love is... 4.YES 5.Life Gauge 6.差し入れ feat.古坂大魔王 7.emotion 8.Darlin’ 9.恋する気持ち 10.voice 11.Hurry & Dive 12.マタココデ逢イマショウ 13.Finalize feat.古坂大魔王
<問題点・注意点>
1・ボーカルの実力が向上したが故に男性ラップの存在をどう捉えるか 2・feat.古坂大魔王とやらが関わった6・13曲目は曲じゃないだろう 3・脱力系要素の後退=バラード曲の増加・歌モノ増加をどう捉えるか 4・4〜6曲目の流れ、曲の質が低くだれる
▽続きを読む▽
「Hip pop」なるジャンルを打ち出したmihimaruGTの2ndアルバム。 既出の「恋愛三部作」の出来の良さからも、昨年一年間で飛躍的に曲作りのセンスや楽曲の幅広さが増したこともあり、今作に寄せる期待は実は?大きいものがあった。結論としては、「その期待を裏切らなかった良作」と言いたいところであるが・・・。良い所悪いところがはっきりと出た作品のように思う。 前者に関しては、バラード曲の完成度がシングル曲である3・9曲目をはじめ大幅に増したことがそれに当たる。特にhirokoの切なさ爆裂の歌唱がすばらしすぎる3曲目は、彼らの成長振りを最も端的に示した曲ではないだろうか。 もちろん、mihimaruならではの痛快なノリのよさとポップ性を見せる2・12・13曲目といった曲の良さも相変わらずで、ファンなら安心して聴くことの出来る作品だと言えるだろう。作品全体の完成度は前作と同じく高い。いや、ひょっとしたら前作を上回っているのかもしれない。が、だからこそ一方で粗が気になったのが問題点であり、前作よりも点数を低くした一番の理由でもある。 特に、古坂大魔王とやらとコラボした6・13曲目が酷い。曲としての体裁を全く成していない。遊び心が完全に裏目に出てしまった。こんなのを入れるのであれば、結構出来が良かった「ユルメのレイデ」のカップリグ曲「プライスレス」を入れたほうが遥かに良かっただろうに・・・。4・5曲目と地味な曲が続いた後にこの6曲目、ということで作品の流れを考える上でも大きな減点ポイントとなってしまった。 また、3・4・9・10曲目がバラード曲と、バラード偏重のつくりになっているのも気になる。これは問題という程のものではなく、あくまで個々人の趣味・嗜好の範囲になるのだが、2曲目のような脱力系の曲に彼らの良さや個性を見出している人にとっては、評価が分かれるポイントとなろう。 後は男性ボーカルの存在か・・・。 hirokoのボーカルがかなり成長していることもあり、三宅のラップをどう捉えるのかも、今作に対する評価を決める結構なポイントとなる。個人的にはもうバックでhirokoを守り立てるだけでいいと思うのだが・・・。 打ち込み系やヒップホップが苦手、という人にも一度は聴いていただきたい作品ではある。
| ・アーティスト評価 |
歌唱力 | 8 () |
| 作曲 | 8 () |
| 編曲 | 8 () |
| 独創性 | 9 () |
| 安定性 | 7 () |
| 格 | 7 () |
| 総合 | 8 () |
| 熱中度 | 7 () |
mihimarhythm 脱力系を求めるのならこちら。
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| 2006/01/14 13:14|アルバムレビュー|トラックバック:2|コメント:2|▲
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年が変わり、半月近くが過ぎ、新しい連続ドラマが始まりました。ほとんどの新作ドラマの第1回目が終わったということで、&「エンタメ問答」というブログ名もありますので、「歌姫バカ一代」から好評?のドラマ評をやります。
評価は、独断と偏見による◎○△×4段階評価。
ということで、早速参ります。
▽続きを読む▽
●「功名が辻」 ×
ここ数年、何故か大河ドラマを見続けているのだが、近年稀に見る余りに酷すぎる内容で頭が痛くなってきた。
物語は、1960年の「桶狭間合戦」の少し前のところから始まるのだが、出てくる役者が皆年寄りすぎる。
このとき信長は26歳、和豊は15歳、秀吉は24歳・・・。 しかし、演じている役者はそれぞれ舘ひろし、上川隆也、柄本明とどう贔屓目に見てもおかしすぎる。もう、この時代においては、下手をすると死ぬ寸前の晩年ではないか。
一方当時3歳であった千代も・・・、絶対に見えない。どう見ても8〜10歳くらいだ。一人で放浪するなんて不可能でしょ。
子役や若者俳優を使えば特に問題なく出来ただろうにいったい何故? ドン引きだ。
すべてにおいて作中年齢と演じる俳優の年齢をあわす必要は当然ないが、これは考え物だろう。新撰組の時も、でだしから歴史考証に対するいい加減さを散々世間からぶっ叩かれたものだが、相変わらず体質は変わっていないらしい。
こういったドラマを作るとき、必ずアドバイザー・監修者として歴史学者などがつくはずなのに・・・。
いったい何やってんだよ。いきなり見る意欲がうせた・・・。ここまで掴みがひどいドラマも本当に珍しい。
●「輪舞曲・ロンド」 まだ始まっていないので未評価
竹野内豊とチェ・ジウ主演ドラマ。別に無理にアジア全域を舞台にしたり、韓国人俳優を使ったりする必要はないように思うのだが・・・。 ストーリーを見ていると、アンディ・ラウ、トニー・レオン主演の映画シリーズ「インファナル・アフェア」のパクリっぽい。 チェ・ジウ、ちょっと太ったんじゃないか?
●「西遊記」 × 最近低迷しぱなっしの月9ということもあってか、思い切ったものを持ってきたのだが・・・。ひどいな、これは。 香取の暑苦しすぎる演技もよくないし、伊藤君が猪八戒というのも・・・。話のテンポももたつき過ぎ。
そして、あの金斗雲はなんだ? ボードじゃねえか。あれを雲ということに何のためらいもないのか? ふざけるのもいい加減にしていただきたい。
●「Ns’あおい」 ○
個人的に石原さとみがあまり好きではないので、それほど見る意欲がなかったのだが・・・。それなりに読める漫画原作且つ無難な医療ものということもあってか、まあまあ面白かった。 ただ、今作に限らず、日本の医療ものドラマっていかにも作り物という感じがありありとしてどうも苦手。手術シーンや他の医者、看護士とのやり取りに緊迫感がない。まあ、「ER」シリーズとどうしても比較してしまう管理人の悪しき性格が影響しているのだろうけど。 しかし、「小早川伸木の恋」と今作、と医療ものドラマを同クール内に持ってくるというのはどうかと・・・。だぶってますがな。
●「アンフェア」 △
篠原涼子主演のミステリー感覚の刑事ドラマ。新春ドラマの中で実は一番期待していたのだが・・・。今のところあまり面白くない。
まず問題なのは、この手の刑事モノ〜特に日本のそれ〜に必ずといっていいほどにある「刑事の描写」のつまらなさにある。
現場の刑事はバカが多く、毎度のこと内ゲバばかり。うんざりですな。主役の刑事は気取りすぎ。篠原が演じる刑事の設定、人物像はあまりに安っぽい。とってつけたような彼女の演技もひどいが、これは篠原の演技力ではなく演技指導側の問題だろう。もう少しスマートにやってくれい。こういうのを見ていると、日本のドラマ制作能力に疑問を持たずにはいられなくなる。
謎解きに関しては、今のところゴーストライターと編集者との共謀説が有力かと。互いの利益のために一方は筋書きを書き、一方が実行する。 ゴーストライターは井上順演じる作家を最終的に落としいれ、編集者は自分にとって邪魔な人物を消していく・・・という感じかな。 果たしてどういう展開になりますか。
他の作品に関してはいずれまた近いうちに・・・。
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| 2006/01/14 13:14|ドラマ・テレビ番組評|トラックバック:0|コメント:11|▲
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