バツ丸のエンタメ問答

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ライブレポ「パンライブ上木Night」~終わらない耳鳴り、終わらない不信~その3

再び姉御登場。星田「TRAGIC LOVE」で大いに盛り上がったこともあってか、既に会場はかなりの興奮状態で、彼女が登場するや否や盛大な歓声が飛んでくる。思わず彼女も「今日のお客さんあっつい~」と言う始末。
そりゃ~、熱くなりますワナ。

と言うことで、怒涛の後半戦開始!!


12・CRAZY

2ndアルバム1曲目を飾るスピーディーなハードロックナンバー。CD音源以上にジャズっぽい雰囲気を出している大楠のキーボードが小気味良くていい。もちろん、見せ場である中間奏でもばっちしきめてくれた。
上木の歌唱も休憩を挟んだとは思えないほどに冴え渡り、ノリノリの体の動きと合わせ観客を容赦なく盛り上げていく。
う~む、文句なしにかっこいい。


13・always

愛する人への素直な気持ちつづった詞とそれを歌い上げる上木の切ない歌唱が印象的なハードロック・ラウドロックバラード。
じっくりとかみ締めるように歌い上げていく彼女の姿はとても美しい。堅実なプレイで上木の歌唱と曲とを守り立てる大賀・古賀両名のギターも良かった。

それにしても、本当に歌が上手いな彼女は・・・。

(こうやって聴いていると、1stアルバムも本当にすばらしい作品。家に帰ってから引っ張り出して聴いてみたが、以前の点数は過小評価もいい所だった。)


14・tear,

間髪いれずに畳み込むように怒涛のギター旋律が奏でられていく・・・。星田「TRAGIC LOVE」と並び今回のライブで聴きたいと思っていた「tear,」だ。

出だしからCD音源よりも音が詰められ、テクニカルさと変則さを増した大賀のギターに引き込まれる。かなり上手い。やはり彼にはセッションギタリストとして存分に働いてもらったほうが良いだろう。

前曲が少し大人しめということもあってか、一気に会場が盛り上がる。私もここぞとばかりにヘッドバッキング&手の突き上げのオンパレード。ただただ本能の赴くままに体を動かしていく。

鋭い眼光を見せ付けながら縦横無尽に舞台上を動き回り、激情赴くままに歌い上げていく彼女の姿は圧巻以外の何者でもない。ハードロック・メタルをやるために生まれてきた歌姫と言っても言い過ぎではないだろう。凄まじく上手いのだが、技術云々を超え聴き手の本能をいたく刺激し、アドレナリンを分泌させる力強さ、ほとばしる激情がそれ以上にたまらない。昨年からへヴィーなアプローチを試みるアーティストがそれなりに出てきてはいるが、その誰もが持ち合わせていないロック・ハードロックの真の醍醐味と言えるこの魅力を彼女は余すことなく見せ付ける。

そして、それのみならず、イントロや中間奏のように複雑で緻密な展開美を見せるのがすばらしい。申し訳ないが、彼女を前にしてはソニー系列をはじめとした同系ジャンルのアーティストは全く相手にならない。格が違いすぎる。


・MC
彼女のMCにより、「tear,」が実はテンポ216とかなり速い曲であることが判明する。Xの代表曲とほぼ同じくらいの速さ。最近ではこんなに速い曲は希少といってもいいのではないか?

そして、3月ぐらいにニューアルバムを出す、と言う衝撃ニュースが・・・。会場が歓声に包まれる。これは大いに期待していいだろう。早く来い3月!!


15・Deep

MCで構築された歓声をそのまま維持させるが如く始められたこの曲。緩やかなテンポとうねるようなサウンド構成が凄まじいラウドロックバラードだ。前曲と並び2ndアルバムのハイライトを構築する曲であり、今回のライブにおいてもその役割を見事に果たしたと言える。

頻繁に体を揺らしながらひたすら観客をあおり、自らをも鼓舞していくパフォーマンスもさることながら歌唱が尋常ではなかった。

CD音源よりけだるさを増幅させつつ、エロスと攻撃性を増幅させた歌唱が凄まじすぎる。限界知らずのパワー歌唱。「上木爆発」と称すのが適当だろう。
気づいたら回りの人のことを考えずに体をひたすら動かしまくっていた。アツイ、体が熱い!!


16・Fat Mama~17・TO...heaven

鋭さのあるカバー曲で観客のテンションを維持する。そして、畳み掛ける歌唱とザクザクと刻まれていくギターリフがたまらなくかっこいいこの曲へと一気になだれ込んでいく・・・。

切り刻むかのようにメロを歌い上げていく上木の歌唱も相変わらずキレキレ。

「強がる者とそれをみてあざ笑う者たち その両者も本当は代わらない弱いもの 脳裏のよぎる天と地の真実のまやかし」
と詞のセンスもすばらしい。言葉の選び方、言葉の切り方が非常に面白いはめ方、強烈なメッセージ性・・・、作詞家としても非凡だ。

ビジュアル、詞、歌唱技術、メロディー、演奏・・・。各々が皆高レベルであるだけでなく、それぞれが見事に融合している。そして、それらが上木彩矢という天才の個性・存在を紡ぎだしていく。


18・☆☆シュビドゥビバ☆☆

上木の反骨精神とユーモラスさとを見せ付ける愉快痛快豪快なパンクロックナンバー。

激しく動き回りながらけだるさとノーテンキさとを存分にこめた歌唱で、既に絶頂としか言いようのない会場の雰囲気をさらに盛り上げていく。何という貫禄だろうか。これが20歳の娘なのか!?

「シュビドゥビバ」の部分においては、大合唱のみならず、大ジャンプの雨嵐。皆理性を失っている。恥も外聞もかなぐり捨て、私も負けずに飛びまくる(ごめんよB氏)。ライブでこんなにキレたのは本当に久しぶりだ。間違いなく本日一番の盛り上がりであった。



●アンコール

・MC
かねてよりモデルとして何回か登場したパンク・ゴスロリファッション専門誌「KERA」3月号の特集で彼女の作ったコサージュが掲載されるとのこと。
大塚愛、中島美嘉、YUI、中ノ森文子といったアーティストをはじめ、女性アーティストの女性誌への積極的な露出が頻繁に増えている。もはや女性誌への掲載は戦略上非常に重要だと言ってもいいだろう。だが、今のBeing/GIZAでそれが出来ているのはこの上木だけ。頼むから今の縁を切らずに今後もがんばっていただきたい。


19・愛のバクダン(B’z)

今日本中を見渡しても、B’zの曲をここまで上手く歌える女性アーティストは彼女以外殆どいないだろう。


20・Fat Lip(カバー曲)

再びほっしー登場。ここで上木が星田のことを褒め称える。ちょっと照れたほっしーが何だかかわいい。

ほほえましい二人のやり取りに会場が盛り上がりすぎたのに反応して、思わず上木が「セイ、セイ、セイ」と言う始末。姉御HGである。

こうやって見ていると、弾けた不良的キャラである姐御と優等生的なほっしーは実に対照的。しかし、ともにロッカー、ハードロッカーとして優れた資質と魂とを持ちあわせたアーティストであることを、このカバー曲での歌唱で存分に見せ付けてくれた。二人が一緒に歌っているところは鳥肌もの。



<上木編総評&全体評>

歌唱技術の高さにも驚いたが、それ以上に迫力に満ち溢れた強烈な存在感と鋭い体さばきに裏打ちされた立ち振る舞いに圧倒された。理論理屈ぬきで脳天直下で聴き手の本能を刺激し、鼓舞させる楽曲と歌唱、そして天才のみが持ちえるロッカーとしての天性の魅力とパフォーマンスは紛れもなく本物で、現時点で業界最高最強レベルと言ってもいい。
「ハードロックをやるために生まれてきた天才」~それが彼女にふさわしい言葉ではないだろうか。


間違いなく川島だりあや相川七瀬の後継者としてふさわしい存在だと思うのだが・・・。世間的にはへヴィーミュージックの旗手としてハイカラのマーキーや中ノ森文子、木村カエラ、高橋瞳らに目が向きがち・・・。はっきり言って誰一人として上木にかなうものはいないだろうに。


そして、現時点では上木に負けるものの、星田もすばらしい。
上木と違って現時点で完成されておらず、さらにハードロックの枠を広げていける可能性を秘めている点に大いに期待できる。
さしあたって高音域での歌唱の安定とバラードの充実に努めていただきたい。


選曲・演奏・歌唱とほぼ文句なしで、今まで見に行ったライブの中でも間違いなく最高峰の名演と位置づけても良いほどにすばらしいライブであった。だが、それが故にライブ本編と関係ないところで凄まじい不満を感じずにはいられない。

「何故こんなちんけなライブハウスでこの2人がちまちまと歌ってなきゃならないのか」と・・・。

今のGIZAを見渡してこの2人より優れた楽曲とライブパフォーマンス能力を持ったアーティストがいったい何人いるのだろうか?

楽曲ではガーネットや小松がいるが、両名ともライブではこちらの両名に及ばない。愛内はライブパフォーマンスでは匹敵するが、楽曲は全く相手になっていない。大野愛果はソロでは活動していないし・・・。

かろうじて竹井が匹敵するぐらいだろう。それ以外のメンバーに関しては言及するまでもない。


どこの会社に行っても即戦力として活躍できる実力・魅力があるにも関わらず、インディーズ扱い。一向にちんけなパン工場から卒業できないのがもどかしすぎる。大きな会場で一人でも多くの人にこの二人のパフォーマンスを見ていただきたくて仕方がない。

しかし、GIZAは彼女らをメジャーデビューさせるどころか、ガーネットクロウと愛内、三枝らを「パンライブ逆戻りさせてのバレンタインライブ」とアホアホなことばかりやっているだけで・・・。
どんなに実力や魅力があっても、その存在が活動を継続していけるぐらいに世間に知られなければ何の意味もない。いったいアーティストを何だと思っているのだろうか、この会社は。


既に業界においては、浜崎・宇多田といった20世紀デビュー組が支配する時代が終わり、男性アーティスト優位時代を経て、次世代の覇権をめぐる激烈な争いが繰り広げられている。以前にも記したが、今は王道バラード、へヴィーミュージック、洋楽ポップスと主要ジャンルが拮抗し、そのいずれに流れが傾くのか全く分からない状況になっている。よって、そういった状況において少しでも優位に立とうと、各社とも新人のデビューに力を入れていることは、ソニー、東芝、ビクター、ワーナー、キングレコードら大手が排出した新人を見れば一目両全である。

もう時代の流れを作っているのは中堅、ベテランではなく、21世紀になってからデビューした10代、20代前半の若手アーティスト。未だに倉木、ガーネットクロウ、愛内を柱としているGIZAは完全に流れに乗り遅れているとしか言いようがないだろう。これら中堅どころの売上げを維持するために貴重な若手が犠牲になっている・・・。これが今のGIZAの実態・・・、恥ずべき実態である。


ということで、近々「GIZA改革私論(仮)」を書く予定。


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2006/01/21 15:49|ライブ・イベントレポートトラックバック:0コメント:0

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