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CDレビュー~ああ、若いっていいね~

●中ノ森BAND 「Oh My Darlin’~Girls having Fun~」 82点

ジャンル:ハードロック パンク 洋ロック




1.smile&wild
2.ピンクモンスター
3.Whatever
4.Oh My Darlin'
5.恋愛Express
6.Toy
7.ラブコントロール
8.クイックサンド
9.空
10.磁石
11.サテライト
12.new world
13.シークレットプール
14.ラズベリーパイ



<問題点・注意点>

1・曲数が少し多い
2・2・6・11曲目といった痛快なパンキッシュ色が出ている一部の曲の質が低く、ムラがある
3・シングル表題曲がアルバムオリジナルの良曲を前に埋もれがち
4・若者の恋愛模様を中心としたクサさ全快の詞は聴き手を選ぶ
5・バラード曲が少し弱いか・・・





今の日本の女性音楽シーンにおいて非常に珍しいガールズバンド、中ノ森BANDの1stアルバム。音楽性よりもその余りに珍妙で不可解なバンド名とリーダーである中ノ森のビジュアルが先行していた感が否めなかったが、中々にしっかりした作品を送り出してくれた。正直に言って80点以上になるとは全く予想していなかった。


作風に関しては、いわゆるアメリカンロックやパンク主軸の王道ロック。思っていたよりもしっかりとした演奏とそれをふんだんに生かした海外製作陣の秀逸な編曲もあり、J-popらしさといったものはあまりなく、結構本格的な洋ロックっぽい仕上がりになっているのが面白い。この点に関し、プリプリやZONE、ホワイトベリーといったかつてのガールズバンドグループと決定的に違っていると言える。

そして、それ以上に違うのは作品を通して感じ取れる、愉快痛快で勢いがあり、それでいて少しおセンチさも感じさせることにある。

曲世界はまさに「青春一直線」。「フレンズ」や「ビバリーヒルズ青春白書」的青春模様。

恋愛を中心に、若者ならではの幸せや苦悩、煩悩、葛藤といったものを等身大に表現している。しかし、「ラブ一直線的」さや、愉快痛快さ、見境のなさ全快の中、時折盛り込まれる自嘲的・反体制的な詞や、人間のエゴや醜さを鋭く表現した詞がまるでスパイスのようにピリっとくるのは、このグループならではの魅力であろう。

年齢や性別、育った環境が中ノ森と全く違うので共感は出来ないものの、それでも素直に「おもしろいな」と思う。
若いからこそ出来るであろうことを惜しみなく表現している点は見聴きしていて本当に気持ちよい。「若いっていいな」と心底思う。

曲そのものにコレといった個性があるわけではないのに、日本のバンドグループにありがちな「海外グループの2番煎じ」っぽさをそれほど感じないのには、ボーカルである中ノ森の歌唱が故だろう。
やや粘着質で絡み付いてくるかのような彼女のハスキー且つ低音で芯が太く、それでいて甘さをも感じさせる歌唱は、それだけで一つの個性となり曲を彩っている。音域・声量もなかなかあるし、想像以上の奮闘振りを見せてくれた。

また、曲に関しても上々。当初懸念していたアルバムオリジナル曲が非常に良い。シングル表題曲では見せなかった哀愁や荒涼さ・退廃感、かっこよさなどを感じさせる5、7、12曲目などが特に良く、シングル表題曲すら喰っていると言える。中でも変則的でテクニカルな展開を見せる12曲目は今作で一番の曲だろう。通常のアーティスト作品とは違い、終盤4曲が最たる聴かせどころになっていたのには驚いた。


ただ、一方で2・6・11曲目といった「勢いで押しただけの曲」が良くなかったのが残念。それとバラード曲の出来がイマイチなのも・・・。
また、良質のアルバムオリジナル曲に比べるとシングルが聴き劣りしてしまうのもいただけなかった。

曲数が14曲と多かったこともあり、何曲か削ったほうが作品全体の勢いや完成度があがったのではないだろうか。


1stアルバムということや年齢の若さもあり、ところどころで詰の甘さや粗さを感じたものの、全体的に非常に良く出来た作品だと思う。
柱となっているアップテンポ曲の魅力を維持しつつ、収録全体の完成度を底上げし、魅力的なバラード曲を作れるようになれば、ガールズグループの盟主としてやっていけるのではないだろうか。

いや、本当にこの出来は想定外だった。中ノ森の歌唱や恋愛中心の詞に抵抗がないのであれば、是非耳にしていただきたい。











・アーティスト評価
歌唱力8 ()
作曲7 ()
編曲8 ()
独創性8 ()
安定性8 ()
7 ()
総合8 ()
熱中度7 ()



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2006/02/13 00:24|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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