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映画評~「機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛」~ま、こんなもんかな

・評価:65点

「新約Zガンダム」の最終章。1作目と2作目の出来が酷かったことから、もはや「テレビ版とオチが違うこと」しか今作に対する関心がなかったのだが・・・。ま、何とか無事納まったという感じか・・・。

今作に対して語りだしたら、それこそキリがないのだが、とりあえず3部作の中では一番マシな出来だったとは思う。


元々話しにあまり無駄がなかったZガンダムの特性上、劇場3部作で話をまとめることにより生ずる「展開の無理さ加減」は、過去2作と比べるとマシとはいえ、やはり如何ともしがたい・・・。

さっき出撃して退却したかと思えば、その直後に再び最前線にいて戦っていたり、数秒前と極端に場所が変わっていたりと、まさに「2時間で京都名所めぐり」とか「2時間でディズニーランド制覇」に等しい強引さ。ま、このシリーズを全く知らない人が今作を見るはずないだろうが、それでも、テレビ版を見るなり雑誌やネットなどである程度の作品に対する知識を仕入れておかないと、超特急レベルに速い話の流れを理解するのは容易ではない。

笑えたのがハマーンの乗るキュベレイの描写。カミーユに左腕を切られた場面の次の場面で完全に直っている。艦や基地に戻った描写が全くないのに・・・。

但し、それでもカットやつなぎが上手かったのか、話の流れとしては今までで一番無理がなかった。シリーズ最終章にふさわしい重厚且つハラハラさせる人間ドラマに仕上がったように思う。
個人的に3部作で一番不安であった「カットによってヤザンの出番が殆どなくなるのでは?」が全くなかったのがとてつもなくうれしかった。
「史上最強のオールドタイプぶり」を如何なく発揮してくれているので、ヤザンファンは安心して見て頂けるだろう。

懸念され続けた「絵」に関しても、圧倒的に新画像が多かったのと、恐ろしいまでに展開が早く、ストーリーに嫌でも集中させられることもあり、旧画像との不整合さは殆ど感じなかった。新画像のキュベレイとジオは悶絶モノにかっこよく、その戦闘シーンたるやガンダムファンであるのならおそらく感涙モノではなかろうか。コレだけのためでもガンダムファンならお金を払って見に行ってもいいとすら思う。

また、1作目から見受けられたように「シャアが強くなっていたこと」が今作でも引き継がれていたのは良かった。テレビシリーズでは一方的にやられただけの「3大巨頭対決」であるが、結果として今作でもやられたとはいえ、格段に抵抗を見せたのでシャアファンの方は一安心だろう。


一方、絵と並ぶ大きな問題であった声優に関しては・・・。

やはり加齢もあるのか、主要キャラに勢いを感じなかったのが痛い。ところどころで声が変わっているようにも思うところがあるのだが、ひょっとしたらアニメ版のものをそのまま流用でもしているのだろうか?
ハマーン、シロッコ両名に関しては特にそれを感じてしまった。仕方ないこととはいえ、悲しいことには変わりがない。ああ無情。

まあそれでも、カミーユ、シャア、シロッコ、ハマーン、バスク、ブライト、アムロ、ヤザンといった主要キャラの声優を変えなかったのは評価に値する。最近やたらと映画やアニメの声あてでタレントや俳優、お笑い芸人を起用しまくるという下種な風潮があるが、それが如何に愚かであるかを、以前より衰えた彼らの演技ですら十分すぎるほどに物語っている。「声あてはプロである声優がやるべき」。これは絶対真理。

*映画・アニメをめぐる声あての問題に関してはいずれ「エンタメ問答」で書きます。初の非音楽ネタになりますがお楽しみに?)

ところでサラに関しては、「だいぶ上手くなっているな~」と思ったのだが、声優が代わっていた。やはり池脇千鶴を起用したことに対する批判が多かったからか? どうせ変えるなら水谷優子にしてほしかったが、由々しき大人の事情があったのだろう。

このことよりも気になったのが、「名セリフが微妙に変わっていたこと」「カットされていたこと」。ハマーンの「このキュベレイ、なめてもらっては困る」「このキュベレイを見くびるな」に代わっていたり、ジェリド君の「貴様はオレの・・・」やカミーユの「ジェリド、貴様・貴様・貴様!!」がなかったりと不満あり。う~む、残念。


で、ある意味今作の核である「新エンディング」に関してだが・・・。
いい悪いとかよりも、「え、こうなっちゃったの!!」との感想の方が強かった。どう受け止めたらいいのか、未だに分からない。世間では賛否両論渦巻くだろうが・・・。
今までは「家族や母性・父性」といったものに否定的な監督の変節ぶりを象徴するオチであった・・・。

まあ、オチに対する解釈は人それぞれであるが、一つ絶対確実なのは、このオチだと「後のガンダムシリーズ」に全く繋がらないこと。ZZガンダムならびにジュドー君の存在が完全否定されてしまった・・・。


<シリーズ総評>

ケチを付け出したらキリがないが、往年のZファンであるのなら「まあ、それなりに満足できる」といった感じか。ただ、どうしても中途半端な感じが否めなかった。

シリーズレビューで何度となく書いてきたが、きちんとZガンダムを作り直したいのであれば、やはり1年かけてテレビシリーズでやるべきだったと思う。ガンダム人気や富野監督の実力・社会的地位を考えるととりたてて難しいことではないだろうに・・・。

悪くはないが、この程度の出来・内容であるのならわざわざ作り直す必要もなかったように思う。比較することが間違いなのかも知れないが、やはりテレビシリーズの方が格段に面白かった。もうそれほど長くはないであろう監督人生の華を飾るものではないだろう・・・。


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2006/03/11 20:06|映画評トラックバック:1コメント:0

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