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CDレビュー~これでは甘すぎる

●高橋瞳 「sympathy」 64点

ジャンル:ハードロック ハードポップ ラウドロック

sympathy.jpg
amalogo111.jpg
(2006/03/01)


1. Get the future
2. 青空のナミダ
3. 孤独な群衆
4. コトノハ
5. evergreen
6. Beatin'
7. メロディ
8. 約束
9. もうひとつの夜明け
10. SKULL
11. 僕たちの行方
12. 16


<問題点>

1・ツギハギ的楽曲の存在があり完成度にムラがある
2・ポップにしたいのかハードにしたいのかの方向性が不明確で中途半端
3・2の理由により全体的に印象が薄い
4・キラーソングの不在
5・声量は豊かだが歌唱に気迫や感情表現が足りない
6・編曲が薄目



昨年より少しずつ顕在化してきた「ハード系ミュージックブーム」の担い手として、ソニーが強力な支援をし続けてきた高橋瞳の1stアルバム。

しかし、ソニーからのごり押しや、彼女がやっているハードロック・ハードポップに対する個人的な関心の高さに反し、彼女に対する評価はデビュー以来「歌い手としての資質はある。が、曲はさっぱり」であり続けた。

というわけで、初のアルバムである今作にもさして期待してはいなかったが・・・。結論としては、このようないい加減な思いを払拭するどころか、彼女に対する更なる低評価をもたらしてしまったと言える。


まず、楽曲のレベルが全体的に低い。シングルである11曲目のように、とってつけたような無理な構成が耳障りな曲か、6・10曲目のように単に勢いで押しただけの質が低い歌メロ&方向性が見えてこない安直なパンク路線の曲か、それ以外の「悪くはないけど印象もない」といった曲が今作の大勢を占めている。逆に言えば、2・4・8曲目といった「哀愁」を感じるメロディアスハードロックやハードロックバラードといった曲以外はほぼ全滅の出来。全くといっていいほど印象に残らない。

しかし、楽曲の問題を生み出したのは単純に作曲面や薄目で迫力に欠ける編曲だけでなく、高橋の歌唱によるところも大きいということが今作を聴いてよく分かった・・・。シングルだけでは見えてこなかったハードロックボーカリストとしての大きな欠点である・・・。

年齢や小柄な体型にそぐわない豊かな声量や伸びやかな歌唱は、確かに素晴らしい。が、全体的に大人しく且つ平坦なので聴きやすい反面、ハードロック系ボーカリストにおいて極めて重要である「気迫」「情念」「切れ味」「感情表現」を殆ど感じ取ることが出来ない。これは、資質云々よりも、彼女の出自や人生経験によるところが大きいだろう。こういった音楽は得てして社会や対人関係に対する不満や、怒り・悲しみ・葛藤といった感情を糧とし、歌唱のエネルギーへと転化させていくからである。COCCOしかり、相川七瀬しかり、上木彩矢しかり・・・。そうでなければ、久嶋美さちやasのように、曲と一定の距離を置いたあくまで曲の世界観や作中人物の感情を示す「語り部」に徹し、制御された感情表現をして曲にじわじわと感情を込めていくかである・・・。どちらにしても歌唱に関し、優れた感情表現力や様々な物事に対する思想、人生哲学などが問われるわけだが、15歳の彼女にそれを求めるのはまだ無理だろう。だが、優れた感情表現のないハードロックは気の抜けた炭酸と同じようなもので意味がない。

これは勝手な推測に過ぎないが、情念の放出や卓越した感情制御が出来るほどに、彼女は今までの人生において苦労や不満を感じたことはないのだろうと思う。

一部の曲こそは、彼女の声質の良さや楽曲の良さに助けられ聴くことが出来たが、全体的に何とも聴き応えがなく中途半端な印象しか感じないのは、上記示してきた様々な問題が互いに密接に絡みあい、足を引っ張っているからである。まさに悪循環の地獄絵図。

この悪循環を断ち切るには、技術以上に彼女の歌に対する意識を改革をするか、哀愁ハードロック曲を中心に、歌唱云々を問題にしないような圧倒的な完成度を誇る曲を彼女に与えるかしかないだろう。どちらにしても楽ではないし、時間もかなりかかる。それまで彼女がシーンで生き続けて行けるかであるが・・・。










・アーティスト評価
歌唱力6 ()
作曲-- ()
編曲6 ()
独創性7 ()
安定性6 ()
6 ()
総合6 ()
熱中度5 ()

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2006/03/19 22:03|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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