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CDレビュー~これぞブリティッシュフォークの真髄~至高のコーラスワークと美旋律・・・

●Mellow Candle 「Swaddling Songs」 96点


ジャンル:ブリティッシュプログレフォーク


amalogo111.jpg(1972)


1.Heaven Heath
2.Sheep Season
3.Silver Song

4.The Poet And The Witch
5.Messenger Birds

6.Dan The Wing
7.Reverend Sisters
8.Break Your Token
9.Buy Or Beware
10.Vile Excesses
11.Lonely Man

12.Boulders On My Grave


<問題点・注意点>

1・圧倒的な名曲である2・3・12曲目と比べると6・8・9曲目が、悪くはないが聴き劣りする。



アイルランド出身のグループ、Mellow Candleの最初にして最後のオリジナルアルバム。プログレ、ブリティッシュフォーク業界において「ブリティッシュ・フォーク三種の神器」と称されている最高峰の名盤として誉れ高い作品である。アイルランド出身であるにも関わらず、このように称えられるのは、今作に対する評価が如何に高いかを如実に物語っていると言える。


ボーカルは、女性二人がリードボーカルを担当する形式。しかし、このことがこのグループの確固たる個性と優れた音楽性をもたらした。

中世的な気品の高さや美しさ、伝統音楽ならではの叙情的な雰囲気を感じさせるアコースティックギターやチェンバロの、派手さはないが堅実で一分の隙もない完璧な演奏に乗り、方や高音で透明感あふれる上品な美声、方や中低音域で力強さとシャープさとを感じる美声と、相対照的な特徴・魅力を持つ歌い手同士によるボーカルハーモニーが極上且つ余りに甘美な魅力を放つ。歌唱を重ねるところ、全く別のメロディーを歌っているところ、輪唱形式に歌っていくところ関係なく、声の合わせ方の絶妙さ加減と言ったら「巧の境地」としか言いようがないだろう。縦横無尽に繰り広げられる二人の歌唱の饗宴は、時に甘美さを、時にダークさを、時に鋭さを、時に牧歌的な明るさを、時に極上の泣きを放ちつつ、簡素なサウンド構成にも関わらず曲に圧倒的な立体感と奥行きの深さとを与えている源泉となっている。日本のRYTHEMのコーラスワークも非常に素晴らしいが、コーラスワークが単に「曲に美しさを与えるだけのものではない」という「コーラスワークの無限の可能性」を見せ付けている点において、その変幻自在さにおいて全く相手になっていない。

個人的にこれほど凄いコーラスワーク(注:2名の)を聴いたことがない。

特に牧歌的な雰囲気と言いようのない郷愁を感じさせる2曲目、そして、間違いなく今まで聴いてきた曲の中でも最高最強レベルの「泣き」を放つ3曲目「SilverSong」での歌唱&コーラスには思わず目が潤んでしまう・・・。また、12曲目の、畳み掛けるようなダークで力強い歌唱とコーラスには問答無用に叩き潰される・・・。


しかし、そう感じさせる最大の理由は、二人の歌唱の見事さやコーラスワークの素晴らしさではなく、その根本となる曲が、特に「歌メロ」の出来が秀逸だからである。

凡メロ・ツギハギメロ曲がどれだけ集まってもてんで相手にならない「無理さや強引さとは全く無縁」の、それでいて例えようがなく美しく、さらに聴いていて思わず口ずさみたくなってくるような馴染みやすさをも有したメロディーと、それを生み出せるセンスにただただ言葉を失うだけ。「最高の美しさを誇る音楽に言葉は不要、とにかく聴いてくれ!!」の一言に尽きる。


あえて難点を挙げると、2・3・12曲目を頂点とした素晴らしすぎる曲らに比べると、6・8・9曲目のメロディーが単調に思えてしまったこと。この3曲も水準レベルは軽くクリアしているものの、それ以外の曲が皆良すぎるので結果としてはマイナスとなった。もう少し丁寧に作りこむか、曲をカットしていれば、至高レベルの98点以上の点をつけたのであるが・・・。


今の商業主義的音楽に飽きた人、時代やジャンル関係なくとにかく最高レベルの極上の音楽を聴きたいと思っている人は、その選択肢の候補として今作を考えてもいいと思う。


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2006/04/03 01:03|アルバムレビュートラックバック:1コメント:0

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