バツ丸のエンタメ問答

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ライブレポ~FayrayLive Tour 2006「光と影」 名古屋ダイヤモンドホール2

さて、今回も引き続き詳細ライブレポを書きなぐっていきますよ~。

ネタバレありすぎるので、あとの2公演に参加される方はご覧にならない方がよいかと思います。




2・不明

曲名などは不明。彼女のオリジナルかどうかもよく分からないが、とにかくアップテンポのピアノバラード曲。流れるようで且つ変則的なメロディーと、泥臭さ力強さ両方を感じさせる卓越したFayrayの歌唱に私の背筋は既にゾクゾク状態。軽快さと叙情性をかもし出すバイオリンの音色も秀逸。


・MC

目を閉じることの重要性やその意味について切と語りだすFayray。講釈をたれている彼女も本当にカッコイイ。ややぶっきらぼうな語り口ではあるが、言葉の一つ一つがとても深くずっしりと心に響いてくる。


3・closs your eyes

原曲よりやや早めのテンポとなっていたこの曲。しかし、原曲の持つ浮遊感やスケールの大きさが損なわれるどころか、Fayrayの極上としか形容しようのないファルセットによりさらに凄みが増していた。CDで聴いた感じでは比較的おとなし目であっさりとした感があったのだが、それは大間違い。ライブにおいてはとにかくその深く包まれるかのような彼女の歌唱にただただ、曲名のように目を閉じて聴き惚れるしかない。


4・pain ←前半のクライマックス!!

前半のクライマックスであり、今回のライブにおいて最も凄まじい演奏を見せ付けたのがこの曲。

Fayrayのピアノが柱時計のような音を奏でる。てっきりニューアルバムの6曲目である「波」かと思いきや、リズム隊による腹の中に響き渡るかのような重厚な演奏とボトルネック演奏によるうねるようなギターの音色が始まる。そう、アルバムにおいて最もダークな曲、「pain」である。

アダルトなピアノバラードを信条としていたFayrayにおいて、まさに異色とも言える先鋭的な曲であるが、ライブにおいてはその演奏・歌唱共にもはやCD音源と比べること自体がナンセンスとしか思えないくらいに凄く、そしてキレていた・・・。

Fayrayの歌唱は、まさに数多人が経験してきたであろう様々な痛み・苦しみ・葛藤などすべてを集約させ憑依したかのように圧倒的な凄みを見せる。切れ味、おどろおどろしいまでの低音&高音ファルセットはもう神々しいとしか言いようがない。卓越したメロにのり言葉の一つ一つがナイフとなり聴き手を切り刻んでいく・・・。

聴いていて余りに痛く、同時に凄まじい感動すらも有している・・・。

しかし、この曲を盛り上げに大貢献したのはFayrayの歌唱だけではない。

今回のツアーで帯同されたバイオリンがとにかく凄まじかった。ラジカルトラッド(トラッドを前衛的に解釈した音楽)の要素を内包したプログレメタル・プログレハードアーティスト顔負けの前衛的でキレたバイオリンの演奏とFayrayの歌唱、バックの演奏とによる怒涛のジャムセッションが筆舌に尽くしがたい圧倒的な音空間を構築し、会場を支配する・・・。

ふと周りを見渡してみると涙している人が少なからず居た。しかし、各言う自分もかなりウルウルしていることに気づく。


・MC

前曲の感動の余韻をそのままに、FayrayのMCが再び入る。一生のうちにどれだけかけがえのない人に、愛する人に出会えるか。そういったことに関するFayrayならではの考え・哲学が披露される。普通の人が言えば、クサいか白々しいとしか思えないような言葉も彼女が言えば圧倒的な説得力を持つから不思議だ・・・。


5・願い

正直に言って「pain」の次の曲がこの曲ということにホッとしてしまった。この曲も素晴らしい曲であるが、「pain」のような息苦しさ圧力、神がかった凄みはない。こんな曲を立て続けに聴かされたらそれこそ身が持たないので、人界レベルの優秀曲であるこの曲の存在は本当にありがたかった。というか、こんなこと言わせる時点でいかに「pain」と彼女のライブでの演奏が凄かったかということを示しているのだが・・・。

Fayrayのゆったりとした聴き手を癒す極上の歌唱が会場中に浸透していく・・・。何だろう、この感覚は・・・。

彼女の歌唱は、今までライブで少なからず見聞きしてきたどのボーカリストの歌唱とも何かが違う。それが何であるか、ライブが始まってからというものずっとその答えを考え続けていたのだが、この曲を聴いてようやくそれを見つけることが出来た。

彼女の歌唱は、どの音域・どの旋律においてもその流れ、発声、表現に関し全くといっていいほど無理さがない。よく苦しげな表情と一体化した声を振り絞るかのような歌唱や身を切るかのような壮絶な歌唱、力がこもった熱唱が人々の賞賛対象となり、自分も何度となく賞賛してきたが、彼女の歌唱はそういった俗世間レベルの評価指標を飛び超えている。悲壮さや苦しさなどは微塵もないのである。かといって貧弱さや迫力のなさも微塵もないのだが・・・。

恐らく発声の仕方が声楽のプロ並にしっかりしているのであろう。また彼女の体型を見るに「腹筋」をはじめとした体のあらゆるところがきちんと鍛えられていることも、彼女の卓越した歌唱を支えているのだと思う。

そして、その無理さのない歌唱が生み出す素晴らしい表現力。天から与えられた資質と本人のたゆまぬ努力、そして確固たる信念があるからこそ生み出せるものであろう。


・MC

ニューアルバム「光と影」の製作秘話が語られる。今までのアルバムは、やはりと言うか、商業的な意向がかなり入っていたようだ。しかし、この「光と影」は先入観も商的な戦略も全く考えず彼女の「本能と感覚のみ」で作られたとのこと。「本能と感覚のみ」でこれほどまでの作品を作り上げるとは・・・、Fayray恐るべし。悟りの境地に達したとも言える彼女にとっては、商業的見地など作品の質を下げ彼女の自己表現を妨げる以外の何者でもないのだろう。

しかし、そんな彼女もやはり一人の人間。様々な失敗、苦しみ、葛藤、感情のせめぎあい・・・。そういったものを積み重ね成長してきたからこそ今の彼女がある。そのことがMCのみならず、いやそれ以上に次の曲で語られる・・・。


6・愛燦燦

CD音源と比べると、より民族音楽的要素が増幅されていたように思う。曲調はいたってのどやかであるが、そこに潜んでいるのは人間の喜怒哀楽のすべてであろう。

簡素な演奏ではあるが、だからこそじっくりと歌いこむFayrayの歌唱表現の凄さが際立っている・・・。


だが、どんなに名曲であれこの曲は天才美空ひばりの曲。Fayrayの真骨頂では断じてない。このことは次の曲が完璧に教えてくれた・・・。


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2006/04/24 23:04|ライブ・イベントレポートトラックバック:0コメント:2

コメント

こんにちは。
みっ、見ちゃいました(/▽゜*)
おフェイのライブはまだ未経験なので、予習が必要なのです(^^;

確かに、おフェイの歌い方って、隙とか無理とかが全く無いですよね。
インストアライブで初めて聴いた時、そう実感しました。歌唱力という言葉の意味を考えさせられましたよ。

さてさて、いよいよハイライトとなる後半ですね(゜v゜;)ドキドキブルブル
ルネサンス級の天上界レベルのパフォーマンス、いよいよ本領発揮ですか?(・∀・)
hyro #-|2006/04/25(火) 12:44 [ 編集 ]

見~ちゃった見~ちゃった!!
>hyroさんへ

このライブの凄さを前に予習が役立ちますかどうか(爆 
もちろん当ライブレポなんざ何の役にも立たないでしょう。

おフェイの歌唱分析に関しては、正直に申しましてhyroさんからのパク・・・いやリスペクトなんで。

ま、それはさておき、質的な違いを他者との間に感じます。無理がないのにすばらしい声量と迫力、表現力があり・・・。何をして歌唱力ととるかを再考させられました。

とりあえず中盤以降の数曲のレポ先ほどあげました。駄文の極みですが読んでやってください。

それでは。金曜hyroさんが戦死する様容易に想像つきますね。気が早いですがレポ楽しみに待ってますよ~。

バツ丸 #-|2006/04/26(水) 00:52 [ 編集 ]

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