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CDレビュー~世界レベルのハードロック・ポップスアルバム

●MizMizrock(通常盤) 85点

ジャンル:ハードロック ラウドロック 北欧ポップス


amalogo111.jpg
(2006/02/22)



1.Bittersweet
2.Eyes Don’t Lie
3.In The Sky
4.Backseat Baby
5.An Ordinary Day
6.what Difference
7.Dreamer
8.Give It All Away

9.In The Rain
10.Yesterday
11.Part Of My Balance
12.welcome to our party
13.In My Life
14.New Day(English version)
15.In The Sky(English version)


<問題点・注意点>

1・陽気なアメリカンロックである4曲目が露骨に浮いている
2・もう少し突進力、破壊力のある曲がほしかったような気も・・・
3・既発シングルのカップリング全部収録したのはどうかと・・・


業界の中でも最高の陣容を誇ると勝手に思っているビクターのみならず、業界においても今や希少と言える洋ロック・ハードロックアーティストMiz。今作は海外デビューアルバムを間に挟んでの日本2ndアルバムである。セールス面では余りいい話を聞かないが、内容的には過去の作品を明らかに凌ぎ、彼女の成長振りを確実に感じ取ることの出来る素晴らしいロック・ポップスアルバムだ。


作風は過去の2作品と同様、冷たさや荒涼さを主軸に、適度なキャッチーさと鋭利さ、重厚さ、ノリ、瑞々しさなどを高度に兼ね備えた北欧ロック・ポップス。相変わらず海外製作陣を惜しみなく起用し、作らせた楽曲は非常に洗練されており、質が高い。今の日本においてMiz以外の何者からも感じ取れない素晴らしい魅力であろう。同種の音楽をやっている海外アーティストと比べても全く引けを取っていないどころか、その大方を上回っているとすら言える。

過去2作に存在したいかにも海外的な作品にありがちな「各曲の完成度のばらつき」がなく、すんなり通して聴くことが出来るのも、このように感じさせた大きな理由である。特に、5・7・9・10・13曲目と、過去の作品においてやや弱かったバラード曲の充実が光る。あのメイヤが楽曲提供した7曲目は、「これぞ北欧ポップスでっせ」と叫びたくなる、哀愁とキャッチーさと軽快さが見事に同居した素晴らしい曲だ。


しかし、今回充実した楽曲をそうたらしめたのには、Mizの著しい歌唱の成長によるところが大きい。いや、彼女の歌唱なくして今作の完成度はありえなかったと断言する。

荒削りながらも豊かな声量やエモーショナルな歌い回しなど元々歌唱技術に秀でていた彼女。全国各所でのインストライブ・ミニライブの多数開催が攻を奏したのであろう。今作の収録各曲における硬軟重軽、喜怒哀楽やかっこよさ、クールさ、キュートさ、切なさを自在に使い分けた歌唱は、過去の2作と比べられないほどに素晴らしい。洋ロック・ポップス的な歌唱をさせて彼女の右に出るものはもう殆どいないのではないだろうか。

率直に言ってここまでのパフォーマンスを見せてくれるとは全く思っていなかった。


ただ、悲しいかな、相当に素晴らしい曲と歌唱だからこそ口をすっぱくして言いたくなる不満もちらほらあったのが本当に残念である。

まずは、シングル表題曲である4曲目の収録。シングルレビューの時にも結構厳しい評価にしたが、比較的ダークさや哀愁さ、荒涼さが支配的な今作の曲調において陽気なアメリカンロックっぽいこの曲は完全に浮いてしまっている。楽曲の完成度を考えても、この曲の収録は失敗だったとしか思えない。

また、細かいことではあれど、前アルバム発表後に出たシングルのカップリング曲を全部収録したのも気に入らない。6曲目などはなくても良かっただろう。出来ればアルバムオリジナル曲で勝負してほしかった。

そして最後。個人的には、1stアルバムに収録された「Waiting for」や「"What's It You?"」のような豪快で鋭利で畳み掛けるようなハードロック曲がもう少し欲しかった。


しかし、そういった不満を差し引いても今作は洋ロックやハードロック好きの人必聴の作品だと思う。

このルックス、この歌唱力、この楽曲の完成度、競合他者の少なさ、そしてビクター所属といった点を考えると、もっと売れてもいいように思うのだが・・・。


<追記>

世間評価や業界事情はさておき、Being/GIZAアーティスト好き且つハードロック好きの立場から考えるに、このMizは現時点において上木彩矢・星田紫帆・真中潤の最大の強敵のように思う。特に、メジャーデビューしてからソリッドでポップなハードロック志向になっている上木と少なからず方向性が被っているのではないだろうか。

この3者をはじめ、私的ハードロック系アーティストのアルバム評価に関し、Mizの今作を評価指標とする。今作を超えるのは、かなり難しいだろう。相川七瀬の活躍以降低迷し且つ盟主不在の女性ハードロックーシーンを救い、その頂点獲り争いを有利に進めるのは果たして誰になるのだろうか・・・。現時点ではMizは最有力であるのは間違いない。










・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲-- ()
編曲9 ()
独創性9 ()
安定性8 ()
8 ()
総合8 ()
熱中度8 ()





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2006/05/30 01:13|アルバムレビュートラックバック:0コメント:3

コメント
お久しぶりです
こんばんわ★お久しぶりです^-^

Miz は自分的にも、けっこう高く評価していて、このレビューの作品も、よく聞いています。

なんか今までの日本人には、あまりなかった、クールで鋭利なサウンドは、同じような、女性ロックアーティストでは、ダントツのような気がするのですが、なんか一般的には、あんまり知られてないっぽいですよね?。

自分的には、今回の作品も含めて、どの作品も一定以上の出来だと思っているので、ブレイクしないのが不思議です。
IZUMI #-|2006/05/31(水) 23:32 [ 編集 ]

ほぼ同感です
こちらでは初めまして、熱帯魚です、先日はありがとうございました。
Mizさん、なかなかブレイクしませんね。
この作品を含め、過去2作も相当に良く、売れる要素もありつつ実力も兼備していると思います。聴きやすい洋楽曲をベースに、北欧味やロック味をつけたところに独自性があって、しかも歌も器用ですし・・・。
バツ丸さんの書かれているとおり、競合者と完成度については申し分ないと思います。ただ、最近プロモーションが弱いですよね、、、。少し悲しいところです。
ではでは。失礼しました。
熱帯魚 #-|2006/06/02(金) 01:56 [ 編集 ]

おひさしぶりっす。
>IZUMIさんへ

予想よりもよかったですね、MIZさんのニューアルバム。北欧ロック、ポップスをここまでやれる人はボニピン姐さんくらいでしょうね。まあMIZさんの方がずっとハードですけど。

この内容やMIZさんの実力を考えるともっと売れて欲しいと思わずにはいられません。


>熱帯魚さんへ

どうもお久しぶりですね。彼女はブレイク時期を逸しましたね。作品の出来は要所要所で問題のあった過去2作と比べると格段に良くなっていました。上半期ベスト10アルバムに間違いなく入るでしょう。

プロモーション弱すぎ・・・。ビクター何やってんの!!

まあいっそのこと北欧やイギリス主軸の活動にしてもいいかもしれませんね。

バツ丸 #-|2006/06/02(金) 22:14 [ 編集 ]

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