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CDレビュー~「さゆりんワールド炸裂!!」

●岩田さゆり 「Thank You For...」 83点
ジャンル:J-pop ネオアコ アイドル歌謡 2005・12・07




1.Thank You For Everything
2.i・n・g

3.世界≒セカイ
4.ひとりじゃない
5.ヒトリゴト
6.最後のラブレター
7.First love
8.そう、きっときっとね

9.くもりぞら
10.不機嫌になる私
11.春風



GIZAで唯一、歌手業が「本業」でない岩田さゆりの2ndアルバム。5月にミニアルバムとはいえ1stアルバムが出ているので、非常に早いリリースである。だが、完成度に関しては、なかなかどうして、これが侮れない・・・。

やはり大きいのは前作と同様、楽曲の良さ。1・10曲目といったシングルに象徴されるように、多くの人材を惜しみなく起用し作らせた曲は派手さとか奇抜さ、新しさとは一切無縁であるが、非常に丁寧に作られており、質が高い。音質もGIZA作品の中ではかなり良い方である。他のGIZA非作曲アーティストで散々見受けられた手抜きさやダメさは全くなく、ケチのつけようもない。

作品全体のつくりに関しても見事。ピアノやアコースティックサウンド主軸のミディアムテンポ・スローテンポの曲ばかりで多様性や面白みには欠くが、岩田の外見の雰囲気や弱弱しい歌唱と声質にこの上なくはまっている。それが、GIZAお得意の「哀愁」よりも、「センチメンタリズム」や「イノセンス」さ、懐古的な雰囲気をめいいっぱい放出し、聴き手の感情をいたくくすぐる。人によっては「たるい」「あほらしい」「何一つ魅力がない」と思う人もきっと多いだろうが、一点集中のつくりは潔いと思う。

また、以前に感じられなかった面があるのもいい。今作では小澤正澄が大活躍で、哀愁漂う7曲目やダークなバラード曲である11曲目などで信じられないぐらいの魅力を見せている。また、後藤作曲で、70年代のアメリカンポップス的なおしゃれな雰囲気を感じさせるアップテンポな8曲目も非常に良い。緩い曲ばかりでたるみがちになる今作において、いいアクセントとなっている。
総じて、GIZA非作曲アーティストではありえない「大野曲0」の扱いが、ことごとく好結果につながった。

岩田の歌唱に関してもかなり向上が見られる。前作では、岩田の歌唱の未熟さもあるが、豪華作曲陣の作る曲ばかりがどちらかというと目立っていた。彼女の歌唱がそれらに引きずられている感がどうしても否めなかったのだ。
だが、今作では、依然としてヘロヘロではあるものの、前作より曲に感情を込められており、自分なりに歌唱に工夫を凝らしている様がしっかりと聴いて取れる。発声も良くなり、曲ごとの表情付けもうまくなっている。歌唱技術重視の人にとってはそれでも耐えられるレベルではないだろうが、そういったものに全く興味がない私にとっては、技術だけの歌手よりもはるかに魅力的だ。何より、「岩田でなければ収録曲の魅力を出せない」と思ってしまう妙な説得力のようなものを感じるのである。

今作を聴いていると、楽曲の良さは歌い手の「歌唱技術」でなく、「楽曲の質の高さ」と「歌い手の声質」、そしてその両方の「相性の良さ」によってもたらされるという自分の考えが間違いではないことを確信させてくれる。仮に吉田美和やMISIAが圧倒的な歌唱力を駆使して今作の曲を歌ったとしても、岩田以上の魅力を出すことは出来ないだろう。

デビュー当初こそけちょけちょんに彼女のことを酷評していたが、どうやら自分が考えていた以上に、彼女は歌い手として面白く魅力的な存在のようだ。音楽の奥深さを改めて教えられた。


今作は、竹井2ndアルバムと並び、今年に発表されたGIZA非作曲アーティスト作品の中で最高の作品だと思う。私のように岩田をバカにしていた人ほど、今作を聴いていただきたい。











・アーティスト評価
歌唱力6 (↑)
作曲--
編曲
独創性7 (→)
安定性8 (↑)
4 (↑)
総合7 (→)
熱中度8 (↑)

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2005/12/09 13:26|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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