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CDレビュー~DELIGHTはあったのか?

●愛内里菜 「DELIGHT」 68点

ジャンル:J-pop トランス デジタルポップ


amalogo111.jpg
(2006/05/31)


1.Delight
2.Glorious
3.Precious Place
4.Believe Your Bravery
5.Love Or Be Loved
6.赤く熱い鼓動
7.Miracle
8.Reason
9.しるし
10.We♥Summer
11.モーニングエール
12.Orange★Night -La La La Lovin' You Mix-
13.Set You Free

14.I'll Be Delighted


<問題点・注意点>

1・同一パターンのアップテンポ曲が多い
2・曲にこれといっての重みや感情表現を感じ取れないのが(つまりはやや軽薄)
3・ORANGE★NIGHTのクサれリミックス
4・曲数が多い
5・原点路線を見せただけでそれ以上のものがない




2003年に発表された3rdアルバム「A・I・R」以降長きに渡る「暴走・迷走」の道を歩み続けてきた愛内。既にこの時から「興味・評価対象アーティスト」から外れたのだが・・・。

ここ数作のシングルが比較的「まとも」で初期の路線を彷彿させたこともあり、今作は少しはマシな作品になるかもと、ちょっぴり期待していたのだが・・・。個人的には納得いかない点が多々あった・・・。

作風は、トランス要素の入ったデジタルポップ主軸。ここ数作にあったハード・メタル路線がナリを潜めている点は、初期の頃からのファンも一安心といったところだろう。1曲目と最終曲に関連性を持たせている点と合わせ、「原点回帰」を思わせる(悪く言うと「初期の浜崎っぽい」)。聴いていてやはり、「初期の頃の路線」の方が彼女の魅力を引き出していると思う。

しかし、結局のところ今作で感じることはそこだけしかなかった・・・。

問題は、曲評価において絶対とも言える楽曲の質と歌唱にある。


初期の路線に戻ったのはいいのだが、今作ではそういった感じの曲が多すぎで、さらに前半にそれが集まり気味なのが良くない。また、全体的に妙につくりが明るめで軽く、1st・2ndアルバムにあったエモーショナルさがなくなっているのも問題だ。歌メロの作りも、「必殺パターン」というよりは、過去の曲の劣化版的感が否めない。さらにそれに引きずられるかのように愛内の歌い回しにも単調さを感じてしまうのである。彼女の力強く伸びやかな歌唱「ばかり」が目だっており、GIZAの歌姫の魅力である哀愁が不足している。一本調子で軽薄ということだ。

そのため聴いているうちに「飽き」が来てしまい、通して聴くことが出来ない。

特に、corin大先生が作曲や編曲を手がけた10・12・13曲目は酷すぎる。単調な歌メロに軽薄な編曲、ワンパターンなノリ・・・。過去の「名駄曲」ほどにはダメではないが、並レベルのアーティストや今までの彼女の良曲と比べると問題外だろう。「勢い」はある前半に対し、彼の曲が集中する後半の失速感は最悪だ。

頼みの綱であった小松提供曲である3曲目も、「Her Lament」と比べようもなく、ごくごく普通の仕上がり。


結局今作に対しては、「落ちぶれつつあるアーティストが、絶頂期の再現を目指したものの、見事にコケた作品」という感想しか抱けない。新たな魅力や進化は全くなかった。路線そのものが間違っていたここ2作よりも作風としては明らかにいいのだが、作品を構成する個々の曲の「質」に関しては、さほど代わり映えしてはいないように思う。愛内ならではの明るさやノリを堪能したいのであればまずまずの良作なのは間違いないだろう。しかし、もっと高い次元のものを彼女に求めている私にとっては、2度も聴く気がしない単なる凡作だ。

かつてのGIZAアーティストの絶対的な強みで、今ではGIZAの非作曲アーティストすべてに共通している「慢性的且つ致命的問題」であり、GIZA凋落の根本的理由と化している「個々の楽曲の質の低下」・・・。(今のところかろうじてこの問題から逃れられているのは竹井とBonnが専属でついている星田だけだろう)。

このことが克服できない限りは、いかに歌が上手かろうと声質が良かろうと、どうしようもないだろう。愛内ほどの技量をしてもどうにもならないのだから・・・。

GIZAは、かつてはこの組織の絶対的な魅力の源泉であり、今や最も明瞭にして最も克服が難しい問題に今後どう対処していくのだろうか・・・。










・アーティスト評価
歌唱力8 ()
作曲-- ()
編曲6 ()
独創性7 ()
安定性6 ()
7 ()
総合7 ()
熱中度6 ()

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2006/06/24 19:54|アルバムレビュートラックバック:1コメント:2

コメント
あぁ~
バツ丸さんこんにちは!
結構厳しい評価ですね。個人的には4th「PLAYGIRL」の点数を超えると思ってたんですが、下になってしまったとは。

「CALL MY NAME」みたいな少し暗めのバラードが底抜けに明るい曲の代わりに入って欲しかった気もしましたが、仕方ないですね。もし入ってたら原点回帰だけで終わらずに成長を感じられたでしょうけど。

ただ、新しい作家の方の曲がいい味だしてますよね!「モーニングエール」「REASON」はアルバム曲の中ではイチオシでしたね!
Ryu-z #-|2006/06/25(日) 17:36 [ 編集 ]

そうなっていまいました
>Ryu-zさんへ

最初は「まあまあかな」と思っていたのですけど・・・。結果はこうなりました。

結局過去の再現で過去より劣っていては意味がないというわけですよ。だったら、1st2ndを聴いていればいいだけの話で。もちろん、ここ2作を聴くよりはいいのでしょうが、それは個人的に高評価に相当することでも何でもないですね。

同じ「ダメ」であれば、それなりに実験性が伺えた前作の方が、ちょっとはマシではないかと思い、今作の評価をそれよりも低くしました。

ご指摘された新しい作家に関しては、結構奮闘したと思います。「Reason」は私もイイと思います。

次こそが真価の見せ所ですが、それまで持つかどうか・・・。正念場です。
バツ丸 #-|2006/06/25(日) 22:34 [ 編集 ]

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アルバムレビュー。→DELIGHT/愛内里菜
アルバムレビューでーす。新譜のアルバムレビューは本当に久しぶり。まぁ新譜という割にはもう発売から一ヶ月経とうとしてますがorz&nbsp; まぁ、とにかく今回のアルバムは「POWER OF WORDS」以来のかなりいい作品です。ではではレビュー、行きたいと思いまーす。DELIGHT/
ろぐろぐ音楽ブログ 2006/06/24(土) 23:22

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