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2006年上半期音楽総評~とりとめもない上半期歌姫事情振り返り編

さて、今回から、まだ公開していないアルバムランキング・アーティストランキング・優秀曲とは別に、上半期女性音楽シーンに対する総評を、「とりとめもない上半期歌姫事情振り返り編」「私的勝手に振り返り編」「GIZA編」の3つに分けて行っていく。







「宇多田・浜崎」両名が主軸となり構成された「女性優位の音楽シーン状況」は2002年に終わりを告げた。2003年からは男性優位の状況が続いている・・・。

女性優位は4年続いた。ということもあり、そろそろ再び「女性優位」の状況が来ても良いのでは、と勝手に思ってはいたのだが・・・。

昨年から業界総ぐるみのプッシュを受けた絢香のデビュー。倖田來未のベストアルバムの売上げ。アンジェラ・アキの活躍。「海猿パワー」でヒットした伊藤由奈。「SAKURA」がヒットした「いきものがかり」。アニメ版「NANA」の放送開始とそこでの歌姫起用。YUI、BONNIE PINK、柴咲コウを筆頭に、映画や人気ドラマの主題歌起用や歌姫自らの映画出演。4年ぶりの邦盤アルバムを発表した宇多田の存在・・・。

こういった「景気が良さそうな話」もあり、「女性音楽シーンは盛り返しを見せている」と、4月くらいまでは思ってはいた。しかし、結果は、


「ORICO STYLE」のコラムでもあるように(こちら)

アルバム売上げ上位20作品のうち11作品、シングルでは何と上位20作品中17作品、さらに上位10作品全部を男性アーティストが占めるという、「女性アーティストのほぼ一方的な敗北」に終わった。

上半期のシーンで圧倒的な売上げや存在感を見せ付けたのは、Def Tec、レミオロメン、湘南乃風、そしてSMAPやKAT-TUN、「修二と彰」といったジャニーズ勢であったのだ。歌姫好きにとっては、何とも悲しい結果に他ならない。

女性アーティストで存在感を見せたのは、浜崎、宇多田、BONNIE PINK、倖田來未、平原綾香らと、既に中堅・ベテランばかりで新鮮味に全く欠ける・・・。

何故このような状況になったのか・・・。

一つは言うまでもなく、上記男性アーティストらの奮闘があろう。そしてこのこと以上に、この状況を許してしまった大きな理由であろう「女性アーティストのふがいなさ」がある。特に、シーンの流れを動かしていくような優れた実力・魅力に秀でた新人女性アーティストがいなかったのは、この上半期のシーンを考える上で何よりも痛かったことである。

思いつく有力新人(昨年後半も含め)は、絢香、アンジャラ・アキ、いきものがかり、Joelle、久嶋美さち、上木彩矢、伊藤由奈、ナナムジカ、手嶌葵らであるが、皆揃いも揃って決め手に欠けており、現時点ではこれから先のシーンを引っ張っていくに足る人材ではない。

絢香は歌唱の凄さに反し楽曲の出来が悪い。いきものがかりはヒットした曲とそのカップリング曲との乖離が激しい。伊藤やJoelle、手嶌葵、アンジェラ・アキは枠が狭すぎ。上木は技術やビジュアル、強烈な存在感は素晴らしいが、曲があまりに酷い。久嶋はその歌いまわしや曲調が露骨に万人受けしない。ナナムジカはワンパターンさとボーカルの脆弱さを見せただけ・・・。(唯一奮闘したのはYUIと植村花菜だけのように思う。)。総じてデビューした段階での実力・魅力・楽曲の質が低い・・・。


また、女性音楽シーンを構築している2大勢力であろう「バラード陣営」と「洋楽ポップス、R&B陣営」共に閉塞感で満ちているのも問題だ。既に中堅以上のアーティストによりやりつくされた感があり、もはや新鮮さや斬新さを出すのは極めて難しくなっている。絢香や伊藤由奈、Joelleらの曲はそのことを物語っていよう。

そして、この両方でもない「第3の勢力」である「ハード・ヘヴィー系ミュージック」が完全失速したのも、上半期における女性音楽シーン低迷の大きな理由である。
このジャンルの音楽は、既にチャートやシーンに何ら影響力を与えてはいない。昨年ぐらいからこの動きを構築した木村カエラ、ハイカラ、高橋瞳と、今年において極めて出来の悪い作品を出したソニー所属の3者や、2足わらじの土屋アンナらが主軸となっている点で、もはやどうしようもない。

この状況を打破する唯一の存在であった上木彩矢に関しては・・・。メジャーデビューしてからは、満足から程遠い「ヌルい、ダサい、しょぼい」としか言いようのない凡曲を連発しただけ。

Mizや相川七瀬、久嶋美さちらは良作・良曲を出したものの、セールス的には泣かず飛ばずで・・・。


結局のところ、そこそこ売れていても実力や魅力に欠けるか、実力や魅力があってもセールス的には低迷かのどちらかに終始してしまっているのだ。歌姫好き以外に訴えかけるものが非常に少なかったと言える。いいアーティストは確実に出ているのに、その存在を提示できていないのは本当に残念でならない。「ポップジャム」の終了や、Mステに同一アーティストが何回も何回も登場する状況がさらにこのことに拍車をかけているように思う・・・。

さらに、さらに、宇多田、平原、BoA、YUIらをはじめ、既に有力アーティスの多くが上半期でアルバムを出してしまっていて、下半期に関し期待できる材料が殆どない。


この状況を打破するには、極めて安直で且つ不毛であるが、かつての宇多田や浜崎のようなカリスマ性のあるアーティスト、そこまで言わずともBoAや平原綾香レベルぐらいの実力・魅力を持つ新人アーティストの登場以外ないだろう。果たしてどうなるだろうか・・・。


(唯一健闘したのは、宇多田・Fayrayを筆頭とする「第4の勢力」である「プログレ」であるが、音楽性が特殊で凡人には作ることの出来ないが故に、大きな動きとはならない。しかし、今年の上半期で注目すべき動きを見せたので、次回「私的勝手に振り返り編」において記す。)







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2006/06/27 22:35|音楽総評トラックバック:0コメント:5

コメント

あれですね。今年(というか近年)のCD売り上げはファンの〝組織力〟が露骨に表れるようですね。

ジャニーズなんてまさに組織力の勝利でしょう。
カトゥーンなんて、初回限定版やジャケ写の違いで8パターンほどリリースしたらしいですが、一体何人のファンが8枚全部買ったやら・・・

というよりも、女性アーティストには熱狂的なファンが付きにくい気がします。
今の女性アーティストにはカリスマ性がないと言ってしまえばそれまでですが、男性ファンの多くが「熱くなりやすく冷めやすい」というのも原因かもしれないです・・・
ファンブル #O20j1F1I|2006/06/28(水) 21:41 [ 編集 ]

ははは(笑
上半期に関しては、組織力が大きく影響したように思います。業界一体となっての総動員御用体制とでもいいましょうか。

ジャニーズは確かに組織力の勝利ですが、個人的には曲もそれなりに良かったと思います。「クロサギ」で使用されている山下君の曲や「修二と彰」の曲は結構好きですよ。


私としては、男性アーティストよりも女性アーティストの方が男性の熱狂的なファンが付くと思っています。GIZAしかりハロプロしかり・・・。

ただ、ご指摘のように最近の女性アーティストはなかなか本質的なカリスマ性がないですね。マスコミや業界で作られた「虚像のカリスマ性」ならありますけどね。

男性アーティストの方が同時期に同じような音楽が出てきてブームが終了したら一部のアーティスト以外沈没、という図式があると思うのですけど。

ま、どうあれ、女性アーティスト不信の一番の理由は「曲の悪さ」と実力のなさだと考えています。

下半期はどうなりますかね?

バツ丸 #-|2006/06/29(木) 00:18 [ 編集 ]


バツ丸さんのブログ、いつのまにかレイアウト変わってたんですね。
いつもケータイから見てたので、ちっとも気づきませんでした。


やはり上半期は女性陣第苦戦だったようですね。私自身の今年上半期の音楽ライフを振り返ってみても、レミオロメン、Def Tech、湘南の風、あたりが圧倒的な存在感を示していました。ベテランに関しても、B'zがとんでもない一枚をこの世に生み出してしまいましたし、シングルだけとはいえ平井堅、福山雅治も大健闘でした。

ジャニーズは確かに組織力もあるでしょうが、それ以上にファンを虜にするだけの曲の魅力もあると思います。KATUNや修二と彰、SMAPなどは同性から見ても、カッコいいと思いますしね。その部分に関しては女性アイドルは完敗でしょう。

ブログ再開の手始めとして、まずは上半期の総評から入る予定です。お楽しみに。
凛@ネット開通 #-|2006/06/30(金) 07:52 [ 編集 ]

確かに・・・
今回のジャニーズの「懐かしい路線」はいい曲を結構生んでましたね。
流石に抱いて~のころには食傷気味でしたが・・・

それから、凛様の仰せの通り、男性アーティストはベテラン勢も大活躍でしたね。
女性アーティストは早熟気味の方が多いので、これから何年も活躍してくれるアーティストが出てきてほしいものです。
ファンブル #O20j1F1I|2006/06/30(金) 21:57 [ 編集 ]

そうなんです
>凛さんへ

お久しぶりです。そうなんです。デザイン変えました。面倒なんですけど、季節も変わって気分一新ということで。

女性アーティストに関しては、当初の予想・願望に反し、とても残念な結果になってしまったと思います。

個人的には何も感じるものはないのですが、やはりシーンで目立ったのは男性アーティストだと思います。

ジャニーズに関しては、曲も水準以上にいいから売れたのだと思います。関ジャニは・・・でしたけど。

一方のモー娘。やAKD48(だったけ)とかは全くあかんと思います。

根本的に考え直さないとダメでしょうね。

凛さんの総評楽しみにしております。まあ、1・2位は予想つきます。


>ファンブルさんへ

今回は女性アーティストもベテランががんばったと思います。裏を返せばいい新人がいない、ということでもありますけど。

最近はアンジェラ・アキさんや植村花菜さんをはじめ、20歳過ぎてからのデビューの人も出てはいますけど、まだまだ早熟傾向はあるようにも思います。

年齢関係なく実力者が出てきて欲しいものです。

バツ丸 #-|2006/07/01(土) 12:34 [ 編集 ]

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