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読書評~最近、ちょっと私・・・その2~「恋っの 魔法がぁ~」

●齊藤勇 「ココロが見える心理学」 ナツメ社




●齊藤勇 「恋愛心理学」 ナツメ社




●齊藤勇 「イラストレート 恋愛心理学―出会いから親密な関係へ」 誠信書房






3作品とも心理学研究で有名な齊藤勇監修の書籍で「恋愛心理学」を扱った書籍である。元々「心理学」「社会心理学」に興味があり、定期的にそういった関連書籍を読むのであるが・・・。何故か急に恋愛心理学関連書籍を読みたくなった。

さりとて、三笠書房の「王様文庫シリーズ」や、光文社の「知恵の森文庫シリーズ」、河出書房新社の「夢文庫」で乱発されている「女にもてる~」「~を口説く~」「恋愛必勝~」といった類の本は、あまりにゾクっぽく装丁も内容もタイトルも相当恥ずかしいこともあり、到底読む気にはなれず。

というわけで、きちんとした学術的な分析や最新の学術研究の成果を紹介しつつ、読みやすさにも秀でたこの3作品を選んだ。ナツメ社の2作は中のイラストがとてもかわいく楽しく読むことが出来、内容に関しても恋愛を中心としたコミュニケーションや心理分析が中心となっている。後者はいわゆる学術本。文章は平易で読み安いが、最新の学術研究や課題、「愛」「恋愛」に対する洞察が中心の構成となっており、それなりに読み応えがある。



人間が誕生してから延々と続いてきた「恋愛」。人類にとって実に興味深い関心ごとであるにも関わらず、その研究が本格的に始められたのは諸外国でも1960年代、日本においては1970年代からと、意外にも歴史が浅い。よって研究もまだまだ発展途上であり、明らかになっていないことも多い。まあ、だからこそ、面白いとも言える。


総じて、人々は恋愛を普遍的なものと捉えがちであるが、そもそも今日のような「異性恋愛、恋愛結婚、一夫一婦制」といったものが「常識」として認識されるようになったのは(但し、世界的に見ると「一夫多妻制」が一番多い)、日本においては戦後のことである。それ以前においては、武田信玄が男性に書いたラブレター、織田信長と森蘭丸の関係、平安時代における上流階級の自由奔放な恋愛、明治大正期の妾、見合い結婚や親の言いつけによる結婚が多かったなどなど、時代や文化の変遷と共に様々な形態を見せてきた。今の恋愛感は明治期以降の儒教精神と、戦後アメリカからの社会的・文化的・宗教的影響によるものだということがよく分かる。

ただ、一つ確実に言えるのは、文化的・社会的変化による恋愛感の変化はあれど、その本質は生物の本能である「子孫を残す」という一大目的の達成のためにかなり理にかなっていることである。そして、何だかんだと言いながらも、想像以上に男女間による違い(つまりは性差)があるということだ。

女性の男性に対する上目使い、いくつになっても若い女性が好きな男性、セックスに対する考え方の違い、何故男は妻や恋人がいてもエロビデオを見るのか、何故女性は男の浮気を見抜くのが上手いか、何故金持ちの男はモテるのか・・・、などなど枚挙に暇がない。


男は、自分の遺伝子を最良の形で残してくれる若くて健康的で美人の女性を、女は経済力や知能・体力などに優れ自分と子供とを守ってくれる頼りがいのある男性を求める・・・。国や文化を問わず、多くのところで共通となっているのは、それが進化論的見地で見ると相互の要望が合致しているからである(しかし、最近、特に能力主義、自由主義が行き過ぎつつある社会や男女平等がかなり達成されている社会においては、その限りではなくなってきている。同性愛が世間的に認められてきたのもまたそれを示す一つの事柄である。こういったことに関しては、別の書籍の書評で書く予定。)。

上記性差が出るのもこのことに起因するし、だからこそ男も女も、自分の外見や性格、社会的地位や学力・体力といったことに関し関し多々思い悩む。

ま、こういったお堅い話はともかく、この3作品は、恋愛・結婚をしているしていないに関わらず、恋愛初期・長い婚姻生活に関わらず、それら各々のことに関し、それらをよりよいものとするための知恵がたくさん書かれている。

特に、気になる相手の気持ちを惹くための人間心理につけこんだちょっとしたテクニックや、相手の何気ないしぐさや表情から「真意」をさり気なく読み取るコツなどは、実生活において大いに役に立つと思う。恋愛・結婚云々別に、人間の本質にも関わってくることなので雑学収集の一貫として読むとしても非常に面白い作品たちである。

値段も比較的安めなので、興味のある方は是非読んでみてください。

ただ、読む際には少し恥ずかしいかと思われるので、カバーをつけて読まれた方がいいかも・・・。

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2006/06/28 18:48|読書評トラックバック:0コメント:0

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