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映画評「ラブ★コン」~各々役者の魅力が生かされたラブ・コメディーの良作

・評価:75点

最悪としか言いようがないほどの大雨ですが、そうだからこそ「人が少ないだろう」と思い、25キロ、1時間半の道のりを乗り越え見に行ってきた。

流石に作品が作品なだけに、もあるのだろうが、予想以上に客が、特にガキンチョが多かったのは完全に予想が外れであった。しかもガキのクセしてちゃらちゃらした格好に女連れ、なめた言葉遣い・・・。挙句の果てに「クッサイ香水」つけやがって。がやがややかましいし、後ろから何度顔面に蹴り入れたかったことか・・・。

ガキは家に帰って寝るか勉強するかしてろ!!


と、文句はここまでにして早速映画評に入ります。

尚、原作は未読(今度漫喫で読もうかと)です。よって映画のみの感想となります。







<あらすじ>

主人公は、低い身長のせいで振られた経験を持つ男、大谷敦士(小池徹平)と高い身長のせいで振られた経験を持つ女、小泉リサ(藤澤恵麻)。高校入学時から両名の存在は際立っており、早々「オール阪神・巨人」と命名される。両名はそんなコンビ名に腹を立て、互いの身長のことをバカにし「コイツとだけは付き合いたくない」と言いつつも、この名前そのものの息のあったノリツッコミや、さらには趣味面での数々の一致など相性の良さを見せる・・・。

そんな「悪友的」な二人の関係に変化が・・・。思いがけない大谷の元カノの登場。そして、ある時彼の時折見せる優しさや逞しさに心打たれ、さらに自分を一番理解してくれているのは彼だとわかったとき、「キュン死に」しそうなほどに彼に対する思いを一気に爆発させてしまう。それからというものの、リサは彼と彼に関わるすべてのものに益々思いを募らせていくのだが、そうなればなるほど、今までの付き合いが故に自分の気持ちに素直になれないことと、大谷との身長差という厳然たる問題が彼女を苦しめていく。

だが、友人達の必死の助けもあり、夏休みの縁日で彼と二人きりになった時ついにリサは彼に告白をする・・・。

しかし、人が良すぎで且つ人から向けられる気持ちに超がつくほどに鈍感な大谷の人間性が故に、その告白が「告白」として彼に認識されはしなかった。そしてこのことが、二人の関係を大きく変えていく・・・。

さらに追い討ちをかけるように、リサが大好きな恋愛シュミレーションゲームに出てくるイケメンキャラに似た教師舞竹国海(通称マイティー:谷原章介)の登場・・・。

二人はラブ・コンプレックスの壁を打ち破れるのだろうか・・・?

愛あり、胸キュンあり、涙あり、笑いあり、戦いありのドタバタラブ模様がここに繰り広げられる・・・。



<感想など>

とにかく痛快で面白い。演じている役者達の、「上手い」と言うよりは、余計なことを一切考えず体当たりとも言える「迷いも恥」もないストレートな演技と役者そのもののかわいらしさ、軽妙で愉快な登場人物たちの会話、スピーディーでテンポのよい展開、お約束の対決劇の盛り込みなどなど、コメディー映画として非常に出来がいい。

特にスクリーンや演じている役を通し、役者の魅力をより引き出している点に関し、現時点で今年の映画の中でも一番優れていると言えるだろう。

中でも、お世辞でも美人と言えず、セクシーな体でもなく、卓越した演技力もない藤澤が今作ではえらく魅力的に見えるから、映画の力というものは何とも凄いものだ。いかにも漫画的なオーバーアクションや原色バリバリの奇抜な服装、ヘンテコな髪型も、彼女の、ありえないほど長くて細い手足と華奢な体、小さい顔が故に抜群にキマっている。


一方の小池徹平君だが、間延びしがちな関西弁の喋りが時折気になったものの、ムカついてくるくらいのかわいさで、「憎めないお人よしの超鈍感キャラ」を見事に演じきっていたように思う。

この両名同士の掛け合いも絶妙。きっと裏に数知れない努力をしたのだと思う。

両名は、演技はまだまだであるものの、「映画においては、役者は演技力よりも役柄に即した雰囲気とスクリーン映えするルックスこそ重要」との私の持論を地でいく魅力を見せてくれたと思う。そのことが、一歩間違うと安っぽさやバカさを出してしまう可能性が高い漫画的なギャグや会話に違和感を感じさせなかった理由にもなったと考える。


また、今作は主人公の2人のみならず、脇を固める役者も実に魅力的で素晴らしかった。

臼井先生を演じた温水洋一は反則だろう。あの存在感と演技の面白さは殺人的ですらあった。

海坊主を演じた寺島進にも笑えすぎ。登場時間こそ少なかったが、今まで彼が演じてきた役の中でも一番のはまり具合ではないだろうか。
それにしても、作中における彼の曲とそのプロモ映像は面白い。誰が歌っているのか、誰の曲なのかわからないが、「よろしゅうござんすか~ よろしゅうござんすか~」のフレーズがいつまでも頭に残る。CD化されたら買ってしまいそうだ。


しかし、一番良かったのはやはり舞竹先生を演じた谷原章介であろう。かっこよくクールなたたずまいから想像もつかないコミカルな演技で、いかにも漫画的でありえないキャラを完璧に演じられていたのは、圧巻と言う他ない。ほんと、この年代の俳優でここまで多彩な役柄を魅力的に演じられる俳優は殆どいないだろう(後はオダギリ君だね)。
かっこいいし、演技上手いし器用だし、英語でのナレーションも素晴らしいしって、腹ただしすぎるわ~、あんた。


役者のみならず、演出や画面構成も秀逸。あえて非現実的な原色を多用した画面構成や時折挟まれるCG映像、マイティーの応援グッズなど凝りに凝った道具、90年代のガールポップを多用したBGM(20代後半から30代前半の人は懐しいことこの上ないだろう)、そしてムツゴロウさんを起用し登場人物の心境を分析させるという意表をついた演出は、どれもが作品の質の向上に寄与していたように思う。



最近は人気作品の即映画化が乱発し、見事なまでの駄作を生産している映画界であるが、今作は数少ない良作だと思う。完成度に関しては、一部の役者に違和感がありすぎた「NANA」以上のものがあろう。原作を読んでいる人もそうでない人も、この夏友達や恋人と一緒に是非行って頂きたい良作だ。



<テキトーな追記>

ところで今作ではあの玉置成実が出演していた。意外にも肝っ玉の強い世話焼き役の設定にはまっていたと思う。
しかし、彼女は今作に出演したメイン女性キャラの中で唯一の「現役女子高生」であったが、千春を演じた工藤里紗(今年で23歳)、リサを演じた藤澤恵麻(今年24歳)、大谷の元カノ神崎を演じた加藤未央(今年22歳)よりも年上としか思えない程の貫禄と、一番男なれしている感じがしたのは・・・。


それにしてもまさか今作で大谷の元カノ役として大ファンである加藤未央様が出演していたとは・・・。画像↓

kato.jpg



画面に登場するまで彼女が今作に出演していることなど全く知らなかったので、彼女が登場した瞬間鼓動が高まると共に顔が形容不能であろう程ににやけてしまった。ほんと、この子はかわいいな~。出番こそ余りに少なかったが、そこで披露した制服姿と浴衣姿は「マーベラス」「ハラショー」としか言いようがないほどかわいくて・・・。いや、ほんといいな~。彼女を主役にした映画を誰か作ってくれい!!

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2006/07/22 00:20|映画評トラックバック:0コメント:0

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