バツ丸のエンタメ問答

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嗚呼、波乱盤上~3:天上界の音楽を紡ぐ現代音楽の巨匠新居昭乃~その2

新居巨匠編の続き。






<巨匠との出会い>

既に前回で書いているようなものだが、彼女の音楽との出会いは1994年。OVA「マクロスプラス」である。登場人物たちの回想場面~風車が回っている場面~で頻繁に使用された楽曲(「VOICES」)を初めて耳にしたとき、その神秘的な美しさを有す新居の声と菅野が作る楽曲の凄さとに完全に打ちのめされた。当時私は海外男性HR・HM、ビーイング系列の音楽、アニメのサントラばかり聴いていたという、かなり偏ったリスナー生活を送っていたのだが、それらでは決して味わうことの出来ない魅力を持った音楽との出会いの瞬間であった・・・。

新居昭乃との出会いは(菅野よう子もそうだが)、私に2つの大きなものをもたらしたと言えるだろう。

一つは、民族音楽に関心を持つようになったこと
もう一つは、日本のプログレアーティストに関心を持つようになったこと

である。彼女との出会いがなければ、恐らく今現在の私の音楽観も相当違っていたのではと思う。自分の人生における、紛れもない貴重な出会いだと確信している。

そして、それ以降、自分にとって常に彼女は別格の存在であり続けている。



<試聴・購入の際の傾向と対策>

彼女は歌が技術的に上手い歌い手ではないので、技術志向の人にはあまりお勧め出来ない。それと民族音楽色が結構強いので、そういった音楽が苦手な人も避けた方が良いだろう。

というわけで、何を聴くかであるが・・・。ぶっちゃけた話、彼女の作品は全部完成度が高いので、全部聴いて頂きたいのだが。

1stアルバムである「懐かしい未来」は、松任谷由美や竹内まりやにも通ずる「ニューミュージック」的作風でそれ以降のアルバムとは露骨に音楽性が違うのでご注意を。

また、コンセプトアルバムである「鉱石ラヂオ」も他のアルバムとは違い「インスト」が多いので、その点留意していただけたらと思う。




<まずこれを聴け!!>




新居昭乃初のベストアルバムではあるが、その大半が未発表曲であることからも実質の「2ndアルバム」とも言うべき作品。
「マクロスプラス」で使用された曲を中心に収録曲の完成度は余りに高い。今ではすっかり見ることが出来なくなった「菅野よう子提供曲」があるのもうれしいところ。新居昭乃がいったい何者なのか、どれほどの実力の持ち主なのか、どういった音楽をやっているのかを知るのに最適な1枚であると、今でも思う。

「VOICES」「三日月の寝台」「Moon Light Anthem」「Licao do Vento」など聴き所満載!!





今作もベストアルバムであるが、実質は6thアルバムとも言うべき作品であろう。1stベストと同様、圧巻とも言うべき収録各曲の完成度の高さもさることながら、1stベストアルバムと全く曲が被っていないのがうれしい。上記ベストから5年後に出されたが、彼女の音楽レベルや魅力が全く下がっていないことを痛感させられる作品である。


「昼の月」「さかさまの虹」「月の家」「きれいな感情」は収録曲の中でも際立った名曲だと思う。





現時点において、彼女の「純粋なオリジナルアルバム」の中で一番完成度が高いと思っている今作。9・11事件をはじめとした世界の様々な事件やそれに関わった人々の心理、平和、人類愛などに対する彼女なりの考えが余すことなく収められている1枚。音楽性こそ当時隆盛していた「癒し系」に近いとも言えるが、その内容に関しては全くの別物。美しく耳辺りのいいサウンドや歌声に隠れる深遠さや鬱さ、痛さこそが、彼女の真骨頂。



<余裕がある人向けのその他作品>




1stオリジナルアルバムから11年ぶりに発表された2ndオリジナルアルバム。新居作品史上最も難解で最もプログレ色の強い作品。メロディーも歌唱も詞も曲名も、他の彼女の作品と比べると明らかにキレていて、聴いていて言いようのない怖さ・不気味さを感じてしまう。今尚今作の音楽性にはついていけてはいない。

逆に言うと、こういった点についていける人であれば、今作は新居史上最高の作品ではないだろうか。

1曲目「Reincarnation」は新居の曲の中でも最強最高クラスの名曲。その深遠な雰囲気、音像の美しさ、詞の深さ、コーラス、メロディーワークすべてが常軌を逸している。この1曲のためだけに今作を購入してもいいとすら思える。





楽曲提供者としての彼女の名を一躍アニメファンを中心に知らしめた出世作であるロードス島戦記のサウンドトラック。
今作はあくまでサントラであり、山口百恵への楽曲提供で有名な萩田光男製作の手による「OVA本編で使用された楽曲」中心の構成である。
が、伊藤薫が作曲したオープニング「風のファンタジア」と新居昭乃が作詞作曲を担当したエンディング曲「Adesso e Fortuna~炎と永遠」を聴くためだけに購入しても良いといえるくらいに、この両曲の完成度は高い(私の墓場行き曲としてノミネートしている)。アニメ史に燦然と輝く名曲中の名曲であろう。

後者に関しては歌い手が新居本人ではなくSherryという歌い手であるのだが、個人的に新居バージョンよりSherryバージョンの方が好きであるし、出来が良いと思っている。





ボトムズで名を馳せた高橋監督によるアニメ作品「ガサラキ」のエンディングテーマ。もちろん新居作曲であるが、歌い手は彼女の友人でもある種ともこ。

タイアップ元の作風にあわせてか、新居には非常に珍しく尺八の起用をはじめ「和」の要素に溢れているラブバラードであるのが面白い。種の力強くややエロさを感じさせるねちっこい歌唱と新居のメロディー・編曲との相性は完璧。聴き手の心を矢で刺すかのような凄みがある。新居本人には歌いこなせない曲種であろう。



<バツ丸が好きな新居曲>

彼女の場合、余りに名曲が多すぎて選曲に悩みすぎるのだが、いい機会であるので真剣に考えて選んでみた。


・VOICES
・昼の月
・月の家
・きれいな感情
・さかさまの虹
・ガレキの楽園
・Reincarnation
・三日月の寝台
・Moon Light Anthem
・Roundabout Drive
・パンジー




<追記>

彼女の曲に関しては、公式サイトであるこちらで聴くことが出来るので興味のおありの方は是非聴いてみてください。

尚、ここに掲載されている彼女の(恐らく)1stシングルであろう「少年の羽」。とても良い曲なのだが、現在は廃盤状態で入手困難に。管理人も必死に探し求めてはいるのだが、入手出来ずじまい。もし入手できるところなどありましたら是非とも教えていただきたく思います。宜しくお願いします。

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2006/08/18 01:19|嗚呼、波乱盤上トラックバック:0コメント:5

コメント
新居さん・・・!
はい(挙手)。
「そらの庭」でハマッてしまいました。あの声と不思議な(としか言いようがない)世界観は圧倒的ですよね! 普段はそれほど気にかけていないのに、一度彼女の世界に入り込むと、なかなか抜け出せない・・・。

きっかけは「演劇集団キャラメルボックス」という劇団の『あなたが地球にいた頃』という、97年の公演で新居さんの「Little Edie」が主人公のイメージソングとして、要所要所で使われていたのが耳に残ったからなのです。
その後、我が敬愛するZABADAK(彼もキャラメル経由で知りました)と新居さんに親交があることを知り、聴いてみちゃろ、と思ってレンタルしてきたのが「そらの庭」でした。
のっけから一番難解なものを・・・どうしましょう・・・(どうしようもない・汗)。
そんなわけで、一番難解なモノ聴いてハマッてしまった自分です、香取慎吾君じゃないけど、僕もう怖いものありません!(笑)

・・・ふざけすぎました。すみませんm(__)m。ともかくも、新居さんZABADAKそしてキャラメルボックスのトライアングルは、私にとって「とても特別な何か」なのです。やかましい文章で伝わりにくいとは思いますが(笑)。
そうそう、キャラメルボックス、劇中歌の選曲のセンスの良さには結構定評がありまして。オリジナル曲を収録したCDもあって、通販と劇場販売だけではもったいない! と思うくらいのアルバム揃いなんです。劇団のホームページでちょこっと試聴できたりもするはずなのでぜひ(笑)。竹中三佳さんというシンガーソングライターの曲が多く使われていて、昭乃さんに比べるとスタンダードなポップスですが、きっと昭乃さん好きの方も気に入るんじゃないかと思いますので・・・。

長文なうえに、最終的にただの宣伝になってしまいましたね(T_T)。これ以上場違いなことを書き込む前に退散しようと思います(汗)。昭乃さんの新しいアルバムが出ましたら、感想お聞かせください。ではでは・・・
くり #-|2006/08/23(水) 00:34 [ 編集 ]

そっからはいられるとは・・・
>くりさんへ

まさかこの難解で深遠なアルバムでこの世界に入られるとは・・・。まあ「だからこそ」ともいえますが。

この不思議な世界観と幻想的な歌唱はもうたとえようがないほど最高ですね。
くせになります。

しかし彼女をお知りになった経緯は凄いですね。全く知らないですわ、そんなことがあっただなんて。

ZABADAKの作品にコーラスとして参加していますから、新居さんは。私もZABADAK好きですよ!!「ハーベストレイン」が特に好き。


CDはチェックさせていただきます。

次のアルバムいつ出るのかな~。時に彼女のマイペースさがもどかしいですわ。
バツ丸 #-|2006/08/23(水) 23:13 [ 編集 ]

くりさんへ追記
新居さんとZABADAKがお好きであるのなら、今年最有力アルバム候補と私がしているASHADAも是非是非。

この両名からの影響を強く感じ取れる傑作ですよ。
バツマル #-|2006/08/24(木) 00:37 [ 編集 ]

推薦ありがとうございます。
左側の「下半期おすすめCD」に出ている作品ですね? 早速聴いてみます。
しばらく更新停止だそうですが、くれぐれもお身体大事になさってくださいね。ではまた・・・
くり #-|2006/08/30(水) 01:51 [ 編集 ]

試聴はこちらで
>くりさんへ

http://www.musicterm.jp/scripts/shop_cd_syousai01.asp?scc=020295

にて試聴できますよ。ご検討ください。

今作は非常にお勧めですね。今年の最有力作品です。
新居さんはザバダックに比べると甘い面粗い面がありますが、それ以上の可能性と魅力とがありますね。

久々の超大型新人です。

更新はしばらく停止します。申し訳ないですが宜しくお願いいたします。
バツ丸 #-|2006/08/31(木) 20:29 [ 編集 ]

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