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映画評「バックダンサーズ」~エイベックスのセコさと、表現主題の不明確さ・中途半端さが目立ちすぎたダメ作品・・・1

・評価:30点


行きつけの映画館の「鑑賞ポイント」がたまったこともあり、先日(13日の水曜日)、大雨の中、今作を見に行って来た。まあ、予告を見た感じではそれなりに面白そうだと思ったのと、主要人物役の一人としてサエコが出ていることが、その動機であったのだが・・・。

しっかし、その感想はと言うと「ひでえ」と「セコ!!」の2つに尽きるのであった・・・。

というわけで、久々の酷評・・・。







<あらすじ>

踊ることが何よりも好きなミウ(平山あや)と、その彼女にダンスを教えた友人のよしか(hiro)は、年齢を偽り、夜な夜な都会のクラブで踊り倒していた。しかし、ある時、警察の捜査が入り、当時高校生であった彼女らは補導される。不運もあり退学になってしまった彼女達。クラブにも入れなくなり、クラブの前でダベッてばかりいたのだが、同じような境遇にあったジュリ(長谷部優)から一緒に踊らないかと誘われる。瞬く間に彼女らの存在は巷で有名となり、スカウトが来るが、勧誘されたのはジュリだけであった。しかし、彼女の単独での売り出しは失敗に終わる。そこで、ボーカルのジュリと、ミウとよしかの2人にアイドル志望の愛子(サエコ)と実は子持ちで結婚願望の強いともえ(ソニン)を加えた4名の「バックダンサー」によるグループとして彼女らの所属するレコード会社が売り出したのだが、これが大当たり。瞬く間に業界のトップグループに上り詰める。

しかし、絶頂の最中、看板であるジュリが突如結婚により引退する。虚しく取り残された彼女らバックダンサーは一気に所属レコード会社の「お荷物」的存在となった。そして会社は、その彼女らの今後の処遇を新米マネージャーである茶野(田中圭)に押し付けてあとは知らんぷり・・・。
茶野は必死に彼女らを売ろうと、ジョージ(陣内孝則)率いるオールドロックバンドと組んだツアーをしたり、サマンサタバサの商品PRに起用したり、といろいろやるのだが・・・。時代の流れの速さと、後輩グループの大ヒット、会社からの冷遇。そして何より、彼女らを取り巻くすさんだ状況に彼女ら自身が耐えられなくなったこともあり、メンバー間の人間関係すら上手く行かない状況になってしまった。そしてそのふがいない活動振りを受け、ついに無情な解散命令が上司から下されるのであるが・・・。

しかし、会社から見限られた悔しさと「心からダンスが好きな気持ち」をばねに、彼女らはダンスによって自分達を見捨てた連中を見返してやろうと決心する・・・。彼女らの逆襲が始まった・・・。



<感想など>

簡単に言ってしまうと、今作は多少表現方法やストーリー、設定こそ違えど、映画の本質に関しては、「スウィングガール」「ウォーターボーイ」「シムソンズ」といった、「ごく普通の若者らの、ある事柄に対する挑戦と、その過程で生ずる様々な苦悩や挫折や、友情・愛情の揺れ動きなどを経て、人間として大きな成長を遂げる様」を描いた作品だと言ってもいいだろう。純愛・感動系映画が支配する邦画業界において、既に定番中の定番になっている作風である。目新しさはないが、基本に忠実に作れば、まず「はずし」はないジャンルだと思うのだが・・・。

う~む、あまりにも酷い点が多すぎるので、いったい何から書いていったらいいか、頭の中が整理つかない・・・。

やはり、見ていてまず一番に思うのは、この映画の製作者や関係者が映画を通して何を見せたいのかがさっぱり分からないことだ。
いや、分かりはする。当たり前だが「ダンスとそれを通しての青春サクセスストーリー」であろう。だが、ストーリーと演出の酷さ・稚拙さ・矛盾が見事なまでに表現主題をぶっ潰し、果ては映画そのものをぶっ壊してしまっている・・・。

というわけで、上記カラー太字のことを考察していこう。


まず、今作の主要素であろうダンスに関してだが・・・。残念なことにこれがもうかなりの失敗としか言いようがないのだ・・・。

だが、このことは=「ダンスがダメ」「ダンスシーンがダメ」ということではない。逆に良すぎるからこそダメなのである。

今作においては、日本のトップダンサーが100人ほど出ているなど、ダンスシーンにかなり力が入れられており、彼らの卓越したダンスをほぼ全編に渡り思う存分楽しむことが出来る。これは本当に素晴らしい。だが、それが故に、主役である「バックダンサーズ」のダンスのショボさや存在感のなさが浮き立ってしまっている・・・。はっきり言って「歴然としすぎたその差」を前にして、完全に興ざめてしまうぐらいに・・・。もちろん、本職のダンサーではない主役の面々らがここまでのレベルにまで達したがんばりは賞賛されて然るべきで、非難を言われる筋合いは全くない。これは完全に監督や演出家による「見せ方」の「初歩的で且つ致命的」なミスと言うべきだろう。

上記役者達による「バックダンサーズ」を生かすのであれば、上記かつての同種作品がそうだったように、「極力他者(端役やライバル役として出演している本職の人間)との比較を避け、主人公らのみに焦点をあてる」

逆に、あくまで「卓越したダンス」に重点をおくのであれば、容姿や演技力よりも「ダンス技術」重視で「バックダンサーズ」の面々を選出する。


のどちらかに徹すべきだったと思う。私なら後者にするが・・・。

ともかく、この中途半端さが、まず映画の完成度や面白みを大きく落とした大きな理由となった。

しかし、このダンスのこと以上に「青春サクセスストーリー」映画として成立していないことが、今作の質をより落としているのであるが・・・。


長くなりすぎたので今回はここで終わり次回以降に書くが、簡単に言うとこういった映画の醍醐味であろう、

「~を上手くなるため・這い上がるため・今までの情けない自分に別れを告げるため」などのために、主人公らが必死に努力し戦っていく様が今作では全く描かれていないことにある。


続く・・・。






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2006/09/14 00:44|映画評トラックバック:0コメント:0

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