バツ丸のエンタメ問答

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映画評「ワイルドスピードX3」~ココハドコデスカ?:車好きでも辛いかものバカ作品

・評価:30点 (但しスポーツカーやレースが好きであれば50点)

こう見えても管理人は車やカーレースが大好きである。当然の如くカーアクション映画ファンでもあり、こういった系統の有力作品は大概チェックを入れてきたつもりだ。

ということもあって、当然この作品も見に行ったのであるが・・・。


総じて今までの経験上、人気・成功作品の「続編」や「シリーズ化」に関し、先に進めば進むほど「ダメ」になっていく、というのが実情である。

今作は見事にそのことを示した作品のように思えてならない・・・。







<あらすじ>

作品柄あらすじなどあって無い様なものであるが、とりあえず書いてみた。


カリフォルニアで閉塞的な毎日と軽薄な同級生たちに飽き飽きしている高校生、ショーン(ルーカス・ブラック)。そんな彼は、学校生活に見向きもせず、車いじりとそれの運転にいそしんでは、各所で問題ばかり起こしていた。

そしてある時、若さゆえの忍耐のなさと同世代の女の子に対する性欲が災いし、ショーンは同級生からの挑発に思わず乗ってしまい、ストリートレースをすることに・・・。

だが、勝負には勝ったものの、散々町に被害をもたらした彼はあえなく警察に御用となる。前科者である彼は、ここで「少年院行き」か「町から出て行くか」の二者択一を迫られることに。問題続きでついに母親からも愛想をつかされた彼は、既に母親と離婚していて今は東京に住んでいる父親を頼って渡日し、東京の学校に通うことになる・・・。

しかし、住んでいる国が変わっても、父親から厳しく禁じられても、あいも変わらず彼は車にのめりこみ、そこでまた様々な揉め事を起こすの繰り返し。
だが、ある人物からの挑発に応じ、ドリフトレースに臨み、さらにはそれを通じての様々な人との出会いが彼の生活を大きく変えていく・・・。



<感想など>

「~X3」などとタイトルがつけられているが、登場人物・ストーリーなどなどに関し前作・前々作とは何の関係もない。いや、正確には1作目とほんの少しだけ関係があるのだが、それは話の本筋に何の影響も与えていないし、当然映画の評価を左右するものでもない。ま、サービスってな感じである。今作鑑賞のために事前に旧作を見て知識を仕入れる必要は全くないので、その点はご安心いただきたい。

ただ、作品としての関連がないとは言え、このシリーズを見続けてきた人々にとっては、今や人気者のポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルが共演、さらには「いかにもなセクシー美女」がわんさかでまくり、さらには主演メンバーの男性らがワイルド且つセクシーで、「悪系」のノリをこれでもかと発していた1作目に比べると、何だか映画的にも映像的にもエラくスケールダウンしたとしか思えないところがある・・・。

その最大の理由は、映画から発せられる「バカさ加減」が、この手の「アホアホ映画」には付き物であることを考慮しても「度」を越しすぎているからであろう。

映画の舞台は周知のように世界有数の大都市「東京」。しかし、出てくる俳優達が揃いも揃って「アメリカ人」か「韓国人」。しかも、そいつらが全然かっこよくも美しくもかわいくもない。魅力ナッシング。主役の男だけがかろうじて「及第点」というだけ。ヒロインのブサイクさやら、主役を「賭けドリフトレース」の世界に引き入れた男とその一番の敵役となる男の、如何にも「典型的韓国人的」ブサイクさを筆頭に皆見るに堪えない。挙句の果てにそいつらが、日本金融街の象徴である「兜町」の地下パーキングを不法に占拠し夜な夜なドリフトレースをしまくっているのだから、もはや意味不明で理解不能。

で、もちろん「東京」が舞台とのことなので日本人もいっぱい出てくるのだが・・・。まあ、男は「キモイ」「ダサい」「暗い」「ひ弱な臆病者」「疲弊しまくったサラリーマン」しかおらず、女は「露出狂」で「偏差値0レベルの知能」で「ガイジンか金持ちであればいつでもどこでも誰とでもセックスする」ような連中ばかり・・・。上記特徴に入らない連中(男)はすべて「やくざ」・・・。

学校世界においても、東京の繁華街においても、「アメリカ人」連中と「設定上は日本人だが、千葉真一以外の殆どが韓国人」連中とによる、「珍妙な日本語OR韓国ドラマ宜しく的浮いた吹き替え会話」を通じての「縄張り争い」で支配され、肝心の日本人はこの連中から「蚊帳の外」的ないしは「従属的」扱いを受け続けるだけ・・・。これがこの映画の基本構図であるのだ。


いくら今の日本人や日本社会にいい印象を持っていない私でも、「ちょっと待てよ」(byキムタク)と言いたくなって来る出来。娯楽作品とは言え酷すぎる。被害妄想かと思われるかもしれないが、こういう映画を見てアメリカ人や韓国人は日本人に対して「優越感」に浸るのだな~と思わずにはいられない。

まあ、こんなカスばかりの面々の中で圧倒的にビジュアルに秀でていたのは、日本人である妻夫木君と北川景子なのだが・・・。前者は映画予告でもおなじみ「おバカなスタート合図」のみの出演、後者は殆ど出番のない端役・・・。オーマイガー!! 何かが間違っている!!

少なくとも、今作の主役を妻夫木君、ヒロインを北川景子、敵役をルーカス・ブラックにするだけでも印象・評価はだいぶ変わるように思う。


というわけで、映画的にどうのこうの、カーアクション作品としてどうのこうの以前に、大方の日本人にとってはこれら「日本を舐めている」としか言いようのない数々のおバカな設定や描写に堪えられるかが今作評価の一番の鍵となろう。堪えられる人にとってはそれなりに見ることが出来る作品、そうでない人は私のように酷評するしかない作品となるだけ・・・。


それにしても、間違いなく今作の興行を考える上で日本はアメリカ本国に匹敵するかそれ以上の「お客様」であるはずだ。にも関わらず、あからさまに日本人が引いてしまう描写・設定は実に考え物だと思う。私が退出したエンドロール序盤の段階でおいてすら、館内に残っていたのが「カップル1組」であったことのみでも、今作に対する鑑賞者の評価を端的にうかがい知れよう。東京が舞台で千葉真一・妻夫木君・北川景子が出演していることだけを見ても、今作の制作に多くの日本人・芸能事務所関係者・映画関係者が携わっているはずだ。その中で何故監督に対し「この描写ではまずいですよ」とか「これでは日本人の反感を買うからやめたほうがいい」とかと忠言する者はいなかったのだろうか? 今作に携わった日本人に「良心」や「節度」という言葉は存在しないらしい。


と、散々長くなったが、こっからは「カーアクション・カーレース作品」としての評価に移る。

今作にあまた登場する名だたる名車・スポーツカーは問答無用にかっこいい。それらをふんだんに使った豪快なレース場面や破壊場面の出来もかなりのものだ。しかし、3つ大きな問題がある。

1つは、レース場面の構成。今作はとにもかくにも「ドリフト」だらけ。安易にドリフトを見せすぎなのだ。これではいくらプロドライバーによるドリフトが凄くても、しまいには食傷してしまう。最初から最後まで「ポロり」だらけの「女だらけの水泳大会」と同じようなものだろう。おいしい場面はそれが少ないからこそ「おいしい」のである。過剰に出すぎてはおいしくもなんともない。もう少し車の挙動などに工夫がほしかった。


もう1つは、最終レースのあり方。とにかく「汚い」。敵役がどうしようもない極悪非道であるのが常だが、それでも「レース」の時だけは正々堂々、ないしは「主人公にやられそうになる瞬間に反則を犯すだけ」というのが通常であろう。だが、今作はひたすら主人公の車にぶつかりまくるだけでレースものとして「爽快感」やカタルシスがない。


3つ目はCGの安直使用。予告やテレビでの宣伝では気づかなかったがスクリーンにおいては比較的簡単にCGかそうでないかの区別がついた。例の渋谷スクランブルの場面においても速攻にそれがCGであることが分かる。
(「キネマ旬報」の映画評において、とある方が「よくも撮影許可が降りたものだ」的文章を書いていたが恥ずかしいもいいところ。プロなら事前に情報の確認しておきなさいよ!!)

やはりこういった作品は実写によるリアルな画面作りこそが映画をよりよいものとする一番の近道であろう。CGはあくまで必要最小限で効果的な使用に抑えるべきだった。



<結論>

どんなに差別的・時代錯誤・バカと言われようとも、この手のカーアクション映画の魅力は、結局は、

1・かっこいい車とそれによる豪快かつ爽快なカーアクション
2・かっこいい男
3・かっこいい男と絡む美女
4・1~3を如何により良く見せるか


に尽きる。今作はこれら点に関し項目1だけがかろうじて及第点で後は評価に値しなかった。リュック・ベッソン監督の「タクシー」シリーズや「トランスポーター」シリーズとは比べようもない。監督や脚本家はこの両シリーズを見てもっと勉強してほしい。



以上散々述べてきた点から言うに、今作は「車を見ているだけで幸せ」という人でもない限り安易に見に行くのは非常に危険である。私的には今作を見に行くのであれば別の映画を見に行く方がいいと思う。

ちなみに今作につけた30点の内訳は、

「かっこいい車らに対する敬意で10点」「北川景子のかわいさに15点」「あんまりな役柄であった妻夫木君に対する同情で5点」

となる。


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2006/09/21 00:40|映画評トラックバック:0コメント:2

コメント
お久しぶりです。
>バツ丸さん
 お久しぶりです。ちょくちょく更新されているようでチョット安心しております。
 実は私、自他共に認めるクルマ好きですのでこの作品は是非とも見たいと思っておりましたがそんなに酷かったのでしょうか?

 話し変わってすみませんが今更ながらですが先日、上木さんと星田さんのインディーズアルバムを拝聴しました。
 上木さんについてはメジャー盤の不評は私も納得できました。明らかにインディーズ作品の方が独創性が感じられ、まさに渾身の作といった感じです。あれだけの才能ある人がこのまま終わってしまうのはあまりにももったいないです。
 星田さんはGIZAの救世主になって欲しいですね。
ライト #dHR2KU3g|2006/09/23(土) 00:38 [ 編集 ]

どうもです
>ライトさんへ

ちょくちょく更新しております。24日以降はどうなるかはわかりませんが・・・。

「ワイルドスピード」に関しては、素直に酷いと思います。ただ、車&ドリフトがお好きであればいいと思うのですが。但し、日本や日本人に対する舐めた描写にどう堪えるかが、鑑賞者に立ちはだかる大きな壁となっておりますが・・・。

その点考慮していただけたらと思います。個人的にはお勧めしません。

インディーズアルバムを聴かれたのですか。結果は・・・でしたか。

このままうずもれないことを願いますが、次の新曲の曲名や作曲者を見るに、それは無理でしょうね。結局あやつられているだけですね、この人は。

星田さんは救世主にはなれないでしょう。地道にがんばっていただけたらと思います。本人もそれほどメジャーに拘ってはいないようですし。

ただあの音質の悪さだけは何とかしてほしい。真中さんに完全に負けています。

バツ丸 #-|2006/09/23(土) 00:52 [ 編集 ]

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