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映画評「16 ブロック」~つ、ツマラン、つまらんぞ~!!

・評価:50点


続きはまた!! 無駄な金と時間を使っちまいました。







<あらすじ>

かつてはNY市警の有能な刑事であったジャック・モーズリー(ブルース・ウィリス)。しかし、職務遂行中に足を負傷し片足が不自由になってからというものの酒浸りになり、今や生きる意味さえ失っている単なるくたびれた中年刑事に成り果てていた。

しかし、何の因果かそんな彼に突然上司から命令が下される。だが何のことはない。仮釈放中に悪事を働いたちんけなコソドロであるエディー(モス・デフ)をわずか16ブロック先~時間にしてものの10分15分くらいで行ける距離~のところにある裁判所で証言させるために護送してほしいという実に簡単でくだらない仕事であった。

最初は夜勤明けということもあり命令に対し嫌がっていた彼であるが、人手がいない&簡単な仕事という上司の話もあり、しぶしぶ命令に応じることにした。

時間は朝の8時になったばかり。どこも渋滞だらけ。しかも、護送しているエディーがやたらとなれなれしく話しかけてくることもあり彼のイライラはすぐ頂点に達した。気を紛らわすために彼をおいて酒場に向かったジャック。だが、彼らは謎の集団から突如凄まじい攻撃を受けることに・・・。ただならぬ事態であることを感じたジャックは必死に応援を呼ぶのであるが・・・。しかし、実は襲い掛かってきた集団は何とNY市警の面々であったのだ。そう、エディーは単なるちんけな証人ではない。「NY市警の警官達の犯罪行為」を証言する、NY市警にとってあまりにヤバ過ぎる証人であったのだ・・・。
かつての同僚やNY市警の上層部連中から「何もなかった」ことにしてエディーを素直に殺させるよう命令され、まさにそれが実行されようとしているその時、ジャックの中に長年眠っていた何かが甦る。的確な攻撃を追っ手に与えつつエディーを連れて彼は逃げ出した。NY市警を敵に回しての地獄の逃走劇がここに始まりを告げる・・・。
過去の傷に押しつぶされ夢や希望を失っている白人刑事と、「ケーキショップ」を開くという夢を持ち、それに向かってまっとう生きていこうとしている黒人犯罪者エディー。逃亡を通じて少しずつ心を通わせていく両名。いつしかそれは、お互いの人生に大きな影響を与えていくことになる・・・。

果たして裁判が始まる10時までにジャックはエディーを無事送り届けることが出来るのだろうか?



<感想など>

と、以上自分の書いた文章であるが、読んでいると「これは面白い映画ではないのか?」などと思ってしまう。

確かにNY市警の面々との追いつ追われつのやり取り、知略の駆け引き、銃撃戦などは「ハリウッド映画」ならではの魅力がある。盛大なぶっ壊しシーンもそうであろう。

また、かつてのアクション俳優のイメージを根底からぶっ壊す、心身ともに「くたびれた」中年刑事役を見事に演じ切れていたブルースの演技も非常に良かったと思う。また、往年のジャックが「いかに優れた刑事であったか」を示す様々な描写もお見事であった。

しっか~し!! 「これはちょっとどうなのよ」と思ってしまうところが多々あってしょうがない・・・。

問題は2人を追跡する警察の描写。事情が故に「事を荒立てずに逃亡する2人を確保、そして抹殺」しなければならないはずなのに、あまりにも組織的且つ暴力的に2人を追いすぎ。ところかまわず銃を撃ちまくるわ、善良な市民の家々に好き放題踏み込むわ、もうやりたい放題壊し放題。これではマスコミや世間の皆々様に「我々はとっても怪しいことをしていますよ~」「とんでもないことを隠しているんですよ~」と大声で叫んでいるようなものだ。

追われる二人にも笑える・・・。強運と相手との駆け引きにより修羅場を凌いでいくわけだが、そうしたや否やまた実にあっさりと刑事達に見つかってしまい再び修羅場。映画とは言えあまりに安直に刑事達に見つかりすぎ・・・、と言うかこんな簡単に見つけてしまう刑事達の方がどうかしている。序盤こそは追撃してきた刑事からかっぱらった「GPS携帯」をジャックが所持していたから、と理由説明できるが、それを彼が捨ててからも「何でこんな簡単に見つかるの?」と思わずにはいられないほどあっさりと見つかる始末。特に屋上に逃げた場面においてジャックがいきなり右手を狙撃されてしまうところは、話の流れや状況的にかなり無理がある。2人の体自体が「高性能の発信機」になっているとしか考えられない(アホアホ)。

まあ、この大味さが「アメリカン刑事アクション映画」らしいっちゃ~らしいのだが・・・。

しかも、ここまで大掛かりでなりふりかまわずNY市警が一丸となって2人を追撃するのだから、さぞとてつもない秘密をエディーが握っているのだろうと思いきや・・・。ネタばれになるのでここでは書かないが、これが・・・ね・・・。何ともしょぼい。これだったら2人を抹殺しなくても、NY刑事の誰かの「個人的責任」として片付けることで十二分に収められそうなものだ。「凶悪な組織犯罪」とか「超大物にまで繋がる汚職事件」ならまだしも、これではあまりに説得力に欠けすぎる。がっかりだよ・・・。

しかし、こういった映画的な問題もさることながら、「個人的」にこれらと同じくらいかそれ以上に気になったのが、エディーを演じているモス・デフの「声」である。

申し訳ないけど、吉本新喜劇で「あへあへ~」と言っている間寛平のようなぬけぬけで軽軽の声で、白人・黒人のバディ映画の、「黒人側」のお約束である「下ネタ、寒いギャグ」や「自分に関する武勇伝」などなどをシリアスになる終盤を除きただひたすら聞かされ続けたのは物凄い苦痛でしかなかった。途中で帰りたくなってくるぐらいに・・・。

もうこんな調子なので、彼がどんなに感動的なセリフをいっても、重みのあるセリフを言っても説得力が全くない。しかし、彼が悪いわけではない。悪いのは、そんな彼を話の根幹となる重要な役柄に据えた制作側の方だろう。経歴を見るとモス・デフはミュージシャンのようだ。何故、数多くいるであろう黒人役者達ではなく彼を選んだのか本当に不可解だ・・・。

ここで書いた彼のしゃべり声の特性に関し少しでも引っかかるものがある人は、今作を見に行かない方がいいと思う。ま、それを除いてもお勧めは出来ないが・・・。
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2006/10/16 23:09|映画評トラックバック:0コメント:0

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