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秋のドラマ評~「ドはド~ラマ~のド~・・・」 最終回

今回で最後です。

「セーラ服と機関銃」「たったひとつの恋」「スイーツドリーム」「逃亡者おりん」の4ドラマに関し書いていきます。


続きはまた。


・逃亡者おりん ○

深夜ドラマ、アニメの印象が強いテレビ東京の6年ぶりとなる「ゴールデンドラマ」。セガサミー一社提供でしかも時代劇であることにびっくりしたのだが・・・。このことや、約半年と通常の倍もある放送期間からもこのドラマに対する局の力の入れようを感じ取ることが出来る。


主役は青山倫子。「え~誰~」と思うかもしれないが、以前は井上訓子という名で佐藤浩一出演の「マークX」のCMをはじめ、何と100本ものCMへの出演歴があり、「裏CM女王」として知る人ぞ知る人である。所属は岩田さゆりと同じスペースクラフト。本格的な女優デビューとなる今作出演を契機に、心機一転の意味も含め芸名を本名の井上訓子から青山倫子に代えたとのこと。

それはともかく、モデル活動していただけはありスタイルの良さは抜群だ。しかも、長身細身だけでなくかなりグラマーで大人の魅力に富んでいる。古風で上品な雰囲気を携えたルックスもかなり独特で、今の若手女優にはない魅力があると言えるだろう。ただ、演技に関してはまだまだ甘い。本人の意気込みは感じ取れるので今作を通しての成長に期待したい。


話がそれてしまったが、ドラマに関しては、

「凄腕の暗殺集団に所属し、必死に暗殺の任務をこなしていくおりん。だが、将軍家を守るために行ってきたその任務が、実はそれとは全く逆の、頭領の野心を満足させるためのものに過ぎなかったことを知り、組織から命がけで抜け出す。しかし、巧妙な罠により老中襲撃の罪をも着せられた彼女は、暗殺組織からも幕府からも追われる存在となる・・・」

と、日本人が大好きな定番である「抜けもの」「逃亡者もの」ということもあり、中々に面白い。

ただ、やっぱりテレビ東京というか、ところどころに「明らかに予算不足」と思われし、セットやCGのお安さがあるのは・・・。主役のおりんの「時代考証」を無視した「コスプレ風」の衣装と追っ手を切ったときに発す「キメセリフ」はほんと当局の深夜番組のノリで見ていて笑ってしまう。こういうところを寛容な精神で「ギャグ」として片付けられる人であればいいのだが、歴史や時代劇にうるさい人にとっては、かなりのマイナス要素であろう。

それと、殺陣に関してももう少しがんばって欲しいと思う。テレビ東京に恐らくノウハウがないからなのだろうが、キレ味、迫力がなさ過ぎ。「暴れん坊将軍」や「鬼平犯科帳」などを見慣れているともう・・・。



・セーラ服と機関銃 ○~◎

長澤まさみ初主演となるドラマ。往年の名作のドラマリメイク。はっきり言ってストーリーや設定などばかばかしいと思うところがあるものの、やっぱり面白い。ややクサくはあるものの、人間感情をそれなりに描けているからだろう。小泉今日子や堤真一など脇を固める役者もいい味を出している。


私は長澤まさみの大ファンではあるが、それでも映画で見せた実力・魅力とは反対に、「功名が辻」「逃亡者」「ドラゴン桜」「優しい時間」においてお世辞でもいい演技、存在感を発揮したとは言いがたかった。

だが、今作では圧倒的な美貌とスタイル、多彩な表情を生かした持ち前のシリアスで気持ちの入った演技のみならず、彼女の新境地であろうコミカルな演技においても中々のものを見せている。いや、見事なコメディエンヌぶりだ。10月27日放送分終盤の、気合の入ったやり取りなんかはほんと、素晴らしいと思う。今作で彼女は確実に一皮剥けたのではないだろうか。もちろん、制服姿にメガネ、野暮ったい服装の数々とビジュアル的な見所も多い。

ただ、彼女に関しては、やはり連続ドラマよりも映画こそその本領が発揮できる場所だと思う。彼女はドラマ女優ではなく映画女優であるのだ。



・たったひとつの恋 ×

ここずっと視聴率的には成功を収めている土曜9時枠の日テレドラマ。亀梨主演と、その成功の要因であるジャニーズタレント主役という方法論を今作でも繰り返したわけであるが・・・。久方の低調模様。

「フジテレビ」による執拗な「踊る」シリーズ攻勢もその理由に挙げられるだろうが、それ以上にドラマそのものが面白くないからだろう。「身分違いの恋」という定番のストーリーもあり、ポイントをきちんと抑えていけば、通常はそんな酷い内容・評価になることはないのだが・・・。

まず、気になったのが、ドラマのテンポの悪さ。流れにメリハリが全くなく全体的にタルい。見ていてあくびが出てくる。


そして、このこと以上に気になったことであり、今作の致命的な問題はキャスティングに尽きる。王道の作風であればあるほど、その優劣・成否を決めるのは、出演している役者のマンパワーになるわけだが・・・。今作は極めてそれが弱い・・・。

ヒロインの綾瀬はるかに関しては、そのルックスこそ素晴らしいが、演技に関しては、今までの調子と全く同じで成長を感じ取れない。表情も単調でうつむき加減のしぐさが目立つばかり。ここ最近に出演したドラマそのものの面白さや、役柄が彼女のルックスとマッチしていたことに助けられていたのだろう。宮あおいや堀北真希、沢尻エリカのように、作品そのものがつまらなかったときに、そうであってもその劣勢を跳ね返し、何とかドラマを見せるに足るものへと引き上げるだけの実力・魅力がまだ彼女にはない。今クールで他ドラマで主役を張っている同年代のライバル女優である長澤・堀北との差が一気に広がったように思う。

しかし、綾瀬よりももっとダメでそれこそ今作を見る意欲を大いに減じさせているのは、亀梨である。

健康さとは無縁の貧弱な体型と顔、目をむきがちでボソっとした口調、自分のことを良く見せたいのか、所々で出てくるキザな立ち振る舞い・・・。どれもが最悪だ。サプリや野ブタのときでもそうだが、根本的に演技が下手。

さらに、こういった彼の特性が今作で彼が演じる役の設定~

「貧乏で様々な不満や鬱屈を抱えながらもそれに負けず逞しく生きている」「いつか社会や金持ち中を見返してやるという気持ちを持っている」

に全くあっていない。演じている役の人間的強さを感じないのだ。

脇を固める田中(坊主頭のやつ)も単なる小汚いチンピラにしか見えず・・・。今作で唯一マシなのは、非ジャニーズの平岡祐太ぐらいなものだろう。戸田恵梨香も悪くはないけど・・・。

これといって好きな人が出ているわけではないので、もう挫折寸前だ・・・。つまらん。



・スイーツドリーム ◎

既に先日で放送が終わってしまったが、秋のドラマ唯一の◎評価のドラマ。脱サラして仕事仲間とケーキショップを開いた老舗和菓子屋の娘・詩織(いとうあいこ)と彼女が勤める店「スイーツハート」に絡む人情ドラマを描いた作品。

体育会系的に主人公らに試練を与え続けるめまぐるしい展開と、人情味溢れる人間ドラマは、はっきり言って容易に先が読めるのであるが、それでも非常に面白い。適度に抑制が効いて臭いと思う一歩手前で抑えられている演出と、ツボをきちんと抑えたストーリー、派手さはないが堅実な各役者の演技があるからだろう。特に、主役の詩織を演じたいとうあいこ、仕事仲間役を演じた中山忍・佐藤寛子の3名はそれぞれが実に魅力的でドラマを大いに盛り上げていたように思う。いとうあいこのコミカルな演技には毎度毎度大いに笑ってしまった。年齢を感じさせない愛らしい表情もサイコー。

つまりは、~を売り出すためのプロモーションドラマ・アイドルドラマという今のゴールデンタイムにある悪しき風潮を一切感じさせなかったということだ・・・。最近はこういうしっかりした作品が本当に少ないと思う。



<総評>

酷すぎた前クールに比べればだいぶマシにはなったものの、相変わらず全体的につまらない。人気漫画や小説の安易な映像化、リメイク作品や特定のアイドルを売り出さんがためのプロモーション番組といった弊害がまだまだぬぐえてはいない。

特にここ数年さらに酷くなったジャニーズ連中の跳梁跋扈は、確実にドラマの質を貶めている。もちろん、ジャニーズにも二宮、長瀬、錦戸、田口などなど、まずまずの演技を見せる人材も居るには居るが・・・。しかし、明らかに演じるにふさわしくない人材の不必要な露出は、ドラマ・映画界における「若手男優育成」の機会を確実に奪い、若手俳優における女高男低が目立つ結果を生み出した元凶である。深刻な影響を与えているといってもいいだろう。

また、オリジナルの脚本を書ける人間の枯渇も深刻だ。まあ、それ以前にそんなこと関係なく酷すぎる脚本が多いのだが・・・。「役者魂」はその最たるものであろう。視聴者を舐めるな!!と言いたい。

また、演出面での稚拙さも各所で目立つ。「鉄板少女アカネ」のCG、「僕の歩く道」のバストアップ映像の多様、「14歳の母」の「性交」があったことを全く表現しない、などなど本当に酷い。もうちょっと根本的にドラマの作り方を見直していただきたいと思う。評価・感想以前の問題だ。

次のクールではさらに良いドラマが出てきてくれることを切に願う。





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2006/10/28 01:12|ドラマ・テレビ番組評トラックバック:1コメント:0

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