バツ丸のエンタメ問答

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ライブレポ「UURA NIGHT」~デビューするのは、まだ早いその1

23日はたまたま木曜と仕事休みの祝日が重なったこともあり、大阪にも用事があったので、重力に魂を引き寄せられるオールダイプのようにパンライブに行って来た。


今回のメインアクトは今年パンライブに初登場し、その後何度となくライブを重ねてきた新鋭宇浦冴香。今回のゲストパフォーマーである星田紫帆をはじめ、あまたいる「デビュー予備軍」を差し置いての、各社リリースラッシュとなる年末での「メジャーデビュー」発表且つ「初のメインアクト」、しかもデビュー曲はB’zの稲葉が作詞・作曲、などなど、とかつてのGIZAにはない、それこそ上木以上の破格の扱いだと言えるだろう。

彼女に関しては、比較的ハードな音楽を主軸としつつ、柔軟にポップスをやっていくという印象が以前のパンライブフレッツ鑑賞においてあった。とは言え、フレッツの鑑賞だけで分かることはそれほど多くはない。実際に聴いてなんぼ、見てなんぼ、との信条に基づき、今回直に彼女の実力・魅力を見聴きしたわけであるが・・・。


結論から先に言うと、見出しが端的に示しているように、評価は芳しくない。はっきり言って「デビューするのはまだ早い」というのが偽らざる本音だ。いい点や魅力もそれなりにあったが、それ以上に音楽の路線の不明確さや歌い手としての技術の甘さが多々目に付いたライブであった。以下、結構長くなるがライブレポを書いていく。宇浦ファンにとってはかなり厳しい内容になるのでその点ご注意いただきたい。


*セットリストに関しては、相互リンク先、秋様運営「適当日記」を参照しました。勝手に参照しましたが、ご容赦ください。






●宇浦冴香 前半


1・Baby, It's You(シレルズたぶん)

定刻から15分過ぎて演奏メンバーが登場するというパンライブ史上初のアクシデントを経て開始されたこのライブ。演奏メンバーに続き実にたどたどしい足取りでメインアクトである宇浦登場。で、その宇浦だが、まるで自分や友人の家でくつろいでいるかのようなお気楽な装いだ。髪型も化粧も服装もすべてが垢抜けていない。そういうこともあってか、以前のパンライブ映像で見て感じたときのような大人びた雰囲気は殆どなく、逆に幼さを見せていたように思う。しかし、流石はGIZAと言うべきか、土台の良さは否定しようもなく・・・。

しかし、高岡と匹敵できそうなくらいの美脚をデニムですっぽり覆い隠していたのは、これ如何なものか? 初のメインアクトであるにも関わらず、このサービス精神のなさは個人的に到底納得できるものではなかった。きっと他の観客も同じ心境だったに違いない(勝手に決めつけ!!)

時間がせっているのか、唐突に曲が始められる。私の記憶が正しければ、この曲はシレルズの曲で以前竹井詩織里もライブで歌ったことがある曲だと思う。

それはともかく、当初の私の予想よりはずっと歌唱に力強さや高音の伸びがあった。しかし、曲そのものがいたって地味なのか、それ以上のものをここで感じ取ることは出来なかった。



2・Heartbreaker(パット・ベネター)

70年代後半から80年代半ばにかけ、ニューウェイブの要素を取り入れたハードロック・ハードポップ曲で時代を席巻したロッククイーン、パット・ベネター。1曲目から間髪いれずに披露したのは、その彼女の楽曲の中でも最高傑作曲と誉れ高い名曲中の名曲。ベネターのような力強さや泥臭さはないが、透明感とキュートさのある歌唱でしっかりと歌いこなせていたように思う。高音部分を中心に声の伸びやかさは中々のもの。ストレートなハードロック・ハードポップに対する適性はそれなりにあるようだ。



3・Everywhere(ミシェル・ブランチ)

宇浦の年代でハードロック・ハードポップが好きであればまずチェックの対象となろうミシェル・ブランチの代表曲。

全体的に声の伸びが良く、しっかりと歌えていると思うが、サビ最高音部分では若干の弱さを見せていたように思う。ただ、このこと以上に気になったのが、力強さはそれなりにあるが終始声を張り気味で、あまり歌唱に緩急が付けられていないこと。
(このことに関してはこの後何曲かでも気になったが、詳しくはライブレポ終了後の「総評」で記す(たぶん)。)




4・There will be love there~愛のある場所(ブリリアント・グリーン)

(これまた「総評」で詳しく書くと思うが)
今回のライブにおいて何曲かあった「明らかな選曲ミスその1」。終盤に披露したブリグリ曲「冷たい花」とセットにしての感想となるが、今回ブリグリの曲を2曲披露したことから考えるに、彼女はブリグリのファンなのだろうか?

彼女の個人的考えは分からないので何とも言えないが、確実に言えるのは、ブリグリの曲が彼女に全く合っていないこと。低音歌唱が続くA・Bメロ、高音歌唱が続くサビメロともに殆ど声が出ていない。聴いていて結構辛かった。どうやらブリティッシュ風味のある楽曲はあっていないようだ。まあ、それ以上に、技術云々以前に川瀬智子の個性的で魅力的な声と歌唱あってこそのブリグリ曲ということがとてもよく分かったのであるが・・・。




5・Sha la la ―アヤカシNIGHT―(オリジナル曲)

某アニメのタイアップになっている彼女の現時点で唯一のオリジナル曲。番組を見たことがない私にとって今回が正真正銘の「初聴き」となったわけであるが・・・。ファンの方には申し訳ないが、「勘弁してくれよ」としか思うところがなかった。

楽曲は予想に反し、妙に軽いポップス。かといって決して聴きやすい感じではなく・・・。良くも悪くも作詞・作曲を担当した稲葉の個性が出たと考えるが、それが彼女の歌唱に合っているとは、今回聴いた限り思うことは出来ない。恐らく稲葉が歌えばそれなりの曲になったのだと思う。彼女の実力・魅力が曲についていけていない感がありありとした。全体的な印象としては何も残るものがなく至って中途半端な仕上がり。これがオリジナル曲だなんて・・・。同伴していた人と「あ~ダメだなこりゃ」と目で会話。




6・ピエロ(上木彩矢版)

イントロの印象的なギターリフから即座に体が反応する。B’z版ではなく上木版の「ピエロ」だ。

宇浦は良く歌えていたとは思うが、「歌いこなせている」とまでは言えない。元の歌い主である上木との、ハードロックボーカリストとしての圧倒的な実力・魅力の差を認識せずにはいられなかった・・・。上木凄し!!



●星田紫帆


1・サイレン


思ったより早い段階で宇浦が下がり、変わってゲストならぬ「私的メインアクト」である星田が登場。毎度思うのだが、見るたびに綺麗になっているように思う。物凄い美人とまでは言えないが、独特のたたずまいが個人的にとても好きだ。ところで右手には何故か黒の「拡声器」がしっかりと握られていて・・・。まさか、1曲目から・・・。

その予想通り2ndミニアルバムで一番の煽り曲であるこの曲が披露される。どうやら今日は披露曲数が少ないゲストということもあり、どしょっぱつから全開のようだ・・・。

歌唱に関しては、いきなりこの曲をやったからなのか、それとも体調の問題があったのか、前回のライブの時より出来が悪かったように思う。しかし、そうであっても、あっという間に自己の世界を構築しファンを引きずり込むには十分過ぎる出来だと言えよう。緩急強弱、美激の付け方が見事で、早、宇浦との実力・経験・センスの差をまざまざと見せ付ける。


2・シングアソング

既に何度か披露されているものの、アルバム未収録の楽曲。しかし、その出来は星田の楽曲の中でも屈指。サビの盛り上がりといい、そこまでの展開といい、秀逸と言う他ない。これぞメロディアスハードの傑作曲!! Bonnの終始メロディアスで泣きを見せるギターも素晴らしい。一刻も早い音源化を望む。



3・まなざし

アコースティックギターを抱えての引き語り形式での披露。アルバム音源においては、それほどいいとは思えなかったものの、そこからわずか1年足らずの期間を経て圧倒的に進化・成長を遂げた彼女の歌唱をして見事なギターバラード曲になった。表情の豊かさは、もう過去と比べられるものではない。


4・心ノママ

以前「上原NIGHT」にゲスト出演したときに披露された曲。メロディアスハード的な哀愁漂うダークな歌メロと、グラインドコアにも通ずる、とにかく速いテンポと無機質なサウンド構成との対比が印象的な楽曲。この辺りになると彼女にもエンジンがかかってきたのか、俄然歌唱の調子が良くなり、鋭利さと力強さと哀愁を増していく・・・。既に公開された傑作曲、「求めた続き」「シングアソング」と共に、一刻も早い音源化を望む素晴らしい曲だ。このような曲をやる彼女の気概には、あっぱれと言う他ない。


5・爪痕

2ndミニアルバムをより良いものにしているメロディアスなハードバラード曲。アルバムではイマイチサウンドの分離が良くないのだが、ライブではそういったことがなく各楽器の音色がとても明瞭だ。さらには飛躍的に成長した歌唱もあり、CD音源以上の良さを見せ付ける。
一方、ダークな感情を勢いに任せ吐き出すのではなく、その1歩手前で抑制された星田の歌唱も見事で、それが故にそのうちに潜む激しさ・悲しみが強く伝わってくる。上手い。



6・TRAGIC LOVE

最終曲は言わずと知れた、この先においても「星田史上最高の1曲」であり続けるであろうこの曲。「今日の最後の曲です」と告げる彼女のMCに平行する形で演奏されるBonnのシャープなリフが始まるや否や、理屈ぬきで体が興奮してくる。会場の興奮も一気に最高潮に達する。何度聴いても、この曲は最高にして完璧だ。ライブで披露される度、演奏やサウンド構築の錬度も上がっており、もはやCD音源と比較できない程に完成度を増してきている。

星田の歌唱も曲の良さに引けをとらず、良く曲を御しており素晴らしい。久しぶりの「岡崎さん」とのコーラスの掛け合いもグッド。個人的にはこの曲に関しては中平さんの方がいいかな?

いつかこの曲を、もっと大きなホールで聴くことが私の望み・・・。



<星田雑感>

パフォーマンスとしてはメインアクトであった以前のライブの方が個人的には良かったとは思うが、非常に質が高く魅力的なライブであることとには全く変わりがない。以前から各所でライブ経験があるとは言え、ここ1年における彼女の成長ぶりには、大いに目を見張るものがある。既にハードロッカーとしての風格すらまとっていると言えるだろう。これほどまでの実力者が京都・大阪界隈のみでの活動にとどまっている悲しき現実は、全く理解できるものではない。何故GIZAは彼女をメジャーデビューさせないのだろうか? それとも、本人がメジャーデビューを拒む何らかの事情があるからだろうか?
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2006/11/24 00:58|ライブ・イベントレポートトラックバック:1コメント:3

コメント

どうも。
宇浦さんにとっては、残酷なデビュー前ライブとなりましたね。
1~3曲目までは、声に張りがあって、なかなかやるなぁと思っていたのですが、オリジナル曲の前後から既にメッキがはがれて来てました(^д^;)

ほっし~は、1月の時よりも、さらに成長してましたね。「まなざし」が意外と聴けましたし(笑)
4~6曲での凄まじいパフォーマンスに関しては、特別賞を捧げたい気分です(ノ_ _)ノ
hyro #-|2006/11/26(日) 01:04 [ 編集 ]


こんばんは。

セットリストに関しては全く構いません。
むしろ現場参加の方の助けになればと思うくらいなので(笑)
後ほど記事をトラックバックさせていただきますね。

宇浦さんは悪くはないですけど、あのオリジナル曲はちょっとなぁ・・と思わずにはいられませんでした(;^_^A
売りにしたい曲というには人選を間違えたというか・・。

星田さんは安定してましたね。
1stアルバムの曲もより上手くなっていて、聴き甲斐がありました♪
「TRAGIC LOVE」は名曲ですね~。
秋 #d/CpiV46|2006/11/26(日) 19:28 [ 編集 ]

どうもっでっす
>hyroさんへ

結果としては残酷なデビューとなりましたね。なまじほっしーと一緒だったのも・・・。

3曲目までは私も「いいかも」と思っていたのですが、オリジナル曲以降厳しくなりましたね。

ほっしーに関しては、やるほどに錬度が増していますね。ビジュアルもですが(爆

GIZAの中においても、その実力はガネやFSBに次ぐものだと思っとります。

ライブに関しては、現時点ではFayray姐さんの次ぐらいに評価しています。


>お姫さまへ

セットリストに関してはありがとうございました。おかげで助かりましたよ。

オリジナルはね~、一番最悪でしたよ。もう脱力。緒にライブを見ていた方と思わず目を合わせて「ダメだ」と語っちゃいましたもの。

彼女はいいのですけど、テストで言うと70点辺りをさまよっている人ですよね。よくも悪くもない微妙な位置づけ。人選は間違っています。

「TRAGIC LOVE」は21世紀最初の10年における屈指の名曲だと思っています。シングル再収録できってほしいな~。
バツ丸 #-|2006/11/29(水) 01:02 [ 編集 ]

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パンライブ視聴レポ(UURA NIGHT)
今日は祝日でお休みなので、先週に引き続きにTHURSDAY LIVEを視聴することが出来ました。今週はネタバレもありませんので、視聴レポをアップした...
適当日記 2006/11/26(日) 19:32

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