バツ丸のエンタメ問答

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シングルレビュー~流石は御大

●FictionJunction YUUKA 「荒野流転」


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表題曲は、無料パソコン動画サイトGyaoで独占放送中のアニメ「幕末機関説いろはにほへと」のオープニングテーマ。

相変わらず御大梶浦由記ならではの良さが出ていますね。




1・荒野流転 ★★★★
作詞・作曲・編曲:梶浦由記


Gyaoで放送されている、「ボトムズ」で有名な高橋良輔の新アニメ「幕末機関説 いろはにほへと」のオープニング曲。流石に幕末を舞台とした作品ということもあり、日本語詞とブーズギーを用いた和のストリングスが全体を支配する壮大でややアップテンポ目のバラード曲となっている。和の要素の部分以外に関しては、ガンダムをはじめかつての作品で聴かれた曲と良くも悪くも同じような感じ。巨匠梶浦のおなじみのパターンであり、「必殺のパターン」であると言えるだろう。

ただ、番組内容が影響してか、果てまた梶浦のネタギレ(とは思いたくないが)なのか、全体的にメロが一方調子なのが少し気になるところ。まあ、怒涛の疾走感と展開美、リズム感に溢れる名曲「Silly-Go-Round」の存在があるからだろうが・・・。それでも2サビが終わって以降(2分50秒以降)のインスト構成の上手さや絶妙なコーラスワークは相変わらずお見事で聴いていて奮い立ってくるものがある。ベンベンベンと三味線刻んでいるようなリズム感は癖になる。


また、輪廻転生を描いた無常観溢れる詞とYUUKAの伸びやかで叙情的な歌唱が良く曲を守り立てていて、結果としては業界屈指の実力者ならではの良い仕上がりになったように思う。





2・blessing ★★★★☆
作詞・作曲・編曲:梶浦由記

カップリングも表題曲同様和の要素に溢れる楽曲になると思いきや、一転軽快な3拍子のリズムが印象的で西洋的なクラシックの如き荘厳さやファンタジックさ、美しさを見せるバラード曲。個人的には表題曲よりもこちらの方が好きだ。

リズムと歌唱、アコーディオン、コーラス、パーカッションの絡みの絶妙さがそう感じさせるのだろう。この編曲センス、丁寧な音作りはただただ素晴らしい。

YUUKAの歌唱も、まだ石川のレベルにまで達しているとは言えないが、以前より増した声量と表現力、持ち前のキュートな声音を駆使して楽曲の美しさ・荘厳さの一端を確実に構成している。見事也。



<総評>

前曲「Silly-Go-Round」と同様、今作も非常に素晴らしい曲。巨匠梶浦の流石の実力を今回もまざまざと見せ付けられる、あいも変わらずの結果となった。

梶浦が携わるアニメタイアップ曲を聴いていると、不出来極まりないGIZAのアニメ(「コナン」)タイアップとのあまりの出来の差、つまりは「あるべき(理想の)アニメタイアップ像」というものを考えざるを得ない。


素晴らしいアニメ主題歌は、番組の内容に完全に即し、それを補完し代弁し、アニメとの相乗効果によりさらに魅力を増しつつ、曲そのものも非常に素晴らしく、さらにはアーティスト・歌い手の特性魅力を強く感じさせるものである。ガンダムや「hack.」、そして「いろはにほへと」における梶浦の曲はまさにこのことを体現していると言えるだろう。
アニメと主題歌共にお互いがお互いを相乗効果でより魅力的にしているということだ。

一方のGIZAコナンタイアップはどうか? もはやこれは愚の骨頂だろう。楽曲とコナンとが全くかみ合っておらず、コナンの人気にあやかってアーティストや楽曲を売ろうとする浅はかな魂胆だけが見え見え。もちろん、タイアップが曲やアーティストを売っていくための有効な方法であることは否定しないが、本当に素晴らしいタイアップ曲はそういった商的魂胆を感じさせないものなのだ。というか、それ以前の問題としてここ数年のコナンタイアップは曲も曲の歌い手も根本的にレベルが低い。
(ガーネットクロウのアニメタイアップ曲も彼らの曲の中ではさしていい出来だとは言えないだろう。作品にあわそうとしているところは評価できるが質は伴っていないと思う。)

今回の、まさに「コナン史上最低最悪の楽曲」としか思えない三枝曲はこのことを端的に示すものだろう。いよいよコナンタイアップも落ちるところまで落ちたなと思う。今のGIZAのアニメタイアップ曲は、全くもって梶浦楽曲と同じ土俵に立てていない。GIZAが今と同じような思想・楽曲制作で行く限り、梶浦の領域にたどり着くことは絶対に永久に不可能であろう。

昔から何度も言っているが、GIZAには梶浦由記、新居昭乃、菅野よう子らの楽曲でアニメタイアップとなっているそれを聴き、「アニメタイアップの何たるかについて勉強しなおして欲しい。今の「メルヘヴン」「コナン」といったGIZAの定番タイアップはほんと醜悪だ。
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2006/12/16 01:33|シングルレビュートラックバック:0コメント:2

コメント
なるほど
 この頃、梶浦さんの楽曲目当てでFictionJunction YUUKAの1stアルバムを購入したところ、思いのほか気に入ってしまい、2ndもぜひ購入しようと考えております。
 手始めに、「Silly-Go-Round」「荒野流転」の2曲を聴いてみたのですが、「Silly~」は文句なしの名曲。しかし、バツ丸様も、「かつての作品と~同じような感じ」と書いていらっしゃるように、「荒野流転」は、1stを聴いて間もなくということもあり、特にイントロは「焔の扉」を彷彿とさせて仕方がありませんでした。梶浦さんの曲ならではのコーラスワークがあまり感じられなかったこともあり、個人的には物足りないですね。

 話は変わりますが、かのSee-Sawのボーカル石川智晶さんが、ニューシングルをリリースされましたね。これまたアニメのタイアップらしいのですが、感想としては、まさにバツ丸様のおっしゃる「あるべきアニメタイアップ像」ここにあり、といったところですね。壮絶なストーリー(ネットで調べただけですが…)が、冷徹な詞が、石川さんの歌唱が、見事にかみ合っていると思います。やはりこの御二方は只者ではないと再認識させられました。

 相変わらず長々と失礼いたしました。では。
Keisei #-|2007/06/20(水) 00:04 [ 編集 ]

そうですか!!
>Keiseiさんへ

おお、アルバム買われましたか。2ndも間もなくですね。楽しみです。今年を代表する作品でしょう。

「Silly~」は名曲と言えるでしょう。「荒野流転」は悪くはないですが、彼女の実力を考えるとちょっと物足りなかったですね。好きですけど。

石川さんのシングルは私も既に買って聴きまくっています。

あの寒々とした無常観に満ちている詞と表現を抑えているようで巧みに現代人の心理を表現していますね。

熱唱タイプでも歌唱技術を誇示するわけでもないですが、物凄く上手いですね。只者ではないです。はい。
バツ丸 #-|2007/06/22(金) 21:51 [ 編集 ]

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