バツ丸のエンタメ問答

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映画評「NANA2」~「ナナ」(奈々)ナイスには程遠い・・・:やはりあおい様は偉大だった・・・。

・評価:50点

明日休み(火曜)ということもあり、今日(月曜)はレイトショーで映画を見に行こうと以前から計画。「007」が既に公開が終わっていて、他にこれといって見たい映画がなかったので「NANA2」を見に行ってきた。

まあ、宮あおい様がご出演あそばしておられない時点で、今作に対する鑑賞意欲が殆ど薄れていたわけだが・・・。邦画史上に残るであろう成功と高水準に原作の世界を再現した前作とは違い今作は、率直に言って小松奈々役の降板がすべてに渡り尾を引き、あらゆる面でスケールダウンした凡作・失敗作としか思えなかった・・・。前作に比べ公開後の盛り上がりが少ないことがこのことを何よりも示していよう。

以下、イロイロ書いていくわけだが、毎度同じような映画評では面白みに欠けるので、今回は少し形式を変えてみようと思っている。具体的にどうするかは不明だし、何だかんだ言っていつもと代わらないものになるかもしれないが・・・。とりあえず「あらすじ」は省略します。

本文に関しては、後ほど更新。尚、評価・感想を書くに際しての自分の基本的な考えはと言うと、


1・管理人は宮あおい信者
2・原作は既読
3・NANAの原作がそれほど面白い作品だと思っていない


となる。本文を読まれる際これら点を念頭においていただく様お願いしたいところ・・・。特に市川由衣に関してはかなり厳しいことを書いています・・・。





<はじめに>

邦画史に残る成功を収めた「NANA」。しっかりとした原作、確かなる人気もあり、当たり前のように制作が発表された「続編」に何の不安・問題点もないと思われたのだが・・・。

しかし、前作で非常に高い評価を受け一気に躍進した、主役である小松奈々を演じた宮あおいが「不可解」な理由で降板。さらに、後を追うように蓮や真一といった重要どころの役柄も「さもごもっともな理由」(本当のところは分かりませんけどね)で俳優が変更するなど、2の制作発表以降不穏な影が付きまとい、それは結局クランクインする直前まで続くことに・・・。

私のような宮あおい信者でなくても、やはり一番の注目どころは、彼女の後任となった市川由衣の演技や魅力がどうかであろう。しかも、今作の話となる部分は、「NANA」において極めて重要である、前作最後で出会いを果たした奈々と巧の「肉体関係→妊娠」を契機に、主登場人物を取り巻く環境や心的状況が「奈々」を中心に大きく変わっていく「小松奈々」が主役と言うべきところ(事実、奈々の出番が一番多かった)。彼女の演技に作品の成否のかなりの部分が担われていると言っていいだろう。

だが、他の映画を見た時に見た予告編での、市川の「モノローグ」を聞いたときから「これはヤバイ」と悪い予感を持っていた。だが、実際に見たらその予感を遥かに上回る、「うわぁ~、これはやばすぎるっしょ」であった・・・。

というわけで、市川について書いていくが、その前に他のキャラについてざっと言及しておこう。



<蓮と真一のキャラ変更は正解だったのか?>

蓮に関しては、前作を演じた松田龍平が酷すぎたので、今回の俳優変更を「大歓迎」していたのだが・・・。代わりを演じた姜暢雄は、体こそ「そこそこ」締まっていたものの、雰囲気が蓮に似ても似つかない。演技以前の問題。100点満点で両者を評価すると、松田が20点くらいだとすると、彼は10点以下だ。このシリーズを通して最も難しいことは「蓮」役を選出することなのだと、今作を見て思い知らされた。

真一に関しては、デスノ劇場版でLを演じた松山ケンイチからテニプリ実写劇場版でリョーマさまを演じた本郷奏多君に代わったわけだが・・・。本郷君はかわいいが、真一の持つ「明るさと、それに反するモロさ・孤独感」を出せているとは思えない。結局松山も本郷も共にミスキャスト。まあ、蓮役の酷さがあるので、真一にまで注目がいっていないことが唯一の救いだろうが・・・。改めて「少女漫画」の実写映画化に際し「イケメン・美少年」キャラを実在の人間で演じさせることの難しさを認識させられた次第。恐らく来年も有力少女漫画の実写映画化が行われるだろうが、この問題は永遠に付きまとうことだろう。


というわけで、さしあたっての結論を言うと、蓮・真一両名に関しては、芳しくなかった前作の役者以上に「悪かった」というわけだ。前作に対する今作のスケールダウンの理由の一角を確実に担っているが、しかし、それでも主役の一人である「小松奈々」の問題に比べたら、ほんの些細なものでしかないだろう。はっきり言って今作は前作とは違い「凡作」だと思うが、その理由のほぼ全般を担っているのが、宮あおいに代わり奈々を演じることになった市川由衣だ。



<それ以外の問題>

やはり音楽が微妙。ピストルズの影響を受けているはずなのに、ナナが歌っている曲は平凡で軽い歌謡ロック。土屋アンナの曲の方がまだイメージに近いように思う。まあ、中島の歌手としての適性・力量を考えるとこれが正解なのかもしれないが、原作者の矢沢あいがこのことに対しどう思っているだろうか・・・。作曲はGLAYのTAKUROだが、聴いていてやっぱりGLAYの曲なんだよね。


また、全体的に1と比べると話のテンポが速く、一方で要所要所でやけに間延びしているところもあり、結局上映2時間少しという時間がとても長く感じられた。



<というわけで本論>

で、その市川であるが、まず前任の宮と同様、濃い化粧とロングで派手な色の髪がお世辞でも似合っていない。

それ以上に厳しいのが、かつてのグラビア写真を見るに、ルックスは結構いいはずなのにスクリーンを通してそれが全く伝わってこないこと。一部のシーンではそれなりに良かったものの、殆どのシーンにおいて彼女をかわいいとか魅力的とかと全く思えなかった。それは、宮に比べ表情の乏しさがあるからだろう。今作の話では、奈々に様々な試練が課せられ、それによる物凄い葛藤があるわけだが、それらを彼女の表情なりセリフ回しなりで表現できていたとは思えない。口調も奈々が持つ幼稚さを演じているのではなく文字通り幼稚で、他の役者の演技が比較的しっかりしていたこともあり明らかに浮いていた。表情・台詞回しすべてがわざとらしい。周りの役者と比べると彼女だけ学芸会みたいだ・・・。演技・モノローグすべてにおいて前任者の宮は言わずもがな、中島にも完全に負けてしまっている(中島が物凄く上手く見える)。脇役としてドラマに出ているときはまだそれでも良かったのだろうが、人気作品の主役を担うには余りにも演技が下手すぎる。スクリーンから感じ取れるのは、市川の必死さだけであった。


原作では奈々と巧との関係及びそれに端を発す奈々の妊娠発覚により、登場人物の人間関係に大きな変化が訪れ、各々重大な局面を向かえ、それらにより様々な心の動きが生じるわけであるが、結局その肝心要の奈々を演じた市川の稚拙すぎる演技によりすべてが説得力を失ってしまった。かろうじて中島の存在感と、成宮・玉鉄の「決して素晴らしいとはいえないがそれなりの良さを見せる演技」で繕われていたという感じだ・・・。

故に、こういう様々なやり取りを経た上で生じるはずの、終盤での2人の再会場面や、最後のゲリラライブ(ゲリラじゃないけどね)での感動が全くなかった。「あ、そうなの」ってな感じで・・・。これには上記にあるように、ここで演奏された曲がパットしないというのも大きな理由であるのだが・・・。


今作を見る前にテレビで、今作を見た後にDVDで1を見たが、つまるところNANA2作を見てつくづく感じさせられたのは、「宮あおい」の凄さ・魅力。しかも、今までの彼女の作品を見るに、さらには1公開までの事前評価であったように、明らかに彼女に「向いていない」と思われた役柄であり、実際そうであったにも関わらずだ・・・。結局映画評論家の前田氏も言っているように、NANA映画版で一番得をしたのは宮あおいなのかもしれない。本来なら酷く不透明かつ不可解な理由で降板したのだから、かなりの批判を浴びせられても仕方がない立場であるはずなのに・・・。

(そもそも今作において、宮あおいの降板理由として考えられている濡れ場は皆無だった)


ただ、ここまで市川をこき下ろしておいて何だが、誰もが嫌がるであろう代役~さらに、あの宮あおいが演じたそれ~を引き受けたことやそこでのがんばりは素直に評価したい。

これは勝手な推測に過ぎないが、市川サイドには、あえて誰もが嫌がる代役、しかも大成功を収めた人気シリーズの続編を受けることにより、さらには不可解な理由で役を降板した宮あおいを利用し、一気に若手女優のスターダムにのし上がる、という思惑があったのだと思う。とてもリスクが大きいが、それが故に「成功」したときの評価もとてつもなく大きいものになる、ということを恐らく理解した上でのことだと思うのだが・・・。
(私が市川の関係者であるのなら、断じて今作への出演を許さなかっただろう)

だが、そうするにはあまりに相手が悪すぎた。結局のところ上記にもあるが、宮の凄さと、それに反する市川の稚拙さが浮き立つだけの結果をもたらしたのみ。彼女が宮に明らかに勝っていることと言えば、
「宮よりはハチの持つ今時の女の子という感じが出ていた」
「中島美嘉より身長が低いので、意外に長身の宮より中島との身長バランスが取れている

の2つのみ。


市川も覚悟の上で後任を引き受けたのだから、彼女にも、彼女を起用した監督にも、前任者にはないものを出すようもっとがんばって欲しかった。いっそのこと胸やお尻を晒し、さらにはタマテツとのエロエロなベッドシーンをすべきだったとすら思う。それぐらいしないと宮あおいを凌げなかったと私は思う。「初恋」の小嶺麗奈、「ただ、君を愛してる」の黒木メイサや上原美佐と同様、宮あおいと関わった同世代女優がたどったのと同じ不幸の道を彼女も通っただけだった。


今は史上空前と言ってもいいほどに有望な若手女優でひしめいている。
だが、今年1年間を通し、

長澤・宮・沢尻・上野の4人が頭一つ飛びぬける「4強体制」が築かれたと言っていいだろう(個人的にはこの4者に蒼井優と加藤ローサを加えた6強だと思っているが)。

だが、一つの体制の確立は同時に次のそれに向けての新たな動きの始まりも意味する。10代前半から後半にかけて、多々有望な若手でひしめいているこの状況において、市川を取り巻く環境はかなり厳しいものになるように思えてならない。
(以前に出演した「ラフ」でも、長澤まさみに叩き潰され、と何か運のない人だと思う。)

これからのがんばりに期待したいが・・・。
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2006/12/26 01:25|映画評トラックバック:0コメント:0

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