バツ丸のエンタメ問答

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シングルレビュー~何だかな~(かなり辛辣です)

●宇浦冴香 「Tears~涙は見せたくない~」


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1. Tears ~涙は見せたくない~ ★★
作詞:宇浦冴香 作曲:川本宗孝 編曲:葉山たけし

宇浦のメジャーデビュー曲となる楽曲。既にタイアップで公開されている稲葉提供の「Sha la la -アヤカシNIGHT-」の出来が最悪なので、とりあえず別の曲でのデビューと相成って安心していた・・・。

とは言え、彼女がメインアクトを務めたライブで見た限り、そもそも彼女自身に対しそれほど期待できるものや感じ入るものはなかった。

だが、作曲が川本、編曲が葉山と現状のGIZAにおいては「まだマシ」と言える製作陣で、曲調も彼らが得意としているであろうハードポップなので、いくばくかの期待を持って聴いたのであるが・・・。イマイチだ・・・。

曲調は疾走感溢れるアコギ・エレキギターサウンドを主軸としたハードポップ。

何だかイントロの部分を聴いていると、昨年スマッシュヒットした秦基博の「シンクロ」の「インスパイア」かいな、と思ってしまうのだが・・・。
(「シンクロ」の音源はこちら 宇浦のもあります。)

まあ、このことはさておき、率直に言って楽曲がしょぼい。

イントロの疾走感溢れ且つそれに反する哀愁を発す旋律や、それに絡む、好みは分かれそうだがややねちっこいまとわりつくかのような彼女のエモーショナル歌いまわしはまあいいのだが・・・。サビが・・・アカン。

序盤と打って変わり一気に歌唱の脆弱さが噴出する。声量が明らかに不足しているし、サビで一番キーが高くなるところでの妙に甲高い声・聴き取りにくい発声・発音が聴き苦しさや爽快感の欠如をもたらしている。余韻を残さずすっぱりと切れすぎるサビ最終旋律と合わせ、この曲の「つまらなさ」「ダメさ」の元凶だろう。

頼みの葉山の編曲もイマイチだ。往年のビーイング的ハードロック・ハードポップの基本を踏襲したのだろうが・・・。中間奏でのギターといいDメロでのサウンドといい、「いい意味でのレトロさ」ではなく、「単なる古臭さ」しか感じ取れない。楽曲のタイプが似ている(と私が思っている)上記秦の「シンクロ」と比べると、その完成度・魅力にかなり差があるように思う。「シンクロ」のようにレトロならではの柔らかな魅力とか、それと相対する適度な硬質感とか、それらの対比を介してのエモーショナルさの表現とかががあればいいのだが・・・。こちらにはそれがない。単純にエレキの比率が無駄に高くアコースティックサウンドとの対比が上手くいっていないのと、宇浦の歌唱が秦に比べると脆弱すぎるからだと考える。



2. Stand by you
作詞:宇浦冴香 作曲:川本宗孝 編曲:葉山たけし

カップリングは意表をついたのか、果てまた彼女の「器用さ」「柔軟性」を示したいがためなのか、軽快でかわいげな曲。なのだが・・・。

表題曲も良くないが、こちらはそれに輪をかけて酷い。真面目にやる気あるのかと思う。

とにかくメロディーが酷い。導入部分の平坦で魅力に欠けるメロディー展開に、さらに同レベルに酷い「気が抜けている」としか形容しようがないタルいメロディーが・・・。宇浦の気迫と感情の乗りがゼロのユル過ぎる歌唱と相乗効果を上げより酷さを増している。

この曲を初めて聴いた際の感想を率直に且つ強引に例えると、

喉が渇きすぎていたので、急いで冷蔵庫を開けてとにかく何でもいいから冷たい飲み物を飲もうと適当に手にとって喉に流し込んだら実は「ガムシロップ」(酢でもいいよ)だった、

の時に感じるようなやるさなさやがっかり感とでも言えばいいのだろうか・・・。

最近はあまりシングルレビューをしていなかったこともあるが、久々の★2つ割れ。総評作成期間内に聴いていれば、確実に2006年のワースト曲の一つとなった。



<総評>

<2006年10月~よみうりテレビ・日本テレビ系全国ネットテレビアニメ「結界師」オープニングテーマとしてB’zの稲葉浩志作詞&作曲による楽曲「Sha la la -アヤカシNIGHT-」(発売未定)がO.Aされ、放送直後に視聴者から問い合わせが殺到し ”謎の新人ROCKシンガー”として話題となっていた宇浦冴香、17歳。>

とまあ、毎度毎度のお約束の文句で、ここ何年積もり積もった「デビュー予備軍」の先輩アーティストをゴボウ抜きし、
「初のパンライブ登場→番組タイアップ→パンライブメインアクト→メジャーデビュー」

という流れを恐るべき速さで成し遂げたわけであるが・・・。

その実力・魅力に感服するどころか、「あやかし~」→パンライブ→この曲を通じ、いったい彼女のどこが上記文言に即した有望なGIZAの新人であるのかと、ただただ無駄に疑問が積み重なっただけの結果になった。

歌唱に関しては、はっきり言ってあらゆる点で脆弱。特にパンライブの時とはうってかわって貧弱になっている高音域の歌唱と、発音の不明瞭さがかなり気になった。まだ歌唱の基本が出来ていないのではと、ここ2ヶ月の彼女を見聴きして思わずにはいられない。まあ、「17歳のデビューしたての新人」とひいき目に見れば、それなりのものがあるのだと思わないこともないが・・・。ただ、デビュー時の倉木・愛内・菅崎・滴草・上木に匹敵する魅力が彼女にあるかと言うと、断じてNOだろう。彼女に期待しているファンの方や関係者の方には申し訳ないが、以前彼女のライブレポのところでも書いたように、メジャーデビューするにはまだまだ早すぎる。あの滴草・竹井・上木だって、ここまで短期間でメジャーデビューしてはいないのに・・・。


まあ、彼女自身には罪はないのだろうが、彼女に関する一連の動きを見ていると、あいも変わらずだが「GIZA」が一体何をしたいのか皆目理解しかねる。

不動産部門などに関してはよく分からないので言及できない。が、音楽部門では、昨年において依然としてダントツの「GIZAトップアーティスト」である倉木が、既にシングル・アルバム共に「上位100傑」にかすりもしないという、悲劇を通り越し喜劇としか言いようがない状況についになってしまった。ソニー、ワーナー、エイベックス、キングレコードといった有力会社が確実に次世代の核となるであろうアーティストを少しずつだが市場に送り出し世代交代を進めている中、ここは一向にそれが出来ていない。頼みの綱であり、恐らくGIZAファンの多くが高く実力を評価し、そのメジャーデビューを待ち望んでいた上木も、デビュー以降の活動の迷走・暴走により、ファンの持つ期待・思いを一つずつ丁寧にぶっ潰していっただけ。このままヌルい楽曲を出し続けていくのであれば、今年の活動はどんどん行き詰っていくだけだろう。

話がだいぶそれてしまったが、かつてのGIZA絶頂期ならいざ知らず、今のような状況において、この程度の実力・魅力の新人アーティストをゴリ押しすることにどれほどの意味があるのだろうか。GIZAアーティストらしく美人でスタイル抜群なのはいいが、所詮今のGIZAでは積極的なメディア展開が不可能なこともあり、このことがさして優位に働くことはないだろう。数多くの先輩より先に、かなりの短期間でメジャーデビューしたことに対する説得力が、現時点では全くない。まあ、かつての竹井や星田のこともあるので、今後の著しい成長に期待したいところであるが・・・。そうは簡単にいかないだろう。


それは、彼女の力量云々もさることながら、結局かつてからしつこく言い続けてきているように、GIZA非作曲アーティストを取り巻く楽曲製作陣事情の貧困さがあるからだ。比較的良曲を出してきた川本も今回は不発。ひょっとしたら大野や徳永のような「多作」が出来ない人なのかもしれないが・・・。

かなり辛辣だが、今のGIZA製作陣が作る楽曲が人々からの支持を集めるほどには、今の音楽業界は落ちぶれてはいないと思う。

GIZAのファンが今求めているのは、本物の魅力を有すアーティストと楽曲なのだ。そのことを関係者は忘れないでいただきたい。

とは言ってみても、現状ではどうしようもないのだろうな・・・。
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2007/01/08 00:00|シングルレビュートラックバック:1コメント:8

コメント
厳しいんですね。
>バツ丸さん
 宇浦さんの事はちょこっとだけ知っていました。 
 てっきり稲葉さんの提供曲でデビューするのかと思っていたんですが違ったんですね。
 倉木さんといい宇浦さんといいGIZAアーティストの皆さんはいつも忙しいんですね。(慌ただしい。)
 宇浦さんの曲は聴いていないので何とも言えませんがバツ丸さんのレビュー本文を拝見しますと、倉木さん・愛内さん・三枝さんそして宇浦さん、みんな横一線状態で「誰もが同じ状態なんだな。」って感じます。
 話変わりますが「プチレビュー履歴」にアクセスするにはどうしたらよろしいのでしょうか?
 山田タマルさん「回廊」は私も拝聴しましたが決して「売れ線の音楽」「流行の音楽」では無いですがいい作品だと思います。また、北出菜奈さんの「Cutie Bunny・・・」を聴いっちゃったんですね?そうですか。バツ丸さんの激辛コメントが目に浮かんできそうです。(汗)
ライト #dHR2KU3g|2007/01/09(火) 21:26 [ 編集 ]

やはり・・・
お久しぶりです(覚えてらっしゃるかは分かりませんが)。
宇浦さんの今回の曲と「アヤカシNIGHT」を両方聞きましたが、どちらも「酷い」と言う一言に尽きると思います(「アヤカシ~」は聞いて思わず失笑しました)。個人的に「tears~」の方はサビはもちろんのこと、出だしから最悪やと思いますし、何しろ歌唱が足りてない・・・
おっしゃる通り、今の彼女は何もかもが「発展途上状態」であると思います。どの路線で攻めるのかがよく分からない、歌唱・声量はまだまだ・・・まあデビューしたてなんで仕方ないのかもしれないけど、それでも何かいかにも「見切り発車」した感がしてなりません。
自分にはGIZAが「無理やりデビュー→適当に当たり障りのない凡曲を出す→一応メディアでゴリ押ししてみる→しばらく経ったら一切放置」で歌手は売れる、と考えてるように思えて仕方ありません(現時点では上木さんもそんな感じになりそうな気が)。
追伸・星田さんの曲を今まで一回も聞いたことが無いので今度CDを買って聞いてみたいのですが、どのCDから聞けば良いのかがよく分からないので、バツ丸さんの意見を出来ればお願いします。
todo #-|2007/01/09(火) 23:49 [ 編集 ]

どっちにしたって
>ライトさんへ

私も稲葉曲でデビューすると思っていたのですが、あの曲の出来はあまりに酷いので、そうじゃなくて良かったと思っていたのですけど。しかし、結果はどっちもどっちってな感じで。

倉木さん・愛内さん・三枝さんそして宇浦さんの各アーティストが横並びかと言われると、実際は倉木さんが売上げと総合で、愛内さんが対外活動で、三枝さんが意味不明なごり押しで他を凌いでいると思いますが、楽曲に関しては皆酷いです。自作曲もある三枝さんは除いて皆GIZAの楽曲製作者の能力劣化・人材枯渇の影響を受けている点で同じですからね。

プチレビューですが、右サイドバーの「・月別CD DVD購入&試聴記録」のところか入ってください。

山田さんは・・・。いい作品だと思いますが評価は抑えました。ちょっと地味すぎ。化粧品のCMで気に入った人が安易に買うのは危険すぎますね。

北出さんは・・・。程ほどに抑えました。点数は酷いですけど。
バツ丸 #-|2007/01/10(水) 01:07 [ 編集 ]

どうもです
>todoさんへ

お久しぶりです。
宇浦さんは曲もライブも良くなかったですね。

アヤカシは・・・。

デビューしたてということで大目に見てやりたい気持ちはありますけど、やはり殆どの場合、未熟でも光る何かがありますからね。今の彼女にはルックスの良さ以外ないと思います。

まあ、彼女のデビューに関してはいろいろ噂を聞いたりもするのですけどね。御代のお気に入りとか。

星田さんに関してはミニアルバム2枚しか出ていないですし、両方あわせて1枚分の値段ですので是非両方。

1stはかなり未熟ですが、「TRAGIC LOVE」が非常にいいので。2ndは音質最悪ですけど楽曲はまずまずだと私は思います。

http://www.shiho-hoshida.com/disco/index.htmlで視聴できますので、ここで聴いていただいて判断されるか、いっそのことパンライブに参戦される方がいいかもしれませんね。

バツ丸 #-|2007/01/10(水) 01:11 [ 編集 ]

中身
やっぱり、GIZAにはGARNET CROWしか
いないのかなと思ってしまう
2007年の始まり・・ですかね(・∀・)

>「初のパンライブ登場→番組タイアップ→パンライブメインアクト→メジャーデビュー」

楽曲の中身が無さすぎて呆れてしまいます。大々的な宣伝に見合う程の楽曲を
早く聴きたいですね~

外見重視(容姿やこういう宣伝の類)
の戦略はそろそろご卒業
願いたいところなんですが・・
ゆきお。 #-|2007/01/10(水) 20:23 [ 編集 ]

関係ないのですが…
昨日深夜、ビー-イング・GIZAの音楽番組をたまたま見たのですが、(私も愛知県)、それで私が行けなかったGARNET CROWのライブの模様等が見れたのですが、その後、山口“PON”昌人氏が
「ガーネットクロウの音楽はプログレッシブな音楽をやってる。(隣の若い女性に向かって)プログレっていうのはねえ…、キングクレムゾン…君達にはわかんないだろうなあ。」
よく憶えてないのですが、そんなことを語っていました。

わたしは、山口“PON”昌人氏はこのバツ丸さんのサイトを読んでるじゃないか?と感じました。

美肌旋盤工員 #-|2007/01/11(木) 20:09 [ 編集 ]

そうなっちゃうのですかね~
>ゆきおさんへ

お返事遅れてすいません。

GIZAに関して言えば、ガネと竹井さんぐらいかな~。ビーイングを含めると宇徳さん、星田さん、真中さん、Annikeiさんとかが居ますが。

外見重視の戦略が如何とはいいませんが、今やモデル閥の人間が一線級の人気を誇っていることもあり、楽曲が伴っていないとダメでしょうね。

それと、女性誌モデルが隆盛している今、アーティストにファッションリーダーとしての役割を求める必要もなくなっていますから。
バツ丸 #-|2007/01/14(日) 22:00 [ 編集 ]

流石にそれはないでしょう
> 美肌旋盤工員さんへ

山口さんがそのようなことをおっしゃっていたのですか。

彼が当ブログをご覧になったことがあるかどうかは分かりませんが、彼は業界人ですし、年齢的にプログレ世代です。さらにドラマーであることもあり、リズム研究の関係から当然70年代の音楽を聴いているはず。
ですので、当ブログ関係なく彼には十分何がプログレ的かということを判別できると思いますよ。当ブログに書いてあることなどは彼にとっては「釈迦に説法」でしょうね。

バツ丸 #-|2007/01/14(日) 22:07 [ 編集 ]

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日本の歌姫たち 2007/01/08(月) 06:51

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