バツ丸のエンタメ問答

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新春ドラマ評その2

しばらく間隔が空いてしまいましたが2回目行きます。

今回の予定は、「ハケンの品格」「拝啓、父上様」「きらきら研修医」の3作品。




・ハケンの品格 △

今クールのドラマにおいて「華麗なる一族」の次に期待を持っていたこの作品。しかし、結果としては今クールのドラマ中「期待度」と「実際の出来」との開きが一番大きくなってしまった・・・。

一番の理由は、余りに実際の会社世界や派遣社員の置かれている状況を無視した内容にある。私はてっきり、コメディー的な要素を含みながら、派遣社員が置かれている厳しい状況や、今の企業社会や社会・政治の労働者の人権や就労環境の改善に対する無策・無配慮ぶり、そしてそういった劣悪・厳しい状況下でどうやって人々は生きていったらいいのかの「知恵」「心構え」を示す作品だと思っていた。しかし、実際は全くそうでなく、篠原演じる、「シスアド・助産士・エレベーター整備士の資格を持ち、フォークリフトの運転もロシア語会話も出来る」という、絶対にありえないキャラ設定と、会社の状況や一般常識を無視した振る舞いをして無茶苦茶に話を動かしているだけ。

加藤あい演じる役もあまりに酷すぎるし・・・。それ以外の派遣社員と、派遣先となっている会社の正社員のリアリティーはゼロ。「マグロの解体ショー」の話の時に大泉演じる正社員が何故篠原演じる役にいきなりキスしたのかの説明も、それまでの話しや映像の流れを見ている限り意味不明だし・・・。

小松政夫演じる嘱託社員がその契約延長を切られる話も酷い。今の状況において定年を延長して何年も働けた彼はかなり恵まれている方だろう。というか、物凄く喜ばしいことなのでは? 会社を辞めさせられることで彼の生活が困窮するというような描写もないし・・・。このような設定で感動や悲劇を演出したって何の説得力もない。

ドラマであるので別に現実に即していなくてもいいのかもしれないが、それはあくまで作品の内容や主題によりけりだろう。今作のようなドラマに関しては、ある程度の節度や良識を守り、そして現実に即した話・設定を心がけるべきだと思うのだが・・・。


まあ、篠原演じる役のありえない活躍ぶりに、時代劇の「必殺シリーズ」や「桃太郎侍」といった勧善懲悪作品を見ているときと同じような爽快感や面白みがある(と思う)。但し、現時点ではこのことだけしか評価できるものがない。

後々の話において、何故主人公がこのような道を選んだのか、どうやって今の技能を身につけたのかの説明がなければ、つまりは話の肝心の部分の描写がきちんとされないと、最終的には篠原が以前に出演した「アンフェア」と同様の酷評になることだろう。そうならないことを願いたい。



・拝啓、父上様 ○

「硫黄島からの手紙」で話題をさらった二宮君が主役、「北の国からシリーズ」でおなじみ倉本聰監督のドラマ。神楽坂にある老舗料亭とそこで働く人に絡む人情ドラマである。今の他のドラマと明らかに違う、ほのぼのとしつつもコミカルで人間の細やかな感情を丁寧に描いている作風は面白くはあるのだが・・・。

ただ、二宮君演じる役が作中で時折出てくる「小学校高学年や中学生レベル」の妄想劇が・・・。見ていて笑えはするのだが同時にその恥ずかしさを前に失笑してしまうこともある。 二宮君の演技はとてもよく、彼以外ではこの役をこなせないのではと思ってしまうほどの嵌り具合ではあるけれど・・・。


しかし、この作品が面白いのかどうかと考えると、どちらかと言うと「つまらない」に近いような気がする。前作の「やさしい時間」もそうなのだが、イマイチドラマを通して何を描きたいのかがはっきりしない。まあそれが、倉本ドラマらしさなのかもしれないが・・・。元々個人的にそんなに彼の作品が好きと言うわけでもないし、高く評価しているわけでもないのだが、監督と自分との感性の違いがここに来て決定的になったように思う。

その最たるものが女優の起用やその使い方だろう。情報番組やエンタメ関連の雑誌などで監督は今作に出演している黒木メイサや福田沙紀のことを高く評価しているようだが、個人的には全く理解できない。「やさしい時間」での長澤まさみの使い方もそうだが、この監督って若い女優の起用や使い方が上手くなく、見る目もないように思う。現時点ではこの両名が今作での役を演じることでドラマの質が上がったとは全く思わない。若手女優評のところで酷評した福田はやっぱりダメだった(ちなみに「李香蘭」を演じた上戸も×)



・きらきら研修医 ×

小西真奈美様主演ということで開始を楽しみに待っていたドラマ。だが、その思いに反しドラマは全然面白くない。

ブログでの記事を元にしたドラマらしいが、まずそれが失敗であろう。どこまでブログの記事を参考にしたのかは分からないが、第1話目からおふざけ感がいっぱいでリアリティーが全くない。演出も落ち着きがなく、全体的にガチャガチャしすぎ。

まあ、ドラマが酷くても小西様のかわいさは最高なのだが・・・。

個人的には小西様と、「自分にとって最強のエロカワイスト」である木南晴夏を見る以外に何の価値もない作品。
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2007/02/19 01:34|ドラマ・テレビ番組評トラックバック:0コメント:4

コメント
こんにちは。
こんにちは。お元気でしょうか?お仕事順調でしょうか?

まだ本文が出来てない時に失礼します。
バツ丸さまが「ハケンの品格」を高評価されるのか?
それとも低評価なのかは解らないのですけど・・
どう評価を下すか気になります。本文楽しみにしています。

個人的には加藤あい演じる「森美雪」が派遣に行き着く境遇が
少しだけ被っておりまして・・このドラマは気になって見ています。
現在の私の仕事先にも派遣の方はいらっしゃいますし
その方達と仕事する事も多いので、このドラマは考えることも多いですね。
ただ春子の持つ資格は都合が良すぎるというか・・突拍子もない感じがします。

ちなみに私が見ているドラマは「華麗なる一族」「ハケンの品格」「相棒」です。
眞昼 #-|2007/02/19(月) 22:20 [ 編集 ]

う~む・・・
>眞昼さんへ

お久しぶりです。元気はないし仕事も結構大変ですが何とか生きています。

既に本文が完成しているのでもうお分かりかと思いますが、「ハケンの品格」は酷評ですね。昔から労働問題とか企業社会の問題に関心が高く今でもそういったことに関する書籍・雑誌をよく読んでいるのですけど、こういうドラマの存在はこのような問題の改善や一般人に対する啓蒙になるどころか、問題の本質をぼかしかねませんね。

個人的に加藤あい演じる役のだめっぷりには共感するものがあります。自分もそうなんで。

春子の設定に関しては、今作の問題の根本ですね。かなり優秀な人物程度に止めておくべきでした。いくらなんでも今作のような設定はないでしょうね。水戸黄門の印籠や暴れん坊将軍の強さと同類だと思います。

「相棒」は何故か見ていないのですよね~。評価はかなりいいようなのですが・・・。
バツ丸 #-|2007/02/20(火) 16:55 [ 編集 ]

やっぱり、そうですよね~
こんばんは(・∀・)/~~~

やはり、「ハケンの品格」は酷評ですね。バツ丸さんなら、こうでしょうと
予想は大体できました。

このドラマは見方に左右されますよね。
素っ頓狂なコメディー作品と見るか、派遣の実態、労働者の就労環境などの
問題提起をした重い作品と見るかといった具合に。

私はちなみに前者で楽しませてもらってます。バツ丸さんから見れば、おかしいと思われるかも知れませんが自分の中で
良い評価になっていますね。

派遣の実態などの観点から考えれば、
それはもう酷いです。大前春子に比重を置きすぎ、ストーリーの杜撰さと
突っ込み所は沢山あります(・∀・)/~~
がしかし、単純なコメディー作品として
捉えるならば、なかなかかと思えるんですよね。大前春子の資格話などとかも。

ん~まあ・・それにしても、ある程度は現実的な問題を幅広く層に知ってもらうために大前春子の強いキャラ設定は
抑えるべきだったのかも知れません・・
あれでは派遣を軽視してしまう恐れがありますしね。
ゆきお。 #-|2007/02/22(木) 20:59 [ 編集 ]

う~む・・・
>ゆきおさんへ

酷評は予想できましたか(笑

いや、私はコメディーなのはいいのですよ。ただ、コメディーでありながらも、抑えるところはしっかり抑えて、今の社会のありようとか就労のありようとかに関し、もうちょっと考えさせるような構成にしていただきたかったと強く思うのですよね。これでは、わざわざ派遣社員をドラマの核として取り上げていることの意味を感じないわけで。

私も笑えるということに関しては評価しています。本文にも書いていますが、勧善懲悪の時代劇に似たノリがありますね。

主人公の設定はもう少し考えるべきだったと思います。あれでは視聴者の共感は得られないでしょう。あれほどの実力・技術があれば、派遣とかそんなもの関係ないですから。彼女と対照的な存在であり演出の要でもあろう加藤あい演じる役が埋没してしまっています。
バツ丸 #-|2007/02/25(日) 00:58 [ 編集 ]

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