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シングルレビュー~今年もイキのいい新人がいるね

●洋奈 「It was yesterday」

itwasyesterday.jpg
amalogo111.jpg
(2007/02/07)


時間的に余裕のあるときには、新たなアーティスト・音楽発掘ということで自分の全く知らない作品を意図的に借りることがある。やはりいい音楽に出会うためにはそれ相応の労力を割かねばならない。今回久しぶりにその一貫でこの洋奈(ひろな、と読みます)というアーティストのデビューシングルを借りて聴いてみたのだが・・・。これが思いのほか良かったので、今回取り上げることにした。

相互リンクしているブログで月ごとにベストのシングルとアルバムを選出されておられるところがあるが、それをやるとしたら、2月の個人的ベストシングルは今作になろう。ガネや熊木と同レベルかそれ以上に感じるものがあった。


彼女は東京出身のアーティスト。表題曲はアニメ「ジャイアントロボ」の新シリーズで今年OVAとしてリリース予定の「GR -GIANT ROBO」のエンディング曲として使用されるようだ。

しかし、歌姫好きにとって気になるのは、今作の作編曲及びプロデュースが柴咲コウの主楽曲提供や、かつては荘野ジュリの全面プロデュースにおいて良曲を多々生み出したJin Nakamura(以下、中村仁と表記)であることだろう。

彼が作編曲・プロデュースということで、試聴前には上記2アーティストのような音楽性になると思っていたのだが・・・。だいぶ勝手が違ったようだ・・・。





1・It was yesterday ★★★★
作詞:kenko-p、Hirona 作曲・編曲:Jin Nakamura


上記にあるよう、てっきり両アーティストに提供した楽曲のように、はねる且つジャジーなサウンド構成でありながら、冷たさや荒涼な雰囲気を感じさせる楽曲であると思っていたのだが、それは大きく違った。

洋奈の方はこの2アーティストほどの音色の華麗さ・派手さはなく、反響を生かしたシンセの音色にボーカル、少しのパーカッションの盛り込みなど非常にシンプルな構成となっている。また、退廃感や荒涼さを両者が感じさせるのに対し、こちらは荒涼さがありながらも、アコースティックギターの導入、穏やかな曲調にボーカルのマッタリ且つ落ち着いた歌唱やそれを生かしたコーラスワークもあり、荒涼さの中にも独特の温もりが存在する。

また、アンビエントなサウンド構成になっているのも大きな違いであり洋奈の特徴であろう。トリップ・ポップに近いものがあるが、まさか中村がこのような音楽を作るとは・・・。全くの予想外。

感情表現の抑えが聴いた洋奈の浮遊感溢れながらも芯の太さを感じさせる歌唱も非常に素晴らしい。



2・Flower on the cliff ★★★★
作詞:kenko-p 作曲・編曲:Jin Nakamura

表題曲よりさらにゆったりとしたアコースティック曲。楽曲の雰囲気は新居昭乃のギターバラード曲に通ずるものがあろう。シンプルイズベストな編曲は新居昭乃の曲と同様、70年代的なレトロな雰囲気を漂わせている。


詞の約半分が英詞であるが、それが楽曲によりマッタリさやけだるさを与えているように思う。

ソファーに深く身を沈め、紅茶を飲んでいるときにじっくりと聴きたい、そんな曲だ。



<総評>

何の予備知識もなくテキトーな気持ちで借りて聴いたわけだが・・・。今回は明らかな「アタリ」であったと言える。

中村の楽曲に対する従来の印象を覆す、シンプルでゆったり、マッタリとした音楽であったのには、同種の楽曲しか作れないと思い続けてきただけに驚きだ。まさか、こういった前衛さと温かみ、ゆったりさなどを渾然一体とさせた音楽をここまでのレベルでやるとはね・・・。

歌い手である洋奈に関しても、際立った技術的な上手さは現時点では感じられなかったものの、楽曲の持つ雰囲気に即し、よりその雰囲気の持つ魅力を増大させる歌唱と声質にはなかなかのものがあると思う。最近は民族音楽系統や前衛的な音楽においても歌唱を誇示する歌い手が決して少なくない中、彼女のように抑揚を抑え丁寧に聴かせる歌唱スタイルの持ち主は珍しいようにも思う。

この先の活動に非常に期待が持てる、非常に優れたデビューシングルであると思う。ただ・・・。

彼女のような、特定の人物に完全依存しているアーティストは、その依存対象となっている人物の実力や気分、さらには会社の事情・大人の事情などにより活動や楽曲レベルや作風が大きく左右されてしまうのが非常に辛いところ。


今回作編曲及びプロデュースを担当した中村に関しては、結局柴咲の楽曲中心の活動となり、それ以前に作曲・編曲を全面的に担当した荘野ジュリを見捨てる形となった前科がある(実際のところは不明だが、そのようになったとしか思えないところがある)。今回は良くても、この先の活動において中村からの変わりなき尽力を得られるのかに関しては、甚だ疑問だ。新しいアーティストに彼が目移りしたり、彼の制作能力が枯渇したら、その時点で一気に活動が崩壊するのは必死。何とか頑張っていただきたいのであるが・・・。
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2007/03/03 17:52|シングルレビュートラックバック:0コメント:0

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