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CDレビュー~ああ、若さと可能性を感じさせる良作!!

●Cheyenne Kimball  「The Day Has Come」 評価:A+

ジャンル:ハードロック パンクロック アコースティックロック


amalogo111.jpg (2006/7/11)

試聴は(こちら


1. Intro(インスト)
2. I Want To
3. Hanging On
4. One Original Thing
5. Day Has Come
6. Four Walls

7. Hello Goodbye
8. Good Go Bad
9. Everything to Lose

10. Breaking Your Heart
11. Mr. Beautiful
12. Didn't I
13. Full Circle


<問題点・注意点>

1・少し子供っぽい声質・歌唱をどう捉えるかで評価が変わってくる
2・歌い回しがやや単調





日本における日本人女性アーティストシーンの状況とは対照的に、日本において支持されたり話題になったりする、特にアメリカ人女性シンガーに関しては、エヴァネッセンス、Flyleaf、アヴリル、アナ・ジョンソン、クリスタル・マイヤースなどなど、ハードロック系統のアーティストが多い。何故だか全く分からないのだが、ここ数年は上記アーティストらを主軸としたこのジャンルのアーティストの活動振りが目に付く。今回紹介するCheyenne Kimballもその一人だと言えるだろう。

彼女は1990年生まれで、今作を出したときはまだ15歳と、恐らくこの手のアーティストの中でも最年少ではないかと思われる。

音楽性に関しては、極めて端的に言えば「アヴリルフォロワー」。ハードロック、パンクロック主体の、勢いと爽快さに溢れる娯楽音楽だ。ただ、共通項はあるが同質の音楽性かと言われると個人的には違うのではと考えている。


まず、耳につくのはギターの比率の違いであろう。アヴリルやクリスタルらと比べると、よりエレキギターが押し出されている。しかし、そうであるにも関わらず、この両名のような豪快さや突進力を感じないのは、あくまでギターを強弱を浮き立たせたりリズムの軽快さをつけたりする「アクセント」的な使い方をしているからであろう。

そして、決定的に違うのは楽曲を聴いて感じる印象だ。


歌詞に関しては全く分からないので、あくまで楽曲と歌唱を聴いた感じでの一方的な判断となるが、既にこの手の音楽の代表格であるアヴリルやクリスタルらと比べると、いわゆる社会とか権威とか男性とか人間関係とかに対する「くそったれ」とも言うべき反骨心や「若い女だからってなめんじゃないわよ!!」的攻撃性、怒りと悲しみを柱とした浮き沈みの激しい感情表現はそれほどない。勢いなどを感じさせながらも、それと同レベルかそれ以上に今作発表当時の実年齢15歳相応のキュートさや多感さ、弱さや迷いなども存分に感じさせる。非常に聴きやすい。

(いろいろと彼女の音楽性をどう表現したらいいかと考えた結果、「YUIと中ノ森BANDの音楽を7:3で掛け合わせて2で割った音楽を、歌唱の力強さを増したYUIが歌った」感じ、

と言うのが一番適しているのではと思う。)



こういった要素をもたらしているのは、ひとえに彼女の作曲能力であろう。得てして豪快なアップテンポのハード曲かエモーショナルなバラード曲に傾倒しがちなこの手のジャンルでは珍しく、彼女はこれら以外の曲種が多く、しかもその出来が非常にいい。中間奏のジャジーなピアノが印象的な4曲目や、ソフトで少し気だるげな歌唱が哀愁を誘う8曲目、そして緩急の対比とエモーショナルな歌唱が絶品の最終曲などはその典型だろう。

そして、もう一つは彼女の歌唱だ。ハードロッカー的な豪快さや重厚さ、力強さはなく、高音主軸で抑えめ且つキュートな歌唱を聴かせる。そこには無理な感情表現や背伸びした感はなく、10代だからこその自然な歌唱だ。


勢いや迫力では他者に劣るものの、エンターテイメント音楽としての完成度、多様性、そして作品通しての楽曲の完成度や魅力ではアヴリルやクリスタルも軽く凌いでいると思っている。楽曲の出来だけでは90点以上の内容だ。

しかし、唯一の欠点であり減点材料は歌唱である。楽曲の多様さに反し歌唱、特にハード系楽曲の高音部分での歌唱の表情が乏しく同じように聴こえてしまう。また、少しキンキンとし幼さの残る歌唱を「若さゆえの魅力」と捉えるか、「幼稚、下手」と切り捨てるかによって、その評価も大きく変わるように思う。
(個人的に15歳の女の歌唱にあんまり細かいことまで言うのはどうかと思うが・・・)

個人的にこの年でここまで歌えたら、十分すぎるほど立派であると思う。彼女がまだこれからも大いに成長できる可能性があることの証明でもあろう。その点を私は高く評価したい。楽曲のレベルに歌唱がついていけたとき、彼女は間違いなく業界の第一人者になれるだろう。

YUIやアヴリルのファンには是非とも聴いて頂きたい作品だ。日本にも彼女のようなアーティストが出てこないかな~。

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2007/03/10 17:28|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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