バツ丸のエンタメ問答

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春のドラマ評~踏み込みが甘いかな?・・・その3

一連のドラマ評も今回で最後です。

先回での予告とは少し変わりますが、最終回である今回の予定は、


「生徒諸君」
「砂時計」
「時効警察」
「バンビ~ノ」

と、+総評となります。





・生徒諸君 △~○


ある一定以上の年齢の人であるのなら、この作品に並々ならぬ思いを抱いている人は少なくないだろう。悲しみを抱えながら必死に生きるナッキーの姿に涙した人も多いはずだ。まさに「時代を代表する名作」とも言うべきものである。

よって、今作のテレビドラマ化に関しては不安しかなかったのであるが・・・。

生徒時代の描写をぶっ飛ばしていきなり教師編から始めるのはかなり無理があると思ったが、最大の懸念であったナッキーを演じる内山の演技も含め、比較的健闘しているのではないだろうか。原作でのナッキーと彼女を比較するのはそもそも不可能なので、一つの「学校ドラマ」として見れば、それなりに見れないこともない。とりあえず今後の展開を見届けることにしよう。


まあ、出来がどうであれ、個人的には重病により3年ダブっている生徒役を演じている堀北様を見たいがために見ているようなものであるが・・・。

で、その堀北様の演技であるが・・・。出番こそ少ないものの、陰の雰囲気をこれでもかと放つ眼光とルックスが素晴らしい。ほんと、「アルゼンチンババア」において健気でハツラツとしたキャラを演じたのと同じ人物とは思えない。その演技の幅広さは四天王すら凌駕していると言えよう。

ドラマの出来や役柄関係なく、自らの持てる能力を如何なく発揮し、鑑賞者をがっかりさせない・・・。若手女優の中でも彼女はこのことが出来る数少ない役者であるように思う。



・砂時計 ◎


当ブログを見てくださっている方からお勧めいただいたこともあり、既に半分ほど話が終わっているにも関わらず見始めたのであるが・・・。

いや、これは面白い。既に年明けから始まっている「風林火山」を除き、今回唯一の「◎」評価(「プロポーズ大作戦」も2回目で◎評価となったが・・・)

12~26歳まで14年間に渡る主人公二人の恋模様を、丁寧なストーリー展開と、無名ないしは売り出し中ではあるが実に気持ちの良い力の入った演技をしてくれる若い役者達の力で見事に表現している。


ゴールデンのドラマよりも昼ドラの方が面白いと思える大きな理由は、そもそもの放送回数が多く、最初から長丁場になることが分かった上での話作りもあり、今のゴールデンドラマに往々にしてある「話の性急さ」がないことや、出ている役者達がまだそれほど知られた存在ではなく新鮮さを感じることと、それが故にドラマや演技に対する必死さ・気持ちが強く伝わってくること、ゴールデンのドラマほどには事務所のごり押し感がなく、役に即した役者選びが出来ていること、などがあるからであろう。

特に後者に関しては、中高生時代の杏を演じている小林涼子、大人時代の杏を演じている佐藤めぐみ(ドラマ版「タイヨウのうた」で主人公の友人役を演じた)、中高生時代の椎香を演じている垣内彩未(舞台「アニー」でアニーを演じたこともある。)と、大人時代の椎香を演じている木内晶子、誰もがいい演技をしている。それぞれもっと有名になってもいいと思うのであるが・・・。


ただ、不満点も少々あり。イメージ的には杏の大人時代を木内晶子、椎香を佐藤めぐみが演じたほうがあっているようにも思う・・・。

それと、藤君が「ヨン様」っぽく見えるのがちょっと・・・。

あと、小野真弓が・・・。


ともあれ、何で大悟と杏が別れることになったのかが気になって仕方がない!! くさいけどはまる。



・時効警察 △


反響があったので、「またやってみました!!」との感じがありありとしている。

多少謎解き面で強化されているようにも思うが、流石にパターンは同じなので以前のように面白さを感じることはない。

それどころか、登場人物たちや話のおふざけ感が以前より増してしまっているのはとても残念だ。ふざけすぎ。

まあ、相変わらずオダギリ君も麻生久美子様も素晴らしいのだけどね・・・。別に改めて放送しなくても良かったと思う。

吉高由里子さん、また出てきてくれないかな~。



・バンビ~ノ △~○


当初は見る気なかったのだが、親が見ていたのでついでに見てしまった・・・。

まあ、見れますな。佐藤隆太演じる役に殴られた後の、大雨が降る中コンクリの上で寝そべっている場面における異常なまでのカメラ長回しには呆れたが・・・。

そもそも、手が命の料理人があんなに思いっきり人を殴るわけないだろうに・・・。無事で済むわけがない。


上記「砂時計」とは対照的に、出ている役者がここ1年において複数ドラマで重要な役として出演している者ばかりで、全く新鮮味に欠ける(総評で今クールのドラマにおける「出演者」の問題を書きます)。

有名どころや実力者を出せばいいってものでもないだろう。佐藤隆太、佐々木蔵之介、香里奈はほんと見飽きたよ。



<総評>

中堅やベテランが数多く主役や重要キャラを演じた新春ドラマに対し、今回の春のドラマは、若手が主役や重要な役柄を演じていたり、フジテレビを中心にオリジナル脚本のものが結構あったりするなど、春らしいフレッシュさを感じさせようとしているものが多かったように思う(この試みは成功しているとは言いがたいが・・・。最後に説明します。)


ただ、一方で、今のドラマ作りの悪しき風潮である「漫画原作」のものや、「鬼嫁日記」「帰ってきた時効警察」「喰いタン2」など「続編」ものが多く、保守的な様相を見せてもいる。

「若手主役、オリジナル脚本」-「中堅・ベテランが主役、続編・コミック原作」と、エラく極端な対立構図を見せたのは、この春のドラマの際立った特徴ではないだろうか。

個人的にはこの中間とも言えるしっかりとしたつくりと役者の演技とを見せるドラマがもっとあってもいいように思うのだが・・・。



各々のドラマは既に放送2回目が終了しているが(朝ドラ、昼ドラは除く)、今の所(新年から放送されている大河ドラマ「風林火山」を除き)面白いと思ったのは、昼ドラの「砂時計」とフジ月9の「プロポーズ大作戦の2本」。
(「わたしたちの教科書」も2回目から俄然面白くなってきたものの、この手のドラマは「最後」を見終わるまで評価しずらいので、保留)

この2作以外に関しては、面白くないか、それなりに見ることが出来るものの何か決め手に欠ける、との印象が否めない。


その理由は、主役をはじめとした主な役を演じている俳優にあるように思えてならない。

まず、何よりも気になったのが、ジャニーズタレントが主役・重要役を占めすぎ、ということだ。
「プロポーズ大作戦」の山下、「特急田中3号」の田中聖、「喰いタン2」の東山に森田、「花嫁とパパ」の田口、「バンビ~ノ」の松本潤・・・、ともう異常。東山と森田の2名を除き、ここ2年のドラマにおいて数限りなく顔を見た面々ばかり。様々な人材が主役を演じている女優に対し、男優に関してはジャニーズタレントの寡占が甚だしい。今、若手俳優に関し、呆れるほどの「女高男低」状況になっている大きな理由であると思っている。ジャニーズタレントのお膳立てのためにテレビやドラマがあるわけではない。


そして、もう一つはジャニーズタレントを除いても、ドラマの主な出演者が同じ面々ばかり、ということだ・・・。


特に「バンビ~ノ」に顕著であるが、ここ数年において主役や準主役を張った俳優ばかり。

また、このこととも関係あるが、重要キャラないしはそれほど重要ではないがレギュラーキャラを掛け持ちしている俳優が多い。分かっているだけでも、谷原章介、佐藤隆太、風吹ジュン、佐々木蔵之介、白石美帆、佐藤二郎などがそれに該当しよう。白石なんて下手をすると朝ドラで見て夜のドラマでも見て、となる。別に俳優の数が不足しているわけではないし、掛け持ちを完全否定するわけでもないが、もう少し何とかならないものだろうか。

「日経エンターテイメント」によると、上位14社の芸能事務所で主役・準主役の半数以上を占めているという。実力者や人気者に仕事が集中するのが芸能世界とは言え、いろんな人をいろんなところでもっと見たいように思う。



そういった中、この春のドラマでの数少ない大きな収穫は、「砂時計」で杏と椎香を演じている役者達と、そして、「朝ドラ」で主役を演じている新人、比嘉愛未。特に後者比嘉は、従来の「U-22女優」とは一線を隔す大人びたルックスや所作もあり、若手女優シーンをより面白いものにしてくれるように思う。


ちなみに、自分が見たこの春のドラマの中でのワーストドラマは「特急田中3号」。主役の田中を田中聖が演じていることに失笑してしまうが、それ以前に演技しているのか、コイツ?」と思わずにはいられない。どう見ても、自身の「チンピラキャラ」をただ出しているだけだろう。

次点は織田裕二の「冗談じゃない!」。織田裕二ももう終わったなと思う。彼のラブコメディーに対する執着はいったいどこから来るのだろうか? 確実に自身の俳優評価を下げているように思うのだが・・・。
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2007/04/23 23:36|ドラマ・テレビ番組評トラックバック:0コメント:2

コメント
男優不足・・
バツ丸さん、面白く読ませてもらいました~。
「砂時計」面白いですね。小林涼子ちゃんは「子ぎつねヘレン」の時から光っていたので気になっていたのですが、この作品で更なる進化をしています。彼女の喜怒哀楽の表情で普通のシーンが特別なシーンになっているような感じで(演出も丁寧に撮ってくれてるし)
確かに小野真弓、以前のような輝きがなくなりましたね。顔も大きくなってる気が。

確かに今は有望な若手男優は少ないですよね。ジャニーズ以外では山田孝之か市川隼人ぐらいしか思いつかない・・オダジョーとか特定の俳優ばかり出すぎの感じだし・・
松山ケンイチさん、好きな俳優なんですが「ロボ」役は合ってないというか・・

ところで、待ちきれない来年の大河「篤姫」ですが他の主要キャストで堀北真希さんが決まったというのを聞いて楽しみで楽しみで。あの2人が同じ画面に出ると思うと感動で身震いしそうです(苦笑)
あおいちゃんとの演技の相性が良い西島秀俊さんも「篤姫」出て欲しいかも(「映画の「大奥」では彼だけの演技が良かったので)
紀州犬 #KxwGyqDc|2007/04/26(木) 21:33 [ 編集 ]

ありがとうございます
>紀州犬さんへ

読んでいただきありがとうございます。

「砂時計」、面白すぎます。ついに別れの時が訪れましたね。先が楽しみすぎる!!

小林さんは確かに「こぎつねヘレン」のお姉ちゃん役が光っていましたね。

喜怒哀楽のどの表情も魅力的です。あの小顔ぶりも反則・・・。


有望な若手男優は・・・。福士誠治、平岡裕太、勝地涼といったところでしょうかね。他にもいると思いますが・・・。

紀州犬さんに悪いと思いつつも、現時点では松山ケンイチは全く評価できないですね。

ロボ役に関しては合っていないのもありますけど、単に彼が下手なのではと思いますね。


篤姫はね・・・。やばすぎです。

あの二人の共演は、現時点で考えられる若手女優共演「最高峰」のものでしょう。これに匹敵できるのは、蒼井優さんとの「ダブルあおい」か長澤まさみとの共演しかないでしょうね。

西島さんは数少ないあおい様と真っ向勝負できる人ですから。彼とあおい様はタイプ的にとても似ていると思います。ナチュラルでありながら変幻自在で強烈な印象を残す・・・などなど。

彼にも登場していただきたいですね。
バツ丸 #-|2007/04/28(土) 01:47 [ 編集 ]

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