バツ丸のエンタメ問答

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「キングコング」~今のCG技術って・・・

評価:62点

ビックな話題作がない今年の冬の映画の中で、「制作費」にかけては圧倒的なのものがある今作。

1933年に作られたアメリカ映画史上に残る名作が、最新技術と今の俳優らによってどのようなリメイクとなるのか(管理人は70年代のリメイクしか知りません)、それなりに興味がわいたので先日観に行ってきた。放映時間は3時間以上。レイトショーで見に行ったこともあり、見終わって自宅に帰ったのは、何と日付が変わる寸前・・・。つ、疲れた・・・。

全体的な感想から言うと、「映像はすさまじく、ストーリーはグタグタ」と、典型的ハリウッド大作にありがちな要素があったものの、映画館で足を運んで見る価値のある作品だと思う。


まずは、ざっとあらすじ。

話の舞台は、ブラックマンデーによる不況から脱却できないないものの、貧しいながらもたくましく人々が生きていた1930年代のアメリカ、マンハッタン。

キングコングと並ぶ主役は、場末の劇場の喜劇女優であるアン(ナオミ・ワッツ)。所属している劇団が不況のあおりを受け、朝出勤したら既に「閉鎖していた」という悲運に見舞われてしまう。仕事探しを始めるアン。しかし、運良く「主演女優募集」という願っても無いチャンスが・・・。どこか胡散臭いものを感じつつも、彼女はそのチャンスに賭けることに決めた。

そして撮影開始当日、船でマンハッタンから目的地へと移動する・・・。実はそれは、地図ですら乗っていない未知の島、「髑髏島」への危険な旅路。だが、道中でさまざまな危難があったものの無事に島に到着する。誰も到達していない島についたことで、監督一同は大喜びするのだが・・・。敵対的な原住民、得体の知れない生物・植物、絶滅したはずの恐竜、そして巨大なゴリラ-キングコングと遭遇~それはまさに地獄の始まりでもあったのだ・・・。


ストーリーははっきり言ってスカスカだが、そんなものは今作を考える上で何の問題にもならない。もうとにもかくにも映像がすばらしい。キングコングの挙動、30年代のマンハッタンの街並み、島に生息する恐竜や植物の造形・・・、すべてが圧巻。紛れもなく現時点で「最高最強」のCG映像がある。

今作の監督であるピーター・ジャクソンは、今作のオリジナルを見て映画監督を志したこともあり、今作に対する意気込みは並々ならぬものがありすぎる。それは、今作の制作費が、この監督が以前に手がけた「ロードオブザリング」の3部作を足したものよりも多いという1点だけを見ても、容易に理解できよう。

細部の細部に到るまで映像に一切の手抜きはなし。CGであるはずなのに、作中の動植物はそこで生きているようにしか思えない程に精巧である。中盤の山場であろうキングコングと肉食恐竜との激闘場面には、散々この手のCG映像を見慣れているはずなのに圧倒されてしまった。というか、映像の1カット1カットに自分の年収くらいかかっているな、と負け組み下流社会に生きる私としては思わずにはいられない。「トム&ジェリー」でおなじみ、飛び出した目ん玉に「$」マークが付く演出の如くの状態になってしまう。CG映像が時折ドル紙幣に見えてしまう(泣)。

CG関係の仕事についている人や、映画制作に携わっている人、美術関係の仕事に従事している人であれば、CG映像のためだけに今作を見に行ってもいいと断言できるだろう。ほんと、どうやって作り・撮っているんだ今作は!!

映像以外で見るべきものは、はやりキングコングと心を通わす美女を演じるナオミ・ワッツであろう。端整な美女、というわけではないが、時折年を感じさせはするものの、御年38歳とは思えないキュートさはとても魅力的。

それ以上に、全編にわたり「下着+カーディガン」「露出過多のドレス」でいるのが、何よりもうれしかった。

巨乳ではないが、長身且つスレンダーで均整の取れた抜群のスタイルの彼女が、胸の谷間や太ももをあられもなく晒している姿、雨や川の水に濡れて地肌が透けている姿など、ともすれば「見えているんじゃないの」と思わせるぐらいのお色気ショットの雨嵐に問答無用にそそられる。巷にあふれるヘアヌードや、倖田來未のPVよりもはるかに興奮してしまった。これはええで~(桂三枝)。

この監督は、オリジナルキングコングでアン役を演じたフェイ・レイを見て「性」に目覚めたそうだが、そういった監督の思いもめいっぱい映像に詰められているのだろう。キングコングの本質である美女のお色気ショットという点を本当に良く理解している。さすが。
今作を見た小中学生の中には、自分の母親とそれほど年が変わらないであろうナオミ・ワッツの艶姿を見て、往年の監督と同様「性~女性」を意識する人が確実にいるように思う。私も「自分はどうだったかな」と昔を振り返ってしまった。


と、ここまでは比較的褒めてきたが問題もある。

その最たるものは長すぎる上映時間。はっきりいって髑髏島に着くまでが無駄に長い。見続けるのがかなり辛かった。原作に忠実とはいえ、ステレオタイプ的でまがまがし過ぎる原住民の描写にも違和感が・・・。
それと、人が余りにもあっけなく死にまくりすぎて命の重みをちっとも感じないのもよろしくない。ほんと、「天空の城ラピュタ」でムスカが「見ろ!!まるで人がゴミのようだ」の名台詞を吐く場面みたいな感じで、血もなく痛みも感じさせないまま、ただただ人が殺されていく・・・。

はっきり言って最初の1時間は休憩時間と考えたほうがいい。眠い人は寝てもいいだろうし、尿意を感じなくてもこの間に確実にトイレに行っておくべき。それらを無理に我慢して、中盤以降の魅力あるシーンの連続~特にアメリカに戻ってからの~を「眠くなってORトイレに行っていて見逃した」では、いったい何のために今作を見に行ったのか分からないからだ。

この辺のところが結構大きな減点理由となってしまった。残念。

何だかんだと言ってきたが、恋人・家族・友人らといく娯楽映画としては非常に優れていると思う。

それにしても、この監督って本当に「キングコング」が好きなんだなと思う。恐らく今作の興行が成功しようと失敗しようともうどうでもいいとすら思っているのではないだろうか。それほどに、監督が持てる力と資金をすべてつぎ込んだ感がする。きっと今すぐに死んだとしても後悔はないだろうな。この心意気は最大限に評価したい。


<


今、映画で公開されている「キングコング」の原作本を、日本を代表する人気作家、田中芳樹が自分なりの哲学を以ってアレンジし直したもの。どうやらラストが違うようですね。








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2005/12/22 13:22|映画評トラックバック:1コメント:5

コメント

記事と関係なくて申し訳ないですが、愛子様の新譜「TANGO」のジャケがオフィにアップされてたのでご報告に伺いました。冬っぽくてむっっっちゃ綺麗でしたよ!!男性ファン瞬殺間違いなしって感じですv
はるな #w50H46U6|2005/12/23(金) 16:16 [ 編集 ]

即死DEATH
>はるなさんへ

こ、これは、「おすぎ」、いや「良すぎ!!」

愛子様のジャケには不満ばかりだったのですが、今回のはいい。いいですぞ~。

ああ、再びご拝謁賜りたいものです。
イベントを是非名古屋で。

バツ丸 #-|2005/12/23(金) 16:37 [ 編集 ]


買う時に興奮のあまり失神しないようにお気をつけください(笑)v
はるな #w50H46U6|2005/12/24(土) 00:14 [ 編集 ]


キングコングはオリジナル、それからジェシカ・ラングによるリメイク、両方好きです。コングが登った世界貿易センターが、もう無いなんて、大変な世の中です。

ピーター・ジャクソンもこれはラブ・ストーリーである、といっていた気がしますが、今作、そのあたりはどうなのでしょうか、これは見に行かざるを得ませんね。

私は1970年代(だと思う)のリメイク版で、ジェシカ・ラングがコングに話しかける、愛情、優しさに溢れたシーンを見て、涙じわーっ、上手い女優だなあと思いましたら、案の定この映画をきっかけに彼女は演技は女優として大ブレーク。

うーん、なんか胸が見えているような、いないような、こちらも微妙な映像です。
てっちゃん #-|2005/12/24(土) 07:57 [ 編集 ]


>はるなさんへ

年内店頭に買いにいけないので、先ほどアマゾンで注文しました。

映像を前に死んできます。


>てっちゃんさんへ
キングコングに関しては、昔に何度か見たことがあるのですけど、自分が見たのはたぶん60年代のものかと。自信ないですけど。ひょっとしたら70年代の間違いなのかもしれません。いや、多分そう。

確かにキングコングとの交流場面は大変ほほえましいものがありました。好きな人には結構いい出来だと思いますよ。

微妙な映像は満載です。こちらは文句なし。完璧。
この監督、そこら辺のところ良く分かっています。



バツ丸 #-|2005/12/24(土) 13:29 [ 編集 ]

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ベストアルバムバトン
今更ですがベストアルバムバトンでーす♪ネタがないときにでも使ってやってください。ダブっちゃてたらゴメンなさいです。
Love Needing 2005/12/23(金) 18:14

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