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映画評「スパイダーマン3」~相変わらず萎え萎え~

・評価:65点


本当は「ロッキー・ザ・ファイナル」を観に行く予定でしたが、急遽事情により変更し、今作にいたしました。

率直な感想は・・・。まあ、「2」の面白みのなさから考えると、マシだったのではと思います。







<あらすじ>


暴走電車の大救出劇(「スパイダーマン2」)もあり、今やニューヨーク市民のヒーローとなったスパイダーマン。市民の多くがスパイダーマンを称え・憧れる様に、スパイダーマンその人であるピーター(トビー・マグワイア)も思わず笑みが浮かんでくる。長年の憧れであったMJ(キルスティン・ダンスト)との交際も順調。公私共に何もかもが上手くいっている・・・。かのように思われた・・・。

しかし、ますます賞賛を受けるスパイダーマンに反し、MJは主演舞台での歌唱が酷評され、舞台を降ろされてしまった。酷く傷つくMJ。

一方、同じ大学に通っている美女を助け浮かれに浮かれたピーターは、調子に乗って「スパイダーマン感謝セレモニー」の時にその美女とキスをしてしまう。

しかも運の悪いことに傷心のMJはその場面を見てしまったのである。少しずつお互いの心がすれ違っていく。そんな時ピーターは、彼が敬愛する叔父を殺した犯人が別にいて、さらにその犯人が今脱獄して逃亡しているとの情報を警察から聞かされた。そして、復讐心で頭がいっぱいになった彼に、ある日宇宙から飛来した黒い生命体が取り付き、コスチュームと彼の心を黒く染めていく・・・。みなぎる力と沸き立つ高揚感に酔いしれた彼は、次第に自分を失い、粗暴な行いを繰り返していった。

ピーターは自分の心を取り戻し、迫り来る敵から愛するものを守ることが出来るのか!!



<感想など>


「勧善懲悪」「危機的状況に陥っている一般市民の救助」や「超人的な能力を有しているが故の使命感や心的葛藤」

といったものが特徴であり見所でもある従来のアメリカンコミックとは違い、この「スパイダーマン」シリーズは、超人的な能力を使用しての人命救助や悪人退治を見せつつも、あくまで話の中心・根幹は、「登場人物(特にピーターの)の至極個人的な人間関係や、それにおける悩み・葛藤」となっているのが、大きな特徴であり魅力であると言えるだろう。


3作目である今作は、このことがより一層強まったように思う。


今作の主題は「復讐と許し」(たぶん)。


主な登場人物は皆、各々が愛している・大切に思っている人を殺されたり、その人物を守ろう・助けようとしているのを妨げられたりしたことで、すさまじい復讐心を抱き、対象となる相手に壮絶な攻撃をしていく・・・。

しかし、復讐心を抱く理由は、実は各登場人物らの、真相からは程遠い思い込みや誤解に過ぎない・・・。だが、それは各々人物らを極めて深刻な状況へと追いやっていく。

この辺のところの描写は結構深く面白い。深すぎる愛情や些細な誤解が、いかに人間から良心や冷静な判断を奪っていくかを非常に的確に描写できている。



また、シリーズの醍醐味でもある最新CGをふんだんに盛り込んだアクションシーンの出来もさらにパワーアップしている。CGの進化は未だ止まることを知らないようだ。まあ、その反面、映画に出演している役者よりCGデザイナーの方が遥かに大変だったろうが・・・。


それでも、黒い生命体に取り付かれて自分を失うところでの別人のような変わりぶりや、名声に浮かれる様の表現が冴えた、主役であるトビー・マグワイアの演技も非常に良かったと思う。とは言っても、ギャラ20億をもらうほどのそれであるかと言うと、話は変わってくるが・・・。


この3つの点だけでも、とりあえず今作は観客から金を取れるに値するものであると思う(但し、割引価格での話だが・・・。その理由はこれから書く)。


しかし、こういった「良い点」よりも、全体としては「悪い点」「問題点」の方が多かった。


やはりまずは、上記にも書いたが、悪人退治や一般市民の救出がそれほどなく、あくまで主役をはじめとした主登場人物の狭い人間関係及びそこでの心理描写中心のストーリー展開や、さらには悪人に対しても最終的には「許し」を与える結末は、それなりに楽しめはしたものの、一方で「ヒーローもの」作品にある「爽快感」「痛快さ」、スケールの大きさに明らかに欠けている。好き嫌いや評価が大きく分かれるところであると思う。


そして、かなり気になったのが、今作でスパイダーマンを苦しめる敵キャラが、前のシリーズから対立しているハリーに、今作で登場するサンドマン、そして・・・と3名もいることだ。ひょっとしたら原作がそうだから、なのかもしれないが、映画を見ている限りにおいては、3名もの強大な敵キャラの存在及びそれら各々の「登場し、スパイダーマンと戦っては消えて」の繰り返しの多さは、各々キャラの存在感・存在意義を薄れさせ、話を散漫なものにしてしまった・・・。ボス格の敵キャラを1人にして、その人物とスパイダーマンとの戦いや心的やりとりに集中したほうが面白いものになったと思うのだが。


また、いきなり登場し、スパイダーマンに取り付く「黒い生命体」の存在も唐突過ぎて・・・。別にこいつがいなくても、話は成立しただろうに・・・。

もっと悪いのは、終盤になってとんでない事実を唐突に暴露するハリーの執事。そりゃないぜ。

描くテーマは良かったのだが、だからこそ部分部分のとんでもなく雑な作りが物凄く気になってしまった。


しかし、これらこと以上に「個人的」に不満に思ったのは、今作に登場する「女性キャラ」である。今作のみならず、このシリーズを考える上で、私が根本的に疑問に思っていることでもあるのだが・・・。

以下、内容柄かなり差別的で荒れた文面になるがご容赦いただきたい。「女性の外見」に対する私的な感想を書いていくので・・・。


どんなに時代錯誤で性差別・外見差別と言われても、こういった「ヒーローもの」作品を考える上で重大な要素の一つに、悪との戦いで疲弊し、特殊能力が故に孤独感を感じ続けている主人公の心の拠り所であり、モチベーションの源泉であり、そして悪との戦いにおいて唯一の「弱点」となる「ヒロイン」の魅力があろう。

で、主人公がかねてより一貫して思い続けている「ヒロイン」のMJを演じ続けているクリスティン・ダンストであるが・・・。どう見ても美人でもなく、何らかしらの魅力にも欠ける。ヒーローが愛し、命や誇りをかけて「助けよう・守っていこう」と思わせる説得力が全くない。

しかし、今まではそれでも主の女性キャラが彼女1人であったので良かったのだが・・・。

今回は、ピーターと同じ大学に通うグエン・ステイシー(ブライス・ダラス・ハワード)と三角関係の様相を見せる。もちろん、ピーターはMJを心から愛し、彼女を選ぶわけであるが、「やっぱりMJの方がいいよね」とピーターにも観客にも思わせる理由を作中で見つけることは出来ず・・・。

そもそも、MJの恋のライバル役であるグエンを演じたブライス・ダラス・ハワードも・・・。両名ともスクリーンを通しての魅力は皆無。おっぱいがでかいだけ。

イケテない男とブサイクな女性2人とによる三角関係・・・。見ていて何の面白さも緊張感も感情移入もない。現実世界ではこういうことも多々あるだろうが、この手の娯楽作品においては、もう滑稽でしかなく見ていて苦痛でしかなかった。


彼女らに限らず、最近のハリウッド映画やアメリカのテレビドラマにおいて「美人」「魅力的」と思える女優が全くいない。


キャメロン・ディアスや、先日「People」の「モスト・ビューティフル・ピープル2007」に選出されたドリュー・バリモアは言わずもがな、「24」のエリシャ・カースバート、「エイリアス」のジェニファー・ガーナ、「O.C」のミーシャ・バートンにレイチェル・ビルソン・・・、と向こうさんの美意識には全くついていけない。


どっかしらのフェミニズム団体とかからの抗議とかを恐れて意図的に「非美人」を選んでいるのではとすら、私には思えてしまう。

昔は、ウィノナ・ライダーとかマデリン・ストーとかニコール・キッドマンとかが好きだったのだが・・・。

今だと、「ヤング・スーパーマン」に出演しているクリスティン・クルックと「ダークエンジェル」に出演し、ようやく人気が出てきたジェシカ・アルバぐらいなもんだ、個人的に好きなのは。これほどまでに人口が多く、様々な人種が入り混じっているアメリカだからして、魅力的な美女はいっぱいいるはずなのに・・・。


上記面々なんかは、日本の長澤まさみや沢尻エリカ、新垣結衣、堀北真希、北川景子らに遠く及ばないだろう。


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2007/05/10 01:17|映画評トラックバック:0コメント:2

コメント

がんばったけど、アメリカン・コミックというかマーベル・コミックスの枠を出ることは出来なかった、という感じですかね。

黒い生命体、まったく役割が中途半端というか不明でした。

あそこまで心理描写にこだわる、というかこだわる姿勢を見せたいと思うなら、ディテールにもっと力を注ぐべき?ま、アクション映画と根本的に矛盾するかもですが。
てっちゃん #-|2007/05/14(月) 09:05 [ 編集 ]

がんばったけど・・・
>てっちゃんさんへ

レス遅れてすいません。

おっしゃるようにがんばりは見せましたけど、アメコミの域を出ませんでしたね。

例のあれの存在意義は・・・。

以前にも精神的な面で糸を出せなくなる、という話があったので、今作もその延長線上で良かったと思います。

ディティールはほんと雑でした。CGとスピーディーな映像にごり押しされた感が・・・。

アクション映画的な爽快感の欠如はこのシリーズの特徴ですが・・・。矛盾ですね。
バツ丸 #-|2007/05/19(土) 22:53 [ 編集 ]

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