バツ丸のエンタメ問答

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CDレビュー北の虎の傑作!!

●SABER TIGER 「INVASION」 評価:A+

ジャンル:メロディックスピードメタル プログレッシブメタル パワーメタル

invasion.jpg
amalogo111.jpg
(1992)


1. ストーム・イン・ザ・サンド
2. ライト・サンダー・ライト
3. ナスティ・ハート
4. バック・トゥ・ザ・ウォール
5. フェイト
6. ザ・ブラスター

7. ア・ショット・イン・ザ・ダーク
8. アンダー・ザ・コントロール
9. リバレイト
10. ミザリー
11. ナスティ・ハート(ライヴ・ヴァージョン・’91・サッポロ)


<問題点・注意点>

1・久保田陽子の暑苦しい体育会系的歌唱をどう捉えるかが評価の分かれ目
2・バラード曲がない






恐らく一般的な知名度は著しく低いが、ラウドネス、VOW WOW、ANTHEM、アースシェイカー、アウトレイジ、ユナイテッド、コンチェルトムーンらと共に日本のHR/HMシーンを牽引し続けている偉大なバンド、サーベルタイガー。

その彼らの記念すべき1stオリジナルアルバム(パラグラフシリーズはオリジナルアルバムに含めない立場をとる)であり、つい最近までは25年以上に及ぶ彼らの歴史の中で唯一の「女性ボーカル」であった久保田陽子時代の作品。
(今は脱退した男性ボーカルに代わりANGELという女性ボーカルがヘルプとしてやっているようだ。正規メンバーになったかどうかは分からないが、これは楽しみだ)

それを考えると、異色中の異色の作品であるが、個人的に彼らのオリジナルアルバムの中でも一番出来が良いと思っている。


実は今作は廃盤になっていたのだが、2000年以降ジャパニーズメタルシーン上向きの状況を受けてか、他の初期作品と同時に2003年にデジタルリマスター処理され再発された。これほどの素晴らしい作品がさして年月が経っていないのに廃盤にされたことへの怒りを禁じえないが、それ以上にまた彼らの音楽をより良い音質で聴くことが出来る喜びでいっぱいである。


音楽性の土台となっているのはメロディックスピードメタル。だが、スラッシュメタル的な攻撃的でソリッドなギターリフが全編に渡って見受けられるのと、プログレメタル的な複雑な楽曲構成・インスト構成を見せる長尺曲が多々存在するなど、80年代のジャパニーズメタルシーンに往々にしてあった、イングヴェイを筆頭とする「クラシカル」な要素を多分に含んだメロディックスピードメタルとはまた違う音楽性・魅力を見せ付ける。

どちらかと言うと、日本におけるジャーマンメタルブームの火付け役となったハロウィンの影響下にあるパワーメタルやメロディックメタル~具体名を挙げると初期のELEGY~に近いものがあろう。とにかく、縦横無尽に疾走する、リーダーである木下とその彼がほれ込んで無理やりメンバーとして引っ張り込んだ田中両名の圧倒的な技術とセンスに裏打ちされたテクニカルなギターソロ、ツインリード、そして鋭いリフの応酬がたまらない。華麗で攻撃的、爽快で重厚、ソリッドでメロディアス・・・、相対する要素を高レベルで提示し、それらが構築するメタルならではの卓越した様式美の世界へと聴き手を引きずり込む。今聴いても、演奏・サウンド面に古臭さを感じない。


メタルとは相性があまり良くない日本語詞も今作では上手いこと嵌っているのもプラス評価の材料。
(今作以降全曲英詞の作品中心となるが、このグループには日本語があっているように思う。)


紅一点メンバーである久保田の歌唱も、この両名に負けない存在感を見せる。強靭な演奏に押されるどころか、「女性云々」といった枕詞が不要の力強くもブルージーで泥臭く、エモーショナルな歌唱が非常に胸を打つ。キーを低くし、しゃがれ感を増した川島だりあ、といった感じか・・・。紛れもなく日本を代表する名女性メタルボーカリストである。

重厚でテクニカルなギター、力強いドラム、そして久保田のエモーショナルな歌唱・・・。これらが渾然一体となった楽曲世界は、メタルならではのあらゆる魅力に満ちている。これぞメタル!!


特に、序盤の泣きに満ちたミドルテンポの構成から徐々に盛り上がり、中盤のテクニカルなギターソロ以降怒涛の盛り上がりを見せる、本編のラストを飾る大曲、「ミザリー」は圧巻。日本のメタル史上屈指の名曲であると断言する。


楽曲・演奏ともに穴はない。唯一問題となりそうなことは、ボーカル久保田の体育会系的暑苦しい歌唱をどう捉えるかであろう。純然たるバラード曲がないことから、全編通して聴くのは少し辛い。柔らかくゆったりとした曲がせめて1・2曲ぐらいあれば、個人的にはより良かったと思うのだが・・・。


最高レベルの女性ボーカルメロディックメタルを求めている人は必聴。初期のFEEL SO BADが好きであればきっと満足いく作品であると思う。

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2007/05/21 23:37|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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