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嗚呼、波乱盤上4~90年代最高の女性アーティストにして青春の象徴ZARD~その2

少し間が空きましたが、波乱盤上「ZARD」編の続きをやります。





<ZARDとの出会い>


ZARDとの出会いは、ZARDがデビューした年である1991年。当時は洋楽ポップスかハードロック、ヘヴィーメタル、アニメのサントラといった音楽しか聴かず、一部の有力者や名アーティストを除き殆ど邦楽を聴いていなかった。典型的「MTV万歳!!人間」であり、海外チャート主義者でもあった。

しかし、そんなあるとき、ZARDのデビュー曲でありドラマの主題歌にもなった「Good-bye My Loneliness」を偶然耳にした。もちろん、ZARDやビーイングを全く知らない状態で・・・。

「どこの誰だかわかんないけどいい声しているし、いい曲だな」

それが、ZARDとの出会い。何だか分からないがとにかく強烈に惹かれる・・・、それが第一印象。そして私の音楽観・音楽ライフがとてつもなく大きく変わった瞬間でもあったのである・・・。


今と違ってネットが一般家庭にない時代。ググッて一発で済む曲やそれを歌っているアーティストを調べる作業はかなり困難を極めた。がきんちょであったので尚のことである。

答えが判明したが否や、今は亡き近所の音楽屋にCDを買いに行った。しかし、大して大きくもないその店で、当時まだまだ無名に近い存在であったZARDのCDを置いてあるはずもなかった・・・。


やっとのことで手に入れたデビューミニアルバム「Good-bye My Loneliness」。それを初めて通して聴いたとき、
「何て洗練されたかっこよいハードロックなんだろう」と、その完成度やメロディーに圧倒された。そして私はZARDの虜になった。

時代はおりしもガールポップ黎明期。私はZARDを通し、ガールポップ時代の洗礼を受けることになったのだ・・・。



<試聴・購入の際の傾向と対策>


個人的にZARDの活動を勝手に区切ると、大きく分けて、

1期・マイナー~ブレイク直前時代(「負けないで」まで)
2期・「負けないで」~1997年(織田・栗林らのビーインググループからの脱退)
3期・GIZA設立以降


になるのではと考える。

1の時代においては、基本的にメロディアス且つダークで哀愁漂う楽曲が中心で、2期はご周知のとおりZARDの人気の核である爽やかでいて温かみや優しさがあり、聴き手を癒したり包み込んだりする楽曲が主軸となっている。

3期においては、彼女を支え続けてきた織田・栗林・川島といった作曲家が離脱し、今のGIZAを支える作曲家である大野や徳永といった面々がメインの作曲家となったことにより作風や完成度に大きな変化が生じるのであるが・・・。


しかし、それでも15年に渡り活動し続けていけたのには、その特徴的で憂いをたっぷり含んだ少し低音の声質と、人の優しさや孤独を繊細に表現した詞とが生み出す世界観がとても優れていたからであろう。



個人的には、3期については興味関心が持てず評価もしていない。ファンによっては「負けないで」発表から「揺れる想い」発表あたりをZARDの絶頂とする意見があれど、やはり1期のメロディアスハード路線こそZARDの魅力の真髄があるように思う。


というわけで、以下お勧め作品を挙げていく。



<まずこれを聴け!!>


HOLD ME HOLD ME
ZARD (1993/09/01)
ビーグラムレコーズ

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個人的にZARDのみならず、90年代の産業音楽作品の中で最高傑作であり、90年代を代表する名盤であると思っている作品。

初期のダーク・メロディアスハード路線に後の癒し・励まし系路線が絶妙なバランスで完璧に融合したバラエティーな構成で、「聞き易く馴染みやすい」音楽性に細部にまで計算しつくされた緻密な編曲、優れた演奏、音質の良さ、などなど、すべてにおいて全く隙がなく「見事」としか言いようがない。

特に、今作のメイン作曲家となっている川島・栗林が作り出した楽曲の完成度は尋常ではなく、今作の多様性を構築し、坂井のボーカリストとしての実力・魅力を如何なく引き出している。

全曲良曲であるが、個人的に特に好きなのは、6~8曲目である「Dangerous Tonight」「こんなに愛しても」「Why Don't You Leave Me Alone」の3曲。今まで聴いてきた数々のアルバムの中においても最高の流れ。この3曲が放つ、哀愁・孤独さ・官能さ・エモーショナルさは今聴いても全く色あせておらず、尚心うたれるものがある・・・。こういった楽曲での歌唱こそが坂井の真骨頂であろう。


作詞・作曲・編曲が分業になっている産業音楽作品で、今後今作を越える作品に出会うことはないと思う。



Good-bye My Loneliness Good-bye My Loneliness
ZARD (1993/09/01)
ビーグラムレコーズ

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ZARDの記念すべきデビューミニアルバム。洋楽的なハードロックに歌謡曲やポップスのエッセンスを盛り込んだビーイングの音楽性の象徴とも言える今作は、ブレイク以降の作品とは違うダーク且つエモーショナル、そしてハードで哀愁漂う雰囲気に満ち満ちている。ギターをはじめ格楽器の演奏も非常に素晴らしい。

後の爽やかで明るい歌唱もいいのだが、やはり坂井のボーカリストとしての真髄は今作に収録されているような楽曲にこそあると、今でも思っている。

川島だりあが作詞・作曲を担当した5曲目「女でいたい」は私的ZARD最強楽曲(墓場行きソングでもある)。



<余裕がある人向けのその他作品>

forever you forever you
ZARD (1995/03/10)
ビーグラムレコーズ

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ZARDの6thアルバム。4thアルバム以降少しずつであるが楽曲、売上げが低迷していく中、有力なタイアップ曲が数多く収められている今作は「起死回生」とまでは言えないものの、3rd・4thアルバムにあった勢いに迫るものを見せたと思う。

特に歌唱に関しては今作が一番なのではないだろうか。表題曲である「Forever You」や「Just believe in love」で見せる歌唱は、「円熟」という言葉がぴったりの巧みな感情表現や神聖さがある。ファニーさを見せる1曲目での歌唱も意表をついていて良い。


今作を最後に、個人的な位置づけでZARDはトップアーティストの地位から落ちることになる。私の興味関心は今作発表の少し前にデビューした後輩のPAMELAHや、後にビーイングを抜けることになる織田哲郎が全面的にプロデュース・楽曲提供を行った相川七瀬、そして97年にデビューした小松未歩に移っていくことになる・・・。



<バツ丸が特に好きなZARD曲>

改めてZARDの曲を聴いて思ったのだが、とにかく個々の曲の完成度の高さが際立っており、印象に残る名曲が非常に多いことに気づく。その中でも特に気に入った曲を選出し、簡単にコメントをつけていく。



・女でいたい

1stアルバム収録曲。上にもあるが、個人的にZARD史上最も好きな曲。ハード且つメロディアスなパワーバラード曲で楽曲から放出される哀愁と官能さがたまらない。当時がきんちょだった私は、この曲の「大人の女」を感じさせる詞と坂井のエモーショナルな歌唱にとてもドキドキした。思えば、私にとって坂井は「大人の女性」「性」といったものを意識させてくれたかけがえのない女性であったように思う。

曲最後のギターソロも非常に素晴らしい。


・愛は暗闇の中で

1stアルバム収録曲。疾走感溢れる曲調に泣きのギターと効果的な電子音の装飾、かっこよいギターソロに坂井のダークでエモーショナルな歌唱すべてが印象的な、「これぞメロディアスハードの理想系」と言い切れる楽曲。ZARDの1stアルバムを聴くに、産業音楽をベースにしたメロディアスハードロックに関し、ZARD以上の存在は出てこないのではとすら思う。


・こんなに愛しても

3rdアルバム収録曲。ZARDの中でも最高のバラード曲だと思っている。詞・曲・歌唱すべてから感じ取れる孤独感・虚しさ・悲しみ・不安感が極上の魅力を放っている。「女でいたい」もそうであるが、妙齢の女性が死や失恋を通して感じさせられる孤独感・悲しみを表現した詞・歌唱に関し、彼女の右に出るものはいないと思わせる。

今作から6thアルバムくらいまでの坂井の歌唱は、技術云々を遥かに超越した魅力があった。



・汗の中でCRY


IN MY ARMS TONIGHT IN MY ARMS TONIGHT
ZARD (1993/09/01)
ビーグラムレコーズ

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8センチシングルで一般的にZARDの名曲として認知されているであろう「IN MY ARMS TONIGHT」のカップリング曲。表題曲も好きなのだがそれ以上にこちらの方が好きであった。

既にアルバムにおいては爽やか・癒し路線へと少しずつシフトしつつあったが、それに反しこの曲での詞はZARD史上最もエロティックなものであった。

曲最後の「安らぎに目を閉じる」の部分は、今聴いても懊悩としてしまう。


・この愛に泳ぎ疲れても

墓場行き認定曲。反復フレーズであるが、アレンジ・テンポを変えることによる静と動・明と暗の対比は見事と言う他ない。ZARDの曲には印象に残るギターソロが非常に多いのだが、この曲ラストにある超尺のそれは、個人的にZARDのみならず邦楽の楽曲においても最も好きなものの一つである。


・もう少しあと少し

別れた人に対する未練たらたらの心理をここまで巧みに描いた曲はそうそうないだろう。具体的な地名や「手紙」「追伸」といった言葉がやたらとリアルさを感じさせる。携帯電話やネットがなかった時代のアナログで且つそれが故にある情緒を巧みに表現できているのが、この曲の何よりの魅力であろう。


・Just believe in love

ZARDのバラード曲の中でも一番の荘厳さを持っているのがこの曲であろう。伸びやかで悩ましい坂井の歌唱が何ともいえないスケールの大きさをもたらしている。



他にもあれこれ書きたい名曲の数々があるが、いい加減これぐらいにしておこう。


で、長くなりすぎたので、「ZARDと私」についてはまた次の機会に行う。すいません・・・。
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2007/06/04 23:24|嗚呼、波乱盤上トラックバック:0コメント:0

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