バツ丸のエンタメ問答

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2007年上半期映画総評~その1邦画編各賞選出!!

どうもです。15日大安吉日におけるあおい様ご入籍報道のショックに完膚なきまでに叩きのめされている(進行形)バツ丸です。

さて、今年の半分もあと半月ほどで終わろうとしております。というわけで、毎度の如く各種エンタメ総評をやらなければと考えている次第なわけでありますが・・・。

一番最初となる今回は、本日成海璃子主演「きみにしか聞こえない」を観に行き、上半期に観賞予定の邦画作品をすべて消化したこともあるので、邦画の総評を行います。1回目は各賞の発表と各々の選出に対する簡単なコメントの記載、2回目はここ何作かの邦画評の際に書いている「邦画ブームの崩壊」「若手女優ブームの崩壊」を柱とした邦画全般の総評と、2回に分けて行う予定です(実は宮あおいの結婚が奇しくも今回書こうとしている内容に大きな影響を与えると思う)。


選出する賞の項目や選出の対象となる作品に関しては、(こちら)をご参照下さい。





●最優秀邦画作品賞

・大賞 「それでもボクはやってない」
・次点 「初雪の恋~ヴァージン・スノー」

後候補作を挙げるとすれば「バッテリー」ぐらいか。上記2作と「バッテリー」以外の作品に関しては、映画作品としての致命的な欠陥・不満・???な点が多いことや、一方それなりに良くても万人にはお勧めできないといったこともあり、そもそも賞選出に際しての候補作にすらならない。総評でも書くが今年上半期の邦画の出来は酷い。
(こんなこと言うのは今の所私ぐらいかもしれないが、「邦画ブーム」も「若手女優ブーム」も今年で終焉すると思っている。)

その中でもすべてにおいてかなりの満足を与えてくれたのは、周防正行監督11年ぶりの作品である今作。社会性と娯楽性を高度に兼ね備え、鑑賞者に様々なことを考えさせるだけの問題提起を見事に提示した今作は、間違いなく日本の映画史に残る1作であると思う。酷い作品ばかりの邦画業界において今作の存在は唯一の救いであった。

次点はだいぶ差があいて「初雪の恋」。まあ、宮あおい様様が故の酷く個人的な選出であるが・・・。細かいところでは突っ込みどころ満載であったが、道具の使い方や奇をてらわないストレートな演出と各役者の演技は良かったと思う。


偉そうな論調になるけれど、業界関係者はこの2作、特に周防監督のそれを見てもっと勉強したほうがいいと思う。



●最優秀主演男優賞

・大賞 林遣都(「バッテリー」)
・次点 加瀬亮(「それでもボクはやってない」)


男性が主演の映画が少ない・自分が見ていない、ということもあり、必然的にこの2人に・・・。

林君に関しては、そのかっこよさと存在感がもう・・・。久しぶりの大型男優新人であろう。私は君になりたい・・・。



●最優秀主演女優賞

・大賞 北川景子(「Dear Friends」)
・次点 堀北真希(「恋する日曜日 私。恋した」)
    北乃きい(「幸福な食卓」)
    宮あおい(「初雪の恋~ヴァージン・スノー」)


作中における「演技」「魅力」だけで選出するのであれば、大賞は宮あおいか堀北真希のどちらかであったのだが・・・。

宮あおいに関しては文句なしに素晴らしかったものの、彼女の実力や芸歴の長さや出演作品数を考えると、もはや当然でもあるので、もう一方の堀北に関しては、出演した2作品の出来があまりに酷いので、今回は大賞候補として挙げなかった。

映画の出来と主演女優の芸歴・出演作品数という3つの条件で考慮した場合、上半期の映画で一番の演技を見せてくれたのは北川景子であると思う。気迫のこもった演じている本人の強さをひしひしと感じさせる熱演と清純派とは一線を隠した鋭く強烈なルックスが印象的で胸を打たれた・・・。

北乃に関しては、ルックスや演技技術こそ現時点で他の一線級若手女優に劣るものの、作品や共演者に自然に溶け込むしなやかな演技と存在感がとても良かった。成海や長澤、宮あおいら嫌が応にも存在感・オーラを発揮して映画バランスを崩してしまう女優が少なくない中、彼女のような存在は貴重であると思う。

堀北に関しても述べておくと、ここ1年間で彼女は最も成長した女優であろう。出演した2作品での演技・魅力は個人的に宮あおいに対抗できる唯一のものであった。しかし、不幸なことに両作品とも、特に恐らく単独での初主演作品である「恋する日曜日 私。恋した」の出来があまりに酷すぎた。今現在すべての世代の有力女優の中で彼女程出演作品に恵まれておらず、出演作品と本人との実力差がある女優もいないだろう・・・。



●最優秀助演男優賞

・大賞 役所広司(「それでもボクはやってない」)
・次点 山田健太(「バッテリー」)


「それでもボクはやってない」における彼の存在・演技は、鑑賞者の映画に対する理解促進と映画の要所要所を「締める」のに多大な貢献をしていたと思う。

一方の山田に関しても、天才である主役を受け止める包容力のある人物をまだ若いのに見事に演じられていたのを評価して選出。いい役者になりそうだ。



●最優秀助演女優賞

・大賞 堀北真希(「アルゼンチンババア」)
・次点 本仮屋ユイカ(「Dear Friends」)
    若村真由美(「蒼き狼~地果て海尽きるまで」)


助演女優に関しては堀北の独壇場か・・・。本仮屋も悪くはなかったが、役柄のクサさが少し仇となった。



●最優秀製作者賞

・大賞 周防正行(「それでもボクはやってない」)
・次点 滝田洋二郎(「バッテリー」)
    新海誠(「秒速5センチメートル」)


製作者に関しては、周防監督以外考えられないでしょう。身近で且つ人の一生を台無しにしかねない痴漢冤罪の問題を娯楽性を織り交ぜて鋭く鑑賞者に問いかけた点は何よりも評価できる。

「バッテリー」の滝田監督は少年の世界を丁寧に作り上げた手腕を評価して。
新海誠は、丁寧で温かみのある、ある意味常軌を逸した絵作りは、デジタル全盛のアニメ作りに一石を投じるものであろう。後はキャラ設定とストーリーがもう少し改善されれば・・・。



●管理人特別賞

・大賞 堀北真希(「アルゼンババア」「恋する日曜日 私。恋した」)
・次点 成海璃子(「きみにしか聞こえない」「神童」「あしたの私のつくり方」)
    北乃きい(「幸福な食卓」)
    柳生みゆ(「初雪の恋~ヴァージン・スノー」「それでもボクはやってない」)



堀北の選出は、上にもあるがそのあまりの報われなさが故に。実力・魅力は既に若手女優の中でも最高レベルであるが、今のままでは事実上のトップになるのは厳しい。良作こそが俳優を育てる・・・、彼女に必要なのは、彼女の魅力・実力を余すことなく引き出す、いや、そうしなければ映画が成立しないぐらいの作品との出会いだろう。

成海に関しては、上期3作主演と大活躍であるが、個人的に「きみにしか聞こえない」以外の2作の出来はかなり厳しいものがあった。ただ、どの作品においても非常に素晴らしい演技と魅力・美貌を見せてくれたことを心から評価して次点に選出。成海の時代は思ったよりも早く来るかもしれない。

北乃に関しては、物凄い美人でもスタイル抜群でも凄い個性があるわけでもないのに何だか惹き付けられる不思議な魅力を評価して。柳生みゆちゃんは・・・、妙にかわいいっすよね。以上!!



●最低劣映画賞邦画部門

・大賞 「恋する日曜日 私。恋した」
・次点 「僕は妹に恋をする」
    「そのときは彼によろしく」
     

ここで選出した3作は、今年のみならず今まで見てきた作品の中でも屈指の酷さを誇る駄作。ここ数年一気に膨らんだ「邦画バブル」「若手女優バブル」が確実に崩壊へ向かっていることをこの上なく示す作品のように思えてならない。とにかく、ストーリーや演出、キャラ設定が酷すぎて出演している女優の魅力を全く出せていない。詳しくは総評で書くが、若手女優の人気・邦画人気に便乗してとにかく安易に人気漫画・人気小説を映画にして人気女優を起用する、という「まずは女優ありき、原作小説ありき」、さらにはウケ狙い・簡単に鑑賞者を感動させるために「死や病気、ありえない設定や奇蹟」を乱発しまくる安直・愚か極まりない映画作りがもたらした結果に他ならない。製作者が激増しているわけでもないのに、若手女優を主役にした映画を作りすぎて一向に出演者を輝かすことの出来る作品を生み出す製作側(特に監督・脚本)の人間を育てられていないのも、ゴミ映画がはびこる大きな理由だと思う。

ちなみに「恋する日曜日」は未評価であるが、採点するとしたら15点くらい。堀北が主役でなければ0~5点くらいの作品。



●最低劣男優賞

・大賞 窪塚俊介(「恋する日曜日 私。恋した」)
・次点 松山ケンイチ(「神童」「蒼き狼~地果て海尽きるまで」)
    石原良純(「あしたの私のつくり方」)


最低劣男優は「恋する日曜日 私。恋した」において、奮闘した堀北とは対照的に口調も表情も能面のように乏しく、何の外見的魅力もなくただ存在していただけの窪塚弟に決定。元々資質があるとは思っていなかったが、その中においてもダントツワースト。映画の酷さも大きく影響してるだろうが、見ているだけで苦痛だった。

松山もどの作品においても訛りが抜けないもたついたしゃべりと表情の・・・が・・・。何で業界はこの人を持ち上げるのか理解に苦しむ。



●最低劣女優賞

・大賞 菊池凛子(「バベル」)
・次点 榮倉奈々(「僕は妹に恋をする」)
    蓮佛美沙子(「バッテリー」)


大賞は、映画が公開される「5月」までにおいて一番話題をさらった女優である菊池凛子に。各所でその演技・存在感が絶賛されているが、存在感はともかく、演技に関してはあの「バベル」を見る限りそもそも「評価云々」言えるものではないだろう。ただ、脱いでいただけなのだから。

<「バベル」に関しては、評価点が0点で、感想を書き出すと言葉があれまくるので未だに映画評を書いてはいないが、空前のゴミ・カス映画。今まで自腹で見た中でも「宇宙戦争」と並び最低最悪。>
(今年上半期の映画に関しては、洋画の「バベル」、邦画の「恋する日曜日 私。恋した」が「2大クソ映画」だ。)


「バベル」というタイトルが示すであろう「言葉の壁」という主題を全く描けておらず、ストーリーもキャラ設定も見事に破綻。単に「人間、どんな人種でもどのような文化に属していてもセックス・排泄をしますよ」「誰かを好きになりますよ」ということを詐欺的に風呂敷を広げて示したに過ぎない。特に菊池が主役の日本パートは、日本の女子高生が学校のバレーボールの公式戦において誤審をした審判に中指おったてたり、人でひしめく飲食店でノーパンであそこおっぴろげて男を誘ったり、事件の捜査にきた刑事の目の前で裸になり、刑事の手を広げて自分のあそこを触らせたり、ともう何もかもが無茶苦茶。20代半ばでさらにどう見ても童顔ではない菊池に女子高生役をやらした無茶さも画面を通していっぱいいっぱいに出ている。

と長くなったのでここで強制終了。


榮倉に関しては「僕は妹に恋をする」における、あまりに乏しい表情とセリフ回しに呆れて。この映画も映画を構成する何もかもが酷かったが、こと彼女の魅力のなさと演技の下手さが、この映画に対する酷評を決定付けた。

蓮佛に関しては、個人的に「3万人以上」の中から選ばれた、というのが未だに信じられない・・・。ファンの方には悪いけど・・・。先日、今月末に公開予定の「転校生」リメイク版の予告を見たが、よりこの考えを強めただけで・・・。

角川・ソニー・ヤフーというそうそうたる企業が共同主催したオーディションで選ばれたこともあり、恐らく今後も長澤や上戸レベルの「ゴリ押し」が続くと思われるが、上戸はともかく、恐らく角川がかなり意識しているであろう東宝の長澤には・・・。大丈夫か? 演技力に期待したいが・・・。



●期待はずれ賞

・大賞 「そのときは彼によろしく」
・次点 「恋する日曜日 私。恋した」


大賞は長澤主演の「そのときは彼によろしく」。主演女優と予告編で見たときの印象で「これは傑作かも」と思ったのだが・・・。市川拓司原作作品なんぞに期待した私がバカだった。これほどまで作品において「死・病気・奇蹟」を安易に乱発する作家も他にいないだろう。
個人的に日本の映画・ドラマ・文学を再生させるためには、まず市川及び彼のような作品を書く作家を駆逐することが必要であると思う。


●最低劣製作者賞(監督や脚本家など・・・)

・大賞 廣木隆一(「恋する日曜日 私。恋した」)
・次点 平川雄一朗(「そのときは彼によろしく」)
    安藤尋(「僕は妹に恋をする」)


大賞は、魅力・実力溢れる堀北をここまでダメダメにする「映画作品として完全崩壊している作品」を生み出した廣木に。次点に選出した2人も含め、「よくもまあここまで構成がおかしな作品を世に出したな」というのが正直なところ。作った当人もさることながら駄目出ししなかった業界の体質も深刻極まりない。自浄作用はないらしい。



物凄く長くなって恐縮ですが、もう1回続きます。次回は「邦画ブーム崩壊」「若手女優ブーム崩壊」の2つを柱に、総評を書いていく予定です。作成は次の火曜日を予定。予定は未定・・・。
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2007/06/16 17:35|映画評トラックバック:0コメント:0

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