バツ丸のエンタメ問答

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春のドラマ評~結論編3

既に新ドラマが始まっている今、時期はずれの感がありありとしますが・・・今回で最後となります。


今回は、前回・前々回で完全に失念していた「生徒諸君」と既に予告してあった「プロポーズ大作戦」の2作を取り上げます。





・生徒諸君 △

う~む・・・。当初からの予想通りあまり面白くなかった。

その理由はたくさんあるが、一つは尚子の過去の話~「高校生編」を無視して「教師編」をやったことが大きな理由か・・・。

尚子過去や恋人をはじめとした様々な人間関係があっての教師編であると、ドラマと原作漫画とを見て改めて思った次第。無茶ありすぎ。

また、頑張ったとは思うけど、内山理名の演技が・・・。

なんかとってつけたように明るいだけで、単なる頭の緩い人にしか見えない。深みが全くない。まあ尚子のような、少女漫画史を代表するぐらいに魅力がある人物を実際の人物が演じるのはかなり難しいだろうが、それを差し引いても内山では役不足であったと思う。


それと、あいも変わらずであるが、学園ドラマでもはやお約束であると言えるアホ過ぎる教師の存在も・・・。実際にこういう連中も居るのかもしれないが、現実的ではないだろう。そういうのをドラマでこれみよがしに出されても面白くも何ともない。


と、まあ全体的に終始低調なノリではあったが、最終3話に関しては堀北の孤軍奮闘振りで何とか話を上手く締めたように思う。ほんと最終3話における彼女の鬼気迫る演技は、上半期のドラマの中でも最も印象深かった。しかし、話としては面白くなったものの、このことは尚子ならびに尚子を演じる内山の存在感を薄くしてしまった・・・。主役でない役者1人が突出しすぎるとドラマがダメになるという典型例であろう。



・プロポーズ大作戦 ×

メリハリの効いた演出に毎回1回確実にあるノスタルジーに浸れるストーリーが良く、2話以降は◎評価であった今作。このまま行けばドラマ史に残る名ドラマになるのではと思っていたのだが・・・。見事にその期待は裏切られた。礼が多田の告白を受け入れ交際して以降、もう自分が想像する最悪の方向へと見事に驀進し続け、最後は完璧なまでにダメダメなオチをグタグタな話の果てに見せ付けてくれた。

今作のような、本来好き合っている二人が、紆余曲折を経た挙句結ばれる、ないしは元サヤに戻る、という話の場合、特に注意しなければならないのは、

1・主役である男女が結ばれることの正当性の描写~ようは2人の愛情の強さ、絆の深さ~
2・1にも関わるがそれぞれが別の人間と結ばれなかった理由の描写



だ。

例えば、同時期に放送していた「砂時計」では、過去の回想シーンや題名にもなっている「砂時計」を介しての1の描写は当然、2の理由に関しても、根本的なところでの価値観の違いで最終的にお互いを理解しあうこと・信じることが出来なかったということをしっかりと描けていた。だからこそ、最後に2人が結ばれた場面にそれなりの感動があったわけであるが・・・。

一番最悪なのは、傷心の埋め合わせのために付き合って最後にはポイってなケース。今作のように、何の落ち度も問題もなく、人間的に非常に優れた人物を~さらには相当お世話になっておきながらしかも結婚式が始まっているという最悪の状況で~いとも簡単に捨て去ってしまい他の男の所に行ってしまうのは、考えられる限り最悪のケースと言える。


当たり前だが、見ていて何の面白みもないし共感もない。相手の男(ここでは多田)がかわいそすぎる、という一点がただただ強烈に残る。残された新郎や新郎関係者を襲うみじめっぷりを推察するに、この2人が結ばれることを到底素直に喜べるはずもない・・・。


まあ、名画「卒業」の影響下にある終わり方であるが、「卒業」で既にこの方式の最高のものを見せてしまった以上、それ以外のドラマでそれっぽいものをやる必要性は全くない。


多田の「理解の良い」「優しい」を遥かに超えたバカすぎる対応も意味不明すぎるし・・・。

何でこんな意味不明で雑すぎる終わりになったのだろうか・・・。途中までは非常に良かったのに・・・。


唯一良かったのは、2人が最後の最後に至るまで結ばれなかったのにはケンゾーのみならず礼にもそのかなりの理由がある

というのを描けていたことのみ。


途中までの流れを考えた上(過去を変えるのは容易ではない&個人的にご都合主義が嫌い)で、ではどういうオチが今作にはよかったのだろうかと考えたとき、


・タイムスリップ及び過去における行動を通して「礼と結婚する」という目的は達成できなかったものの、ケンゾーの奮闘が一定以上の成果を上げ、最悪の結末である「礼と多田との結婚」を食い止めるのには成功。つまり、3人の関係はイーブンで微妙な三角関係を維持したまま。

で、ドラマ最初にケンゾーが遅刻して参加した結婚式は、「尚とエリ」とのそれになり、3人は参列者の立場で参加となる。



・ケンゾーのタイムスリップにより少しずつ礼のケンゾーに対する思いがタイムスリップ前よりも強くなり、礼の心境の変化や2人の愛情・結びつきの強さを見て取った多田が自ら身を引き、2人は無事結婚。


しかないのではと思う。このどちらかであればよかったと思うのだが・・・。



<総評>

率直に言って今年の春ドラマは非常につまらなかった。大河と朝ドラマを除くと、個人的に良かったと思える・合格点を与えられるのは「砂時計」のみ。実に悲しい結果である。

まあ、問題点は毎度同じであるが・・・。結局のところ原作漫画ありき・主演となる若手男優・女優ありきの短絡的製作思考の2つに尽きるのではないだろうか・・・。

ドラマをより良くするため、出演している役者を育て上げるため、というよりも商品として大して実力も魅力も無い「俳優もどき」を売り出すためにドラマをお気楽に利用しているとしか思えない作品が多すぎる。

特に今クールではジャニタレの過剰な露出が目に付いた。ほんと、ドラマを見ているのかジャニタレを「見せられている」のかわからなくなってくる。今のドラマを考える上で明らかな弊害である。

そして、数少ない原作なしのオリジナルドラマに関しても・・・。今のドラマ業界の脚本能力・制作能力のなさを露骨に感じさせる出来の悪さ。本来なら誉め言葉にも何にもならないはずの「オリジナル」であるということが賞賛材料になってしまう有様・・・。


しかし、ドラマに対する厳しい見解を持っているのは、私のようなうるさ型の人間だけではないようだ。

7月12日号の週刊文春では「史上初視聴率20%越え作品0」、「テレビ番組を斬る!」(http://nori-p.txt-nifty.com/tv/)では、<唯一の20%越えは「プロポーズ大作戦」の最終話のみ。軒並み平均視聴率が15%割れ」

とあるように、今クールのドラマはドラマ史上最低最悪の視聴率となった。もはやドラマは国民の興味関心ごとの中心ではない、ということを何よりも示す結果である。しかし、ここ数クールの、あまりに出来の悪いドラマが多い様を見ていると、それもさもありなんといったところだ。


業界関係者にはこの結果を真摯に受け止め、今までのドラマ作りを心から恥じてもらい、これからのドラマ作りに生かしていただきたいと思うところであるのだが・・・。

しかし、既に始まっている夏ドラマを見るに、一向に反省・奮起するどころか、さらに悪くなっている。あいも変わらぬ安直な人気漫画原作作品の多さに大手事務所の汚い思惑丸出しの偏りすぎたキャスティングと救い様がない。まあ、近々公開するが、今の所「ライフ」と「ホタルノヒカリ」「こどもの事情」以外は軒並み厳しい評価である。

そもそもチェックすら値しない、見たはいいがあまりにくだらなすぎて速攻挫折の作品がありすぎ!! ドラマ好きでドラマチェッカーの私ですらうんざりしてしまう。視聴者を舐めてるのか!!


少しネタばらしになるが、今回気になったのは、連続出演している・重複出演している役者が多すぎるということ。改めて本編に書くが、既に明らかになっているだけでも、大杉蓮・香里奈・堀北真希・志田未来・白石美帆・谷原章介・伊藤英明・・・と多すぎる。

中でも香里奈は5クール連続、志田と堀北・伊藤は2クール連続主役・準主役級を演じている・・・。こと香里奈は常軌を逸している。見ているだけでうんざりだ。
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2007/07/12 01:43|ドラマ・テレビ番組評トラックバック:0コメント:2

コメント

うーんホリキッターが出演してるのに失念ということは、よっぽど駄作だったんですね→生徒諸君。

ホリキッターの方が明らかに人気も実力もあるのに、内山がメインなんですね。事務所の上下関係が厳しいのでしょうか・・・。

ホリキッターってほんとに駄作でも熱演ですからね。今放送されてるイケメンパラダイスもなんだか一生懸命・・・。大して人気も無い小栗旬でさえ手抜きダラダラ演技(キサラギという映画ではかなりいい演技していたので手抜きがばればれです)なのに、一人頑張ってました。悲しいものです・・・。

プロポーズ大作戦は山下・藤木・長澤という大根トリオでだいたい惨状は予想できます。

原作不足というか、シナリオ不足というか、まともな作品無いみたいですね。

視聴率離れという状況をテレビ局がどうするかでしょう、今後は・・・。スポンサーには弱いテレビ局なので、視聴率下がりっぱなしなら、てこ入れをするでしょう。

と書いては見ましたが、どうなるのかな~
ジギー #-|2007/07/13(金) 20:15 [ 編集 ]


>ジギーさん

駄作とまではいかないですが、良くはなかったです。

まあ、ドラマの特性上、内山さんが主役であるのはおかしくないのですけど・・・。しかし、最終3話においては堀北さんと立場が逆転してましたね。

芸能界は縦関係が厳しいので・・・。


酷い作品ばかりでもがんばって演技している彼女には泣けてきます。小栗君は今回力入ってないですね。昔、あおい様と共演した学園もの映画ではがんばっていたと思うのですけど。


プロポーズ大作戦は役者の演技よりも脚本に問題がありすぎました。最後がいい加減すぎます。

春ドラマはまともな作品殆どなかったですね。しかし、夏ドラマの方がどうやら酷そうです。

今の所テレビ局の対応は最悪そのものでしょう。ジャニタレやモデル閥の女性を安易にドラマの重要役に据える風潮をなんとかしないと、ドラマ復権は厳しいと思います。

視聴率に関してはそのうちわかるでしょう。「ライフ」は11%ぐらいなので結構良いですよ。
バツ丸 #-|2007/07/14(土) 01:33 [ 編集 ]

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