バツ丸のエンタメ問答

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CDレビュー~ユニークな音楽ですね

●中山うり 「DoReMiFa」 評価:A+

ジャンル:ジャズ ボサノヴァ 


amalogo111.jpg
(2007/05/23)

試聴は→http://www.worldapart.co.jp/uri/movie.html


1. 月とラクダの夢を見た
2. 夏祭り鮮やかに
3. 早起きラジオ
4. マドロス横丁
5. Blu-Voyage
6. ばいばいどくおぶざべい
7. ノスタルジア
8. 走る女




<問題点・注意点>

特になし


今回は今年の注目筋として各エンタメ関連の番組・雑誌で取り上げられているアコーディオンアーティスト、中山うりさんの1stアルバムを取り上げます。





現役の美容師で、高校時代には「第46回全日本吹奏楽コンクール、高校Aの部にトランペットで参加、金賞受賞」、もちろん、アコーディオン奏者としてもボーカリストとしてもかなりの実力者、という異色の経歴を持つ才人、中山うりのメジャーデビューアルバム。

既に以前から都心を中心に積極的な活動をしており、2006年には本格的なCDリリースをしていないにも関わらず、国内屈指の音楽フェスティバルである「フジロックフェスティバル」にも出演。

そういった活動やそこでの好評ぶりもあり、今年に入ってからはエンタメ関連番組や雑誌で注目筋として取り上げられるまでになった。


と、ここまで書いたはいいが、実は個人的には全く知らなかった・・・。このブログをご覧いただいている方から教えていただき、公式サイトで試聴したら気に入ったので速攻で購入した次第。

最近はたいした実力・魅力もないのに、大手レコード会社・芸能事務所とメディア・音楽マスコミらが一体となって、「凄い新人」「天才」といった宣伝文句をつけてごり押しされるケースが少なくない。今年に関しては失望してばかりなのだが、この中山は数少ない例外で「注目筋」「話題の新人」として取り上げられるにふさわしい「本物」の実力を持つアーティストである。


作風としては、彼女自らのボーカルと演奏とによるアコーディオンの弾き語りを主とした簡素な楽曲構成。と言っても、主役はあくまで彼女のボーカル。アコーディオンがひたすら全面に押し出されることは殆どない。ギターやパーカッションなど適度な他の楽器の盛り込みと共にあくまで彼女のボーカルと楽曲とを引き立てる「強力な脇役」的存在となっている。このことは当初の勝手な個人的予想に非常にいい意味で反していて驚いた。


もう一つ予想に反して驚いたのは、音楽的な懐が広いこと。こういう簡素なスタイルではどうしても画一的な作風・楽曲構成になりがちで、今作で言えば「ジャズやボサノヴァ一辺倒」の内容になると予想していたのだが・・・。

もちろん、これらジャンルの曲が今作の中心ではあるのだが、一方で4・6曲目のように、昭和時代の場末のバーでの引き語りを彷彿させるノスタルジーに溢れ少しの泥臭さもある昭和歌謡・グループサウンズ的曲あり、5曲目のように伝統的な民族音楽もあり、8曲目のように演歌的な哀愁を秘めた曲もあり、と多彩且つ面白い内容で聴き手を飽きさせない。これらどのタイプの曲においても歌メロ・演奏・編曲どれもが秀逸で新人らしい甘さとは無縁の、彼女のアーティストとしての優れた資質・魅力を如何なく感じ取ることが出来る。全曲お気に入りだ。


そして、今作を聴いていて何より耳を引き、感じるものがあるのは、彼女の歌唱であろう。タイプ的にはUAとかSalyuとか湯川潮音といった低音でスケールの大きい個性的な歌唱を見せる「個性派ボーカリスト」であるのだが、「弾き語り」という言葉が示しているように上記アーティストらとは違い全体的に力を入れて歌うことは皆無。スケールの大きさや個性を強く感じさせながらも、ささやくような歌唱がもたらす爽やか且つ伸びやかで落ち着いた雰囲気が一方で聴き易さや心地よさをもたらした。6曲目の歌唱は特に絶品だ。是非とも、おいしいビールとつまみを食しながら生で演奏を聴いてみたい。


ジャズやボサノヴァ系統とは言えど、本格的なそれとも、ポップスよりなそれとも(竹井詩織里とかAnnakeiなどなど)だいぶ違うので、これら音楽に興味のある人はもちろん、そうでない「ありきたりの商業音楽」に飽きている人にも是非とも聴いて頂きたい。


個人的に現時点で最優秀新人賞候補且つ上位アルバム候補。










・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲9 ()
編曲10 ()
独創性10 ()
安定性9 ()
9 ()
総合9 ()
熱中度8 ()

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2007/07/18 23:58|アルバムレビュートラックバック:0コメント:4

コメント

 バツ丸さん、こんばんは。
 中山うりさんは一時期iTunes Storeでプッシュされていて、シングル曲の無料配布などされていました。かなり反響があったようですよ。私もDLしました。ご存知かとは思いますが、M6「ばいばいどくおぶざべい」は中島みゆきさんのカバーです。以前の亜矢さんによる「あぶな坂」もそうでしたが、有名ヒット曲以外の曲を取り上げてくれるのは嬉しいです。
 他所掲示板で拝見したのですが、体調がお悪いのですか?どうぞご自愛ください。ではでは。
まさかり。 #mQop/nM.|2007/07/20(金) 04:01 [ 編集 ]


>まさかり。さんへ

こんばんわです。

公式プロフィールを見るに確かにiTunesでプッシュされていたようですね。CDリリースをしていない人では異例のヒットを記録したようで。

M6が中島さんのカヴァーとはご存知ではなかったです(苦笑

いや、この曲とてもよいですね。


体調に関してはようやく復調してきましたが、先のことを考えると・・・。なるようにしかならないので、まあ、何とかやっていきますよ。
バツ丸 #-|2007/07/21(土) 22:46 [ 編集 ]


おぉ。うり坊(勝手に命名)のレビューがアップされている。

「アコーディオンがひたすら前面に押し出されることは殆どない」「音楽的な懐が広い」のくだりは、まったく同感です。彼女の魅力を、少ない言葉で実に的確に指摘されていて、ナルホドと思いました。
もちろん私も全曲お気に入りです。特に「早起きラジオ」がオシですね。「夏祭り鮮やかに」の語りの部分も、あのたどたどしさに妙な魅力があって、好きです。

しかし、ウチの周りでは、比較的大きなCDショップへ行っても置いていなくて、「注目筋として取り上げられている」といわれても、いまいち実感がわかない感じです。(でもGIZAのジャズ系アーティストは、DIMENSIONから小泉ニロまでほとんど揃っている。なぜ・・・?)
やはりiTunesでのダウンロード件数の高さが、話題の原動力となっているようですね。

9月には竹井しおりんがミニアルバムを発売するそうですし、まだまだ散財が止まりそうにありません(泣)。
なぜこの時期に、なぜミニアルバム? と、リリースの意図が今ひとつ掴めなくて困惑気味ではありますが、とりあえずは純粋に楽しみに待ちたいと思いますです。
栗ご飯 #-|2007/08/10(金) 19:20 [ 編集 ]


>栗ご飯さんへ

うり坊のレビュー、アップしましたよ。全曲良く隙のない素晴らしい作品ですね。

私は7・8曲目が結構好きです。


竹井さんはアルバム出したばかりなのに何故?

内容もよく分からないのでとりあえず待つことにします。

バツ丸 #-|2007/08/12(日) 21:45 [ 編集 ]

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