FC2ブログ
バツ丸のエンタメ問答

音楽・映画・本好きのためのよろずやブログ

ホーム 全記事一覧 << 前の記事 次の記事 >>

カレンダー 

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ただいまのお時間 

最近の記事 

月別アーカイブ 

カテゴリー 

最近のコメント 

最近のトラックバック 

おすすめ書籍 



読書履歴! 









検索 

ブロとも申請フォーム 

この人とブロともになる

夏のドラマ評~今回もつまらないね~その最終回

今回で夏ドラマ評も最後です。今回は「ライフ」「受験の神様」「ホタルノヒカリ」の評価と総評を書きます。






・ホタルノヒカリ △


「負け犬」「派遣」といった言葉に続く流行言葉になりそうな「干物女」を主人公とし、その会社生活と久しぶりに訪れた恋を描いた作品。

「干物女」と言えど、主人公が正真正銘本物のそれとは程遠い魅力的なルックスをしているのは、原作・テレビドラマ共に同じで・・・。まあ、本当の干物女を扱われても、見ているほうは面白さを感じないだろうが・・・。

内容に関してだが、話のテンポが遅く、全体の雰囲気もまったりしすぎていて且つ、ビジネス面・恋愛面どちらの描写も中途半端であまり面白いとは思わない。

それにしても、今作での綾瀬は魅力的だ。ここ何年かは演じている役柄もあり同世代や後続の若手女優にひたすら押されっぱなしであったのだが、今作での品のあるかわいさやコミカルな演技は起死回生の一発、とまでは言わないが彼女の実力と魅力、存在感を再認識するには十分なものであったとは思う。

実質このドラマは綾瀬の魅力で持っている感がありありとしている。



・受験の神様 ××


次世代どころか、既に現時点でトップ女優としての実力・魅力を見せつつある成海璃子主演作。ということもあって大変期待していたのだが、それとは対照的に出来は極めて悪い。

このドラマ、既に2回目が終わっているのにも関わらず、一向に勉強をする場面がない。そして、このことにも関わるが、話の進行ペースが遅すぎる。

しかし、今作で一番いけないのは、成海演じる役の教える相手である少年とその父親に対しての命令に説明が明らかに不足していることだ。

既にいくつかの命令をしているが、それに対する「何故そうするのか」の説明がない。殺人事件の犯人とか殺害動機とかならいざ知らず、今作のこれら件に関し謎として引っ張る道理はないだろう。作品のテンポを著しく悪くし、観ていてフラストレーションが溜まる。

受験社会の実情をきちんと描けているとも言えず・・・。


また、役者や演技に関しても不満が多い。

主人公の男の子とその友人は小学校6年生という設定であるが、どう見ても3・4年生にしか見えないぐらいに幼い。子供っぽい感じを出したいがためだろうがちょっとやりすぎ。


そして、一番重要である成海の演技も・・・。独特の存在感とSっぽい雰囲気を出しているのはいいのだが、セリフ回しが固すぎる。流石の成海もこの変な役を掴みきれていないのか?

今まで数々の良作に出演し、優れたパフォーマンスを見せてきた成海だが、その経歴にドロを塗りかねない作品だ・・・。



・ライフ ◎ 


今クール唯一の◎評価。今作があったから何とか救われたような気がする・・・。

一応深夜枠ということもあってか、作中の言葉遣いやいじめ描写に関しても、いい意味で温くなっていないのが良い。まあ、実際の今時の苛めはもっと凄惨なのだろうが、それを突き詰めると今度は娯楽作品としての面白みがなくなるので、今作ぐらいの描写が丁度いいだろう。

やはり今作で語るべきは主役演じる北乃きいの演技。以前このブログで書いた「幸福な食卓」の映画評において、

そのポテンシャル・魅力は今人気を博している殆どの若手女優の中学・高校初頭時代を凌いでいる。それこそ今の彼女と同時期の宮あおいや蒼井優にも匹敵するのではないだろうか。過大評価しすぎなのかもしれないが、個人的に宮あおいや長澤まさみ、沢尻エリカにはない新たなタイプの魅力を彼女が見せてくれるように思えてならない。そう思えるくらいに今作での演技・魅力は素晴らしかった。


と書いたのだが、どうやらそれは間違いではなかったようだ。「幸福の食卓」においても既にただならぬものを彼女に感じていたが、予想を超えた進化を今作で既に見せている。

彼女のいいところは、演技に凄まじく気持ちが乗っていることと、その演技力やかわいさに関わらず、非常にしなやかに作品に馴染んでおり作品や他の女優を圧倒していないことだ。宮あおいや長澤まさみのように共演者を潰しはしない。今クールのドラマにおいて一番の演技だ。


第一話を見た際に懸念した、主役を苛める集団のリーダーを演じる福田沙紀や、北乃演じる役の前に苛められ、今では苛める側に回った役を演じる星井七瀬の演技に関しても、話数を経るごとに良くなっている。散々ダメだしをしてきた福田もひょっとしたら今作で成長を遂げるかもしれない。星井に関しても意外に苛めっ子役があっている。また、今作でかなり重要な役である佐古を演じる細川よしひこのキモさは絶品。すばらしい。


ただ、原作で重要な要素となっている「主役がリストカッター」という設定をごっそりなくしてしまっているのには少し疑問が。まあ、その方が「学校の苛め」に焦点を絞った描写がしやすいからだろうが・・・。


あと、不安材料としてあるのは、既に15巻という長期連載となっており今尚継続している今作をドラマにおいてきちんとした形で終わらせることが出来るかどうかだ。そこを誤ると今回つけた◎評価が一気に崩れ去るであろう。さてさて、どうなるか。



<ざっと総評>

前クールと同様、今の日本のドラマの面白みのなさ、つまらなさを強く感じさせる出来の悪さ。○以上の評価が2作と何とも悲しい結果に・・・。

ドラマウォッチーの私でも、きちんと見ている作品が早「ホタルノヒカリ」「ライフ」「こどもの事情」「パパとムスメの7日間」「週刊赤川次郎」
(+継続中の「風林火山」と「どんと晴れ」)

だけになるなど惨憺たる出来。あまりに酷すぎるそのつくりは、好き嫌い以前の段階でまっとうに評価することが出来ない。視聴者を馬鹿にするのもいい加減にしろ、だ。

その大きな原因となっているのが、依然原作に頼ったドラマ作りと魅力や新鮮味に欠ける役者起用であろう。

前者に関して特に顕著なのは、人気少女漫画の安直な起用だ。あらかた人気の青年誌コミックをドラマ化しつくし、さらにはここ数年の少女漫画原作のドラマ・映画が比較的当たっていることを受けてのことだろうが・・・。

漫画そのものに娯楽性を内包してる青年誌の漫画とは違い、少女漫画はどちらかと言うと内向的か夢想的な方向になりがちで、映像化すると痛いものが多い。今クールにおける「花ざかりの君たちへ」「山田太郎ものがたり」がその典型例であろう。馬鹿馬鹿しくて見るに耐えない。漫画原作を完全に否定する気はないが、せめてドラマ化しようとする漫画の内容・作風をもう少し考えてもよいのではないだろうか。


後者に関しては、一連の夏ドラ評冒頭でも書いたが、谷原章介・ガレッジセールの川田・白石美帆・香里奈・堀北真希・戸田恵梨香・志田未来・大杉蓮・伊藤英明、などなど、ここ数クールで重要役を演じたもの・ないしは同クールにおいて重複出演しているものが多いことだ。また、前クールと同じくジャニタレの露出も目立ちすぎる。

役者が居ないわけでもなかろうに・・・。大手事務所にほぼ独占されたキャスティングの弊害が解消するどころかより強固になっているように思われる。
(これはドラマ主題歌に関しても言えることだろう。)


今の日本のドラマの大半は、内容的にはスカスカで、主演俳優の魅力、特に若手女優の実力・魅力で何とか持っている感がありありとしている。

しかし、根本的なところでの改革~脚本・演出・ストーリー及び大手主導のキャスティングの否定、

といったことなくして、日本のドラマの質や俳優の演技の向上はありえない。

既に歴代最低レベルのドラマ視聴率になってもいる。いい加減局も芸能事務所も、「何でそうなっているのか」及びドラマの有様について考え直したほうがいい。



<追記>

上半期の邦画不振と春・夏ドラマの面白みのなさを受け、私的女優ランキングが前回公開からわずかな期間しか経っていないにも関わらず、大きく変わってしまいました。まだ、頭の中での計画の域を出ませんが、頃合を見てランキング・評価共に新しいのを公開できたらと思っております。

スポンサーサイト







2007/07/27 01:50|ドラマ・テレビ番組評トラックバック:0コメント:4

コメント

私的女優ランキングが気になります。

北乃きいが大きくランクを上げそう。
「幸福な食卓」とはかなり違う役柄のようですね。
モップを振りかざしている写真を見てぶったまげました。
演技の幅が広そうです。次の映画がちょっとって思います。
他の俳優を潰さないというのもその通りだと思いますね。
彼女の演技が「幸福な食卓」の家族と相手役の演技を光らさせていたように思います。亡国のイージスの人なんてかなりいい感じだったですし。

成海は大きく評価を下げているようで、少し気になります。各方面で「あんなに大根だったか?」と言われているようですし。映画とドラマだと撮り方が違う事などから受ける感じが変わってしまったのでしょうか。。

ただ成海の場合は、相手が山口なので本来の力が出せないかと。。







ジギー #-|2007/07/28(土) 07:11 [ 編集 ]


>ジギーさんへ

お返事遅れてすいません。

新しいドラマは、映画の役とはだいぶ違いますね。北乃さんは今年上半期の活躍で一気に若手女優のトップに上り詰めましたね。

演技の幅も中々と思います。

成海に関しては、ドラマの内容も演出も役柄設定も酷すぎますね。流石の彼女も役を理解できていないと思います。

長い間仕事をやっている上でこういうこともあるでしょう。今後も続くようであれば評価を下げざるを得ませんが、映画での活躍もあり今回は評価を下げません。
バツ丸 #-|2007/08/02(木) 23:12 [ 編集 ]


「ホタルノヒカリ」のレビュー楽しみにしていました。(コメントが遅くてすみません)
綾瀬さんの魅力は確かにありますよね。新しい一面が見れて良かったです。
ドラマも最近の綾瀬さん出演ドラマの中では良い方だと思います。

「受験の神様」はダメですね…ただでさえ受験を決定したのが遅いのに、なかなか勉強始めないのは…まぁ、ただ勉強させるだけじゃドラマにならないとは思いますが…
前この枠でやってた「女王の教室」と同様、主人公の役が極端すぎる気がします。イメージが先行するだけで肝心の内容が…
yoentown #ojm1IinY|2007/08/11(土) 21:27 [ 編集 ]


>yoentownさんへ

ホタルノヒカリでの綾瀬さんはとても魅力的だと思います。新基軸ですね~。彼女のドラマの中でも良いほうでしょう。

受験の神様は酷すぎですね。あの進行テンポの遅さもさることながら、結局彼女が生徒にあれこれやらせていることの説明がないのが・・・。無駄なことで話を引っ張りすぎで肝心なところが全く描けておらずストレスたまりまくりですよ。

ご指摘のように役柄が極端すぎて何ら作品や登場人物に引き込まれないですよね。

あほすぎます。
バツ丸 #-|2007/08/12(日) 22:04 [ 編集 ]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://badtzmaru.blog34.fc2.com/tb.php/574-09e8f1b5

プロフィール 

聴いた曲の履歴!! 



プレイリスト詳細

アクセスカウンタ 

,
・トータルアクセス



・ユニークアクセス





ランキングに参加しています。よろしければクリックしていただき、投票にご協力いただけたらと思います。

その他コンテンツ 

・バツ丸のヲタク拝見
・過去のレビュー
・以前の他事争論
・名盤紹介
・墓場に持って行きたい曲
・月別CD DVD購入&試聴記録
・アルバムレビューについての説明

リンク 

ブログ検索 

おすすめCD!! 

購入・試聴CD 











DVD・その他 

Copyright(C) 2006 バツ丸のエンタメ問答 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.