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映画評「トランスフォーマー」~やっぱりダメダメでした・・・

・評価:20点
(CG制作スタッフに敬意を表して。純粋な映画評価では5点)


本編を見る前から、散々見させられた予告編映像でかの世紀の駄作「宇宙戦争」と同じ臭いを感じさせられていた今作。

そうだと分かっていても、人との付き合いもあり、時にこういう映画を観に行かなければならないわけで・・・。


流石に「宇宙戦争」レベルとまでは言わないが、やっぱり、というか当然と言うか、それに準ずるぐらいの駄作であった。流石スピルバーグ、流石マイケル・ベイ。2大ダメ監督が組むと、かくも素晴らしい作品が生まれるのだなと、観ていて感動すら覚えたよ・・・。



尚今作は、あらすじの説明が非常にしにくい且つそれを書く必要性を見出せないので、今回は割愛とさせていただきます。ご了承下さい。





<感想など>


今の若い人はあまり知らないであろうが、このトランスフォーマーは、タカラが生み出した変形ロボットシリーズを元にアメリカでアニメ化された作品である。

同時代にはZガンダムやエルガイムといったロボットアニメを代表する作品が放送されていたが、アメリカンアニメならではの、日本のアニメとは一線を隔すストーリーやアメリカンジョーク満載の会話~デストロン側のそれの面白さ~や、「本当に相手組織を倒す気があるのか?」と思いたくもなるぐらいに緩く、死亡者も殆どないマンネリズムの戦闘、そして身近な機械がロボットに変形する独特の世界観は、当時の子供たちの間ではかなり人気があった。私も毎週このシリーズをかじるように観ていた記憶がある。


さて、その作品を21世紀のハイテクをして映像化した今作であるが・・・。酷い出来であった。特に、大元のアニメシリーズ第一作に思い入れがある世代にとっては、「がっかり」とし言いようのないシロモノ。幸い私はとある事情で「無料」で見ることが出来たのであるが、それでも「失敗した」としか思えなかった・・・。


確かに、貧乏庶民などが想像もつかない大金・技術を惜しみなく投じたこともあり、終盤に多々繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦闘シーンの迫力は素晴らしい。

トランスフォームするところの映像の作りも完璧。以前「ダイハード4.0」の評でも書いたが、もう今のCG技術の精巧さは凄まじく、どこからどこまでが実写でどこからがそうでないのかの区別がつかない。

16年前、「ターミネーター2」におけるCGに驚愕したのがこの前のようにすら思ってしまう今日このごろであるが、ほんと、そこから考えるととんでもない進化であると感じさせられる。間違いなく現時点で最高の技術が結集されていると言い切れるだろう。


だが・・・。今作で賞賛できるのは、結局スピルバーグ、マイケル・ベイという超有名監督2名のネームバリューによる「マネーパワー」と「大変」という一言では片付けられないであろうCG制作者の仕事振りだけであろう。他の面は何一つ評価に値するものがなかった。


まず、一つはトランスフォーマーたちのデザイン。大元アニメを踏襲してはいるが、コンボイならぬオプティマス・プライムやメガトロンを始めデザインが違いすぎる。ロボットに変身した時の姿は、乗り物や生活家電などをモチーフとしたロボットと言うよりも、従来の、如何にもアメリカ的な「異性人による地球侵略映画」の侵略者側のデザインとして良くある「昆虫」「節足動物」に近く、あまりかっこよいとは思えない。と言うよりも「ウニウニ」していてキモイ。


キャラ設定やストーリーに関する説明不足やツッコミどころ満載なのも気になる。メガトロンがとてつもなく長い間氷付けになっていたのに、その間他の連中は何をしていたのだろうか、とか・・・。最後のちょっとだけ出てきて逃げたスタースクリームは一体何のために出てきたのだろう、とか・・・。


特に際立って酷かったのがトランスフォーマーと関わりを持つことになる、年齢=彼女いない歴のチェリー君とその彼が憧れる学校のマドンナを主軸とした登場人物たちの人間ドラマの馬鹿さ加減&グタグタさ・・・。


この部分だけは、原作を踏襲、どころかそこにおける「バカバカしさ」「ナンセンスさ」だけが異常に増幅されてしまっている。そのテンポの悪さやトークセンスの悪さは、確実に睡魔に襲われるほどにつまらない。

中でも、作中において極めて重要である「あるもの」を主人公の家で探すところなんぞは・・・。もう、ここだけは4流のアメリカン学園恋愛コメディー作品になり果てている。

この部分をスパッとカットするだけでもだいぶ映画としてマシになったことだろう。


相変わらず、膨大な数の死者とそれ以上の破壊など何の問題もなかったが如く、ラストにおいて夕日を背景にチュッチュしまくっている主役2人のちょ~軽薄な描写にもうんざり。流石「パールハーバー」のマイケル・ベイ監督!!

年に1・2本しか映画を観ないような人にとってはスカッとするものなのかもしれないが・・・。個人的にはこういう「パニックスペクタル」的作品の王道なオチに心底辟易している。


50億人くらい死んでも、主役2人がラブラブになりさえすれば、「無問題」なんだろうな。


あと、気になったのが・・・。ヒロインのブサイクさとそのキャラ設定の不思議さ・・・。

確かに体こそ股間直球のエロナイスバディーぶりであるが、顔が・・・。「体も頭も筋肉で詰まっている男」と付き合っては失敗するというキャラ設定も含め、「チェリーのオタ少年が憧れ、命を懸けて守ろうとする相手」として明らかに不適。不可解極まりない。

「ワイルドスピード×3」でもそうだが、何でこうもヒロインがブサイクなのだろうか・・・。「デジャヴ」や「ザ・シューター」「300」といった作品では魅力的な女性が出演しているのに、ことティーンズの女性がヒロインとなる映画に関しては、最近美女を殆ど目にしていないように思う。魅力ある若手女優でひしめく日本映画界ではおよそ考えられないことである。それとも、アメリカのティーンズボーイ達は、このような女性に憧れているのだろうか?
(日本で高校生対象に「恋人にしたい女優」とのアンケートをとると、今では長澤まさみ、新垣結衣、相武紗季辺りが上位候補になると思われる。皆ヒロインとしての魅力がある。)

だとしたら、日米の文化差は相当に埋めがたいといわざるを得ない・・・。


何だかんだとアホアホなことを書いてきたが、結局今作の観賞に際しては、終盤の「誰しもが凄いと感じるであろうCG映像の数々」と「ドラマ部分のあまりのグタグタさ、馬鹿馬鹿しさ」とにどう折り合いをつけるかにかかっている、と言い切っても良い。前者を楽しむために後者のダメさを問題にしないのであれば是非とも劇場に足を運ぶべきであるし、そう思えないのであれば観賞を辞めた方が賢明だ。


個人的には、

「この愚か者めが!!」(by加藤精三)とか
「思い知れ、デストロン!!」(by玄田哲章)とか
「今日からデストロンのニューリーダーはこの俺だ!!」
「お許し下さい、メガトロン様!!」(by鈴木洋置)とか
「戦いはなおも続いた」(by正宗一成)とか


と主要キャラたちがのたまっているアニメシリーズ第一作をお菓子をつまみながらエアコンの効いた部屋で見ることをお勧めしたい。


*アニメ版においてかのスタースクリームの声を演じたのは、ブライト艦長の声で有名な故・鈴木洋置。もちろん、ブライト艦長は氏の経歴を象徴するはまり役且つ名演であると思うが、実は個人的に彼のナンバー1演技はこのスタースクリームであると思ったりもする。
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2007/08/17 19:28|映画評トラックバック:0コメント:0

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