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映画評「ストレンヂア -無皇刃譚-』」~まずまずのアクションアニメ作品

・評価:70点


特に注目していなかったのだが、意外にも各所で高評価を得ていたこともあり、急遽予定を変更して今作を観に行って来ました。





混沌と殺戮と野心とが渦巻く戦国時代の日本のとある国。そこに両親を失い身寄りを失くした1人の少年仔太郎(声:知念侑李)が禅僧祥庵に伴われてやってきた。

しかし、この少年単なる孤児ではなかった。100年に1人出るかでないかの、ある秘密を体に持っていたのである。それは、明の皇帝の悲願成就のために何を差し置いても必要なものであった・・・。よって、仔太郎の日本上陸と時を同じくして、皇帝から「仔太郎の身柄確保」の命を受けた兵士一団も彼の追撃のため、日本のとある国へと上陸を果たす。極めて少数の兵士団であったが、あくまで自然な強さにこだわり「組織の論理よりも戦人としての個人の論理」で動く、リーダーの羅狼(声:山寺宏一)以外、秘薬により超人的な筋力・反射神経、痛みを感じない体を得た危険極まりない暗殺集団であった・・・。


一方、表向きでは明国への協力表明をしているとある国も、その表向きの姿勢とは裏腹に秘密裏に野心を秘め、独自に仔太郎追撃へと動き出す。

大人たちの腹黒い思惑に踊らされ、幾人もの兵士に追われている最中、仔太郎は何故か刀を抜けないよう封印している不思議な剣客、名無し(声:長瀬智也)と出会い、成り行きで彼を用心棒として雇うことになった。


各々の思惑・欲が戦国の世で密接に絡み、ぶつかり合う・・・。



<感想など>


今作は猟奇的・超常的・非科学的な要素を含んだ時代物アクション作品である。一つの定番ジャンルと言っても差し支えないだろう。内容的には特にこれといってのものはない。

とは言え、「カウボーイビバップ」「ラーゼフォン」「エウレカセブン」といった人気作品を手がけてきたボンズが制作しただけはあり、背景や格闘シーンなどのつくりは非常に素晴らしい。特に後者に関しては、「アニメにありがちな切り傷もなく血も出ない非現実で綺麗過ぎ且つ大げさなそれ」を尽く廃し、「あくまで人を効率的に殺すことに主眼が置かれた実戦主義でゲチョグロのそれ」に徹したのが非常によい。そのシャープさや迫力は、実写やCGでは出せないアニメならではの魅力であろう。主登場人物各々が各々の得意とする武器をして戦う異種格闘技戦や迫力ある少数対多人数の乱打戦もその一つ。


奇をてらわず王道に沿ったキャラ造形も良い。子供や犬はかわいいし、野心溢れる武人達はかっこよい。黒幕らのキモさやこすさも・・・。だが、一番は山寺演じるラスボス、羅狼のかっこよさだ。
クライマックスにおける「貴様気でも狂ったか」「いいえ、正気です」のやりとりなんかは・・・悶絶必至。数々の声音を使い分ける彼であるが、間違いなく最上級にかっこよいそれを存分に堪能できる。彼以外の主要人物各々においても実力者が声を当てていることもあり、演技に関してはもうけちのつけようがない。

また、変に勧善懲悪だの正義だのを作品に持ち込まず、どっちが良くてどっちが悪くて、ということなくあくまで各々の各々の欲や確固たる信念で動くという設定・話も良かったと思う。


ただ、こうしたアニメならではの絵作りやキャラ造形など様々な良さ感じはしたが、問題もなくはなかった。


まずは、説明不足の点が少なからずあったこと。中でも、「何故仔太郎が狙われたのか」と「名無しは何故剣を封印したのか」の2つに関しては、もう少し丁寧に掘り下げて欲しかったように思う。何か妙にあっさりしていたと言うか良く分からなかったと言うか・・・。そのため、最終戦闘場面行くまでイマイチ作品に乗り切れなかった。もう少しでも出来が良ければ、よりクライマックスが盛り上がったことだろう。


敵方、つまり明国の人物同士での会話の際、わざわざ中国人吹き替えキャストをあててまで中国語でさせたことにも疑問。そうすることで作品が面白くなったとか完成度が上がったとかとは到底思えない。今までのお約束どおり、どこの国のどういう人間であっても日本語で押し通した方が良かったように思うのだが・・・。


また、やはりと言うか、殆どのキャラを実力派・有名どころの声優が声をあてたこともあり、主役を演じた非声優である長瀬と知念の演技との質の差がありありと出ていたのも気になった。長瀬に関しては、ちょっと感情が出てなさ過ぎで、知念に関しては時折良いものを感じたものの演技の出来不出来の差が激しすぎ。


主要キャラ全部を非声優で固める、という愚をおかさなかったとは言え、このような人材起用がアニメの完成度を高めるのに寄与することはほぼありえない。客寄せ・話題づくりもあるのだろうけど、アニメ業界の関係者はもう少し真剣に役者起用に関し考えて欲しいと強く思う。
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2007/10/08 01:42|映画評トラックバック:0コメント:0

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