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CDレビュー~菅野・坂本の夢再び、とは簡単にはいかないか・・・。

●AKINO 「Lost in Time」 評価:B-

ジャンル:ポップス 民族音楽


amalogo111.jpg
(2007/11/7)


1.創聖のアクエリオン
2.ニケ15歳
3.Chance To Shine
4.荒野のヒース
5.Go Tight!
6.プライド~嘆きの旅
7.素足
8.Genesis Of Aquarion (Bonus Track)



<問題点・注意点>

1・良くも悪くも坂本真綾と似ている
2・歌い手の年齢やアメリカ生まれ・育ちという経歴もあり歌唱が固い
3・巨匠の曲にしては出来が・・・





今回紹介するAKINOは、アメリカ在住の4人兄弟(皆日本人。但し長子以外の3人はアメリカ生まれ)で結成され2003年に日本デビューしたグループbless4の一人。3番目の子供で次女である。


2005年彼女が15歳のときにあの巨匠菅野よう子に見出され、彼女のプロデュースの下、テレビ東京系アニメ「創聖のアクエリオン」のテーマソングを歌う。同年4月に「創聖のアクエリオン」でビクターエンタテインメントよりソロデビューを遂げ、その後も彼女プロデュースの下、アニメフィールドを主軸に活動を続けていく。今作はミニアルバムではあるが、デビューから2年の月日を経て発表された彼女の記念すべき1stアルバムである。


とまあ書いてみたが、アニメ・ゲームサントラや声優に詳しい人であるのならば、ここまで読んでデビューの年齢や菅野プロデュースといったことからある人物を思い出さずにはいられないだろう。そう、坂本真綾を・・・。


楽曲・プロデュースが菅野よう子(作詞も坂本と同じ岩里祐穂)ということもあり、当然のことながら坂本と似ている。ミニアルバムではあるが、民族音楽の要素が入ったスケールの大きいバラード曲や切ないバラード曲もあるなど、坂本にあった楽曲の多様性を今作でも感じ取ることが出来る。流石は巨匠ならではの上手さであろう。


曲を歌うAKINOの歌唱であるが、その声質や歌い回しが坂本とかなり似ている。彼女の曲を初めて聴いたとき、このことにかなり驚いたが改めて今作を聴いてもほんと良く似ていると思う。ただ、当時歌唱の線の細さもありそれが繊細さにつながっていた坂本に対し、このAKINOの歌唱はかなり力強く勢いがある。技術的には当時の坂本よりAKINOの方が上。シンガーとしてのポテンシャルはかなりのものがあろう。


こういったこともあり、彼女を知った当初から菅野・坂本ファンとしては菅野プロデュースを卒業した坂本に代わる「巨匠の新名パートナー」との思いを抱いていたのだが・・・。そうなるには課題・問題が多いように思う。歌の魅力は力強さや技術だけではない。ボーカリストとしての総合的な魅力・実力を考えたとき、坂本との間に結構な差がある。


確かに力強さや伸びやかさをはじめ歌唱のパワー面では確実に坂本より上なのであるが・・・。問題は歌唱の固さ。その理由はもちろん若さもあるのだろうが、それ以上に彼女の「アメリカ生まれアメリカ育ち」という出自が大きく影響しているように思う。ちょっと誇張して言うなれば、「典型的な日本人英語の逆バージョン」。言葉の一つ一つがいちいち強調され気味なのである。言葉は明瞭であるが反面微妙な表情付けがそれほど出来てはいない。


恐らく彼女だけ聴いていれば、上記あるように「若さ」で住む範囲なのかもしれない。が、比較対象が幼少時からプロの声優として活動しており、やや非力ではあったが繊細な表現の上手さを見せていた坂本だからして分が悪い。


そしてもう一つは巨匠菅野の作る曲そのものの弱さだ。もちろん一般レベルよりずっと上であるが、「巨匠スタンダード」としてどうかと考えると、3・4曲目あたりの、特にサビ部分でのメロディーの単調さが気になる。今作が7曲収録(ボーナストラック抜き)のミニアルバムと、これまた坂本・菅野コンビが出した名盤「イージーリスニング」と同じであるからして何とも厳しい。「イージーリスニング」で感じた凄みやスケールの大きさ、そして哀愁が今作にはあまりない。攻殻機動隊のサントラ3弾以降、どうにも巨匠の楽曲レベルが下がり気味の傾向にあるようだ。


坂本の才能が開花したのには、もちろん坂本自身のボーカリストとしての資質もあるが、何より菅野の優れた楽曲があったからに他ならない。このAKINOも優れた資質の持ち主であるので、何とかいい具合に導いていただき、かつての坂本ファンであった人々に夢を見せてほしい。









・アーティスト評価
歌唱力7 ()
作曲-- ()
編曲9 ()
独創性8 ()
安定性7 ()
7 ()
総合7 ()
熱中度7 ()
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2007/11/07 02:22|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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