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2007年音楽シーン総評~「総評の総評」(アルバム総評も踏まえて) 

いいものを書ける自信はありませんが、今年もあと数日で終わりということもあり、がんばって書いていこうと思います。




昨年と同様、今年も非常にすばらしい作品が数多くあり、個人的には至極楽しむことの出来た1年であったと言い切ることが出来る。

しかし、その内容に関しては、昨年をはじめとしたここ数年と今年とでは大きく違っていると言わねばならない。それを端的に示すと、


メジャーアーティストの不振、アニメ・インディーズアーティストの健闘

となる。


個人的にマイナーな音楽も結構聴いているが、本質的に私はミーハーである。そもそも、「良いもの」は売上や知名度に関わらず「良い」と言い切る主義なので、メジャー・マイナーといった区分をそれほど意識することもない。自分が楽しめたか・良いと思えたか、またはそう思えなかったか・・・。単にそれだけに過ぎない。が、今年に関しては、その区分を意識せねばならないくらいに、この両区分各々の出来に差がありすぎた・・・。


それは、昨年と今年のアルバムランキングを見てもらえばよく分かる。↓

・2006年の20位~11位
・2006年の10位~1位
・2007年の20位~11位
・2007年の10位~1位


(話を進める前にまずここであいまいな「メジャー(アーティスト)」という言葉に対する定義を、「それなりの有力レコード会社に所属している・曲がテレビ番組や映画等に使用されたことがあるアーティスト」とする。)

この定義に即した場合、まああくまで個人的見解に過ぎないが、2006年のベスト20作品のアーティストに関しては、ベスト20位~11位はすべてメジャーアーティスト。10位~1位に関しても、2位のASHADAと7位の星田以外すべてメジャーアーティストである。

しかし、今年に関しては、まず20位~11位ではinterpose+とALHAMBRAの2組が、11位~1位では、HEAD PHONES PRESIDENT、大鴉、school food punishment、TorNの4組、計6組がマイナーアーティストである。特にベスト6にこのうちの4アーティストが入っているから見ても、重要作品に占めるマイナーアーティストの比率の高さが分かる。


そして、もう一つ私的アルバムベスト20を考える上で考慮しなければならないことがある。それはメジャーアーティストの中に占めるアニメ関連のアーティストだ。
(ここにおけるアニメ関連アーティストの定義は、「アニメ・ゲームサントラを中心に活動しているアーティスト」「人気・地位を築き上げる上でアニメ・ゲーム関連でのタイアップの影響が大きいアーティスト」とする。)

昨年のベスト20に関しては、樹海・志方・ガーネットクロウの3組。しかし、今年は、SNoW(「地獄少女」)・OLIVIA(「NANA」)、FictionJunction YUUKA・石川智晶の4組。

つまり、ベスト20のうち、マイナーアーティスト+アニメアーティストの合計数が昨年は5組、今年は10組と、倍も違うのである。今年に関して言えば、ベスト20作品においてメジャーアーティストは半分しかなかった、ということだ。


アニメ・ゲームサントラの話が出たのでついでに書くが、シーン全体においても今年は平野綾、茅原実里、水樹奈々、Suara、石川智晶、堀江由衣、梶浦由記、KOTOKO・川田まみをはじめとしたI've soundアーティスト・・・といった声優歌手・アニメフィールドのアーティストの活躍が目立った。

年間の総売上はともかく、瞬間風速的な売上が求められる週間チャートなどにおいては、以前よりもアニメ歌手の名を見ることが多くなっている。特に今年は「らきすた」「涼宮ハルヒの憂鬱」「CLANAD」関連に、「平野綾」「水樹奈々」「堀江由衣」らが圧倒的に強かった。

チャートデータで調べてみたところ(参考:http://homepage3.nifty.com/kt1980/chart/single/index.html)、オリコン週間シングルチャート1年間において、アニメ作品・声優作品、並びにかなりそれに近いであろう作品(この判断はバツ丸の個人的思想によりますが・・・)でベスト10入りした作品が13作品であるのに対し、2007年は何と32作品。価値観の違いによりどこからをアニメ関連作品とするのかで集計結果に違いが出ることを考慮しても、この両年にあるかなりの差がそう埋まるとも思えない。さらに集計を取っている際の管理人の個人的印象では、これを「ベスト20」にまで広げた場合、より差が開くのではと感じた。


一方メジャーの女性アーティストはと言うと、昨年と同様、今年も女性アーティストの売り上げが振るっていない。「oricon style」(2008年1/7・14日号)を見るに、DVDなどを含めた年間総合売上こそ倖田・浜崎が1・2位であるが、年間シングル売上ベスト30では昨年と同様女性アーティスト作品はわずか4作品に過ぎない(絢香とコブクロのコラボをはずすと3作品)。しかも、浜崎・倖田共に乱発されたベストアルバムで水増しされた感が否めない。

一方アルバムに関しては今年は13作品(昨年も13作品)あるが、その中において浜崎あゆみ・大塚愛・倖田來未 ・ZARD・一青窈 ・中島美嘉・mihimaruGTと、大半がベストアルバムであり、スタジオオリジナル作品は8作品(昨年も8作品)。

何だかんだ言っても、圧倒的に男性アーティスト優位の状況である。

しかし、情けないのは、アルバム上位チャートにおけるベストアルバム(企画モノ作品を含む)の比率が男女共に非常に高いことだ。(今年13作品 昨年11作品)。今のシーンは男女問わずベストアルバムの乱発という水増し戦法でかろうじて維持されていると理解しても差し支えない。アーティストの実力・格や活動年数お構いなしに、事あるごとにベストを出しまくる風潮は、既に業界が末期的症状にあると言い切ってよいだろう。あまた出るベストアルバムに「ベストアルバム」としてのありがたみ・魅力を感じないものが多すぎる。


こういう状況になっている・個人的にこういう結果になった大きな理由として、まずその根本的なところでメジャーの女性アーティスト全体の活動振り・実力がぱっとしない、がある。


既にシーンは21世紀デビューアーティストが主軸となって久しく、その中にはYUI、絢香、伊藤由奈やJYONGRIといった有望なアーティストもいる。女性バンドに関しても、中ノ森BANDやチャットモンチー、いきものがかり、などもいる。しかし、そのどれもがマスコミに取り上げられ、話題にされたことはあるが、かつての宇多田や浜崎のようにシーンを牽引する存在となるには至っていない。そういう存在になるにはまだ何かが彼女らには足りないのではないだろうか。


で、その理由等に関してだが、それは次回以降で・・・。稚拙ながら自説を展開したい。


一応キーワードだけを先に紹介しておくと、

・「テレビドラマ・邦画」の衰退
・アニメアーティストと女性アーティスト支持層の関係
・価値観の多様化
・テレビ、プロモ以外の販促方法・音楽制作方法の確立


となるでしょうか。

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2007/12/27 23:22|音楽総評トラックバック:0コメント:2

コメント
こんばんは
先日2008年第一弾CDとして倉木麻衣さんのONE LIFEを買いました。
前2作の出来がアレだったので外部大量起用でも大して期待してなかったんですが、意外、と言うのも失礼ですがかなり良かったです。
個人的にはアルバム曲にハズレなしでした。常にどことなく感じていたBeingならではの安っぽいB級感もなく大成功だと思います。ただアルバムの勢いを削ぐ白い雪はいらなかったかな…。
それとバツ丸さんの映画評を見てずっと気になってたデジャブを借りてみました。普段映画は見ない方なんですが、いやぁ~これは面白かった!
前半はヒロインの日常パートを見て和みつつも、でも4日後には死ぬ場面を見る羽目になるんだろうな…と切なくなり、中盤は「メモ」にハラハラドキドキして、後半はこのままじゃダメだって!早く気づけ!とハラハラしたり。
個人的に印象に残っているのは中盤の殺人現場の目撃ですね。あの時の女性捜査員の泣き声が悲壮な場面をいい具合に作り上げてたと思います。
ただ、最後のオチだけはなんだか…。あのセリフを言うのはまぁ納得出来ますが、もうちょっと、なんていうか、気の利いたモノが欲しかったような気がします。
アキラ #k2/3fVuY|2007/12/30(日) 17:19 [ 編集 ]


>アキラさんへ

倉木さんのアルバムに関しては概ね良い感想が多いようで。自分も聴くつもりでおります。

但し、個人的にはmelody.やJYONGRI、SNoWレベルに匹敵するものでもない限り、彼女に対する気持ちが戻ることはないでしょうね。


東京のレコ社に変わったのが良い方向へと作用したのでしょう。

「デジャヴ」ですか・・・。まずまず気に入っていただいて何よりですよ。

オチはまあ・・・。

「ブラックブック」「ラスト・キングオブ・スコットランド」もお勧めです。

バツ丸 #-|2007/12/30(日) 22:33 [ 編集 ]

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