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2007年音楽シーン総評~「総評の総評」(アルバム総評も踏まえて)3~流行における男性排除のメカニズム

今回は、アニメ・ゲームサントラ業界と、今最もアツイグループである某グループの人気形成に大きく関わっていると個人的に考えていることについて書いていきます。


はっきりいって今まで以上に論理的根拠はありません。ただ漠然と管理人が勝手気ままに思っていることを率直に記したものです。こんな風に考えている人もいるのだな~と気軽に思っていただけたら幸いです。





ファッションや文化(音楽・本・映画・テレビ)などの流行に関し、その「流行」の形成の中心となるのが、若い女性たちの存在・意向である。女性アーティストに関してもそうであるように思う。

宇多田以降、シーンにおいてそれなりの存在感を見せられているアーティストは、歌い手と同世代か下の層をメインの支持母体としている者が多いように思う。

但し、本当に若い女性からの支持が多いかそうでないのかの「事実」はそれほど重要とならない。その確認も容易ではない。情報メディアや音楽メディア、エンタメメディアらが「そうである」と取り上げる・そう認識するか否かが重要となる。「等身大の歌詞が若い女性からの共感を~」といった紹介文句に象徴されるように・・・。業界側もそういった若い女性からの支持を得られそうなアーティストを中心に発掘し売り出し、メディア側もそういったアーティストを中心に紹介してきたのではないだろうか。
(ここ数年の女性人気アーティストにおいてこの最たる例外は倉木麻衣のように思う。)


同様に仮に男性からの支持、特に中高年からの支持があったとしても、それが故の特殊さが際立っていないものでもない限り、その支持の存在は各所で黙殺されてきたように思う。ZARDや森高千里、リンドバーグ、永井真理子らといったアーティストを筆頭とした90年代のガールポップシーンにおいてはこのようなことはなかったのではなかろうか。


しかし、今、まずは若い女性からの支持ありきの業界・メディアの姿勢が、ここ数年における女性アーティストの相対的な売上不振に繋がっていると、私は思うのである。


実際、今のシーンにおいて排除されてきたと思われる中高年男性支持の強いアニメ・声優アーティストは、既に以前の記事で示したように2007年のチャートにおいて結構な好調ぶりを見せた。アニメ・声優アーティストは、業界理論から排除された男性の受け皿となっている、そう思えるのだ。


そうなっているのには、もちろん、アニメを観る層がこの性別年代に集中しているという事実もあるが、それのみならず音楽性にもその理由がある。


アニソンの詞は一般的なメジャー女性アーティストと比べると同性である女性を意識した恋愛の詞が少なく、性別・年代をそれほど意識させない普遍的な人間観・恋愛観を感じさせるものが多い。作風に関しても、もちろん、いかにもアニソン的音楽もあるが、90年代のJ-pop時代の音楽性を踏襲した王道のものが多い。水樹奈々・茅原実里・平野綾・SuaraにI've sound系列のアーティストなどはその典型と言える。また、タイナカサチや樹海などアニメタイアップが多い非アニメ歌手の作風も王道で癖のないものも多い。個性派を求めない人にとってはこういったアーティストの方が聴きやすい分いいのではないだろうか。

そして、この動きの最たるものが昨年初めから徐々に人気を獲得していき、そして昨年後半から今にかけて一気にブレイクしたPerfumeであろう。広島から上京してきたインディーズ当初は秋葉原で活動しており、アニメ声優・声優歌手の桃井はることの共同で楽曲を出したこともある。

Perfumeが今ブレイクしているのには数多くの理由があるが、中田ヤスタカの作る楽曲の完成度の高さや明快なメロディーといった要素のみならず、80年代のエッセンスを取り入れた音作りに特に男性・女性を限定しない詞の内容、今時珍しい3人組の女の子によるダンスユニットといった点が、今の20代後半から3・40代の男性に訴えかけるものがあったからだと考えている。私は彼女らのライブやイベントに参加したことがあるが、そのファン層の殆どが上記年代であったことからも、そのことが裏付けられよう。


極端な言い回しになるが、Perfumeや水樹奈々を筆頭としたアーティストの台頭は、今までのメジャー女性アーティストを考える上で「サイレントマン」とも言うべき存在であった中高年男性のレコード会社や音楽メディア、市場に対する逆襲と言えるのかもしれない。



<最後に>


2007年の音楽シーン分析の際個人的に非常に重要なキーワードとなった「インディーズ」「ヘヴィーミュージック」「アニメ・ゲームサントラ」を踏まえ思ったことは、メジャーにしろネット世界にしろその規模が大きく人の手に負えるものではなくなっているからこそ、これからはそういったものに惑わされない、ライブやイベントを通じてのリアルな実力の提示やファンとの交流が問われるようになってくるのではということだ。何をさておいても、決して揺らぐことのない音楽性と信念・・・、そういったものが音楽不況の今、莫大な売上をあげないまでも確かな実績と名を残すに一番の近道ではないだろうか。

正直、たいした実力のないものをメジャーのごり押しにより見聴きさせられるのにうんざりしている。

自分も「直に実力を見せられてこそのアーティスト」との信念に基づき、今年は少しでも多くアーティストのライブやイベントを観て回りたいと思っている。
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2008/01/20 01:29|音楽総評トラックバック:0コメント:1

コメント
確かに…
最近は確かに水樹さんやPerfumeのような「アニメ系ではない音楽だけどアニメ系アーティストである」という感じのアーティストが上位に進出してきてるような気はしますね。Perfumeのあの不思議な浮遊感を持った世界観はとても印象に残ります…

実力がないもの(誰とは言いませんが)がゴリ押しされてるのは確かに腹が立ちますが、逆に実力があって独自性を確立しているマイナー系アーティストに関しては個人的にはあんまり売れて欲しくないです。売れて路線がコロコロ変わって迷走してしまったアーティストを今まで見てきてるだけに…

SeanNorthのミニアルバム、試聴した限りでは「千年樹」などのような和の要素が全くないのでちょっと残念です…でもそれを含めても凄みは十分にあると思います。

あと倉木さんのアルバム、レビューに手こずるのはよく分かります(僕も凄く手こずりました)。
todo #-|2008/01/21(月) 00:48 [ 編集 ]

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