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CDレビュー~残響レコード、凄し!!

●miimi 「ephyra」 評価:AA

ジャンル:ポストロック プログレ プログレッシブへヴィーミュージック サイケデリックロック ハードロック ミクスチャー 情念系


amalogo111.jpg
(2008/1/9)

視聴は→http://www.miimi.jp/web.htmlhttp://jp.myspace.com/miimiweb

1. schema
2. ロープ
3. 光と影
4. inst

5. エフィラ
6. 空白

7. 深海
8. 灰の花びら


<問題点・注意点>

1・3、7曲目といった牧歌的な曲が他の曲に比べるとインパクトが弱い。


(2月22日 楽曲評価とアルバム評価を変更)





ここ2年ぐらいで一気に、まるで誕生したばかりの火山の如く進化発展し、恐ろしいまでの完成度の高さと凄味、前衛さや個性を見せつけている日本インディーズフィメールへヴィーミュージックシーン。その勢いは今年も止まることを知らないようだ。既にメジャーを遥かに凌駕する圧倒的な音楽世界が確かに存在し、そこで活動するあまたアーティストらに今とてつもなく魅了されている・・・。

自分にとってその一大組織と言えるのが、ポストロック・プログレ・シューゲイザー・エレクトロニカ・ハードロック・ミクスチャーといった様々な音楽性を渾然一体とさせた新世紀へヴィーミュージックアーティストの名門レーベルとなっているインディーズレーベル、残響レコードである。自分にとってこのレーベルは魔窟と言っていい程の危険な魅力を放っている。既にシェリーズ、texas pandaaとこのレーベルに所属しているアーティストに嵌っている・嵌りつつあるのだが、また新たに凄い才能と音楽性を有したアーティストを見つけてしまった。それが今回紹介するアーティスト、miimiだ。


このmiimiは2002年、紅一点ボーカルでギターも兼任しているハナイユウコを中心に結成され、2005年に彼女を含めたトリプルギター(エレキギター×2、バリトンギター)+ドラムというかなり異色な編成となり今日に至っているバンドである。今作は彼らの1stアルバムとなるミニアルバムだ。


上記かなり異色な編成もあり、どのような音像となるのか、非常に興味があったのだが、これが良い。

1曲目は、如何にもCOCCOや天野月子的な情念系からの流れを汲むミクスチャー的曲というベタなもので、2曲目に関してもエレクトロニカやポストロック的要素があるがどちらかと言うと牧歌的なアコースティックバラード曲と、際立った何かがあるわけではない。作品全体としてこういったアーティストからの影響を端々に感じつつも、このバンドの本領が発揮されるのは3曲目以降と言える。

反響音・残響音と同一旋律の繰り返しを基本としたポストロックに忠実な音作りではあれど、比較的シンセの比率は同一のアーティストと比べるとそれほど多くはなく、上記編成が物語るようにギターを中心とした硬質な作りになっている。しかし、決して単にゴリゴリとかではなく、へヴィーさを基調としつつもあくまでボーカルや曲の表情・感情表現に合わせ様々な感情を表現するための役割に徹し、その時々に各ギター奏者のリフやソロが自在な変化を見せる。混沌の形成・・・、そう言える多彩多様でかなりの技量を感じさせるギターだ。


それが、ギター同様に様々な声音を使い分け、特に高音域でのウィスパーボイスと中音域での力強い歌唱において魅力を見せつけるハナイの表情豊かな歌唱と合わさることで、ポストロックならではの深遠で耽美、前衛的で掴みどころのない浮遊感溢れる不思議な魅力を倍加させ存分に魅せつける。その音楽性や魅力を分かりやすく言うなれば、「包み込むような優しさとスケールの大きさと、イノセンスな狂気との共存」とでも言えばよいだろうか・・・。音像で聴き手を圧殺する凄み、と言うよりは、楽曲の世界観に聴き手を巧みに取りこんでいく、そんな音楽だ。バックの音の作りの複雑さに反し比較的歌メロが分かりやすいのもこう感じさせる要因か・・・。

中でも今作のリード曲である5曲目とその次の6曲目、そしてラストを飾るパワー情念バラード大曲である8曲目はそんな彼らの魅力が凝縮された圧巻の楽曲。


しかし、このバンドの唯一の欠点は、2・7曲目といった牧歌的でポストロックやへヴィーミュージック色の薄い「静」の曲の魅力が上記3曲を含めた他の曲と比べだいぶ劣ることだ。それさえなければ、名盤直行の作品であったのだが・・・。惜しい!!


だが、そのことを差し引いても尚、今作は早今年屈指の作品と言い切れる。日本のインディーズ女性へヴィーミュージックシーンやそれを形成するアーティスト、ポストロックの凄さを理解するにうってつけの作品。天野月子やCOCCOのファン・・・、いや、やはり女性ボーカル好きにお勧めしたい。









・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲9 ()
編曲9 ()
独創性9 ()
安定性9 ()
10 ()
総合9 ()
熱中度9 ()

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2008/02/17 23:15|アルバムレビュートラックバック:0コメント:2

コメント
シンセ?
まだ視聴もしてないんですけど、このバンドはサポメンとしてシンセ
使ってるんですか?

トリプルギターがあればディレイやコーラス、空間的なエフェクターの使用でこの手のジャンルの音色的に足りる気がするんですけど、やっぱ使っちゃうんですかね~

ギター中心で組み立てるなら
起用はあんまり意味ないような・・・^^

・・・ってそんな文句言ってる暇があったら聴けよと(苦笑)
オオトリ #-|2008/02/29(金) 18:26 [ 編集 ]

どうなんですかね。
>オオトリさんへ

アルバムジャケにクレジットがないのでよく分からないのですが。かなり電子音があります。

HPPのライブでもわかりましたが、今はギターでもシンセ的な音色を出せるようで。このバンドもその可能性があるとは思います。

ただ、今の私の知識ではよく分からないです。すいません。

作品はお勧めなので機会があれば聴いてみてください。
バツ丸 #-|2008/03/02(日) 20:26 [ 編集 ]

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