バツ丸のエンタメ問答

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ライブレポ~school food punishment 「air feel ,color swim」 レコ発ファイナルワンマン”Swim”~新宿MARZその1

いよいよライブレポ本編に入っていきますよ。




今回のツアーファイナルワンマンの舞台となったのは、インディーズへヴィーミュージックアーティストのメッカとも言える新宿MARZ。新宿という場所柄もあり、きっと汚くて暗くて狭くて猥雑な雰囲気なんだろうなと勝手に思っていたが、実際はそれとは対照的に明るくきれいで整理整頓が行き届いており驚いた。注目すべきは観客スペースにそぐわない舞台の広さ。そこにどっしりと置かれた人が2人ぐらい入れそうなマーシャルのどでかいアンプが一際目を引く。内村のギターはフェンダーギター。最良のマッチングであろう。見た目だけでも音響に対する期待が膨らみ、同時にライブに対する言いようのない期待がこみあげてきた。物凄い緊張のあまり落ち着かずトイレも近くなって・・・。

しかし、ライブ開始予定時刻30分前をきっても観客はあまり入ってこず不安がよぎる。だが、それは杞憂だったようで、10分前ぐらいには「いつどこから来たんだろう」と思うぐらいに人が集まってきて一安心。目についたのは若い女性の多さ。おしゃれでルックスの良い素敵女子が多い。ギター抱えていた女の子もいたが、さほど年の離れていないボーカル内村は、きっと彼女らにとってあこがれなのだろう。

定刻を15分くらい過ぎ、未だあかない舞台の幕に「まだかよ!!」との観客の思いがあふれだしそうなその時メンバーが入場。やはりついつい見てしまうのは、最後に入場した紅一点ボーカルの内村。室町時代の水墨画のような虎やら鳥やら(たぶん)が書かれていた上半身の露出度の高いワンピースがシュールでありながら女性的なかわいらしさを出している。たいていこの手のバンドの女性メンバーの服装はジーンズにTシャツが定番だと思うが、服装、髪飾り、靴などなど、実に女性的な装いであるのが面白い。赤文字系モデルと同レベルの長身ながら、それらと対照的ながっちりとした肉感的な体型が官能的だ。きっと体育会系なのだろうと勝手に妄想する。以前のライブでは気付かなかったのだが、彼女、肌がとても白くて綺麗で、その様にドキドキしてしまった。ルックスも物凄い美人とまではいかないがとても魅力的で何ともうらやましい限りだ。しかし、すでにひしひしと感じさせる強烈な存在感は、十二分に彼女がタダものでないことを訴えかける。

と、そうこう勝手なことを考えているうちにメンバー各々の準備が整ったようで演奏が今開始されようとしていた。

今回のセットリストは↓


1・Transient
2・Pool
3・loop,share
4・煙に白
5・set low,fine
6・turn
7・フラット(新曲)
8・sky step
9・close,down,back to
10・曖昧に免れる
11・art line
12・浮かび上がる
13・you may crawl

・アンコール

1・タイトル未定(新曲)




1・Transient

幕が下りたままの状態で始められた1曲目は、2ndアルバム最終曲を飾る神秘的なバラード曲であるこの曲。大方のファンが恐らく「Pool」か「you may crawl」と予想していたと思われるだけに、この選曲にはかなり驚いた。それが、この衝撃のライブの幕開けを物語るものであったことは、この時点ではまだ気づく由もなかった・・・。

プログレ・エレクトロニカ的浮遊感や前衛感漂うシンセの音と、繊細な内村の歌唱というシンプル極まりない構成が、言いようのない不気味さと優しさとを醸し出している。穏やかな曲調に反し、既に体がこの曲に秘められた狂気や優しさに無意識に反応したのか、否応なしに気持ちが高ぶってくる。


2・Pool

幕が上がるのと同時にライブならではの即興演奏を経て始められた蓮尾による見事なシンセの音色は、今もこの先もsfpが存在する限りこのグループの何たるかを象徴し続けるであろう代表曲「Pool」のイントロ。浮遊感とセンチメンタリズムを強烈に意識させつつも、圧倒的なきらびやかさとセンスの良さとを感じさせる見事なサウンドと、ダンサンブルなリズム感は、彼らがニューレイブのやり手であることを雄弁に示す。キャッチーでありながら深遠で、アーティスティックで、そしてほのかな哀愁と明るさといった様々な表現が渾然一体となっている様はまさに誰にも真似が出来ないsfpマジック。

それにしても、以前の名古屋ライブでこの曲を体験済みであるのだが、そこで聴いたのとは一味もふた味も違う。いや、別物と言ってもいいかもしれない。名古屋のライブ会場との歴然とした音響環境の差もあるだろうが、それ以上にメンバーのファイナルワンマンライブに対する強い思いが確実に演奏の良さとして反映されているからだろう。CD音源ももちろん素晴らしいのだが、そこでの曲の良さを全く崩さないまま、力強さやリズム感、浮遊感、切なさなどなどこの曲を構成する各要素がメンバーの優れた演奏と、それ以上にライブならではの臨場感あふれる神かかったライブアレンジの妙により一層強められ、その圧倒的な魅力をして瞬く間に会場の空気をsfp色に染め上げ、観客をその演奏と曲が構成せし世界へと巧みに誘導していく・・・。ギターを抱え体を揺らしながら切に曲をう歌い上げていく内村の、感情の高ぶりが伝わってくる表情と歌唱と、強烈な存在感が早くも、「このアーティストは本物だ」と感じた時に、ライブを最高に楽しんでいる時のみに出、個人的アーティスト評価における絶対の基準となってもいる「背筋のゾクゾク感」を創出した・・・。


3・loop,share

「Pool」での余韻が消え去らぬまま始められたのは、昨年の音楽総評で「最優秀楽曲」に選出した、現時点でsfp史上最高の強靭さと突進力とを有す2ndアルバムの曲「loop,share」。蓮尾のオーガニックな音色で抜群の演奏力・リズム感のあるキーボードと、比田井のタイトで力強いドラミングによる強烈な印象のあるイントロが流れるや否や、自分に言いようのない感情がわき上がってくる。今回のライブで一番聴きたいと切望していたこの曲。生で聴いたらきっととんでもないのだろうなとわかり切ってはいたが、実際に体感したこの曲でのsfpのパフォーマンスは、そんな勝手な予想など木っ端微塵に打ち砕く、もはや形容する言葉が見つからないほどの圧倒的な凄味をまざまざと見せつける。

とにかくCD音源を軽々と凌駕する、加速度的に激情と勢いが増していく内村の歌唱と、それと呼応するかの如く激しさを増していく演奏~特に超人的な音作りと運指を見せる蓮尾の演奏を前にただただ胸が締め付けられる。中間奏以降の演奏は圧巻。音の塊とも言える演奏密度の濃さと凄味はあのドリームシアター以上ではとすら思わせる程。

中でもマイクスタンドからマイクをもぎ取り左足でリズムをとりながら前傾姿勢で歌い上げる内村の歌唱と姿に、気づいたら涙が頬を伝っていた。何なんだこいつらは・・・。

もう背筋のゾクゾクを超越し、膝ががくがくと震えだしてきた。「彼らの演奏が強烈な磁場を形成し、自分の周りだけ重力が増やされた」と思ってしまうほどに自分の体が重い。FayrayやFSBのライブの時に感じたプレッシャーと同じ、いやそれ以上だろう。この曲の演奏を観れただけでも、わざわざ東京に出た甲斐があったと思わせるものであった。
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2008/03/25 23:38|ライブ・イベントレポートトラックバック:0コメント:0

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