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CDレビュー~予想以上の成長

●タイナカサチ 「Love is... 」(初回限定盤DVD付) 評価:B+


amalogo111.jpg
(2008/02/13)

1.Visit Of Love
2. Delight
3. Lipstick
4. サヨナラ
5. 抱きしめて
6. 一番星
7. Home
8. My Darling
9. 抜け殻
10. 桜舞う
11. 愛しい人へ
12. 道




<問題点・注意点>

1・かん高く、少し硬めの歌唱は聴き手を選ぶ





アニメ・ゲーム音楽、J-pop両領域に通用する実力者(樹海、KOTOKO、川田まみ、島みやえい子、彩音・・・)を要すことで定評のあるジェネオンエンタテイメントに所属(その系列の「SISTUS RECORDS」であるが)しているタイナカサチの、前作から約11か月ぶりとなる2ndアルバム。

個人的には1stアルバムに関し酷評したこともあり、
http://badtzmaru.blog34.fc2.com/blog-entry-509.html#more

それ以降の活動に全く注意を払っていなかった。が、当ブログで「彼女のライブがよい」とのコメントを見て再び気になり、今作を聴いたのであるが・・・。いや、正直に言ってその成長ぶりに驚いているのが、とにもかくにもの感想だ。あらゆる点で飛躍的な成長を聴いてとれる。

今作も前作と同様、ピアノバラードを主軸とした作品構成ではあるが、その比率はだいぶ下がり、全体的な作風がより王道のポップス~少しの懐かしさを感じさせるそれへと広がっている。今作のタイトルである「Love is...」が示すように、「片思いの愛」「幸せ絶頂の愛」「失った愛」「悲しい愛」など、様々な愛を、さわやかなアップテンポあり、ダークなバラード曲あり、ハッピーな曲ありと、バラエティー豊かな楽曲及びそこでの彼女の歌唱を通じて描く「コンセプトアルバム」ととらえて差支えないだろう。この一点だけをとっても、前作からの作曲者としての成長ぶりがうかがい知れよう。ピアノ弾き語り系バラードアーティストが陥りがちな「画一的な楽曲・単調な構成」という問題を2作目にしてほぼ払拭できている。


歌唱に関しても、1stアルバム時点では「キンキン」とした硬い歌唱がやたらと目立ち、今作においても、その問題が完全に払しょくされたわけではないが、中でも、後半の曲に顕著なやや抑え目で柔らかさを感じる歌唱と、今作において恐らくキラー曲と言ってよい6曲目での悲壮な歌唱はここ1年における活動がもたらしたであろう飛躍的な歌唱の成長が、上記様々な愛の形を懇切丁寧に表現していく。歌や音楽への深い愛情を感じ取れる相変わらずの歌唱は、実に好感が持てすがすがしい。通常音域におけるメロディーや歌唱が冴えるからこそ、彼女の得意としている高音域でのそれらが一層冴えわたり、大きな魅力と化すことをいかんなく示したと言える。

まあ、全く奇をてらわないストレートな楽曲と作詞世界は、高音域歌唱以外これといって突出したものがないこともあり、「王道と凡庸紙一重」とも言うべき結構きわどい感じで、聴き手の感性・思想によって思いっきり評価が分かれそうではある。個人的には、今年22歳と実はまだまだ若い彼女だからこそ許され、評価できる内容ではないかと思う次第。この手の一級アーティスト・ボーカリストと比べると未熟な面がいっぱいあるが、今後の可能性を大いに感じさせる良作ではないだろうか。


<おまけ>

1stアルバムと同様、豪華特典スリーブ&ミニ写真集付きの構成と、彼女のルックスを全面的に押し出した内容となっている。本人も会社関係者もルックスにかなりの自信を持っているようで、事実それを示すかのようにBARKSのhttp://www.barks.jp/artist/?id=2000148625において、インプレッション3位となっている。

プロモやTV出演など各種動画を見ている限りは、正直個人的には美人とは到底思えないが、ジャケ写やブックレット、歌詞カードなどなどでの「写真写り」に関しては、天下逸品であると思う。この点に関しては、おそらく対抗できるのは大塚愛ぐらいなものだろう。トータル商品「タイナカサチ」としての売り出し方は非常に上手い。社や本人のイメージ戦略・販促戦略勝ちとしか言いようがない。











・アーティスト評価
歌唱力7 (↑)
作曲7 (↑)
編曲7 (↑)
独創性6 (→)
安定性7 (↑)
6 (↑)
総合7 (↑)
熱中度6 (↑)

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2008/04/08 23:54|アルバムレビュートラックバック:0コメント:2

コメント
こんにちは
ちょっと久しぶりのコメントになります

まさかタイナカさんのレビューをやるとは思ってなかったんですが、せっかくなのでコメント致します
バツ丸さんがレビューされてるとおり、私も彼女の歌は聴き手を選ぶであろう点では同意ですね
ただ、一つ、ライブも見た感想として言えるのは、彼女はライブでこそ真の魅力が見えてくるアーティストかなと思います
言わば実戦向きのアーティストですね
これは今回のワンマンツアーが、3会場とも早い段階でチケット売り切れた点からも、ライブを楽しみにしている人が結構多かったんだなと思ったことも起因しています
個人的にワンマンライブで印象に残った曲として、私は「抜け殻」をあげます
今まで恋愛をテーマにした曲で涙が出たことはなかったんですがこの歌、あまりの切なさ爆発で思わず涙がこみ上げました
非常に表現力の上手さを感じましたし、前回印象が大きく変わったと書いた点がこの曲でもあります
あと「道」でのアカペラにもかなり参りましたし、「愛しい人へ」もラストを飾った曲だけあって思い入れたっぷりで気持ちを完全に持っていかれました
タイナカさんは良い意味で期待を裏切ってくれたのかなと思います

もう一つ裏切ってくれた要素としてビジュアルがあるんですが、どうも前髪を切ったせいか、アルバムの写真とは全く違う人で、なんというか可愛らしい人になってました
これはまあ、地の性格に近づいた感じだったんでそんなに変に思いませんでしたが、写真と見比べると本人も自覚してネタにしているほどの別人っぷりでした

話変わりまして、この翌週見た竹仲絵里さんのワンマンライブですが、彼女もまた素晴らしいステージを見せてくれましたね
全体を通して高いレベルで2時間ああいった曲の演奏を維持できるアーティストもなかなかいないので、参加できて良かったと実感しています
ただあえて厳しい見方をすると、これは前週のタイナカさんが良い意味で裏切ってくれたのもあるんですが、ちょっと全体的に出来すぎててインパクトが弱いというのが印象としてもありました
記憶に残るライブにするには良くも悪くもスパイスが足りないというか、物足りなさを感じるのも事実です
竹仲さんは真面目な感じなので、この点が彼女がファンのすそ野を広げる課題かなと思いました
竹仲さんに似た雰囲気の方で宇徳敬子さんを思い出すんですが、宇徳さんの場合は美人で大人しい印象と裏腹に性格がかなり天然なので、喋ると結構面白い印象が強いんですよね
こういうのも良い意味で裏切ってくれるアーティストといえるのかと思います
ライブというのも一つのショーなので、なかなか見どころも色々だなと思いました

長文失礼いたしました
みつる #-|2008/04/14(月) 01:49 [ 編集 ]

こんにちは!!
>ミツルさんへ

いや、タイナカさん絶賛のコメントを観て興味がわいてきましたんで。

竹仲さんもそうなんですけど、パッケージ商品であるCDよりもライブで魅力を発揮するアーティストが稀にいますよね。というより、両者ともCD音源でいまいち魅力を出し切れていないような。

ライブは機会があれば行きたいと思います。今年のブログの抱負は現場主義でありますので。

竹仲さんはタイナカさんのようにアップテンポの曲がないのが、ライブを見ている上で厳しい材料なのかもしれません。

ライブでのトークで、作品や歌唱から連想つかない実のところの人間性が分かる場合がありますよね。ライブならではの楽しみだと思います。

ライブを観ていて未だに学ぶことは多いですわ。
バツ丸 #-|2008/04/16(水) 01:20 [ 編集 ]

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