バツ丸のエンタメ問答

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CDレビュー~予想以上の力作

●Superfly 「Superfly」 評価:AA

ジャンル:J-pops 洋ロック ハードロック ブルース サイケデリックロック


amalogo111.jpg


1. Hi-Five
2. マニフェスト
3. 1969
4. 愛をこめて花束を
5. Ain't No Crybaby
6. Oh My Precious Time

7. バンクーバー
8. i spy i spy
9. 嘘とロマンス
10. 愛と感謝
11. ハロー・ハロー

12. Last Love Song
13. I Remember


<問題点・注意点>

1・技術と声量に頼り過ぎでやや単調さを見せる歌唱




インディーズ時代からその実力の高さが評価され、約1年前の「ハロー・ハロー」リリースによるデビューで一気に注目され、一気にスターダムにのし上がったSuperfly待望の1stアルバム。いつの間にかボーカル越智のソロプロジェクトになっていたのには驚きだが、そうした世間や業界からの評価を裏切らない、メジャーアーティストの1stアルバムとしてはかなりの力作と言える出来になった。ちょっと前まではCDショップで売り切れ続出の状況で、管理人もちょっと入手に手こずったのだが、「オリコンチャート1位」になるなどここまでの人気になるとは、正直意外である。今作のような良質な作品が出、売れることは、まだまだ日本の音楽シーンとリスナーに健全さがあることを示していよう。良質なアーティストがシーンをけん引していくことほどシーンにとって良いことはない。いや、実に喜ばしい。


レコード盤を模したCD盤やヒッピースタイルの越智のファッションが示すように、まさにここ数年ずっと続いているリバイバルブーム直球がごとくの60~70年代洋ロック・ポップス。ラヴ・サイケデリコと同系統と言っていいが、ギターを軸とした音作りに如何にも洋楽的な素養を感じさせる非常な巧さやかっこよさを持ちつつも、デリコ程にはクセや孤高性を感じさせず、ドラマタイアップとなった4曲目や10曲目のように、さらりと聞き流せる王道ポップス的な要素があるのがまずの特徴か。活動開始から4年経っているとはいえ、ジャニスやブロンディを彷彿とさせる退廃的で時に鋭さやレイドバックさを感じさせる70年代ロックのみならず、往年のオールディーズやカントリーの要素を感じさせる6・7曲目といった曲や、サーフミュージック的な9曲目といった曲、ゴスペルな最終曲など、音楽性の幅が広い。ボーカルの越智、元メンバーで今は裏方としての役割に徹している多保共にこの時代の音楽にリアルタイムで接していない80年代生まれであるにも関わらず、一切の淀みを感じさせないほどに6.70年代の音楽の雰囲気を極めて高次元で再現出来ていることだけでも驚きであるが、それに独自のポピュラリティーや今風のロック的な要素を加味させているセンスの良さは、ただただ素晴らしい。それが、音楽不況の今であるにも関わらず、世間から広く受け入れられている要因なのだろう。JETとのコラボ曲である8曲目の雰囲気やカッコよさには一発でKOさせられた。それ以外にも、文句のつけようもない高品質でバンドサウンドならではの良さを感じさせる楽曲目白押しで、理屈・説明不用のいつの時代にも通用する本質的な魅力がある。シングル曲でその凄さを十分に見せつけていたとはいえ、正直ここまでのものを出してくるとは思っていなかった。

SuperflyとPerfumeという、昨年から今年において数少ないシーンにおける「成功者」と言える両者は、土台となっている音楽性やアーティスト性こそ全く違うが、往年の音楽性を独自の要素を加味しつつ高次元で提示している点と、グループそのものがある特定の時代の文化や現象を極めて強く感じさせる点(Superflyは60~70年代洋楽やヒッピー文化、Perfumeは80年代アイドル・ダンス・テクノ)、そして、それを可能にする高い技術を有している点で共通しているように思えてならない。

と、少し話がそれたが、楽曲そのものの良さもあるが、やはりSuperflyの根幹である越智のボーカルの凄さが、このグループの音楽性における「とどめの一発」となっている。明瞭な発音・発声に正確な音程、豊な声量・・・。これぐらいの実力がないと、やはりこの時代の音楽の再現は不可能なのだと思う。ただ、まだ若さもあってなのか、若干歌唱の力強さと技量で引っ張り気味な感があるのが、現時点での彼女の問題か。もう少し緩急・強弱の表現をつけることができれば、更なる高みへと上り詰めることが出来よう。売れたからと言って変に最大公約数的音楽に流れることなく、独自の音楽性を徹底的に突き詰めていただきたいと思う。

それにしても1作目にしてこれほどの作品を作ってしまって・・・。これからが大変では・・・。6・70年代音楽好きな人は問答無用にチェックしていただきたい作品。若いから・メジャーアーティストだからと言って侮ってはいけません。










・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲10 ()
編曲10 ()
独創性8 ()
安定性9 ()
9 ()
総合9 ()
熱中度8 ()

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2008/05/23 00:18|アルバムレビュートラックバック:1コメント:4

コメント
ホントビックリです。
あまりにも売れてて僕もビックリです。実は限定盤欲しかったんですけどどこの店でも売り切れ…「ハローハロー」を初めて聞いた時はまさかここまでなるとは思ってもなかったです。
やっぱり彼女の歌唱は凄いものがあると思います。「愛をこめて花束を」をテレビで披露してるのを何度か見ましたが、そのたびに「すごいなあ」と素直に感じてました。テレビの時点でこう思えるからきっとライブに行って聞くとスゴイんだろうなあ…と個人的には思います。

そういえば何度か話題になってた?KARENのアルバム聞きました~良い意味でサラッとしてるけどかなり作りこまれてるといった感じでなかなかの好印象でした♪聞き込んだらハマッていきそうです。

あと伊藤さんの「WISH」聞きました~「WISH」は予想外の良さにビックリでした…それにしても彼女も歌うまいですね~音源で聞くとそれをまざまざと見せ付けられた感が…

それと愛内さんの最新アルバム、予想してたより良くてこっちもビックリでした~特に11曲目はかなりきてます(笑)
ということで乱文失礼しました。
todo #-|2008/05/27(火) 00:26 [ 編集 ]

さすがです
いやぁ、もう、「i spy i spy」は最高ですね。古臭いけどなんかカッコイイ。古臭いからカッコイイのか??
コレを聴く為にアルバム買ったと言っても過言ではないくらいです・・・。
最近のロック系の曲では久々の超ヒットですわ。ウチの親もイントロを一聴でハマりましたし笑。

若干、アルバムの中で浮いてるような気もしますけど・・・そんなの関係なぁぁぁい!!

ちなみに、7月のクアトロのライブも何としてでも参加しますよ!!バツ丸さんは行きます?
でも「i spy i spy」は歌わないかな・・・泣ききてぇぇ!!
へちま #-|2008/05/27(火) 10:15 [ 編集 ]


60~70年代の音楽って、基本的には親しみやすい、聴きやすいものが多いと思います。その意味でもSuperflyのストレートさ、バツ丸さんの指摘されるようにデリコとかなり違い、それなりに好感が持てますね。まあ、曲もファッションも60年代ジャンキーですね。
それにしてもここまで売れるとは本当に驚きましたね。オジサン層の購買も多いのかも。
私はアマゾンで初回版ちゃんと手に入れました。先見の明でしょうか。
てっちゃん #oXxp.jXw|2008/05/27(火) 21:08 [ 編集 ]

びっくりですよ。
>todoさんへ

限定版はすぐになくなりましたね。まあ、DVDいらんかったので別によいのですが、通常盤もすぐに売りきれてしまいましたね。

歌唱はほんと安定していて凄いですね。生で聴いてみたいですが難しそうですね。

KARENはいいと思います。忙しすぎてまだ購入できてませんが・・・。

伊藤さんは個人的にはちょっと・・・。でしたね。愛内さんはかなりの高評価のようなのでレンタル解禁になったら聴く予定です。


>へちまさんへ

「i spy i spy」は最高ですね。ガレージロックっぽさがありながら、今風なソリッド感もあり。びっくりです。温故知新的雰囲気が良いのでしょう。

アルバムの中では異色なのかもしれませんが、包容力のあるこのバンドならではの楽曲だと思います。クワトロライブは・・・、無理そう・・・。行きたいのですけど・・・。


>てっちゃんさんへ

この時代の音楽は今の様々な音楽の原点となっていますからね。Superflyはこの時代の音楽の雰囲気を上手く作れていると思います。デリコよりはメジャー感がありますね。ここまで支持されたのは、この懐かしさと新しさの同居が聴き手に新鮮に思われたからでしょうか。

幅広い層に受け入れられているのは、先日めざましで紹介された無料ライブでの客層を見れば間違いないと思います。

初回版は・・・。早く購入したのが正解でしたね。
バツ丸 #-|2008/06/02(月) 01:46 [ 編集 ]

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英語生活ノおト+α 2008/05/29(木) 03:26

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