バツ丸のエンタメ問答

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CDレビュー~老け込むにはまだまだ早い

●JYONGRI 「Love Forever」(初回生産限定盤)(DVD付) 評価:B

ジャンル:J-pop 洋ポップス R&B ゴスペル


amalogo111.jpg
(200/07/02)


1. Love Forever
2. Tender Touch
3. Kissing Me
4. Unchanging Love ~君がいれば~ (with Whisper)
5. Catch me
6. Lullaby For You
7. 私の太陽
8. 泣いてもいいよ
9. You're the One
10. Lovers DRIVE
11. The Chills
12. Still in Love
13. STARS


<問題点・注意点>

1・ゴスペルを基調としたバラード曲が多く、作風が地味になり過ぎている
2・後半弱過ぎ




「ポスト宇多田」な人が居ない。

宇多田がシーンに登場し、女性音楽シーンの流れを一変させてから早10年。この10年、デジタル技術や通信技術等の劇的な発達によりシーンの模様が大きく変わってきていることが、その大きな理由として存在していようが、ともかく、シーンは未だ「ポスト宇多田」に相当するアーティストを発掘しきれずにいることだけは確実に言える。実力・魅力のあるJ-洋ポップスアーティスト・シンガー、R&B系アーティストは居れど、自作自演でオリジナリティー溢れるそれを宇多田レベルでやれている人は居ない。

2006年末に現れたJYONGRIの、そのメロディーセンスや歌詞センス、そして何より「洋楽ポップスとJ-pop」をいい具合に融合させたその音楽性が、「聴きやすく馴染みやすく、楽しく、ノリが良く、そしてエモーショナルさもある総合ポップス」と、往年の宇多田を想起させるに十分な内容であり、さらには宇多田を発掘した名プロデューサーが三宅が今作をプロデュースし且つ宇多田と同じレコード会社ということもあり、ようやく「ポスト宇多田」に相当する人材をシーンが得たと思っていたのだが・・・。


メジャーアーティストは、総じて強烈な印象を与えた素晴らしい1作目に対し2作目でその質を落とす場合が多い。聴き手がその音楽性に慣れてしまったこともあろうが、メジャーになってしまったが故に生じる様々なしがらみやプレッシャーなどにより作風に迷いが見られたり無難な作風に陥ったりすることが多いからだろう。どうやらJYONGRIもご多分にもれず(最近ではYUI、絢香もそうだが・・・。)、先達らと同じ轍を踏んでしまったように思う。


特に曲が悪い、歌が悪いといったことはない。いや、逆に良いと言っていいだろう。プロデューサーである三宅の尽力もあろうが、通して聴いて苦にならない楽曲らをきちんと盛り込んでくる彼女のアーティストとしての実力にはやはり非凡なものを感じてならない。のだが、作風及び全体的な構成があまりに王道無難、保守的に過ぎる。前作における1~3曲目のような、洋ポップスの影響を感じさせながらもキャッチーでノリが良く楽しい楽曲が今作にはシングル曲である「Kissing Me」を除き見つけられずにいる。代わりに今作を支配しているのは、ゴスペルやR&Bからの影響が色濃いミドルテンポ・スローテンポのバラード曲である。どちらかと言うと没個性的且つ本格派の渋い曲調で、一聴しての求心力には著しく欠ける。個々の曲の出来は悪くはないが、だからと言って9曲目を除いた後半の殆どの曲がこの曲調では流石に飽きる。前作でも気になったバラード曲の多さという問題をより増大させてしまった点は今作の大きな減点材料だ。

また、前作においては、三宅によるアナログ時代を意識した「収録曲11曲で収録時間45分程度」の簡素明快な構成が光ったのに、今作ではそれを否定するが如くの13曲収録。上記曲調の問題も相まって実際の曲数時間よりかなり長く・たるく感じてしまった。何故このような構成になったのか、個人的には理解に苦しむ。

総じて、前作において彼女を賞賛する要因となった(上記にもある)「聴きやすく馴染みやすく、楽しく、ノリが良く、そしてエモーショナルさもある総合ポップス」色が大幅に薄らいでいるのである。もちろん、宇多田がたどってきたような路線を継承する必要は彼女にはない。

が、彼女は今年でようやく20歳。渋い曲も多いに結構だが、うらやむ限りの若さと才能とを有しているのだから、自分の才能と感性とを信じて、もっと若々しく、瑞々しく、キャッチーで攻撃的な音楽~代表曲である「Possession」や「Kissing Me」のような攻めの姿勢を感じる挑戦的な曲が欲しい。見出しとしたが「老け込む」にはまだまだ早すぎる。










・アーティスト評価
歌唱力8 (→)
作曲8 (↓)
編曲8 (↓)
独創性7 (↓)
安定性7 (↓)
7 (↓)
総合7 (↓)
熱中度7 (↓)



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2008/07/09 02:17|アルバムレビュートラックバック:1コメント:2

コメント
確かに…
お久しぶりです。JYONRIの最近の曲って確かに結構ゆったりとしたものばっかりですね(「Kissing me」除く)…もうちょっとハジけてもいいのでは?と僕も思います。

しばじゅんのアルバムもこないだタワ○コで試聴しましたがこちらもちょっと地味な印象が…実は彼女の作品一枚も持ってないのでどれが良いかな~とこの頃考えてます。

絢香の2ndアルバムを聞かれたみたいで。ブーイングアーティストに入ってるところを見るあたり、バツ丸さんにとってはちょっと…な出来だったんですね。僕もこないだ買いましたが個人的にはまずまずと感じました。ただ曲数が多すぎる+メロディの作りが甘いなあとは思いました。お暇があればバツ丸さんのレビューも見てみたいなあ…と思います♪

でもレビューサイトって更新し続けるのが難しいです(汗)僕もこの頃更新が遅くなってきて…
todo #-|2008/07/17(木) 21:50 [ 編集 ]

お久しぶりです
>todoさんへ

お返事遅れて申し訳ありません。

JYONGRIの曲ってバラードメインなんですよね。この年でそれはないでしょってな感じで。アップテンポの曲を作る才能ありますし。

しばじゅんに関しては、2ndか「月夜の雨」がお勧めです。

絢香もJYONGRIと同じではじけてないですね。老成しているというか・・・。曲と歌唱のパターンが似通っていて、且つ優等生じみていてつまらないです。
1stの方が多様性があったと思いますね。

私の場合は更新しまくりたいのですが仕事がきつすぎることによる心身両方の疲労と精神的ゆとりのなさが・・・。

一応絢香のレビューは88年組の女優評論・夏のテレビドラマ評・「百万円と苦虫女」評と並行して出来たらと・・・。
バツ丸 #-|2008/07/26(土) 01:22 [ 編集 ]

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■「Love Forever」 JYONGRI
 今日は7月2日にリリースされたJYONGRI 待望の2nd Album 「Love Forever」 を紹介します。 もちろん私はフラゲして、毎日聴きまくってます。  1st Albumリリースから約1年半の間に 「Lullaby For You」、 「Kissing Me」、 au 『LISMO』 のCMソング 「Unchanging Lo...
日本の歌姫たち 2008/07/11(金) 22:33

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