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ザクっと映画雑感その4~「フライングラビッツ」~石原さとみファンだけ観てコイや!!

予定を変更して「フライングラビッツ」一本にします。文章長くなりすぎましたんで。





・評価:40点(石原さとみのファンだと65点)


映画においては殆ど結果を出せていない石原さとみ。激しい競争の様相を見せている若手女優シーンで生き残るにあたり、そろそろ着実な結果が必要な時期になったと思われるのだが・・・。

今作の出来は、酷いとしか言いようがない。


まず、出演者と同世代の若い女性からのウケを狙ってか、「恋も、仕事も、スポーツも・・・」とベタベタなテーマを前面に押し出そうとしていることは露骨に分かるのだが、「ラーメンもチャーハンも」の台詞に象徴される、石原演じる早瀬の人間性と同じく、あれもこれもと欲張ったのが今作のダメさの大きな要素である。


特に恋愛面は、石原の相手役である男性の演技の下手さとビジュアルの悪さ、キャラ造形の酷さもあり、全くその存在意義を理解できないまま映画が終わってしまった。アンパンマンの主題歌熱唱もただただ寒いだけ。この男の登場シーンは全く以って不要、存在も必要なし。


仕事に関しても、序盤にあっという間に成長を遂げてしまったのでこれまた理解できず・・・。時間を割いて描かれたハムスター探しが、キャビンアテンダントとしての成長ぶりを示すものではないだろう。

はっきり言って人間描写・心理描写といったドラマ面でにおいては今作に何ら評価できるものがない。


とは言え、せめてバスケ部分の出来、つまりスポコン作品としての面白さがあれば、それでも及第点をつけたのであるが・・・。これも上記2つに負けず劣らずに酷く、今作の酷さを決定的なものしてしまったと言える。


どんくさいが気持ちだけは誰にも負けないちょっぴりドジでおバカな主役を演じた石原の、ドラマ「パズル」と同様のかつての清純なイメージを捨て去るかのようなテンション高い演技とぶさかわいさは、出来の悪い今作においても数少ない光っていた部分であり、ドラマ部分のダメさを「いくばくか」補ってはいた。そこのところは素直に評価したいが、一方で、スポーツ作品の要素が多分にある今作においては、彼女の存在そのものが「かなり」作品の質を下げてもいた。ああ、矛盾。


運動神経悪過ぎなんですよ、はい。


本来ラビッツに入団するはずの選手と同姓同名が故に練習に引っ張られ、存分にへたくそぶりを見せるのは、映画として正当・王道であり、何ら問題はない。

が、しかし、見せ場である最後の試合まで、如何にもバスケはじめました的下手っぴなドリブルを見せているのは意味不明理解不能、わけわかめ。

バスケをやったことがある人なら誰にでも分かることだが、バスケはまず身長が重要となるスポーツである。その常識に反し160センチに満たない身長で実業団のレギュラーメンバーになるには、よほどのセンスと努力とが当然必要となる。しかし、彼女の運動神経と設定、演出とがその説得力を皆無にしてしまっているので、彼女が試合に出ていること、監督が彼女を起用し続けることの理由を理解できないままにめでたく作品が終了してしまうのである。

もちろん、彼女はあくまで女優でありバスケ選手ではないので、本職の選手のような動きができなくて当然だ。が、如何にもそれっぽい雰囲気を感じさせる程にはなってくれないとお話にならない。チームの代表選手でたぶんPGを務める選手が、効き腕だけでの直線的な、しかもボールが高くはねすぎているド素人ドリブルしかできないのは、許されることなのだろうか?

同僚メンバーを演じた滝沢・真木・渡辺に、相手チームのリーダー的存在を演じた吉瀬の4者が一応は「役作り出来てますね」と言えるぐらいには動けていたので、尚のこと石原のダメっぷりが目立つ結果に・・・。

真木を除き主要選手役を演じるほぼすべての人物が160センチ台後半以上の長身女優か現役の実業団選手ということもあり、それら人物らに囲まれた中でただただ手足をバタバタさせている彼女はもうギャグでしかない。石原の必死さが強く伝わってくるものの、それがよりこっけいさを助長させてしまっているので、尚のことこちらとしては笑えてしまう。試合を通して感動させなければならない・そのスポーツに対する興味関心を持たせなければならないスポコン作品としては致命的という他ない。今までの同種作品とは違い、今作を観てバスケをやりたい、女子の社会人リーグを観たいと思う人は、かなりの少数派であると思う。


だったらだ、せめて出演女優の美貌やスタイルの良さを堪能出来れば良いのだが・・・。この点に関しても完全に落第だ。映像を通じて女優をちっとも魅力的に撮れていない。


やたらと引き気味で、ホームビデオや部活指導の資料用に写したかのような工夫もへったくれもないカメラワークは酷過ぎる。もっとバスケの醍醐味や女優の魅力をアップの映像をまじえてとらえて欲しかった。どうやら今作の監督はピンク映画畑出身とのことなので、だったら女性層からの支持を捨ててでも、エロティシズムやフェティシズムを感じさせるようなカットをふんだんに盛り込んだ画作りにすべきではなかったか。

女優のそのものの魅力もちょっと・・・。チームのリーダー的存在である人物を演じた滝沢が何かえらく変で・・・。 石原演じる役と同姓同名の役を演じた渡辺有菜も、時々可愛く見えるが、全体的に観たらこれまたビミョーなルックスで・・・。

一昔前の、「この背の高さでこのルックスであればかわいいと言えるかな?」的感じで・・・。

大人びたルックス、端正なルックスを有す美女は多く居るが、彼女のように童顔だと背の高さとのアンバランスさがどうしてもネックとなってしまい魅力的に見えない。


良かったのはコーチ役の白石美帆と相手チームリーダー役の吉瀬美智子の2人。真木よう子は化粧がノってないとでこぼこの肌もありちと微妙なのだが、演技と存在感は相変わらず素晴らしく不満はない。


しかし、個人的に一番良かったのは、指導教官役を演じた堀内敬子である。37歳の女性に「かわいい」と言っては失礼だが、とにかく「キュート」で素敵であるのだ。キムタクドラマ「CHANGE」で総理の主治医役を演じているのを見て速攻でファンとなったが、今後もどんどん活躍していただきたい。


この手の作品は変に奇をてらわず、要所要所を的確に押さえた王道に即したストーリー・展開に、それっぽい雰囲気を見せる俳優を起用し、さまになる絵作りをしてさえいれば駄作になどなりようはずがないのに・・・。

今作においては、バスケの面白さ、女子社会人リーグの面白さを徹底的に伝える内容とするか、出演女性をとにかく美しく魅力的に撮るかのどちらかに焦点を絞って作った方が良かったように思う。後発の作品がこのざまでは、がっかりだ。


と、かなりうだうだ書いてきたが、結論としては、少しの良さとかなりのダメっぷりを見せる石原さとみの熱心なファンでもない限り観る必要はないと思う。
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2008/09/22 23:42|映画評トラックバック:0コメント:0

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