バツ丸のエンタメ問答

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MINAMI WHEEL 2008ライブレポ~school food punishment編、前半

さあ、いよいよこのフェスに参加した一番の目的であるsfpことschool food punishmentのライブレポを書いていきます。3月に書いたライブレポ同様、結構気合い入れて書いていきますよ!!

続きはまた。

<やっぱり長くなったので、予定を変更して2回に分けることにしました。今回は4曲目「feedback」まで。残りの曲と総評は次回に持ち越します。>


ji ma maのライブが終了するや否や、一気に良ポジションへと移動する。同伴者とともに万全の臨戦態勢を整えた我々を待ち受けたのは、幕が下りた状態で始められたリハーサル。もちろん、今までも簡単な音合わせ等の風景は見たことは何度もあるが、ここまで綿密なのは初めてだ。まあ、当然の如く蓮尾が一番積極的に音合わせをやっていたが、正直私には彼が指示を出す前と後の違いが良く分からない(爆

初めて聴く内村のマイクテストの様もとても新鮮だ。極オーソドックスな歌唱でのマイクテスト・発声練習ではあったが、それだけでも彼女の歌い手としての魅力と上手さが十分に伝わってきた。

リハはライブ直前まで行われた。このライブにかける彼らの意気込みの強さ・気合の入りようを如実に物語るものであり、否が応にも期待が高まってくる。いや、それ以上にこのリハにおいて「あの曲」のイントロが奏でられたからに他ならないが・・・。既にこの時点でドキドキバクバクと超古典的言葉でしか表現できない有様であった。そこから実際にライブ開始までの数分間が異様に長く感じられた。

ライブ開催を告げるアナウンスが行われ幕が開く。毎度の如く蓮尾が一番最初に登場し、ボーカルの内村が最後に入場する。内村は2日前に行われた名古屋ライブの時と同様の黒で統一された衣装が何とも悩ましい。前衛的で独創的な音楽をやっているが、衣装やメイクが実に女性的であるのが彼女の魅力だ。以前見たときよりも体がだいぶ絞れており、高い身長と肉感的なスタイルがより映えていた。う~む、魅力的。色白できめ細かい肌も顕在。ハセキョーや綾瀬はるかに匹敵出来る肌の美しさだと思う。会場にただ入っただけでただならぬ存在感を発揮するが、それは彼女が天性のアーティストであることの何よりの証明ではないだろうか・・・。


今回のセットリスト。

1・You May Crawl?
2・pool
3・Flow (新曲 ニューアルバム収録曲)
4・feedback (新曲 ニューアルバム収録曲)
5・artline
6・batterfly swimmer(未発表曲)



1・You May Crawl?

名古屋ライブの時と同様、1曲目は定番中の定番でありまごうことなき彼らの代表曲である「pool」かと思ったら、全く予想に反し、どちらかと言うと最後やアンコールでよく披露されるこの曲から始められたのには意表を突かれた。

蓮尾のSEに続きなだれ込むかのようなシンセとベース・ドラムに続き、内村の奏でるギター一閃、一気に入り込む解放感と広がりとを感じさせる流麗なシンセが毎度のこと印象的だ。内村の畳み込むかのような歌唱が始まった時には既に会場はsfpが奏でし楽曲世界の支配下に置かれていた・・・。

早1曲目から驚かされたのはリズム隊。今までとは違い、え?と思う程に叩きまくっている比田井と、サポメン時代の堅実な演奏が三味線弾いていたのかと思えるほどガンガンに弾きまくっている新ベーシスト山崎の姿に目と耳とが引き寄せられる・・・。それが盛り上げ曲であるこの曲を一層盛り上げるだけでなく、ロック的強靭さをもさらに与え、問答無用に聴き手を圧倒し、乗せていく。

ロック・ポップ的な魅力をいかんなく出しつつ、ディスコミュージック的ノリの良さを出すのもこのsfpの大きな魅力であろう。全身で音楽を感じ、無意識のうちに体がリズムを取っている。


2・pool

名古屋ライブでは1分程度の即興演奏を経た後、曲本編へと入ったが、今回は前曲から繋がる形へと変わっていた。





CD音源ではポストロックらしい浮遊感とモダンなセンス溢れるアレンジであるが、ライブにおいては、そういった要素を残しつつも極めてロックバンド的な強く硬質なアレンジが施され、ライブ向けに徹底的に強化されている。特に中間奏部分における山崎のベースソロはそのことを端的に示すものであろう。

山崎が加入してからのsfpは明らかに音が変わっている。前任者の上田は、要所要所で上手さや凄み、存在感を発揮するが、ドラマーの比田井を含め、あくまで天才的フロントマンである内村・蓮尾両名のサポートに徹していた。しかし、山崎は違う。サポートメンバー時代はサポートとしての役割に徹していたが、正式に加入してからと言うものの攻撃的且つテクニカルなプレイが顕著になってきた。それが比田井にも影響を与えたのか、以前とライブと比べリズム隊の力強さと勢い、そして攻撃力が俄然増してきている。山崎加入によって生じた音の化学反応がsfpに新たな魅力・音楽性の変化をもたらしたと言える。

相変わらずギターをかき鳴らしつつ体を揺らしながらきらびやかでキャッチーな旋律を歌う内村の存在感と魅力は圧倒的だ。ルックスの美しさからではない。体の内面から溢れ出る才能とライブにかける意気込みとがそう感じさせるのであろう。この曲でさらに会場のボルテージが高まりを見せた。


3・flow

「pool」を歌い終えた内村が後ろに下がり、水分補給、そしてギターを下ろし少しの準備運動らしきものを始める。その姿を観て一気に自分の気持が高ぶってきた。そう、この内村の行為が何を意味しているのか、先日の名古屋ライブを観て完全に理解していたからである。

それは、名古屋ライブにおいて、その演奏と楽曲の凄まじさで拍手を忘れさす程に観客を圧倒せしめた新曲、「flow」を演奏するための準備・・・。

それ故のしばしの静寂が会場を支配したのち、蓮尾のオーガニックな戦慄が一気に叩き込まれる。曲は知らずとも、わずか数秒の演奏をして「とんでもない曲だ」と容易に観客に理解させるに足る圧巻の旋律・演奏。2ndアルバムの名曲、「loop,share」に匹敵する突進力、凄味、激情・・・。しかし、それのみならず、高音域を多用した音程変化の激しい内村の歌唱と、それに完璧に呼応した密度の高い各メンバーの巧みで気合いの入った演奏が、今までにないほどの切なさを同時に生み出している。それが形容し難いほどに魅力的で、初聴きの名古屋ライブの時には思わず泣いてしまったが、ここにおいても理屈抜きで涙が出てきてしまった。

ヤバい、ただただヤバい。感想が全く言葉にならない。ただ一つ確実に言えるのは、あの「loop,share」すら凌駕するsfp史上最強の1曲が誕生したということ。12月10日に先行販売されるニューアルバム「Riff-Rain」では1曲目となっているが、鮮やかに聴き手を引き込んでいった1・2作目とは違い、3作目においては冒頭から聴き手を圧倒する気でいるようだ。この1曲が存在するというその事実だけでも、このアルバムに対する期待が抑えようもなく高まってしまわずにはいられない。今年の最優秀楽曲最有力候補になることは間違いないだろう。

演奏後会場から沸いた歓声がそのことを雄弁に物語っていた・・・。


4・feedback

続いて演奏されたのは、「女子大生会計士の事件簿」の主題歌となっているこの曲。テレビで聴いた際には、妙に明るく且つ浮き立った内村の歌唱に失礼にも「大丈夫かsfp」と思ったが、やはりそこはsfp。ライブで聴いたら事前の低評価が180度変わった。このサウンド構成とメロディーラインからああ来るか、とうならされることしきり。テレビでは妙に明るいと思ったサビ部分は、ライブでは切なさすら醸し出し、聴いていて逆にちょっぴり悲しくなってきた。ありきたりの大衆曲とは質が違い過ぎる。

しかし、この番組のオープニングを観ていて、sfpの楽曲はテレビドラマやCMに向いていると以前から思っていたものの、それは「然るべき音質と適切な尺が維持されている時に限る」という条件があってこそ、ということを痛感させられた。

名曲には大きく2つの種類があると思う。一つは、歌一本やアンプラグド形式等極めてシンプルな編成にしても素晴らしいもの、もう一つは、楽曲構成や各パートの演奏等、音楽を構成する要素が一体化することで素晴らしくなるものである。そう考えたとき、sfpの楽曲は大半が明らかに後者。だから歌だけが浮き立ったような音バランスやサビを切り取っただけでは、楽曲の魅力が伝わりにくい。音質が下がっても同様。ようはサビの数秒だけでどうこうという現代メジャータイアップ事情には適していない、ということだ。



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2008/11/10 22:41|ライブ・イベントレポートトラックバック:0コメント:4

コメント

はじめまして!sfp良いですよね!まだ一回しか見たこと無いのです。

昨日、御茶ノ水の中古CD店をぷらぷらしてたら、11/25に新宿ロフトでイベントに出るというフライヤーを見つけました。

ぜひ、広いライブハウスで見てみたいと思っていたので行ってみます。。
詳細は、こちらに載っていました。

http://www.naturalhi-tech.com/schedule/schedule.html
チケットはぴあでも買えるらしいので便利です。あと、学生は-500引きなんて、
びっくりでした!
Pコード:306-302 / Lコード:75915
むん #baq2y1Pc|2008/11/12(水) 21:02 [ 編集 ]

濃いライブでしたね
どうも、こんばんは。こちらにコメントは久々かもしれません。

sfpのライブは、毎回毎回アレンジが変わるので何回聴いても新鮮なのを今回も体感出来ましたね。
山崎さんの三味線の件は思わず吹きだしました(笑)
確かにサポート時代とはうってかわって、リズム隊がとてもアグレッシブな形になってましたね。
今回の新鮮さの一番かもしれません。

「flow」はとんでもない曲ですね。
心の芯を抉り取られるような感覚で、本当に説明不可能というか、問答無用で圧倒されました。
あれはぼろ泣きで、ある意味反則と思うほどでした。。

「feedback」はタイアップ先では全く魅力を発揮出来てないですね(苦笑)
メロディーが1曲繋がることで、やっとあのサビの意味が分かりました。
サビの最後の部分の切なさ、凄さを本当に理解するには最初から聴かないとダメですね(笑)

後半のレポートも楽しみにしてます!!
同伴者 #MMeZBUE.|2008/11/14(金) 19:58 [ 編集 ]

はじめまして
>むん様へ

はじめまして。お返事遅れてしまい大変申し訳ありません。書き込みありがとうございます。

sfpは今月も来月も精力的にイベントやライブをやるようで驚きです。こっちは名古屋人なので東京メインでの活動が悲しいですが・・・。

新曲もきっとやってくれることでしょう。
バツ丸 #-|2008/11/20(木) 01:10 [ 編集 ]

ほんと良かったです。
>同伴者様へ

ライブの音作りは最高で、同じ曲なのに毎度感動が味わえるのは驚きです。

山崎さんは明らかに演奏が変わっていますよね。「flow」はCDでどのように仕上がっているのか楽しみです。心をえぐられる、とはああいう感覚をさしていうのでしょうね。

「feedback」はね・・・。あの扱いではね・・・。

sfpは大半がきちんとした音源で通して聴かないと魅力が分からない曲が多いですよね。全体通して聴けばあのサビに意味があったことを明確に理解できるのに。

とにかく3rdアルバムキボンヌ
バツ丸 #-|2008/11/20(木) 01:17 [ 編集 ]

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