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CDレビュー~良いけどもうひとひねりあればね・・・

●moumoon 「moumoon」(DVD付) 評価:B-

ジャンル:洋ポップス 洋ロック 


amalogo111.jpg
(2008/11/12)


1. Do you remember?
2. don't wanna be
3. PINKY RING
4. more than love
5. フィリア

6. 愛の音
7. 3days magic
8. Myself
9. Cinderella

10. Stars are bright
11. Sunrise
12. SWEET HEART~acoustic ver.~
13. Tiny Star
14. フォーエヴァー

視聴は→22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=B001FOSKR0&adid=1MM8T0TAHW4F1Q8V77C0&


<問題点・注意点>

1・洋ガールズロックの亜流的感が否めず個性に欠ける
2・収録曲数が多過ぎ
3・洋ガールズロックの影響が見え隠れし過ぎな楽曲が凡庸過ぎ
4・サビの流れや歌い回しが悪い意味でパターン化している


<今回は結構辛口なので、ファンの方ご注意くださいませ>


今年の女性音楽シーンを振り返ってみた際、その特徴的な傾向として挙げられるのは、絢香やYUI、倖田などソロのアーティストの活躍が目立ったここ数年とは違い、SCANDAL、THYME、GIRL NEXT DOOR、ステレオポニー等々、「女性がボーカルのグループ」や「ガールズバンド」の台頭・デビューであろう。既存のアーティストに関しても、Perfumeやいきものがかりやチャットモンチーが健闘したと言える。

少しずつではあるが、バンドやグループが盛り返し始めているのではあるまいか。

しかし、かなり優れた女性ボーカルのバンド、グループでひしめいているインディーズシーンの状況に比べると、メジャーのそれは何とも物足りない。個人的には、メジャー中のメジャーにふさわしい徹底した王道且つキャッチーな音楽性を見せつけるアーティストか、かつてのブリグリやガーネットクロウ、Do As Infinityのような、メジャーの側からインディーズシーンとメジャーの境界を崩すアーティスティックな音楽性を見せつけるアーティストの登場をかねてより待ち続けているのだが、残念ながらそれは果たされていない。

(*SCANDALの今後の活動ぶり、間もなく3rdアルバムを発売するsfpの活動ぶり如何ではシーンの状況が一変するかもしれない)

そういうこともあり、ガルネク程には力を入れられてはいないものの、エイベックスからそれなりの扱いを受けているmoumoonに対し、かなり期待していたのだが。

確かに、噂通りの、それなりの資質の高さを感じたものの、自分がここ2年ぐらいで見つけたお気に入りのインディーズアーティストらに比べると、まだまだ及ばない、面白くない、というのが今作や彼らに対する率直な感想である。


ボーカルYUKAの魅力・実力はなかなかのものだ。力強さにはやや欠ける面があるが、伸びやかでありながら繊細さや透明感も兼ね備えた声質・歌唱の魅力は、海外のガールズロックボーカリストと比べてもそうそう劣るものではなく、洋ロック・洋ポップ王道の楽曲をかなり盛り立てている。海外の留学経験もあってか英語の発音も上手いことも、その理由の一つと言えよう。

英語を多用した詞と彼女の発音の上手さ、歌唱技術の高さだけでなく、制作を担当しているMasakiもボストンに音楽留学の経験があってか、楽曲に関しては「いかにも日本人が作りましたね的洋ロック・洋ポップスにありがちなダサさや違和感」というものは今作には存在しない。そのことは高く評価できる。

また、今作を聴いて驚いたのは、音のバランスが良く、さらに綺麗で明瞭であることだ。カーステで大音量で聴き比べてみたが、正直インディーズ系アーティストの作品と出来に差がありすぎる。予算がどれだけかけられたのかは知る由もないが、ミックス等担当した人物の手腕はかなりのものだと思う。


しかし、だ・・・。ここまで緻密な楽曲製作をしておきながら、まず収録14曲で全体の流れを間延びさせてしまっているのは理解に苦しむ。別にこのグループはシングルでもごり押ししているレーベルトップのアーティストではないのだがら、無理やり楽曲を詰め込む必要性などないのに・・・。

だが、このことよりもこのグループや作品評価を考える上で決定的なマイナス要因となったのは、音楽性にオリジナリティーがなさすぎることにある。とにかく5曲目までが酷過ぎる。アヴリル、ミシェル・ブランチ、クリスタル・メイヤース、アナ・ジョンソン・・・。こういったアーティストの名が、中でも最初の2者の名が脊髄反射で強烈に浮かんできて鑑賞意欲を大きく減退させてくれる。洋楽を聴かない、ほとんど興味がない人であるのなら、恐らくすべてが新鮮で魅力的に聴こえてくるのだろう。しかし、そうでない自分にとっては逆にYUKAのなまじの英語発音の上手さと、それに反する、こういった曲における、特にサビ部分における高音域での歌唱や力を入れる部分での歌唱の単調さがとにかく耳について仕方がなかった。彼女は上手い歌い手であるが、Masakiが本場の洋ロックと遜色ない、というよりもそのものの楽曲を作っている限りは、あちらさんのボーカル(特にミシェル・ブランチやアヴリル)の方に明らかに分があるので、さらには高音域での歌唱が単調さがあるので必然的にこちらの評価が下がる。ジェロが如何に上手くても、演歌を歌うことに関し森進一や北島三郎に勝てないのと同じようなもの。同じ土俵で勝負している限りは歴史や文化資本の差もあり、歴史的天才でもなければ本家の有力アーティストに勝てようはずもない。それは当然、歌唱をも含めた楽曲の完成度の低下にも関わってくる。

洋ロック・ポップスからの影響を受けた曲をやることそのものは悪くない。だが、明らかに海外のそれらアーティストと違った魅力・技量をYUKAが有しているのだから、その魅力を最大限にいかした独自性のある曲をもっともっと聴きたかった。moumoonに欠けているのはこの1点に尽きる。しかし、この1点は現時点では致命的だ。

今後の精進で大化けしてくれることに期待したい。それが出来ないと、彼らに対しそこそこの評価はすれど高評価をすることはないだろう。










・アーティスト評価
歌唱力8 ()
作曲7 ()
編曲9 ()
独創性7 ()
安定性7 ()
7 ()
総合7 ()
熱中度6 ()

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2008/12/06 17:48|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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