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2008年音楽総評~総評の総評~女性ボーカルグループ・バンドの復調傾向と格差

今回は前回の総評~今年の音楽総評各賞~の結果の解説らしきものと、今年1年のシーンに対して感じた個人的感想・見解などをざっくばらんと書いていきたいと思います。





今年の女性音楽シーンの結果についてまずは振り返ってみよう。

もう今のご時世、パッケージ商品であるCDだけで業界の趨勢を振り返るのは不適なのかもしれないが、他にやりようがないので、例年と同じく、シングル・アルバムの上位30から女性音楽シーンを簡単に考察する。(「日経エンタテイメント」2008年1月号、同2009年1月号参照)

2007年のベスト30に関しては、シングルに2アーティスト・3タイトル、アルバムは11アーティスト13タイトル(内ベストアルバム4)。一方、今年に関しては、シングルは2アーティスト・3タイトル(但し、絢香とコブクロの作品は抜き、大橋のぞみはカウントした。)、アルバムは12アーティスト13タイトル(内ベストアルバム5タイトル)と、ほぼ横ばいの状態。

シングルに関しては以前圧倒的な「男高女低」であるが、アルバムに関してはほぼ「男女拮抗」の状態であると言っても良いのではないだろうか。その上で今年、その特徴としてあらわれたのは、「女性のグループ」「女性ボーカルグループ・バンド」が以前よりも目立っていたことだ。

上位にこそさして食い込めなかったものの、アルバムベスト50で見たとき、昨年はmihimaruGTのベストアルバムしか入っていなかったのに対し(ZARDも入っているが、坂井泉水の死去という特殊事情があるので除外)、今年は、Perfume・いきものがかり・ドリカムのオリジナルアルバムにBENNIE Kのベストと4作品が入っている。
(Superflyはちょっと微妙だが、昨年11月から越智のソロプロジェクトとなっているので除外。ZARDは上記と同じ理由且つ当然現役アーティストではないので除外)

オリジナル作品が3作入っていた意味は小さくないように思う。


もちろん、こうした「上位◎◎位にランクインした作品の数」だけでこのことは判断できない。たまたま、今年リリースが固まっただけという側面もあるからだ。

但し、シーンに対する印象というものは、チャートや売り上げだけ語れるものではないと思う。何となくの印象も重要ではないだろうか。

あくまで個人的な勝手な印象の域を出ないが、今年は既存の上記のグループアーティストだけでなく、特に新人に関し、SCANDAL、ステレオポニー、Girl Next Door、moumoon、TYHMEの登場と、ソロアーティスト圧倒的上位のここ数年とは明らかに違う様相を見せていたと感じる。中ノ森BANDの解散やハイカラのボーカル脱退など、依然不安要素がなくにはないが、ここ数年の流れを考えるとマシと考えるべきである。

しかし、「マシ」とは言え、「個人的にどうなのか」と問われたとき、そこにはどちらかと言うと「不満」が圧倒的に多い。

それが何でなのかと言うと、率直にってメジャーのグループアーティストのレベルが低いからに他ならない。特にバンド系、ロック系、ハード系・へヴィー系音楽のアーティストのそれが・・・。

メジャーならではの痛快さやキャッチーさ等エンターテイメント的魅力を高いレベルで見せているSCANDALを除いては、特に独自に楽曲を製作し作品性・思想性を感じさせるメジャーのグループ、バンドには正直「がっかり」との感想しかない。

個々の楽曲の出来、アルバムの出来、パフォーマンス、独自性等々、音楽を構成するあらゆる点に関し、ここ数年自分なりに探し、見つけてきたインディーズバンドらに遠く及んでいない。実質ツートップがいきものがかりにチャットモンチーとは・・・。試聴音源やシングルの良さで結構期待していたTYHMEやもmoumoonも、そのアルバムの出来は満足には程遠い。このレベル以上のアーティストはインディーズシーンにごろごろいる。自分としては、メジャーの側からインディーズシーンにプレッシャーをかけるような革新性・前衛性・攻撃性・思想性を有したアーティストを切に望み続けているが、ブリグリやガネ、DAIの登場以来、この望みをかなえてくれるメジャーグループアーティストは未だ出てはいない。

唯一奮闘したのはSuperflyであるが、彼らはレトロな音楽の高度な現代的再現であり、そこに圧倒的な革新性や斬新さがないのが実情だ。欲しいのはレトロさではなく、新時代と称すにふさわしい新しいロック・ポップスなのである。

インディーズシーンに居る、school food punishmentやthe brown、HEAD PHONES PRESIDENTのようなアーティストと比べると、今のメジャーアーティストの何と物足りなく、つまらないことか・・・。ソロアーティストに関しては、圧倒的にメジャーアーティスト優位であるが、グループアーティスト、ことバンドに関してはインディーズとメジャーとの間に埋めがたい決定的な差が生じており、完全に「逆転現象」を起こしていると考える。

女性ボーカルメジャーシーンにおいて「ロック・ハードロック・へヴィーミュージックシーンは死んだ」とすら思えてくるのである。今の状況では、実力・魅力あふれるインディーズアーティストがメジャーに引き上げられ題材的に売り出されない限り、シーンの状況はなんら変わらないのではないだろうか。それほどまでに、今のインディーズとメジャーとの間には大きな隔たりが存在しているように思う。RAMPANTやsfpなどは、即メジャーでも通用する内容・作風であると思うのだが・・・。

先日、タワレコ限定ではあるが発売されたsfpのニューアルバムに一抹の望みを託して・・・。


順番が逆になって今回がシーン全体に関する感想らしき内容になりましたが、次回は個人的に選出した各賞結果に対する感想・解説を書いていきます。



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2008/12/12 21:46|音楽総評トラックバック:0コメント:0

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