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再びスタア女優論を語る~その1:四天王及び+α分析

女性音楽シーンと若手女優シーン。この両者はまったく違うものであるが、共に同じ問題を抱えているように思えてならない。共に実力・魅力ある若手でひしめいてはいるものの、シーンを形成し、引っ張っていくにたる、いわゆる万人に受け入れられる王道普遍の存在感・魅力を有す「スタア」が存在しないことである。。音楽シーンにおいてはポスト宇多田・浜崎に比するアーティストの不在。そして、女優シーンにおいては、かつての吉永小百合や夏目雅子、もっと時を遡れば原節子のような「スタア女優」「キネマ女優」が存在しないことに他ならない。


価値観が多様化し、様々なツールの登場もあり、もはや映画や音楽が国民的な娯楽と成りえない今の状況において、「スタア」を求めること自体が間違いなのかもしれない。

しかし、こと映画に関しては、あまりに殺伐とし暗い社会だからこそ、先鋭的な作品やダークな作品よりもほのぼのとした作品・楽しい作品、または、そういう作品でなくとも人の優しさや家族の温かみ、友情・愛情等を感じさせてくれる作品、そして、それら作品にふさわしい魅力を有す女優が確実に求められ始めてるのではあるまいか。

「天然コケッコー」のヒット、新垣結衣や夏帆、北乃きいのブレイク。共にダークで神秘的な役で地位を築いてきたWあおいの一般ドラマへの出演。「斉藤さん」や「ヤスコとケンジ」のような少女マンガの実写ドラマ化といった事柄はそういった傾向を示す一例であると考える。

こういう時代だからこそ、一時しのぎの逃避なのかもしれないけれど、せめて映画を観ている時だけは厳しい現実を忘れさせてくれたり、理想を感じたりしたいのだ。一般の人間の思想はそんなものじゃないかと。癒しや慰めを求める風潮は何もエンタメに限らず、様々な分野に及んでいることからも明らかであろう。スタア女優を求める土壌は確実に形成されているように思えてならない。

さて、小林信彦の著書を土台にしつつ自分なりに考えたスタア女優の条件について説明する。以前書いたものの再掲載であるが・・・。(自分で言うのも何だが、良く出来ていると思う。)


・圧倒的なビジュアル。しかも単に美しいだけでなく品や風格、凄みを有し、何よりスクリーンにおいて映えなければならない
・テレビドラマもさることながら映画での印象が強い
・水準以上の演技技術とセンス(あればあるほどよい)
・どの作品のどんな役を演じてもまず本人のビジュアルが際立つ
・大衆に広く知られ支持されている
・主活動がメジャー作品(思想性・芸術性が強い小シネ作品ではだめ)
・家族モノ作品やヒューマンドラマ、時代モノに強い
・同業者や業界関係者からの評価が高く寵愛されている
・業界や時代を代表する優れた作品に安定出演している



残念ながら上記項目に照らしわせた時、現時点で明確に「スタア女優」と言い切れる存在はいない。しかし、既に若手女優ブームが始まってから4年の月日が経ち、銀幕で活躍する新たな人材の登場もあり、シーンの状況も刻々と変化を遂げていった。以前「スタア女優」について語ったのは昨年の10月ではあるが、キリの良いここでもう一度スタア女優について考えてみたい。

まずは、今年のシーンにおいて際立った活躍を見せた四天王~宮崎あおい・蒼井優・堀北真希・上野樹里+αである綾瀬はるかと長澤まさみに対する分析とスタア女優論的観点を軸にして寸評を行います。

評価項目・採点結果は以下の通り



















選出項目/役者名宮崎蒼井堀北上野綾瀬長澤
演技力108.58.57.5
役の柔軟性・質の高さ10
ルックス8.5
スタイル7.57.510
色気7.57.5
スクリーンでの存在感109.5
出演映画の質・安定感7.5
出演TVドラマの質・安定感108.57.57.5
全項目の合計点(80点満点)7367.567.561.56765


・宮崎あおい

総論のところでも書くが、今U-23女優の中で最もスタア女優に近い存在であると思う。
かつては、単館系のマニアックな映画、作品性・思想性の強い映画中心に出演し、そこにおいて神秘性や暗さを有す役を魅力的に演じ、高く評価されていた彼女。しかし、「NANA」出演以降、朝ドラ「純情きらり」に大河ドラマ「篤姫」、「陰日向に咲く」などなど話題作や一般的に知られている作品に出演し、飛躍的にその知名度と人気とを増していった彼女は、既に「国民的女優」になったと言っても良いのではないだろうか。

宮崎の特異なことは、上記にあるように、マイナーでアーティスティックな領域からメジャーの領域に進出し、さらにメジャーに進出後も「サッドヴァケイション」「闇の子供たち」と往年の出演作の要素を感じさせる作品に出演し成功を収めていることにある。特に大河ドラマの成功やそこにおける演技、存在感は、優秀な人材でひしめくU-23女優の中においてまぎれもなくトップである彼女をさらに飛躍させた。

原田知世、永作博美、中谷美紀、井川遥などなど、元アイドル出身の女優やTVドラマを活動領域としていた女優が経験を積んで先鋭的な作品・マニアックな作品へと活動領域を広げていった事例は枚挙にいとまがない。しかし、宮崎のようにその全く逆の事例を見せたのは、非常に稀ではないだろうか・・・。彼女が進むところに日本女優史の新しい道があるのかもしれない。


・蒼井優

今年も「百万円と苦虫女」で依然若手女優シーンを支えるトップ女優としての存在感・技量を見せつけはしたが、今年はもう一人の「あおい」こと宮崎あおいとの間に差がついた1年であったように思う。

その差は、「変身」「人のセックスは笑うな」等時折失敗をやらかすことと、依然主演ドラマ作品において成功がないことである。

今回の採点結果では高評価にはなったが、スタア女優論的観点や現時点での実績から考えたとき、彼女の演技スタイルや存在感はスタア女優向きではないように思う。やはり彼女は職人的映画女優なのだろう。


・堀北真希

あの小林信彦がスタア女優と認めている数少ない女優堀北真希。今年最も成長した女優の一人である。映画・ドラマ共に非常に安定した活動ぶりであった。中でも「篤姫」において和宮役として宮崎あおいと共演したことは、彼女の女優人生を考える上でもかけがえのない経験だったと言い切れる。

出演当初こそは、圧倒的な宮崎の存在感と技量を前に圧されていたが、いつの間にか宮崎に負けず劣らずの演技を見せつけるまでになったのは、完全に予想外であった。強者が強者を育て上げる・・・。強者同士の切磋琢磨による比類なき成長・・・。「篤姫」におけるこの両者の演技は今年の映画・ドラマを問わず群を抜いていた。

今回意図的に点数調整をしたわけではもちろんないが、くしくも蒼井優と点数が同じになった。個人的な認識においても彼女がWあおいの領域に辿りついたと認めることが出来た1年であったように思う。

はからずもそれは、ここ数年少しずつ開花していったスタア女優としての資質を一気に開花させることにもなった。「篤姫」で共演したこの二人は、現時点において数少ないスタア女優に最も近い女優である。


・上野樹里

「ラスト・フレンズ」で女優としての評価を上げた彼女であるが、今回の採点においては断トツの最下位と相成った。彼女の実力を高く評価してはいるが、このような結果としたのには、当然のことながら「スタア女優論」的観点において彼女を評価できないからである。彼女はスタア女優にはなれない。

まずはルックス。悪くはないがスタア的華やかさや美貌とは程遠い。そしてこのこと以上に低評価の理由となったのは、彼女が時代モノ作品(時代劇や大戦モノ)において結果を出せていないことにある。今回評価した6者の中でこれは上野だけである。

彼女は蒼井以上に「職人的映画女優」なのだと思う。


・綾瀬はるか

話題映画への出演やそこでの演技力・外見的魅力では、ある意味宮崎・堀北に比するものを見せたとすら言えよう。全くタイプの違う4作において彼女も全く違う魅力を余すことなく見せつけていた。「ハッピー・フライト」以外、駄作とまでは言わないが「珍作」としか言いようのない作品であるのが唯一の欠点であるが、その爛漫な魅力は何者にも代えがたい。後は、より質の高い作品にさえ出演出来れば、ルックス・魅力は十分なので彼女もスタア女優になれる可能性は高い。


・長澤まさみ

小林信彦もスタア女優と認めており、個人的にも唯一スタア女優と「認めていた」長澤まさみ。しかし、ここ数年の伸び悩みやルックスレベルの低下もあり、残念ながらスタア女優とは言えなくなってしまったが、それでも今回の採点結果が示すように彼女がスタア的資質を有していることには変わりない。ルックスに関しては、日々の精進で改善してくれることと思うので(最近は良くなっていると思う)、後は良作に出演し良役を演じてくればと思うのであるが・・・。彼女が再び「スタア女優」として君臨できるかどうかは、ここ1年の活躍にかかっていると言えるのではあるまいか。逆に言うと、ここいらで何とかしないと、彼女の女優人生はかなり厳しいものとなるだろう。

彼女が重要役を演じる来年の大河「天地人」はこのことを判断する何よりの材料であろう。しかし、この作品、まだ放送が始まってはいないが既に不安材料でいっぱいである。

まず、とにもかくにも21世紀最初の10年で一番の傑作であろう「篤姫」の次の作品になってしまったこと。当然ながらあの宮崎あおいや堀北との比較が避けられないこと。そして、小早川の上地や城田の真田、何より主役の直江を妻夫木が演じる等、ミスキャスト感や安っぽさでいっぱいであること。

戦国武将好きなら誰しも知っているが一般的にはそれほど知られているとは言えない直江兼続を題材にしていることも、そもそもの問題である。一般視聴者を引き付ける何かを出すことが出来るかが、作品を考える上で重要であるが、下手をすると今作の出来で長澤への評価が下がりかねないだけに不安だ。現時点でこのドラマに期待できそうなものは何もない。

また、長澤にとって彼女と同レベルのルックス・スタイルを有す同世代女優、比嘉愛未の存在も脅威となろう。

個人的には彼女の熱心なファンであるし、彼女にはやはり資質があると思うので、とにかく頑張っていただきたい。

次回は、ネクストジェネレーション(1988年生まれ以降)の女優をスタア女優論的観点で寸評していきたい。
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2008/12/15 23:19|女優・若手女優評論トラックバック:0コメント:12

コメント
お久し振りです。
以前映画「陰日向に咲く」でコメントさせて頂いたユキという者です。その際は丁寧で考えさせられるお返事ありがとうございました。

今回のバツ丸さんの選出された「スタア女優」6人のなかでスタアの風格があるのは個人的には宮崎あおいさん綾瀬はるかさんかなと思います。

宮崎さんは篤姫の演技も素晴らしいとしか言いようが無く同作品を彼女を知らず見ていた祖母も「最初みたときは何でこの地味な娘が?と思ったけどすごいねえ、魅力的だわ」と唸らされていました。祖母のような芸能にうとい年配層まで引き込んでしまうところが流石ですね。私自身一時期電車のなかで流れていた洗顔料のCMで
彼女の姿が流れると思わず毎回くぎづけになってしまいましたし。実力と共に問答無用の惹きつける魅力を持っているのですよね、彼女は。


蒼井さんは「職人的女優」の風格とそれに十分伴う確かで安定した演技力、不思議な儚さを持ちながら一方で安定感のある存在感も同性からも支持のある理由かなと思います。
ルックスが美人過ぎないところも同性人気に繋がっているのかもしれません。

堀北さんはやっと篤姫で良作良役に恵まれたなと思います。大河時代劇が似合うルックスですしそういう意味でもやっと魅力を十分に発揮できる機会を得られたかと。
安定した演技力に清潔感良家のお嬢さん風の雰囲気や佇まいは男女共に受けが良いでしょうね。年齢の割りにしっかりとして落ち着いている感があるのも好印象です。
すっとした綺麗な顔立ちも他にいない感じですし。

上野さんはバツ丸さんのご意見と全く同じでルックスがスタア的ではないと思います。「普通っぽい」雰囲気が彼女の売りなのでそれでいいと思いますがスタアかというと全然違いますね。

綾瀬さんは個人的にイチオシの女優さんです。数年前の作品ですがドラマセカチューなどは演技魅力共に神がかっていました。「サイボーグ」の映画評でバツ丸さんが書かれたいたようにキメ細かな白美肌や透明感は同性からも支持を得る格好の資質で彼女への賛美は女性からもよく聞きます。演技も不思議な役への入り方はまり方をするある種の天才タイプかなと思います。輝きのある存在感は6人のなかでスタア性が一番あるように感じます

長澤さんは個人的に「残念だなあ」という印象です。ドラマ「ドラゴン桜」の辺りまでは清純さと落ち着きと色香容貌等素晴らしく成長を楽しみにしていたのですが、スタイルの維持や演技力向上などもっときちんとしてほしかったです。男性受けが良くウチの弟なども惚れこんでいたのですが、スタアとして必須の同性からの支持を得るには今のスタイルや肌状態では難しいかと思います。本当に来年起死回生を果たせるかですね。

また長々と書いてしまいスミマセン;バツ丸さんの文章があまりに上手で的確鋭いのでついつい触発されてしまいました;
バツ丸さんが主に扱われる女性アーティストや女優評は私のとても感心のあるカテゴリーなのでこんなに素晴らしいレビューブログさんの存在は本当に頼もしく、常々興味深く読ませて頂いています。
ユキ #rzIHzpsg|2008/12/19(金) 03:37 [ 編集 ]

長文失礼します++;
以前、一度コメントしてそれ以来になってしまいましたが、いつも楽しく拝読しています。

「スタア女優」というと、真っ先に思い浮かぶのは、オードリー・ヘップバーンです。はじめて『ローマの休日』を見た時、なんて綺麗でかわいらしい人なんだろうと衝撃を受けたのを覚えています。何度見ても綺麗・・・街でオードリーのポスターがあると目がとまります。

そういうオードリー・ヘップバーンに近い雰囲気があるのは、この中では綾瀬はるかさんかなという気がします。以前の長澤まさみさんもですが・・・。

ただ、女優としての実力、知名度、実績では、宮崎あおいさんが、群を抜いていますよね。もともとすごいなぁと思っていたのですが、『篤姫』は圧巻でした。『純情きらり』『篤姫』で、特に映画をあまり見ない層や年配層への知名度、支持を広げたのは、彼女を「スタア女優」に大きく近づけた感じですね。若手の中ではNo.1という評価を広く受けているという印象があります。個人的には、若手というだけでなく、すべての女優の中でもかなりのせんいってると思いますが 
堀北真希さんも大好きです。「篤姫」の和宮も良かったですし。

蒼井優さん、上野樹里さんはおっしゃるように、「スタア女優」タイプではないですね

宮崎あおい、堀北真希、綾瀬はるかについては、特に宮崎あおいさんは、あとは映画で歴史的な名作に出演できれば「スタア女優」といえると思います。それほどの映画に出会えるかは、本人の資質だけでなく、運とかいろんなものに左右されるのでどうだろう・・・という感じですが

もな #-|2008/12/21(日) 00:56 [ 編集 ]

ありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ示唆に富んだコメントでいい刺激になりましたです。


> 今回のバツ丸さんの選出された「スタア女優」6人のなかでスタアの風格があるのは個人的には宮崎あおいさん綾瀬はるかさんかなと思います。

綾瀬さんもここ1年でスタア女優としての資質をつけたと思います。風格も出てきましたよね。あおい様はもうケチのつけようもないでしょう。当初きゃぴきゃぴ演技が批判されましたけど、あれも後々から振り返ると実に計算された演技でありました。「篤姫」で一気に国民的女優に成長したと言ってもいいでしょう。あの洗顔料のCMは反則です。空間を支配してますよね。あの一人演技とモノローグであれだけ惹きつけるのは流石としか言いようがないです。

蒼井さんは、日常的な設定で非日常なものを出すことに長けていると思います。演技力や風格、存在感は素晴らしいのですがTVドラマでの成功作がないのが、スタア女優観点で考えた時、あおい様に大きく差をつけられている点だと思います。


堀北さんは、元々素質十分、魅力十分ですけど、今までそれを引き出すことのできる作品と共演者に恵まれなかったのがネックでした。今回、あおい様をはじめ、格・実力ともに上の女優との共演が一気に彼女の資質を開花させましたね。和宮役としての演技は予想以上に良く、大河を大いに盛り上げたと思います。


上野さんは、コメディーにシフトしすぎかなという点でもスタア的ではないですが、まあ、それが彼女の魅力でありますし、実力は間違いなくある人なのでこれでいいと思います。個人的にはちと苦手ですが・・・。

綾瀬さんは自分も最近天才なんじゃないかと思い始めています。今年出演した4作すべて全く役も作風も設定も違ってましたけど、すべて絶妙にハマっていましたよね。ルックスもスタイルも申し分なしです。有力監督からも好かれていますし、既に時代を築いているといってもいいかもしれません。私個人としては今でも大好きなのですが、老若男女からの支持はスタアを考える上で不可欠ですから。

長澤さんは・・・。ご指摘の通りですね。売れている時にもう少ししっかりとした演技力を問う作品に出演していただきたかった。東宝の戦略ミスですね。来年は大河が控えていますけど、ちょっとどころかかなり厳しそう。彼女だけの実力・魅力ではあおい様「篤姫」の牙城は崩せないですが、彼女以外のキャスティングがそもそもダメダメなんで。


> また長々と書いてしまいスミマセン;バツ丸さんの文章があまりに上手で的確鋭いのでついつい触発されてしまいました;
> バツ丸さんが主に扱われる女性アーティストや女優評は私のとても感心のあるカテゴリーなのでこんなに素晴らしいレビューブログさんの存在は本当に頼もしく、常々興味深く読ませて頂いています。

>これは誉めすぎです!! 文章は下手で内容もグタグタとしか自分では思っていません。まあ、気合だけで書いているのですが・・・。

論と言うには稚拙ですが、着目点などは、特に若手女優論に関しては先を行っているとちょっと思ったりもしています。今月の日経エンターテイメントや「シネマガールズ 第三号」の女優論で、「このブログ参考にしたんじゃないの?」的文面がちらほら見受けられたので。

20代後半女優との勝負が!!的内容はだいぶ前に自分が書きましたし、格差社会と若手女優ブームを絡ませた内容もかなり前に書いてますし・・・。

まだ、若手女優が淘汰の時代に入っている、は誰も書いてないですね。スタア女優論を展開している人も見受けられませんし。

ただ、この両雑誌の女優論、特に上戸さんや宮崎さん、多部さんらを「都会的でクール」ととらえている論調には疑問がありましたが・・・。


これからも宜しくお願いします。
バツ丸 #-|2008/12/21(日) 01:50 [ 編集 ]

はじめまして
バツ丸さん、はじめまして。カジと申します。
いつも着眼点が興味深く、楽しく拝見させて頂いています。

スタア女優の条件はなるほど~と感心してしまいます。9つの条件が満たしていればスタア女優
と言えると自分も思います。
スタア女優に一番近いのは皆さんもおっしゃってますが自分も宮崎あおいさんと綾瀬はるかさん
のお二人だと思います。華があり品もある美しさをもっている女優ですね。中でも宮崎さんは
映画・ドラマでの存在感・演技の質では頭一つ抜けています。ただ、民放ドラマやTV局制作の
メジャー系映画では綾瀬さんが今一番画面栄えすると思っています。

採点に関してですが、人によって好みがあるので客観的な採点は難しいのですが好みを考えても
凄く良く出来ている採点表だな~と思いました。キチンと彼女たちを観ているバツ丸さんならで
はだと思います。ただ、TVドラマ、映画の質・安定感の項目は宮崎さんが少し高すぎで、
映画の質では蒼井さんが少し低く、TVドラマの質では上野さんが少し低い気がします。
蒼井さんと上野さんの映画、ドラマでのそれぞれの実績は宮崎さんより高いと思っています。
ただ二人とも「スタア女優」という分野には居ないと思いますし、バツ丸さんの言う職人的女優
なんだと思います。
いきなりの書き込みで失礼しました。
カジ #DexK2noU|2008/12/22(月) 01:42 [ 編集 ]

Re: 長文失礼します++;
>もなさんへ

お久しぶりです。読んでくださってありがとうございます。自分も「スタア女優」というと、まずオードリーを思い出しますね。後はイングリット・バーグマン。日本人ですと、原節子さんに吉永小百合さん、夏目雅子さんですか。

「ローマの休日」の時の彼女は奇跡としか言いようがない程に綺麗ですよね。綾瀬さんはその独特でキュートな雰囲気がスタア的と言えると思います。

TV、映画での活躍共にここ数年ではあおい様が群を抜いていますね。全世代の女優と比較しても彼女以上の人はほとんどいないですね。
その彼女と見事に対峙出来た堀北さんも非常に良かったと思います。彼女もスタア女優としての資質を有していると思います。

あおい様はすでに「ただ、君を愛してる」が歴史的作品だと思いますが、篤姫級の作品を映画で欲しいところであります。

堀北さんはあとピンで主役の作品でいいものがほしい。綾瀬さんは「まとも」な作品ですか。
バツ丸 #-|2008/12/22(月) 23:58 [ 編集 ]

Re: はじめまして
>カジ様へ

はじめまして。書き込みありがとうございます。お返事が遅れてしまったのは、この書き込みに対するレスがかなり長くなるため、時間がまとまってとれたときに書きたいと思っていたからであります。


>
> スタア女優の条件はなるほど~と感心してしまいます。9つの条件が満たしていればスタア女優 と言えると自分も思います。

まあ全部でなくてもいいのですけどね。数多く満たしている程スタア女優適性が高いとは言えるでしょう。


>メジャー系映画では綾瀬さんが今一番画面栄えすると思っています。

そうだと思います。スクリーン映えするルックス・スタイルは今一番でしょう。

>
> 採点に関してですが、人によって好みがあるので客観的な採点は難しいのですが好みを考えても
> 凄く良く出来ている採点表だな~と思いました。キチンと彼女たちを観ているバツ丸さんならで
> はだと思います。ただ、TVドラマ、映画の質・安定感の項目は宮崎さんが少し高すぎで、
> 映画の質では蒼井さんが少し低く、TVドラマの質では上野さんが少し低い気がします。
蒼井さんと上野さんの映画、ドラマでのそれぞれの実績は宮崎さんより高いと思っています。


これに対してはちょっとどころかかなり異論があります(笑 すいませんが。

蒼井さんと比較しての映画評価ですが、あおいさんが主演1作に準主役的作品2本で、さらにかなり出来の良い「闇の子供たち」と、大河と並行しながらを抜きにしても文句なしの活動だったと思います。また、「NANA」でブレイク以降「初恋」「初雪の恋」「サッド・ヴァケイション」「海でのはなし」「ただ、君を愛してる」

などなど、マイナーメジャー作品・主役脇役関係なくほぼ駄作なしで安定した魅力・実力を披露しているのに対し、蒼井さんは、「フラガール」で準主役を演じて以降「百万円と苦虫女」以外主演がなく、あまり存在意味のない脇役での出演が多く、さらには「人のセックスを笑うな」や「変身」に代表される「映画の内容・演技」ともに質の低い作品がある等、あおいさんとはかなり差があると思います。私個人としては映画の実績に関し、ここ数年においては圧倒的にあおいさんの方が上だと思います。

また、TVドラマに関する上野さんとの比較にも疑問があります。ちょっと文面がキツくなるのを先にお詫びして以下その理由を書いていきます。

上野さんのTV実績とはどこにあるのでしょうか?

「ラスト・フレンズ」は文句なしですが(最終話の展開はどうかと思いましたが)、「のだめ」での演技には個人的に良さを感じません。ただし、仮に「のだめ」を評価するとしても、この2作以外の作品では主役なしで作品のレベルのかなり低いと思います。逆に言うと、この2作以外作品の質が低すぎてドラマの実績はなきに等しいと思っています。「エンジン」とか「冗談じゃない」とか「ロス:タイム:ライフ」なんてキャリアに実績に計上する程の作品ではないでしょう。重要役でもなかったですし。

一方、あおいさんは「篤姫」と「純情きらり」を柱に、知名度こそ少し低いですが「ちょっと待って、神様」「ケータイ刑事銭形愛」、シナリオ登龍門大賞2001を受賞し、蒼井さんと小西真奈美さん、小栗旬さんと共演した「青と白で水色」等、質が高くすべて主演か重要役の作品が結構あります。「理由」もそうですね。

「ラスト・フレンズ」「のだめ」<「篤姫」「純情きらり」だと個人的には思いますが、仮にこれをイーブンとしても、それ以外の作品に関し、知名度があっても駄作だったり大した役を演じていなかったりする上野さんと、若干知名度は落ちても確かな作品で重要役を演じているあおいさん・・・。

上野さんの方が実績が上との意見には納得がいかないです。視聴率を基準にしても、大河・朝ドラのあおいさんの方が上でしょう。ファン心理もあるでしょうがやっぱり映画に関してもドラマに関してもここ数年のおあいさんに勝てる存在は皆無だと思います。匹敵出来るのは堀北さん。実力・魅力で匹敵出来るのは堀北さんと綾瀬さんぐらいかと。

と、初の書き込みに対する返事としてはかなり失礼な内容になってしまいましたが、貴重なご意見には大変感謝しております。これからも宜しくお願いします。



バツ丸 #-|2008/12/26(金) 23:48 [ 編集 ]

興味深い
宮崎あおいはあの木村大作が
吉永小百合・岩下志麻以来にドキドキした女優らしいですから、
これからが何とも楽しみな逸材です。

蒼井優が職人タイプというのには同感です。
人のセックスを笑うなでは、彼女だけが救いでした。
かかし #-|2008/12/27(土) 00:12 [ 編集 ]

ありがとうございます
バツ丸さん、返信ありがとうございました。
自分がなぜ映画・ドラマで蒼井さん、上野さんが上と書いているかの理由を書かせていただきます

映画に関しての宮崎さんと蒼井さんの比較ですが、出演作の評価に関しては映画ファンの評価を
基準にしています。自分はヨコハマ映画祭のランキングが選考バランスが取れていて参考に
なると思っています。過去ランキングに入っている作品は宮崎さんの出演作は「ユリイカ」「害虫」
「NANA」「闇の子供たち」の4作品、蒼井さんは「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」
「害虫」「フラガール」「クワイエットルームへようこそ」「百万円と苦虫女」の6作品が
入っています。
宮崎さんは主演・ヒロインが殆どなのに比べて、蒼井さんは5、6番手の作品もありますが
「クワイエット~」ではブルーリボン賞助演女優賞にノミネートされていて番手問わず評価が高く
印象に残りやすいです。そして外国での評価も映画には欠かせない評価要素の一つで宮崎さんも
評価は高いと思いますが、蒼井さんの特に韓国での作品の評価は「花とアリス」以降絶大です。

個人的には「ギミー・ヘブン」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」も質が低い作品という評価
なので、宮崎さんが質が高い作品に出続けているという印象はないです。
ただ、いかに良い作品に数多く出演しているかの方が比べ物にならないくらい大事だと思います。
正直、宮崎さんは"主演・ヒロイン"蒼井さんは"助演・ヒロイン"での活躍が多いので比較が難しい
のですが映画界での蒼井さんの評価はかなり高い位置にあると思います。

ドラマに関しての宮崎さんと上野さんの比較ですが、評価はTVドラマファンの評価を基準にして
います。大河ドラマや朝ドラなどは民放のプライムタイムの連ドラの視聴者層とは少し違うところ
があると思います。普段民放のTVドラマを観ない層が多く観ていてそれだけ大河ドラマや朝ドラ
は特別な存在のドラマで注目度が高くそこで実績を残した宮崎さんは凄いのですが、大河ドラマ等
での実績は普段頻繁にTVドラマを観る視聴者にはマスメディアで取り上げられるほど実績として
は残っていないと思います。

ドラマに関しても実績としての評価はいかに多くの良作に出演したかで、評価の低い作品に出演し
てるからといって大きなマイナス要素にならないと思います。
あと「青と白で水色」等に関しても個人的には評価が低いので「篤姫」「純情きらり」以外での
印象はあまりないです。

宮崎さんは「女優」として別格と思っている人は多いですし自分もそう思います。現時点で宮崎さん
を超える若手女優はいないと思います。ただ、単純に映画やドラマでの実績は宮崎さんの「女優」
としての格に追いついていないと思います。

長々と書いてしまい、少し自分も文面がキツイところがあり申し訳ありません。
カジ #DexK2noU|2008/12/30(火) 11:01 [ 編集 ]

Re: 興味深い
> 宮崎あおいはあの木村大作が
> 吉永小百合・岩下志麻以来にドキドキした女優らしいですから、

このことは全く知らなかったのですが、そうなのですか。

>
> 蒼井優が職人タイプというのには同感です。
> 人のセックスを笑うなでは、彼女だけが救いでした。


う~む、この点だけは全く違っていて個人的には蒼井さんの演技がダメダメで永作さんの演技と存在感に救われたように思っております。申し訳ない。
バツ丸 #-|2008/12/30(火) 19:07 [ 編集 ]

Re: ありがとうございます
>カジさんへ

お返事ありがとうございます。まあ、議論が熱くなってしまうのはいたしかたないですね(笑

文面拝見しましたが、なるほどと思うところとよく分からないところがあります。

それはともかく、個人的にああいう各種映画賞における選考は参考にする時もありますが、基本的に信用していません。蒼井さんが「フラガール」で、夏帆さんが「天然コケッコー」で新人賞を受賞するなど、基準が明確とは思えないところもありまして・・・。


> 個人的には「ギミー・ヘブン」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」も質が低い作品という評価
> なので、宮崎さんが質が高い作品に出続けているという印象はないです。

この2作に対しては同意見です。


> ただ、いかに良い作品に数多く出演しているかの方が比べ物にならないくらい大事だと思います。
> 正直、宮崎さんは"主演・ヒロイン"蒼井さんは"助演・ヒロイン"での活躍が多いので比較が難しい
> のですが映画界での蒼井さんの評価はかなり高い位置にあると思います。


個人的には役者評価に関しては映画の質はもちろん、脇役であった場合は作品における重要性、主役に対する影響等で私的に判断します。蒼井さんの場合、脇役で存在感を発揮しても、さして大勢を与えない役が(クワイエット~もそうですが)、多いように見受けられますので、演技はともかく女優としての評価は下がってしまいますね。

ですが、蒼井さんに関する説明は理解できました。


>
> ドラマに関しての宮崎さんと上野さんの比較ですが、評価はTVドラマファンの評価を基準にして

このTVドラマファンというのがよく分かりません。

>
> ドラマに関しても実績としての評価はいかに多くの良作に出演したかで、評価の低い作品に出演し てるからといって大きなマイナス要素にならないと思います。

いやいや、やっぱり評価の低い作品への出演はマイナスになるでしょう。榮倉奈々や「四姉妹探偵団」での夏帆が良い例でしょう。この2人はこれら作品でかなり女優としての評価を落としたと思いますよ。

それと、根本的な疑問になるのですが、結局「上野さんがどうなの」の説明がないように思うのですが・・・。上野さんに実績はあるのですか? 

こちらも長くなってしまいすいません。

う~む、やっぱり映画・ドラマ個々の面を含め、現時点では上野さん蒼井さんを含め、宮崎さんに勝てるものはいないとの結論に達せざるを得ないのですが・・・。
バツ丸 #-|2008/12/30(火) 19:21 [ 編集 ]

ちょっとね
あなたが、宮崎あおいさんの大ファンと言うことは分かりますが、可愛いからアイドルなんでしょう。印象はいいですよね。
だが、日本TVで高橋かおりさんも篤姫をやっていたけど、女優として全ての面で負けてます。はっきり言えば演技は下手です。まだ、その場面に引き込む力がないのです。もっと勉強して実力や魅力を磨かないと、数年後には芸能界からいなくなるでしょう。
追伸、映画賞は運や金そして権力でも取れるので、実力があるとは限らない。ご注意いを…。
弥生 #-|2009/03/11(水) 17:52 [ 編集 ]

Re: ちょっとね
>弥生さまへ

書き込みありがとうございます。ただ、書かれていることは良く分かりませんがね。

>可愛いからアイドルなんでしょう。印象はいいですよね。

彼女は人気ものですがアイドル的人気でそうなったのではなくあくまで幼少時からのストイックな女優活動がその土台となっていると思います。かわいさで人気を獲得したわけでは断じてありません。一面的で実態にそぐわないものの見方だと個人的に思いますが。


>だが、日本TVで高橋かおりさんも篤姫をやっていたけど、女優として全ての面で負けてます。はっきり言えば演技は下手です。まだ、その場面に引き込む力がないのです。

まあ、個々人がどう思うかは自由ですので。私は別に高橋さんにすべて負けているとは全く思いませんし演技も下手どころか非常に上手いと思っていますが。篤姫だけでなくその場面に引き込む魅力は十分すぎるほどにあると思います。高橋さんは良い女優ですし私も好きですが、絶大な評価に値する女優であるとは思いません。

ぱっとでのモデル閥女優ならいざ知らず、既に芸歴20年になり、ここ数年で人気も実力もつけ、業界での地位を着実に高めている彼女がこのままでいくと数年後に芸能界からいなくなるでしょうとは、随分説得力のないご意見としか思えませんが・・・。若手女優シーンが隆盛してからもう何年も経っていますが未だに彼女を超える女優は出てきていませんよ。


>追伸、映画賞は運や金そして権力でも取れるので、実力があるとは限らない。ご注意いを…。

そんなことはわざわざご指摘されなくても十分に理解していますよ。このブログにおいても映画や音楽に関する賞の問題に関して何度となく言及していますのでどうぞご心配なく。

バツ丸 #-|2009/03/11(水) 23:13 [ 編集 ]

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