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CDレビュー~こ、これもやばい・・・~すべての哀メロ好きに捧ぐ


●UNLIMITS 「夢幻シンドローム」
 評価:S(名盤紹介入り)

ジャンル:パンクメタル パンクコア メロディックメタル


amalogo111.jpg
(2008/06/18)

1.フランジア
2.孤独へのシグナル

3.サヨナラの跡
4.七色の記憶
5.カナシミノセカイ
6.追憶の未来
7.カーマイン
8.AM2:00
9.月アカリサイレース
10.僕の在り処
11.クローバー
12.七月の風

13.軌跡

視聴・動画試聴は→http://www.indiesmusic.com/ItemView.aspx?id=15673


<問題点・注意点>

1・同一系統の曲が多い


今年最後の更新となります。今年はsfpとPerfumeのアルバムで決まりかと思っていましたが、とんでもないところから凄い作品が出てきました。隠し玉でその1でございます。








2008年の個人的音楽シーンは、インディーズのschool food punishment、メジャーのPerfumeが圧倒的な良さと存在感とを発揮していたが・・・。

まさか、年の最後の日にこの両者の間に割り込むアーティストが出てくるとは・・・。だから面白い。

このUNLIMITSは2002年に結成され、メンバーチェンジを繰り返しつつも、自主製作盤のミニアルバムをリリースしながら各種イベントやライブに参加するなど精力的に活動を続けてきたUNLIMITS。今現在のメンバーは、

・Vo./Dr. 郡島陽子
・Vo./Gu. 清水葉子
・Gu./Cho. 大月義隆
・Ba./Cho. 石島直和


の4人。ギターも兼ねる清水をボーカルの軸としつつも、ドラマーでもある女性とのツインボーカル体制で且つベースとギターの男性もコーラスを兼ねるというちょっと変わったバンド編成である。

今作は彼らが自主製作で出してきた各シングルの曲を中心に編成された、彼らにとって初のフルアルバムとなる作品だ。


紡ぎだし旋律は純度100%且つ高濃度の「哀愁」。

GO!GO!7188と同じくらいシュール且つテクニカルで、school food punishmentと同じくらいリリカルで、チャットモンチー以上にキャッチーで・・・。そんな凄いバンドが存在しようとは・・・。

ガーネットクロウの1stアルバムやsfpの3rdアルバムのように理屈抜きで素晴らしい作品は、1曲目の冒頭数秒を聴いただけで「傑作」の予感を肌感覚で感じさせるものであるが、今作もまさにそうであると言える。1曲目「フランジア」のイントロが流れた瞬間、「これは・・・ヤバすぎる」と問答無用に感じとれた。


メロコア的突進力や今風のソリッドさに、往年のメロディックスピードメタルや初期のハロウィンやエレジーのようなジャーマンメタルに通ずる硬質さや力強さ・疾走感・テクニカルさとメロディアスさを有しながら、ゴッパチや椎名林檎、奥村愛子に通ずる昭和歌謡のエッセンスを多分に含んだメロディアスな歌メロに、リンドバーグの渡瀬マキをより上手くより伸びやかで力強くしたような声質・歌唱が、どこか懐かしくも人の孤独や人との関わり方の難しさ、別れの切なさを鋭く描き出したストーリー仕立ての詞を繊細かつ鮮やかに描き出し、極上としか言いようのない哀愁・泣きをこれでもかと発散する。

一つの「何か」を追求し表現するのも音楽の一つの有様であると思うが、このバンドはとにかく「哀愁」表現を極めたバンドと言い切っても良い。これほどまでの哀愁を発すバンドは今までに聴いたことがない。

ボーカルの表現の上手さや、哀愁ソングを歌うために生まれてきたのではと思える声質は当然、演奏陣の上手さや安定感、さらにはボーカルを盛り立てる他メンバーのコーラスワーク等、とにかくすべてが無駄なく完璧に哀愁を表現するために存在しているかのようだ。

演奏は結構複雑であるし、自己破滅的なメッセージを含む歌詞や歌唱が描き出すテーマは決してやさしいものではない。それでもキャッチーで哀愁漂うメロディーと歌謡曲的なボーカルの歌唱と全く無駄のない楽曲構成もあり、音楽そのものは非常に明快で聴きやすいものとなっている。


とにかく聴いていて切なくなってくる。歌唱力や表現力を駆使してことさらに泣きを煽っているわけではないのに、聴いていてさめざめと泣いてしまいたくなる。哀愁好きの日本人であるのなら聴いていて何かしら感じるものがあるのではないだろうか・・・。

バラード曲である5曲目や変則的な展開を見せる最終曲の存在など、ワンパターンにならないための工夫が随所に盛り込まれているが、そうは言っても哀愁に極めて特化しているが故に、全体的に似通った曲調になってしまっているのが、今作唯一の欠点でもある。が、1曲1曲の完成度が「キラーチューン」と言いたくなるぐらいに高く、その欠点を十分に補って余りあるものだろう。この確固たる魅力・実力を維持しつつ、もう少し曲種や歌唱のパターンを拡張させることが出来れば、歴史的存在になれる可能性はある。

哀愁表現が嫌いである人にとってはどうしようもない作品であるが、メロスピやメロコア好き、またはリンドバーグやゴッパチが好きな人であるのなら、絶対に聴いていただきたい作品。










・アーティスト評価
歌唱力9 ()
作曲9 ()
編曲9 ()
独創性9 ()
安定性10 ()
8 ()
総合9 ()
熱中度10 ()



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2008/12/31 23:35|アルバムレビュートラックバック:0コメント:0

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